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    元スレほむら「三度目のセンター試験」

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    タグ : - センター試験 + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    暁美ほむら
    志望:国立文系
    受験科目:英語筆記&リスニング/国語/数学ⅠAⅡB/世界史/地理/生物

    1月14日(土) 午前5時

    ジリリリ

    ほむら「うーん……」

    ジリリリ

    ほむら「ん……朝ね……」

    ポチッ

    ほむら「寝坊しないで良かったわ。風邪も引いてない。天気もいい。無事に受けられそうね」

    ほむら「一昨年の失敗から二年……。今年こそは受かってみせる!」

    2 :

    時止めカンニングしろや

    3 :

    マミは多浪

    4 = 1 :

    ほむら「受験票よし、受験上の注意よし。世界史は教科書だけでいいわね。地理は今更暗記もないだろうし、過去問でも持っていこうかしら。
        単語帳の類はいらないわ」

    ほむら「朝ご飯は軽目で。お腹壊すのも嫌だし」

    午前六時半

    ほむら「多少早い気がするけど……。年には念を入れて」

    ほむら「いい天気」

    5 = 1 :

    午前6時五十分 駅

    ほむら「遅延もないみたいね。ここまでは順調」

    ほむら「まともに試験を受ける事がまず大事だもの。……ん?」

    マミ「あ、暁美さん」

    ほむら「巴マミ」

    マミ「久しぶりね。あなたもセンター試験?」

    ほむら「ええ。……あなたも?」

    マミ「そうよ」

    ほむら「(三浪……)」

    6 :

    新卒プロテクト無くなるぞwwwww

    7 = 1 :

    マミ「会場はどこなの?」

    ほむら「シャフト大学よ」

    マミ「あら、同じね! なら……」

    ほむら「悪いけど巴マミ、わたしは世界史の最終確認をしたいの」

    マミ「あ……。そ、そうよね! わたしも社会やらなきゃ。じゃ、わたしはあっちの車両に乗るわね!」サササッ

    ほむら「(……少し悪いことをしたかしら)」

    ほむら「(いえ、試験は特別。それにこんなところでつるむのが友情ではないわ)」

    「電車が参ります……」

    ほむら「さて……」

    8 = 1 :

    午前7時半 シャフト大学

    ほむら「……誰もいない」

    マミ「誰もいないわね。あ、ごめんなさい! 邪魔して」

    ほむら「……。今くらいはいいわ」

    マミ「ごめんね……」

    ほむら「あの人に訊いてみましょう。あのー」

    係員「はい」

    ほむら「入場はいつからですか?」

    係員「あっちの入り口から、8時ですね」

    ほむら「ありがとうございます」

    9 :

    つまんない・・・終了!!

    11 = 1 :

    マミ「八時って……あと三十分もあるわね」

    ほむら「そこらのベンチで待ってましょう」

    マミ「そうね」

    ほむら「……寒い」

    マミ「手をあっためておかないとすぐにペンが持てないわね」シャカシャカ

    ほむら「カイロ……」

    マミ「暁美さん、持ってないの?」

    ほむら「ええ」

    マミ「なら、二つあるからあげるわ」

    ほむら「いいの?」

    マミ「もちろん」

    ほむら「……ありがとう」

    12 = 1 :

    8時

    ほむら「開いたわ」

    マミ「行きましょう」

    係員「はい、受験票見せてくださいねー。はい、じゃあどうぞー」

    ほむら「わたしの教室は……3階ね」

    マミ「わたしは2階。ここでお別れね」

    ほむら「じゃあ、健闘を祈るわ」

    マミ「お互い頑張りましょう!」

    13 :

    二度目が一昨年ってどういうことだよ

    14 :

    マミさん浪人か…

    15 = 1 :

    教室

    ほむら「(誰もいない……。まあそうよね)」

    ほむら「(社会一科目目は9時10分に教室集合だったはず。あと一時間以上あるわね)」

    ほむら「ふう」

    ほむら「(あれから二年か……)」

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ほむら「まどか!」

    まどか「ほむらちゃん……」

    ほむら「じゃ、じゃあお互い結果を言いましょう」

    まどか「うん。そういう約束だもんね。……せーの!」

    「「不合格!」」

    ほむら「……」

    まどか「……」

    16 = 1 :

    ほむら「……駄目だったわね」

    まどか「ティヒヒ……。そうだね」

    ほむら「まどか、まどかはこの後どうするの?」

    まどか「私大に行くよ。うち、浪人できるほど経済状況良くないんだ」ティヒヒ

    ほむら「そんな……。じゃあ、まどかの受験はこれで終わり?」

    まどか「うん。……ほむらちゃんは、浪人が出来るって言ってたよね」

    ほむら「ええ。今浪人を決めたわ」

    まどか「わたしには出来ないこと出来るって、言ってたよね。だから、わたしに叶えられなかった夢、叶えてくれないかな……」

    ほむら「まどか……! わたし、受かるわ! 何度繰り返すことになっても、絶対にこの大学を合格してみせる!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    17 :

