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    元スレ京子「結衣って別にとりえがないよな」

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    タグ : - ゆるゆり + - スマイルプリキュア + - 結京 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    京子「……好きな人にはいじわるしちゃう」

    京子「私の初恋の人が言ってた言葉なんだ」

    京子「その人が可愛いから、その人にかまって欲しいから」

    京子「だからいじわるしたり、ひどいこと言っちゃうんだって」

    結衣「……へえ、京子の初恋の人がそんなこと」

    京子「……」ギュッ

    結衣「……まだその初恋は続いてるのか?」

    京子「もちろん、片思いかもしれないけどね」

    結衣「そっか、叶うといいな初恋が」

    京子「……自分が言ったこと忘れるなよ」

    結衣「え、なにか言った?」

    京子「べっつにー」ギュッ

    結衣「ぐえっ、く、苦しいって京子……」

    52 = 27 :

    ニヤニヤニヤニヤ

    53 = 1 :

    結衣「どうする、このまま京子の家まで行く?」

    京子「……結衣と」

    結衣「うん?」

    京子「……もう少し結衣と一緒にいたい」ギュッ

    結衣「な、なんだよ、調子狂うな」

    結衣「それなら晩ご飯でも食べていきなよ、オムライスだ今日は」

    京子「……へへへ、まーたオムライスかよ」

    結衣「うるさい、減らず口叩いてるとここでおろすぞ」

    京子「っと、それは困りますなぁ結衣さん」

    結衣「なら静かにしてな」

    京子「……ん」ギュッ

    結衣「……」テクテク

    54 = 27 :

    しえーん

    55 = 1 :

    結衣「よーし、ここらへんでもう降りてくれ」

    京子「えーなんで?」

    結衣「……お前は私に階段まで登らせるつもりか」

    京子「うむむ、エレベーター壊れてるのか」

    京子「よっと」スタッ

    結衣「ふいー疲れた……」

    結衣「ひざ擦りむいたとかじゃないのになんでおんぶなんか……」

    結衣「ん、ひざ擦りむく、おんぶ……?」

    京子「どしたー早く行こうよ?」

    結衣「ああ、いま行くよ」

    結衣「……デジャブっていうのかなこういうの」

    56 = 1 :

    結衣「ただいまーっと」

    京子「あぁー疲れた、お腹空いちゃった」

    結衣「アンタ今日なにか疲れるようなことした?」ジトッ

    結衣「部室で昼寝して、私におんぶされただけだろ」

    京子「てへっ♪」

    結衣「てへじゃねえ」ペシッ

    京子「まぁまぁ、私も料理作るの手伝うからさ」

    結衣「へえ、京子にしてはなかなかいい心がけじゃないか」

    京子「むむむ、してはって失礼だろうが」

    結衣「ふふふ」

    京子「ぶー」

    57 = 40 :

    これはいいものだ

    58 :

    これはいいわ

    60 = 1 :

    京子「……玉ねぎ」グスッ

    京子「玉ねぎのやつが憎い、あいつとは分かり合えない……」サクサク

    結衣「なに言ってんの1人で」

    結衣「ほら、左手は丸くしないと、指切っちゃうよ」ソッ

    結衣「……包丁持つ手もおかしいし」ギュッ

    京子「あ、あのさり気なく両の手が握られてるんだけど」

    結衣「……」

    京子「ゆ、結衣?」

    結衣「さっきの話をもう少し聞きたいな」

    結衣「……京子の初恋の人の話が」ギュッ

    京子「うっ……」

    61 :

    ふむ

    62 = 1 :

    京子「……いいよ、なんでも聞いて」

    結衣「ありがと、それじゃ」

    結衣「……どうしてその人を好きになったの?」

    京子「そうだなぁ」

    京子「……その人はいつも私に優しくしてくれるんだ」

    京子「私に辛い事や、悲しい事があるといつも側にいてくれた」

    京子「いつも優しい目で見守ってくれた」

    京子「他にもいっぱいあるけどね」

    京子「にしし、面倒見が良くて後輩に好かれたりとかね」

    京子「……本当に優しい人なんだ」

    結衣「……へえ、そうなんだ」

    63 = 1 :

    京子「でもさーなんか変わってるところあるんだよね」

    結衣「ん、例えばどんなところ」

    京子「素直じゃなかったりさ」

    結衣「っ……」

    結衣「ほ、他にもあるの?」

    京子「うんうん、ダジャレが大好きで――」

    結衣「っ!!……いい」

    結衣「も、もういいよ京子……」

    結衣「も、もうじゅうぶんっ、きけた……から」フルフル

    京子「ゆ、結衣どうしたの?」

    結衣「……な、なんでもないっ、から」グスッ

    64 = 1 :

    結衣「……」

    結衣「……京子、私たち何があっても友達だからね」

    結衣「それだけは変わらないよ」

    結衣「ずっと、ずーっと友達だからな」ギュッ

    京子「……」

    結衣「……ごめん、ちょっと具合悪いからトイレ行ってくる」スッ

    京子「……」サクサクッ

    京子「ずっと友達」

    京子「ずっと、ずーっと友達」

    京子「それだけは変わらないよ」

    京子「……あはは、告白する前に、脈無しって釘刺されちゃった」グスッ

    京子「うっ、えぐっ、……た、玉ねぎがめ、目にしみ、る、な」

    京子「……うっ、うっ」グスッ

    65 :

