元スレ鳴上「今日から菜々子を無視することにした」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
>堂島宅…
菜々子「あっ!おかえり、お兄ちゃん!」
鳴上「……」プイッ
菜々子「お兄ちゃん?」
鳴上「……」
菜々子「どうしたの?具合でも悪いの?」
鳴上「……」
菜々子「……?」
2 :
菜々子泣かせたら許さんぜよ
3 :
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
4 = 1 :
菜々子「あ、そうだ!今日お買い物に行ってきたんだよ!」
鳴上「……」
菜々子「冷蔵庫、パンパンになっちゃった!」
鳴上「……」
>菜々子を放置して自分の部屋へ行くことにした……
菜々子「……お兄ちゃん!」グイッ
鳴上「!?」
>菜々子が裾を引っ張っている……
5 :
この番長は許せん
6 = 1 :
菜々子「どうしちゃったの!?やっぱり具合が……」
鳴上「……」ブンッ!
>菜々子の手を振り払った。
菜々子「きゃっ!」
鳴上「……」
菜々子「お兄ちゃん……」
>菜々子は薄く涙を浮かべている……
>気にせず部屋へ戻ることにした。
7 = 1 :
>八十神高校……
陽介「くぁ~……もーすぐ中間テストだろ?やんなっちまうよなぁ」
千枝「うんうん、まだ事件も解決してないのにその上テストなんてありえないよ!」
雪子「でも、学生の本分は勉強だから」
陽介「天城は勉強できる子だからそう言えんの!俺らとはちがーうの!」
>そういえばもうすぐ中間テストか……
陽介「へっ、同情するフリしたって騙されないぜ悠!」
千枝「学年トップの常連さんはいーですねー!!」
8 = 1 :
陽介「なぁ、またみんなで勉強会しないか?どっかで集まってさ!」
千枝「はいはい賛成!いいと思いまーす!」
雪子「でも……またみんなでお喋りして終わりになるような……」
陽介「あん時はあん時!」
千枝「お願い雪子!親友を助けるためと思って!」
雪子「うーん……」
>また時間を無駄にして終わるのでは……
陽介「おーまえだって一緒にふざけてたろうが!」
9 = 1 :
千枝「ねぇねぇ、場所どうする?またジュネスに集合?」
陽介「んー……別にいいんだけどさ、なんかマンネリじゃね?」
雪子「でも、みんなで集まれるところなんてジュネスくらいしか……」
陽介「閃いた!」カッ!
>陽介がまた碌でもないことを閃いたようだ……
陽介「悠んチで勉強会しようぜ!結構広いし、心機一転ってことでさ!」
千枝「あっ!それ良い!ついでに菜々子ちゃんとも遊べるし?」
陽介「だな!ようし、そーと決まれば」
鳴上「絶対ダメだ」
3人「!?」
10 :
菜々子は天使
11 = 1 :
陽介「どっ、どうしたんだよ、急に?」
鳴上「勉強会をすることは良いと思う。だがウチでは絶対ダメだ」
雪子「都合でも悪いの?」
鳴上「悪い」
>確固たる「勇気」で断った……
雪子「うーん……そこまで言うなら」
千枝「しょうがない、ジュネスでいいか」
陽介「“しょうがない”って何!?“でいいか”ってどういうことなの!?」
>今度の日曜日にジュネスで勉強会を開くことになった……
12 = 1 :
>堂島宅……
菜々子「おかえりなさい!」
鳴上「……」チッ
>昨日あれだけ冷たくしたにも関わらず菜々子がつきまとってきた……
菜々子「あのね、今日学校でね……」
鳴上「……」
>菜々子の話を無視して部屋に戻った……
13 = 1 :
>日曜日。
鳴上「……」ゴソゴソ
>今日は皆と勉強会を開く予定になっている……
菜々子「出かけるの?」
鳴上「……」
菜々子「……留守番、できるから」
鳴上「……」
>ジュネスに集合の約束だ……急ごう。
菜々子「行ってらっしゃい、お兄ちゃん……」
14 :
おのれ菜々子がなにをした
15 :
いみがわからん
いみがわからん
16 :
なななななななななななな
17 = 1 :
>ジュネス、フードコート……
千枝「んー……全然わっかんないなぁ……」ポリポリ
雪子「そこはこの公式を使って」
陽介「なぁ、これってどっちが交感神経だっけ?」
鳴上「確かノートに……」
>皆は珍しく真面目に勉強をしている……
りせ「もーらい!」ヒョイッ
完二「あーっ!!!テメ、それ俺のおっとっと!しかも潜水艦だったぞ!?見たぞ!!」
直斗「あの……」
>そうでないのもいるようだ……
18 :
この番長は許せん!おのれれえええええ!