    いつになったら無くした未来を
    私ここでまた見ることできるの?
    溢れ出した不安の影を
    何度でも裂いてこの世界歩んで行こう


    センター試験終わったら勝手に脳内再生されました
    自分…理系二浪です

    18 = 13 :

    ああ>>1で言ってる失敗って最初のセンターのことかよわかりずれーなくそ

    19 = 1 :

    ほむら「(けど結局去年も駄目。今年こそは……)」

    ガヤガヤ

    ほむら「(……少し人が入ってきたみたいね)」

    「ショウさん俺マジ緊張するんスけど」

    「あー、お前、あれだよ。多少変な行動とっても周りにプレッシャー与えるんだよ」

    「ショウさんなんかそのあたり上手いからうらやましいっすよねー。リスニングの時の咳とかマジウザいっすもんね」

    ほむら「(つるんで来て会場でも喋っているなんて、なんて緊張感のないやつらなの!)」

    ほむら「(まあいいわ。わたしはわたしよ。世界史の教科書でも読みましょう)」

    「あれー、ほむらじゃん」

    ほむら「!?」

    20 = 1 :

    さやか「ほむらも浪人してたんだー」

    ほむら「美樹さやか、何故ここにっ!」

    さやか「聞かないでよー悲しくなるからさ」ハハハ

    ほむら「……。じゃあ、わたしは教科書を読むから」

    さやか「おっ、ほむらも世界史? じゃあ一緒に問題出し合いっこしようよ~」

    ほむら「悪いけど、ひとりで勉強させてもらえるかしら」

    さやか「怖~。余裕ないと逆に点落ちるよー? じゃあねー」

    ほむら「……」

    21 = 1 :

    9時10分

    監督官「それでは、諸注意を始めます」

    ほむら「(ざっと見たけど怪しいところはなかったわね。これが二浪の貫録……。悲しいけれど)」

    ほむら「(いいかげんこの諸注意聞くのも飽きるのよね)」

    試験管「携帯電話などの電子機器類を机の上に出して下さい」

    ほむら「(そういえば今年はカンニング対策が厳しいのよね……。不審な行動と見られないよう気をつけないと)」

    解答用紙、問題冊子配布……

    ほむら「(さて、後は試験開始を待つだけね)」









    世界史「キャハハハハハッ!!!!!」

    ほむら「(今度こそ……決着をつけてやる!)」

    22 :

    ほーむセンター試験

    23 = 1 :

    ほむら「(さすがに簡単ね。これは100点狙わないと)」

    ほむら「(多少現代史が多めな気がするけど、現役生は苦しいんじゃないかしら)」

    ほむら「(……一通り終わり。30分も経ってないわね。とりあえずマークミスを確認しましょう)」

    ほむら「(マークミスなし、凡ミスなし。受験番号も回答科目も大丈夫ね)」

    ほむら「(まだ15分もあるし、地理の問題を見ておきましょう)」

    24 :

    >>1は絶対センター試験受けてるな

    25 = 1 :

    ほむら「(……。何よこれ。ちょっと難しいじゃない)」

    ほむら「(天気図……まあこれは常識で解けるわ)」

    ほむら「(それにしても思考力を試す問題が多い。ちょっと時間がかかりそうね)」

    ほむら「(たぶんいくつか落とすかも……。まあ地理だしある程度覚悟はしていたわ)」

    監督官「第一回答科目の回答を終了してください」

    26 = 1 :

    ほむら「(さて、地理ね……)」

    ほむら「(何度やっても手ごたえが感じられないのよね。得点も70代~90代と落ち着かない)」

    ほむら「(逆に大コケはしないのが強みだけど)」

    ほむら「(ふう。結構きつかったわ。でも一応終わった)」

    ほむら「(ミスは確認したけど……85点取れていれば上出来じゃないかしら)」

    監督官「第二回答科目の回答を終了してください」

    ほむら「(ふう。とりあえず社会は何事もなく終わったわね。昼休みか……)」

    27 :

    すごいリアルだwww

    28 :

    さやかちゃんはさっさと私大行きそうな印象

    29 :

    地歴2科目より片方公民のが楽じゃね?
    2ch見てる奴なら倫理政経は兎も角現社なんて無勉で余裕

    無勉の現社で最高点出したのは虚しさがあった

    30 = 1 :

