元スレまどか「ほむらちゃん、バレンタインチョコだよ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 41 :
うまそう
102 = 27 :
>>99
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
103 = 26 :
さやか「んっ……ふああ~! 口の中でふわふわしてとろける~っ!」
杏子「あたしはやっぱナッツ入りが好きだな。歯ごたえがよくてさ」
まどか「んんっ! フルーツも合うね……ソースも甘酸っぱくてさっぱりするよ!」
さやか「んっ……あれ? 生チョコじゃないのも混じってる?」
マミ「ふふ……ビターチョコレートを使って色々用意してみたのよ」
マミ「こっちはミルクチョコレートと半々にしたもの、こっちはマシュマロのチョコレートがけ」
マミ「粉砂糖で目立たないけど、ホワイトチョコを使ったものも用意したわ」
杏子「うおお……どれから食うべきかわかんねーぞ……!」
104 = 26 :
マミ「……」
まどか「マミさん? どうしたんですか?」
マミ「いえ……何か忘れてるような気がして」
まどか「んー……何か足りないものでもありましたっけ?」
マミ「……」
まどか「……」
QB「……」ジー
マミまど「「あ」」
105 = 44 :
きゅっぷいきゅっぷい
106 = 26 :
QB「……マミ、僕はもうそっちへ行っていいのかい?」
マミ「ええ、もちろんよ! ごめんなさい、待たせちゃって」
QB「構わないさ……僕には感情がない。たとえ今の今まで忘れられていたとしても、何も傷つくことはないさ。アイアンハートさ」
まどか「わー……なんで入ってこなかったんだろ」
杏子「んあー……んぐ、生地に毛が入って台なしになったことがあってな。その時にひどい目にあったからなー」モグモグ
QB「なにをいっているんだきょうこぼくにはかんじょうがないんだこわいものなんてあるわけないじゃないか」
まどか「うわー……」
107 :
108 = 44 :
きゅっぷい……
109 = 26 :
マミ「本当にごめんなさいね……お詫びにほら、特別にこういうのを用意したわ」コトッ
QB「ん? これは……」
杏子「うおっ!? キュゥべえ型チョコじゃねーか!」
マミ「体はホワイトチョコ、目はラズベリーよ。こっちはマシュマロで顔を作って、切ったサクランボで目を作ったわ」
まどか「わあ……すっごい可愛い!」
杏子「ああ、本物よりよっぽど可愛いな」
QB「……食べていいかい?」
マミ「ええ、もちろんよ」
QB「……」モグ
QB「……」モグモグ キュップイ
QB「美味しいよ、マミ!」
110 = 28 :
きゅっぷい
111 = 44 :
きゅっぷいきゅっぷい
112 = 26 :
ほむら「……」モグ…
さやか「……」
ほむら「……」ソワソワ
さやか「……」
さやか「あーもう、いつまで黙ってもじもじしてんのさ!?」
ほむら「ちょっ……声が大きいわ、美樹さやか!」
さやか「もう……ちゃんとまどか用の作ったんでしょ? マミさんにも手伝ってもらってさ」
ほむら「……見てたの?」
さやか「それはもう。できるだけまどかが見ないように引き止めたりしといてあげたんだから、感謝してほしいものですな」
ほむら「そう……ありがとう」
さやか「転校生があたしに優しい……だと……こりゃ重症だ……」
113 = 27 :
>>112
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかが願いでマミ、QBを蘇生
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
114 :
115 = 34 :
か、かわいい
116 = 26 :
さやか「……」
さやか「あ……あいたたたたたっ!」
ほむら「!?」
さやか「お、お腹があ……!」
まどか「え? さやかちゃん大丈夫?」
杏子「おいおい、何やってんだよ……さやか、何か変なものでも入れたのか?」
マミ「美樹さん?」
さやか「……」チラッ
杏マミ「「……!」」