19 :
おねがいほんとにやめて
20 = 1 :
クマ「おーい!みんなぁー!何してんの?何してんのぉ?」
>クマが手を振りながら駆け寄ってきた……
陽介「勉強中!遊びじゃねーんだ、どっか行ってろ!」シッシッ
クマ「んもー、陽介のイケズクマ!」プンプン
陽介「わかったらさっさと行け!っつーかお前仕事中じゃねーのかよ!」
クマ「ふふーん、今はブレイクタイムだから問題ないクマ?」ツンツンッ
陽介「ちょっかい出してくんなって!」
クマ「クマはぁ、寂しいと死んじゃうんだクマ?」ツンツンッ
21 = 1 :
鳴上「クマ、その辺にしといてやれ」
クマ「なにさなにさ!センセイまでクマをノケモノにするクマか?」
千枝「ごめんクマくん、割とマジかも……」ガリガリガリガリ
雪子「ち、千枝が勉強に本気に……!?大変、傘持ってくればよかったかも……」
鳴上「また後で構ってやるから」
クマ「んもー……しょーがないクマねぇー……」
22 :
割とマジで止めてください
23 = 1 :
クマ「でもでもでもー?今日のクマには味方がいるのでしたぁー!」
陽介「味方ぁ?」
クマ「あんなハクジョーモノの陽介たちは置いといて、一緒に遊ぶクマ!ね、ナナチャン!」
菜々子「うん!」
鳴上「!!」
>クマの後ろから菜々子が顔を出した……!
陽介「な、菜々子ちゃん!?」
24 :
堂島さんに殺されるぞ・・・
25 = 1 :
千枝「あー!菜々子ちゃん!どうしたの!?」
クマ「散歩中に見かけたからクマが逆ナンしたクマよ!」
菜々子「クマさんね、いっぱい面白いお話してくれるんだよ!」
クマ「んふっふー……クマのトークにかかればナナチャンもイチコロクマね!」
陽介「お前な……パートのおばちゃんたちだけでは飽きたらず……」
完二「そんな謎スキルを持ってたんか……」
クマ「あ、完二は心配しなくていいクマ」
完二「どういう意味だコラァ!!」
26 :
よし俺が菜々子の相手をしよう
27 = 1 :
鳴上「……」
りせ「あれ?どうしたの先輩、顔色悪いよ?」
菜々子「お兄、ちゃん?」
鳴上「……すまない、先に帰る」ガタッ
りせ「えっ?」
>荷物を片付けて早々にジュネスを後にした……
直斗「先輩……何かあったのでしょうか」
陽介「さーな……腹でも痛かったんじゃねーの?」
菜々子「……」ギュッ...
28 = 1 :
>堂島宅……
TV『明日の天気は晴れ。気持ちのよい洗濯日和となるでしょう……』
菜々子「……ただいま、お兄ちゃん」
TV『では、続いて本日のニュ』ブツンッ
鳴上「……」スック
>部屋に戻ることにした……
菜々子「お兄ちゃん!!」
鳴上「……」
29 = 1 :
菜々子「待ってよ、お兄ちゃん!どうしたの!?最近のお兄ちゃん変だよ!」
鳴上「……」
菜々子「どこか痛いの?お熱があるの?それとも……」
菜々子「それとも、菜々子のこと、嫌いになっちゃったの……!?」ポロポロ
鳴上「……」プイッ
>明日からはまたテストだ……勉強しなくては。
菜々子「お兄ちゃん!!待ってよお兄ちゃん!!」
>菜々子のことは気にせず部屋に戻った。
30 :
菜々子が何をしたというのだ
31 :
ヤンデレルートですか
32 :
やめろ!マジでやめろ!
33 = 1 :
>八十神高校……
陽介「なぁ悠、昨日はなんで帰っちまったんだ?」
鳴上「大したことじゃない」
千枝「菜々子ちゃん寂しがってたよ?ダメじゃんお兄ちゃん!!」
鳴上「菜々子は関係ない!」カッ!
