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    元スレ凛「何なのよアンタ!」ダンテ「ぶっ飛んだお嬢ちゃんだ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ダンテ ×2+ - Fate + - ゲーム + - デビルメイクライ + - 遠坂凛 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    書くの遅いんだな…
    待つよ

    52 = 23 :

    ダンテ「頭を抱えてる嬢ちゃんも中々だな。5年も経ちゃあいい女になると思うぜ」

    「うっさいわね! このバカサーヴァント!」

    ランサー「ごちゃごちゃうっせぇな。戦う前から女と乳繰り合うなんておめでてーヤロウだな」

    「! …サーヴァント」

    ダンテ「羨ましいか?」

    ランサー「いんや、その嬢ちゃんじゃちと物足りねぇな。もっといい女だったらよかったんだが」

    ダンテ「そこは同感だぜ。ただこの嬢ちゃんあと数年経てばいい女になると思うぜ」

    ランサー「へ、ならお前を倒して予約でもすっかな」

    「……」

    ダンテ「おいおい、そんな怖い顔すんなって嬢ちゃん」

    ランサー「そろそろ長話も飽きてきた。そろそろいいか?」

    ダンテ「そうだな。んじゃ嬢ちゃんは下がってな」

    「分かったわ…。あんたの力、見せてもらうわ」

    53 :

    ゲイボルグで心臓貫かれて恒例行事ですね

    54 = 23 :

    「分かったわ…。あんたの力、見せてもらうわ」

    ダンテ「ああ、いいぜ。ただ嬢ちゃんには刺激的すぎるかもな」

    ランサー「だな」

    ダンテ「…ここから先はR指定だ!」

    士郎「すっかり遅くなっちまったな」

    ガキン

    士郎「ん? なんだ、校庭から変な音がしたような。…見てくるか」

    ~校庭~

    士郎「?!」

    士郎(なんだあいつら、赤と青の…。尋常じゃない魔力量だ。人間、なのか?)

    そこには赤と青の服をそれぞれ纏った男たちの戦いがあった。いや戦いと呼べるのかも怪しい。
    その動きはもはや人間と呼べる域にあるのだろうか。

    ランサー「オラァ!」

    ダンテ「ハッ!」

    ランサーの朱い槍が朱の軌跡を伴って赤い男へと迫る。がしかし赤い男の分厚い剣によって打ち落とされる。
    攻守の逆転と間合いのせめぎ合いが凄まじい速度で入れ替わる。

    55 = 23 :

    「これが、サーヴァント戦…」

    ランサー「おうおう、いいじゃねぇか。最初にあった奴がセイバーでよかったぜ!」

    ダンテ「男にほめられても嬉しくねぇな」

    ランサー「同感だぜ。それじゃ、もっと飛ばしていくぜ…セイバー!」

    ダンテ「来いよ、パーティーはまだ始まったばっかりだぜ!」

    槍を打ち払った剣が向きを変えて青い男に肉薄するが槍に阻まれまた攻守が逆転する。
    槍の鋒が赤い男を串刺しにしようと迫るが剣の切っ先で方向をずらされる。そんなことを何度も繰り返していく。
    お互いに一歩も譲ろうとはしない。

    (すごい、覚悟はしていたけどまさかこれほどだなんて)

    いつまで続くのだろう、いつまで続いてくれるのだろう。
    見るものを魅了し、誰も立ち入ることが許されない。誰も踏み込むことができない戦いがそこにあった。

    56 = 51 :

    頑張って書いてくれ、川澄さん

    57 = 11 :

    そのまま頑張ってくれ

    59 = 23 :

    しかし、

    ガサッ

    ランサー「誰だ!」

    (しまった! 部外者?!)