    ガヤガヤ

    ほむら「(どこで食べようかしら)」

    ほむら「(現役時代は学校の友達がたくさんいたけど、今はホントぼっちね)」

    ほむら「(まあ、教室の中でしょうね)」

    さやか「ほむらほむらー」

    ほむら「美樹さやか」

    さやか「これの答えってさ、彩陶だよね?」

    ほむら「……」

    31 :

    皆生物と化学受けてて物理の俺ボッチだった

    32 = 22 :

    さやほむ

    33 = 1 :

    さやか「あれ? 聞こえてる?」

    ほむら「ごめんなさい。初日の問題は答え合わせしないことにしてるの」

    さやか「えー、ちょっとくらいいいじゃん! ほむらの見せてよー」バッ

    ほむら「ちょっ……!」

    さやか「ふむふむ……。大分違うなー。これってトリエステだよね?」

    ほむら「返してっ……!」

    さやか「はーいはい。あたしもご飯食べよーっと」

    ほむら「(全く……)」

    34 :

    今年ののセンター何で解答用紙配る時間ずらしてんの?
    初めから別の時間にすればいいじゃん

    35 :

    世界史地理?

    36 :

    ⅡB死にたい死のうかなよし死のう

    37 :

    文系で二浪……こんなのって無いよ!

    38 = 1 :

    ほむら「(センター試験会場で一人で昼食……。これほどの孤独はループ時にも味わえなかったわ……)」

    ほむら「(食べ終わったら何しましょうか。正直、英国なんてもうやることないのよね。多浪の余裕)」

    ほむら「(ipodで音楽でも聴いて、集中力を高めましょう……)」

    ほむら「(美樹さやかに限らず、余計な情報を入れてくる輩も多いし……)」

    ほむら「(……巴マミは何をしているのかしら……)」

    ほむら「(いえ、センターは独りの戦いよ……)」

    39 = 1 :

    国語試験開始

    ほむら「(去年は小説と漢文で爆死したけど……)」

    ほむら「(今年の漢文は簡単ね。満点も狙えるわ)」

    ほむら「(古文は……。よし、行ける!)」

    ほむら「(さて、現代文……。……何なのこの文章……!?)」

    ほむら「(抽象度が高すぎて理解できない……! いえ、落ち着くのよわたし)」

    ほむら「(こういうのは大抵問題が簡単になっているもの。理解しようとしたら負け。よし、ペースを取り戻したわ)」

    ほむら「(小説は、……井伏鱒二。……なんか普段と雰囲気が違ってやりにくいわね)」

    ほむら「(まあ小説の多少の失点は織り込み済みよ。……よし、ちゃんと終わった!)」

    監督官「回答を終了してください」

    42 :

    評論と小説は完答したんだけどな
    古文で二個落としたのが悔やまれる

    43 = 37 :

    マミさん医学部狙いかと思ったが会場に来るのが早いし文系か……

    なむなむ

    44 = 35 :

    投稿テンポもっとはやくキボンヌ

    45 = 1 :

    さやか「ねーねー、小説のここの問題何にしたー?」

    ほむら「……答え合わせはしたくないと言わなかったかしら」

    さやか「あ、そっか。にしてもこの小説良く分からなかったなー」

    ほむら「まあこの主人公の心情説明はあまり単純ではないわね」

    さやか「第一問も意味不明だったし。100切るかも」

    ほむら「……次は英語よ。備えなくていいの?」

    さやか「おっとそうだ。ネクステ見ないと」

    ほむら「……ふう」

    46 = 1 :

    英語試験開始

    ほむら「(英語は今までの二年間、一度も落としてないわ)」

    ほむら「(多少傾向が変わっても平気なはずよ!)」

    ほむら「(……にしてもスタンダードね。まあ英語なんてこんなものかしら)」

    ほむら「(最後の問題がちょっと変わってるけど、パラグラフ趣旨指摘のマイナーチェンジってところね)」

    ほむら「(どう転んでも9割は切らないでしょう)」

    監督官「回答を終了してください」

    47 = 41 :

    ほむほむなみの頭が欲しかった……

    48 :

    漢文爆死したんだが・・・

    49 = 22 :

    パラグラフとか懐かしい響きだなおい

    50 = 1 :

    ほむら「(次はリスニングだけど……これこそ本当にすることがないわね)」

    ほむら「(何でリスニングのためだけに1時間もとるのよ。早く帰してほしいわ)」

    ほむら「(まあトラブルがないことを祈りましょう……)」

    リスニング試験開始

    ほむら「(ぶふぉっwww何この仮面はwww何でこんなにバトン持った女がいるのよwwww)」

    ほむら「(毎年リスニングはイラストのネタ度が高くて集中できないわwwww)」

    ほむら「(まあそんなに点数にも響かないし、気楽にいきましょう)」


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