千枝「!!!」ビクッ!
陽介「……なんか、あったのか?」
鳴上「大したことじゃない。気にしないでくれ」
陽介「そ、そうかよ……」
34 :
このまま死んだら救われねーな
35 = 32 :
>>3で終わってるんだから止めろよ
誰が得するのこれ
36 = 1 :
陽介「……やっぱり何かあったな」ヒソヒソ
雪子「うん。前まであれだけ菜々子ちゃんにべったりだったのに」ヒソヒソ
千枝「ケンカしたとか?」ヒソヒソ
陽介「いや、ただのケンカであそこまでムキになるか?」ヒソヒソ
千枝「ですよねー」ヒソヒソ
鳴上「……」
>今日のテストの最終確認をしよう……
37 = 16 :
そうだおじさんが菜々ちゃんを救ってあげようブヒイ
38 = 1 :
>堂島宅……
>中間テストも難なく終わった。今日は久しぶりにゆっくりしよう……
菜々子「……お兄ちゃん?」コソッ
鳴上「……」
>部屋でテレビでも見ようか……
菜々子「お兄ちゃん!」
>菜々子が扉を塞いでいる……
鳴上「……」
39 = 1 :
菜々子「菜々子が何かしちゃったのならごめんなさい!」
菜々子「謝る、から……だから……菜々子のこと嫌いにならないで!」
鳴上「……」
菜々子「お兄ちゃん!」ポロポロ
鳴上「……」
>そういえば今日は病院の清掃のバイトがあった。遅刻してはマズい……
菜々子「お兄ちゃん!お兄、ちゃん……!!」
40 :
やめて
41 :
辞めろ
42 = 1 :
>朝、通学途中……
直斗「おはようございます、先輩」
鳴上「ああ、おはよう直斗」
直斗「先輩、その……この間の勉強会の件なのですが」
鳴上「途中で帰って悪かった。それで、どうかしたか?」
直斗「いえ……特に何かあったというわけではないのですが」
>直斗は何かを言い出せないようだ……
直斗「……僕で良ければいつでも相談に乗ります。では、また」
>直斗と別れ、自分の教室へ入った。
43 = 1 :
>堂島宅……
堂島「おお悠、おかえり」
鳴上「ただいま、おじさん」
菜々子「……」
堂島「今度、お前の学校で文化祭をやるんだってな。お前のクラスはどんなことをするんだ?」
鳴上「陽介の出した案で合コン喫茶をやることになりそうです」
堂島「合コン……?まぁ、文化祭だからといってあまりハメを外しすぎんようにな」
鳴上「はい、おじさん」
44 = 32 :
誰にも望まれない>>1
今すぐやめろ
45 :
やめてくれ…
46 :
おいなんだこれやめろ
47 = 1 :
堂島「俺もその日は丁度休みが取れそうでな。菜々子と一緒に顔を出そうと思ってる。なぁ、菜々子?」
菜々子「……うん」
堂島「どうした?楽しみにしてるんじゃなかったか?」
菜々子「楽しみ、だけど……」チラッ
鳴上「……」
菜々子「……あっ、しゅ、宿題しなきゃいけないんだった!ちょっとやってくるね!」タタタッ
堂島「んおっ?あ、ああ……しっかりな」
>菜々子は二階へ上がっていった……
鳴上「……」
48 = 10 :
番長・・・許せん・・・
49 :
ななこを苛めないで
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- P「巨乳のアイドルだけ贔屓することにした」 (191) - [48%] - 2012/1/28 6:00 ★
- 恒一「赤沢さんを無視したらどうなるか」 (377) - [48%] - 2012/2/23 9:15 ★★
- 魔王「勇者を四肢切断して愛でることにした」 (435) - [47%] - 2012/5/17 22:30 ★★★
- チノ「今日から私も高校生です、ココアさん」 (135) - [47%] - 2015/11/8 10:00 ○
- 小鷹「自分の見た目をいかすことにした」 (980) - [46%] - 2011/12/7 7:00 ★★★
- 霞「小蒔ちゃんを無視したらどうなるか」 (948) - [46%] - 2012/7/23 9:15 ★★
- 少女「今日から貴方が私の彼氏ですか?」 (263) - [44%] - 2011/11/17 3:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について