杏子「あー、こりゃダメだ。まどか、ちょっとさやかの面倒みてやってくれよ」
マミ「ベッドの用意してくるわ。鹿目さん、一緒に来て……お願いできる?」
まどか「え? あ、はい!」トトト…
さやか「痛いよ、痛いよ~……死んじゃうよ~……」
さやか「……よし、行ったか」
117 = 26 :
さやか「さ、転校生。舞台は整ったよ」
ほむら「何をしてるのよ!?」
さやか「いや、お膳立てを……」
ほむら「思いっきりやりづらい雰囲気になってるじゃない! それに、渡しやすいようにって一緒に作ったのに、これじゃ全然……!」
杏子「ほむら」
ほむら「……」
杏子「さやかもさ、さやかなりに本気であんたのためにやってんだよ」
ほむら「どうしろってのよ……」
118 = 41 :
しえん
119 :
支援
これから読む
120 = 26 :
さやか「転校生……ううん、ほむら。あたしは知らないけど、ほむらの今までのループであたしは散々失恋して迷惑かけてきた……そうだよね?」
ほむら「え、ええ……」
さやか「魔女化したり、魔法少女のまま敵対したり、引きこもったり、反動で激太りしたり……あんたの話がどこまで本当かわかんないけど、本当に苦労かけてきたんだよね」
ほむら「……ええ」
さやか「それでも、あんたはあたしを見捨てなかった」
さやか「あたしにちゃんと告白させて、振られても魔女化しないようにしっかり元気付けてくれたね……まあ下手だったし、まどかとかマミとか杏子に頼んでたみたいだけど」
ほむら「あなた、気付いて……」
さやか「あんたは怒るかもしんないけどさ、失恋で成長するって……あれはあたしの本心」
さやか「あんたが頑張ってくれたから……あたしに告白して、立ち直る勇気をくれたから、今のあたしがここにいる」
さやか「だから……だからね」
さやか「今度はあたしが、あんたに勇気をあげる。もし万が一ダメだったとしても、責任とって立ち直れるまでいつだって一緒にいてあげる」
ほむら「……」
121 = 114 :
さやかちゃんはホンマにええ子や
122 = 26 :
さやか「……」スゥー
さやか「頑張れほむらっ! 絶対うまくいく! あたしがついてるっ!」
ほむら「……」
ほむら「失恋筆頭のあなたの保証じゃ不安で仕方ないわ」
さやか「アルェー?」
ほむら「……ダメだったら、本当に責任持って世話してもらうんだから」
さやか「え? あ……うん! 任せなさい!」
ほむら「……」ハア…
ほむら「……」
ほむら「行ってくるわ!」
123 :
マミさんとさやかちゃんが綺麗
124 = 26 :
マミ寝室
まどか「さやかちゃん遅いですね……やっぱり動けないくらいつらいんじゃ」
マミ「大丈夫よ、暁美さんと佐倉さんがちゃんと連れてきてくれるわ」
カチャ…
ほむら「……」
まどか「あれ……ほむらちゃん? さやかちゃんは?」
ほむら「さやかなら来ないわ。急に治ったって」
まどか「ふえ?」
マミ「それじゃ、ごゆっくり」パタン
125 = 119 :
追いついた
ドキドキ
126 = 26 :
ほむら「……」
まどか「えっと……どうしたの? ほむらちゃん、みんなの所に戻ろ?」
ほむら「まどか……あの、これ」カサ…
まどか「え? これ……私に?」
ほむら「……」コクン
まどか「えっと……じゃあ、開けてみるね?」ガサガサ
ほむら「……」
127 :
うわあああ
128 = 123 :
手榴弾型チョコ
129 = 26 :
薄い紫色の包装紙にピンクのリボン。
丁寧に包まれたラッピングを開いていくと、そこには大きなハートが入ってました。
たぶんマミさんが合間に作ってた、ビターチョコに牛乳を混ぜて作ったミルクチョコ。
ホワイトチョコで、ハートいっぱいにメッセージが書いてあります。
『だいすき まどか』
これって。
これって、つまり。
130 :
ぐはっ
131 = 114 :
可愛ええ
133 = 123 :
ホワイトデーにはホワイトまどパン
134 = 26 :
さやか「……」ウロウロソワソワ
杏子「さやか、ちょっとは落ち着けよ」
さやか「こっ……これが落ち着いていられますかってんだ!」ガクガクブルブル
杏子「なんであんたが緊張してんだよ……まあ、気持ちはわかるけどさ」