    ダンテ「おいおい、もうおしまいか?」

    ランサー「…みたいだな。ジャマが入っちまった。名残惜しいがしょうがねぇ」

    ダンテ「そいつは残念だ」

    ランサー「俺がお前を殺すまで死ぬんじゃねぇぞ。じゃねぇと楽しみがなくなっちまう」

    こうして一人の少年の運命は始まった。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    士郎「くそ、なんなんだあいつら…」

    ランサー「おい、ボウズ。悪いが死んでくれや」

    士郎「!?」

    60 = 23 :

    少年の身体へとやりが飲み込まれようとした瞬間、青い男の後ろから一つの銃声が聞こえた。
    甲高い音を立てて槍が逸らされてしまう。

    士郎「ぐッぁあ!」

    しかし狙いは逸れたがその槍は間違いなく少年の身体を辛い抜いた。

    ランサー「どういうことだセイバー」

    ダンテ「すまねぇな、手元が狂った」

    赤い男の手には大きな銀の拳銃が一つ握られていた。

    ランサー「ここでまた再開するってのか?」

    ダンテ「いや、そのつもりはねぇよ」

    士郎「はぁ…はぁ…」

    ランサー「まぁ、狙いは逸れたが、どのみち助からねぇだろう」

    61 = 28 :

    ゲイ♂ボルグで士郎のケツが危ないねんな!?

    62 = 23 :

    少年の身体は正しく死に体だった。右の胸から出血している。泡も出ていることからおそらく肺をやられたのだろう。

    ランサー「まあいいか。お前の思惑がどうあれ俺には関係ねぇってことだ。じゃあな」

    霊体化したのだろう、いつの間にか消えていった。

    「セイバー!」

    ダンテ「お、嬢ちゃんか」

    「ランサーは…ってうそ…」

    (よりにもよって、なんて運が悪いのよ…)

    ダンテ「肺がやられているみたいだな。嬢ちゃん、あんた魔術師なら治せないか?」

    「ちょっと黙ってて!」

    凛は迷わなかった。この戦いのために取っておいた取っておきの宝石を使うことになってもしてもだ。

    「-!」

    魔術の詠唱をはじめる。
    心臓だったらヤバかったが肺がやられただけなら宝石の魔力をそこまで使わなくても…。
    でも血が肺の中に溜まって酷いことになってるし周りの血管も…。

    63 :

    紫煙

    64 = 23 :

    ~~~~~~~~~~~~~~

    「なんとか、かしらね。…あんた、次はないんだからね」

    遠くで女の子の声がした。

    士郎(また…か…)

    また助けられた、助けられてしまった。
    しかも知っている奴に。
    色々言いたいことはあったが体が言うことを聞いてくれなかった。

    そして衛宮士郎の意識は闇に落ちた。

    ・・・・・・・・
    ・・・・

    ~衛宮邸~

    士郎「くそ、なんなんだよ…」

    衛宮士郎は自宅へとたどり着くことがどうやって帰ったのか思い出せない。
    それほどまでに身体がダメージを受けていた。
    側に落ちていた宝石、たぶんあいつの持ち物だろう。

    士郎「とりあえず体を休めないと」

    そしてあいつに問いただしてやらないといけない。

    士郎「あとお礼しとかないと」

    65 = 23 :

    士郎「…?」

    そこで士郎は空気というか妙な違和感を感じた。
    そしてそれが彼を救うこととなる。

    ランサー「よぉ、また会ったな」

    士郎「なっ?!」

    とっさに避けられたのは幸運だろう。

    ランサー「どうしてあの嬢ちゃんは面倒を増やすのかわからねぇが、まあもう一回ん死んでくれや」

    士郎「こ、この!」

    士郎は手元にあった新聞紙を強化し、応戦する。

    ランサー「ほう、面白れぇ。やってみろ」

    しかし英霊相手にただの出来損ないの魔術師が叶うはずもなく士郎は追い詰められていく。

    ランサー「飛べ」

    次の瞬間胸に猛烈な痛みが襲ってきた。蹴られたのだろうか。いや、そんなことはどうでもいい。早く応戦しないと。
    地面を転がり、相手を視認しようと周りを見渡すといつもみた風景があった。

    66 = 23 :

    ランサー「それじゃ、そろそろ終いだ!」

    士郎「くっ!」

    ガキン!