    ゆいちゅあんがいじめられるものだとてっきり

    66 = 1 :

    結衣「……」

    結衣「……」グスッ

    結衣「綾乃は京子が好き、京子は綾乃が好き」

    結衣「ははは、良かったじゃないか、片思いなんかじゃないよ」

    結衣「これでっ、うっ、い、いいはず、なんだ、えぐっ……」グスッ

    結衣「う、うっ、ひっく……」ポロポロ

    結衣「こ、心のどこかで京子の初恋は、わ、私なんじゃないか」

    結衣「そうおも、思ってた……」ポロポロ

    結衣「……」グスッ

    結衣「ふ、2人のこと応援しよう、それが、わ、わたっしに出来ること……」グスッ

    結衣「……う、うぅ、うわぁあああああ」ポロポロ

    67 = 5 :

    おお・・・なんという勘違い結衣ちゃん・・・
    だから京子ちゃんはやくちゅっちゅしろとあれほど

    68 = 1 :

    京子「おー結衣、ずいぶん長いトイレだったな」

    結衣「あ、ああちょっとな」

    京子「もうオムライス作り終わっちゃったよ」

    結衣「悪い悪い、よく出来てるじゃないか」

    京子「へへへ、だろー?」

    結衣「それじゃさっそく食べようか」

    京子「まったまった、最後にまだやることがあるだろ?」

    京子「にしし、ケチャップで……ゆいLOVEっと」

    京子「はいどーぞ!」ニコッ

    結衣「っ……」

    結衣「も、もう私たち子供じゃないんだからさ、こういうのは止めない?」

    京子「えっ……ご、ごめん結衣……」

    69 = 58 :

    結衣・・・

    70 = 7 :

    そろそろキマシてもいいころあい・・・

    71 = 1 :

    結衣「い、いや私も強く言い過ぎた、ゴメンな」

    京子「ううん、大丈夫……」

    結衣「さ、京子特製のオムライス食べようか、いただきます」

    京子「……」

    結衣「……」モキュモキュ

    京子「んー結衣みたいには上手く作れないなやっぱり」

    結衣「卵の殻でじゃりじゃりするし、ケチャップが多すぎて味が濃いな」

    京子「うぐっ……」

    結衣「……でも京子が一生懸命作ったんだ、美味しくないわけない」モグモグ

    京子「……結衣、えへへ」

    京子「どれどれ……っ!」ジャリッ

    京子「(よくこんなもん平気な顔して食べられるな……)」

    72 = 1 :

    京子「うぷっ、ご、ごちそうさま……」

    結衣「なかなかの味だったよ、ごちそうさま」

    京子「……ウソばっかり」

    結衣「はは、本当にマズかったらぜんぶ食べきれてないだろ」

    京子「……むぅ」

    結衣「まぁ人に食べさせるにはもう少し練習が必要かもな」

    結衣「練習台にならいくらでもなってやるから」

    京子「へへへ、それじゃ今度お願いしようかなー」

    結衣「……綾乃にはちゃんと上手く作れるといいな、京子」

    京子「ん、なにか言った?」

    結衣「いや別に、アイスあるから持っておいで」

    京子「おおう、悪いねえ!」トテトテ

    結衣「……」グスッ

    73 = 1 :

    京子「へへへ、ラムレーズンだよねえやっぱり」

    結衣「京子好きだよなぁそれ」

    京子「うむっ!」ハムハム

    京子「……」

    結衣「……」

    京子「ゆ、結衣、ほら、あーん……」

    結衣「あっ、えっと、テレビのリモコンどこにあったかな……」ソソクサ

    京子「……あーん」パクッ

    京子「……美味しくない」

    京子「……」グスッ

    74 :

    Tケメンの癖に鈍すぎですよ結衣さん

    75 = 27 :

    胸が苦しすぎて死ぬ

    76 :

    ナチュラルにレズ許容してるな

    77 = 1 :

    結衣「京子、そろそろ帰った方がいいんじゃない?」

    京子「……もう少し、お腹いっぱいで動けないから」

    結衣「ん、ならゆっくりしていきな」

    京子「……読書?」

    結衣「……そうそう、ちょっと静かにしててな」

    結衣「あ、ナモクエの新しいシリーズ出るんだ」ペラッ

    結衣「ふふふ、買いだなコレは」

    京子「……結衣、ほっぺにご飯粒付いてるよ?」

    結衣「ん?うそ、どこだろ」ペタペタッ

    京子「ちがう違う、取ってあげるよ」

    結衣「あぁ、悪いな京――」

    京子「……」チュッ

    79 = 7 :

    キマシテワー

    80 = 58 :

    来た来た

    81 = 1 :