マミ「ほら美樹さん、チョコレートフレーバーのお茶をいれたわ。ね、座って」
さやか「う……はい」
QB「まったく、何がそんなに気にかかるんだい? 送り出した張本人が一番自信なさそうだなんて、わけがわからないよ」
さやか「……インキュベーターさんにはわかりませんよーだ」
QB「いや、わかるさ。僕はインキュベーター。感情はないけど、気の遠くなるくらいに昔から僕は魔法少女の感情と共にあったんだ。
まどかの感情は……あれはね」
ガチャ…
さや杏マミ「「「……!」」」
135 = 34 :
このほむほむは渡す時に目をつぶりながらフルフル震えているのが容易に想像できるな
136 = 26 :
ほむら「……」グッシュン グッシュン ヒクッヒクッ
まどか「ほむらちゃん、あの……ほら、ハンカチ使って」
ほむら「ありっ……が、うえぇぇぇん……っ」メソメソ ズビッ
杏子「どういうことだよ、おい……ボロボロじゃねーか……」
マミ「散ってしまったのね……円環の理に導かれて……」
さやか「ほむらっ」
さやか「おめでとう!」
杏マミ「「!?」」
ほむら「……さやかあぁぁぁ!」ガバッ ブワアアッ
さやか「あっ、ちょっ…涙が! 鼻水が! よだれがあっ!」
まどか「さやかちゃんすごいね……このほむらちゃん見て、よく上手くいったて理解できるね」
杏マミ「「えっ」」
137 = 34 :
えんだああああああああああああああああああああああああああ
138 = 26 :
杏子「……じゃあ」
まどか「うん、私とほむらちゃん……お付き合いすることになりました」ティヒヒ
マミ「まあ……! いいの?」
まどか「はい……この気持ちが恋愛の好きかって言われると、まだわからないんですけど」
まどか「ほむらちゃんが本当に私のこと好きでいてくれるのがわかって、私も……そんなほむらちゃんが大好きだなって思うから」
ほむら「まろかぁ……!」ブワワッ
さやか「うわあ……顔から出せる液体全部出ちゃってるよ……」
140 = 123 :
ウェヒー
141 = 44 :
やったー!
142 = 26 :
マミ「うん、それじゃあ鹿目さん」
まどか「はい……ほむらちゃーん!」
まどか「はい、お待たせ」
ほむら「ふえ……?」ズビッ
まどか「ほむらちゃん、バレンタインチョコだよ」
144 = 26 :
薄いピンクの包装紙に紫のリボン。
いつの間に用意してたんだろう……包装紙を開くと、そこにはやっぱり大きなハートが入ってた。
ホワイトチョコで作った大きなハートに、ブルーベリーのソースでメッセージが書いてあった。
『ありがとう ほむらちゃん』
145 = 26 :
そして
ほむら「さて、今日集まってもらったのは他でもないわ」
杏子「何だよ、いつになく真剣だな」
マミ「私の家なんだけど……」
さやか「あれ? まどかは来てないの?」
ほむら「そう、そのまどかが問題なのよ」
ほむら「来たるホワイトデー……この日々増していく溢れんばかりのまどかへの愛を! どう表現したものか! あなたたちに考えてもらいたいのよ!」
さやか「うわあ…」
杏子「うぜー……チョーうぜえ……」
マミ「今日のお茶うけはクッキーかしら? マシュマロかしらね?」
146 = 119 :
戻ったw
147 = 41 :
ループか…
148 = 26 :
カチャ
まどか「はいはい、ほむらちゃん。みんな困ってるでしょ」
ほむら「まどか!? どうしてここに」
まどか「もう……ほむらちゃんの行動パターンくらいわかってるんだから!」
マミ「あら……もう一杯お茶をいれないとね」
まどか「ありがとうございます! それでマミさん……できたら、ホワイトデーもみんなで作れたらなあって。ダメですか?」
149 = 34 :
マミさんの家でまどっちがきていることをマミが気がついていなかった
まどっちまさかのほむほむ行動パターンをよんでの不法侵入か
150 = 80 :
マミさんの家は鍵はオープン誰でもウェルカム、一歩入ったらお友達認定です
みんなの評価 : ★
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