    甲高い音がした。
    恐る恐る士郎は目を開けるとそこには。
    金色の髪をした美しい少女がいた。

    ランサー「なんだと? 新しいサーヴァントか」

    セイバー「呼び出されてそうそうマスターが倒されては面目が立たないのでな」

    ランサー「ほう、今日はツイてるな。見たところ三騎士にみえるが、テメェアーチャーか?」

    セイバー「さて、どうだろうな」

    そして戦いが始まる。
    学校で見た戦いに勝るとも劣らない戦いだった。

    士郎「なんなんだ…。っつぅ…」

    右手に鋭い痛みを感じ、見ると変な紋様のような字が浮かび上がっていた。

    67 :

    回復ならグリーン
    生命力強化はブルー
    死んだらイエロー

    ダンテがオーブやスターを使いまくると聖杯戦争がヤバい

    68 = 23 :

    セイバー「どうしたランサー? それで全力か」

    ランサー「ぬかせ、こっちの事情があるんだよ。でがまあ…今日は終いにするか」

    セイバー「ほう」

    ランサー「今日は収穫があった。それにお前とやりあう前に別のやつとやってて疲れちまったしな」

    セイバー「では今日は引き上げると?」

    ランサー「ああ、そうだな。俺のマスターもそう言ってるしな」

    そう言ってランサーは引き上げていった。

    セイバー「行ったようですね」

    士郎「……」

    セイバー「申し訳ありませんマスター。急なことでしたので」

    士郎「君、は?」

    セイバー「はい、私はセイバーのクラスのサーヴァントです」

    士郎「は、はい?」

    セイバー「…問おう、貴方が私のマスターか」

    69 = 23 :

    疲れたしそろそろ寝ます
    即興難しいね

    70 :

    おいセイバー2人出しといて寝るなよ

    71 :

    セイバーはお兄ちゃんか?

    72 = 71 :

    あ、少女って書いてるね

    73 :

    良質なSSスレはいつも私を捨て置いていく…

    74 :

    3しかやってなくてうろ覚えだけど魔人化とかあるんだっけ

    75 = 6 :

    今北
    続きはよ

    76 = 63 :

    保守と紫煙

    77 = 23 :

    セイバー「マスター、下がって、まだ外に別のサーヴァントがいます」

    士郎「え?」

    セイバー「迎え撃ちます」

    士郎「え、ちょっと!」

    ダンテ「ん?」

    セイバー「はあああ!」

    次の瞬間。
    その見えない剣によって外にいた赤い大男の身体は貫かれていた。

    「セイバー!」

    ダンテ「おいおい、生きのいいお嬢ちゃんだ」

    78 = 23 :

    セイバー「息がある…?」

    ダンテ「ふん、そうかお嬢ちゃんはセイバーのクラスか」

    見えない剣を引き抜き、男の胸から鮮血が吹き出る。

    セイバー「貴様、なぜ息がある」

    士郎「ちょっと待てって!」

    ダンテ「お嬢ちゃん、君のマスターが迎えに来たようだぜ」

    胸に大きな穴が空いたはずの男は傷など無いかのように話す。

    セイバー「マスター、下がっていてくださいと言ったではありませんか!」

    「え? なに、これ…?」

    セイバー「サーヴァント、貴様何者だ」

    ダンテ「俺? 俺か…? そうだな…」

    赤いコートに大剣を持つ大男は少し考えたあと、自嘲気味に言った。

    ダンテ「何でも屋、兼デビルハンターだった男、だな」

    79 = 74 :

    久し振りにデビル名くらいやりたくなってきた

    80 :

    >>70
    ダンテは別に自分のことセイバーとは一度も名乗ってない

    81 = 28 :

    教会って、クリスチャンが書いてるのかと思ったら展開の話か

    82 = 23 :

    ~衛宮邸~

    あのあとセイバーとダンテが戦いを再開しようとしたのを止め遠坂がパニックになっているのを落ち着け、
    ガラスを片付け、ついでに夕食の準備をしてと色々と大変だった。