    京子「へへへ、しっかり取れましたー」

    結衣「……くせだ」

    京子「え?」

    結衣「京子の悪い癖だって言ってるんだよっ!!!」

    京子「っ!?」ビクッ

    結衣「そうやって好きでもない人にベタベタ触って!!」

    結衣「好きでもない相手にキスまでして!」グスッ

    結衣「京子だって薄々気づいてるんだろ!?」

    結衣「……私は、京子が好きなんだよ」

    結衣「そ、それを、ひっく、し、知っててこんな事……えぐっ」ポロポロ

    結衣「お前なんて、だいっ、嫌い……だ……」グスッ

    京子「……」

    82 :

    この部室のやり取りをあかりと結衣でやったSSがあったような

    83 = 27 :

    きたか……

    84 = 1 :

    結衣「……う、うぅ、うわぁあああああ」ポロポロ

    結衣「も、もう、おねっお願いだから、帰って……」

    結衣「帰ってよ……」グスッ

    京子「帰らない」

    京子「なんて言われようが、蹴られようが、叩かれようが」

    京子「……私は絶対に帰らないよ」

    結衣「なんでだよ……も、もう嫌いだ京子なんて……」

    結衣「私のことなんて何とも思ってないんだろ!?」

    京子「……」ツネッ

    結衣「いったぁ!?なんでほっぺつねるんだよ!」

    結衣「……あ、あれ、このセリフどこかで」

    京子「……くふふ」

    85 = 74 :

    キマシ…キマシ…

    86 = 1 :

    京子「だって、結衣が好きな人にはいじわるするって」ニコッ

    結衣「あっ、あ……昔、わたしが言ったんだ……」グスッ

    結衣「きょ、京子の初恋の相手って……」

    京子「ホラホラ、続きのセリフ早くー」

    結衣「……い、今のはなんか違う」

    京子「……どうして?」

    結衣「わたしはっ、好きな人に、ぎゅってされたり」ポロポロ

    京子「……うん」ギュ-

    結衣「き、キスしたりして、ほっほしいから……」グスッ

    京子「……」チュッ

    87 = 82 :

    ヘラヘラ

    88 = 27 :

    キマシタワー

    91 = 82 :

    えんだあの準備

    92 = 1 :

    結衣「京子、京子……」ギュッ

    京子「ぐぇ、ちょっと結衣さん力強いって」

    結衣「う、うぅ、うわぁあああああ」ポロポロ

    京子「ありゃりゃ、昔と立場変わっちゃったな」

    京子「……へへへ」ナデナデ

    結衣「……」チュッ

    京子「ん……」

    93 = 1 :

    京子「……むふふ」

    結衣「あーもう、そのにやけ顔やめろ」

    京子「泣いてる結衣も新鮮で可愛かったぞー」スリスリ

    結衣「ええい暑苦しい」

    結衣「……それにしても、人前で泣いたのなんて久し振りだ」

    結衣「……できれば京子の前では泣きたくなかったな」

    京子「どうして?」ギュッ

    結衣「昔言っただろ、私が京子を守るってな」

    結衣「私が泣いたら京子が不安になっちゃうから……」

    結衣「だから……」

    京子「……」

    京子「……結衣」チュッ

    結衣「んっ……」

    94 = 1 :

    京子「いいんだよ、辛いときや悲しいときは泣いても」

    京子「溜めこめんで結衣が苦しそうな顔してるの見たくないよ私」

    結衣「……ありがと、京子」

    京子「というわけで早く泣くんだ、結衣!」

    結衣「やかましい」ペシッ

    京子「あぁん」

    結衣「……本当に感謝しているよ、普段は照れくさくて言えないけどさ」

    結衣「京子にはいつも助けてもらってる」

    結衣「ありがとう、大好きだよ」

    京子「……」ニヘラッ

    結衣「あーもう、そのニヤケ面やめろ!!!」

    京子「顔真っ赤にして可愛いやつー」スリスリ

    結衣「うぐぐぐ……」

    96 :

    「……結衣、京子」チュッ

    97 = 1 :

    結衣「……帰らないの?」

    京子「んー帰ってほしいのかい?」

    結衣「か、帰って……」

    京子「ん?」

    結衣「か、帰ってほしくない」

    京子「そうそう、素直が一番だよ結衣ー」スリスリ

    結衣「……はぁ、なんでこんな奴好きになったんだか」

    京子「お言葉だなぁ、ご希望ならあまりベタベタしないけど?」

    結衣「……う、やっぱり、ベタベタしてくれ」

    京子「りょーかい♪」ギュッ

    結衣「……」ナデナデ

    100 = 1 :

    京子「ねえ結衣?」ギュッ

    結衣「うん?」

    京子「子供のころにさ、まだ京子には早いって言ったじゃん」

    京子「キスとか、ぎゅーっとするのは」

    京子「大人になってからだーって」

    結衣「あぁ、言ったな、中学生になってからだって」

    京子「どうして中学生で大人なの?」

    結衣「えーっと……」

    結衣「ちゅ、チューするから中学生……」

    結衣「なんて言ったり言わなかったり」

    京子「……」

    結衣「……」



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