    士郎「で、なんだよその聖杯戦争って」

    さらにこの一言に呆れた遠坂凛が衛宮士郎に聖杯戦争について説明して小一時間たった。

    士郎「んで、そのクラスに当てはまるサーヴァントが呼び出されると」

    「そうよ」

    士郎「でもクラスって重複するんだな」

    「はあ? しないわよそんなの」

    士郎「でもあのダンテ、ってやつと俺のサーヴァント、だっけ、あれ両方共セイバーじゃないのか?」

    「そうなのよね…。ねぇダンテ、あんたホントにセイバーのクラスなの?」

    ダンテ「いや、俺はアーチャーのクラスだな」

    「……」

    83 = 23 :

    「は?」

    ダンテ「俺は一度も自分のことをセイバーのクラスだなんて言ってないぜ」

    「……」

    空気が変わった。
    ちなみにこのあと衛宮士郎は遠坂凛の本当の顔を見ることになった。

    ダンテ「いいか、クラスってのはな、当てはまったクラスの能力を上げてそれに伴うスキルを付けるだけだ」

    「なによそれ」

    つまり元から剣を扱える奴がアーチャーのクラスで限界したからといって剣が使えなくなるわけじゃないのだ。
    もし全てのクラスに適正があるなら現界したクラスに特化して出てくるだけで他の能力が一切使えないわけではない。
    ダンテはそういう類なのだ。

    ダンテ「つまり俺がめちゃくちゃイカスってことだ。わかったかい嬢ちゃん」

    「納得行かないわ…」

    セイバー(それにしても殺したはずなのに生きているとは何者なのだ…)

    85 = 23 :

    ダンテ「そこのお嬢ちゃん、胸を貫かれても死なない男が不思議か?」

    セイバー「!」

    ダンテ「まあ、元々生まれが特別だからな、あと慣れてるしな」

    「とりあえず衛宮くん、マスターとして登録しに行くわよ」

    士郎「どこに?」

    「教会よ、まぁ、あそこが本当に教会だとしたら神様なんて居ないほうがマシだって思うけどね」

    86 = 23 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~教会~

    言峰「ようこそ衛宮士郎、君を歓迎する。そしておめでとう君の望みは叶った」

    士郎「どういうことだ?」

    言峰「そのうち分かる」

    士郎「……」

    士郎はこの神父が好きになれそうになかった。雰囲気と言うよりも存在自体が異質に思えたのだ。

    「もういい? 私帰りたいんだけど」

    言峰「ふむ、登録は完了した。衛宮士郎をマスターとして認めよう」

    そうして二人は教会をでた。

    「またせたわね、ダンテ」

    ダンテ「嬢ちゃん、ここの教会はいつもこんな感じなのか?」

    「え? ああ、まあそうね。だいたいこんな感じ。神父が胡散臭いせいかしらね。建物も胡散臭く見えるわ」

    ダンテ「そうか…」

    赤い男は目を細めて何かを探るように教会を見つめていた。

    87 = 23 :

    今度こそ寝る
    起きたらバーサーカーから書く
    おやすみ

    88 :

    言峰の胡散臭さはアーカムのそれに匹敵するんだろうな

    89 :

    このダンテさんいつの?

    90 :

    >>24
    「学園都市か」もまだやってるしね。まぁベヨネッタや大神も出てるけど

    91 = 51 :

    >>89
    きっと4

    92 :

    俺としては1の後くらいなんだが
    4はもっと物腰が落ち着いてる気がする

    96 = 11 :

    保安

    97 :

    セイバー:明智左馬介秀満
    アーチャー:須田恭也
    ライダー:大神一郎
    キャスター:葛葉ライドウ
    アサシン:甲賀忍法帖


    ってSSがちょっと前にあったな。
    続き読みてぇ

    98 :

    >>97
    スレタイkwsk

    99 :

    >>97
    一人死なないじゃねーか


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