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    元スレ善吉「安心院さん、俺アンタが好きだ」安心院「無理」

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    スレッド評価: スレッド評価について
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    タグ : - めだか + - めだかボックス + - 善吉 + - 安心院 + - 安心院なじみ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 23 :

    不知火「もう優しすぎてイライラしちゃうよ、本当に。
    考えてもみろよ。天才が好きでもない、むしろ厭な部類に
    入るのに何故めだかちゃんについてやってんのか。
    考えてもみろよ。なんであいつは誰とでも仲良くするのか。
    考えてもみろよ。なんであいつはあんなにも優しいのか」


    安心院「そういう奴だからだろう?」


    不知火「その通りですよ。そういう奴だからですよ。
    誰も不幸にしたくないから、そういう奴になったんですよ」

    不知火「これって、アブノーマルよりアブノーマルじゃないですか?」

    不知火「ある意味、フラスコ計画は成功してますよ。努力しかできなかった奴が優しさの天才になったんだから」

    52 = 36 :

    主人公はやさしすぎて云々って西尾のシリーズだとやたら多いよな
    主人公はこうでないといけないって考えでもあるんだろうか

    53 :

    >>52
    単純に書きやすいんじゃね?ヒロインとか助ける動機付け考えなくて済むし

    54 = 23 :

    不知火「もう、ここまで言えば分かりますよね」

    安心院「つまり本来敵である僕だけが不幸にならないように
    してるってことが言いたいのかい?」

    不知火「そう、それ。ありがた迷惑ですよ、本当。
    まあ、そんな善吉をうちらは愛してるんで」

    安心院「まあ、そこまで言うのなら、スキルはもう使わないよ」

    不知火「あれ?惚れた?」

    安心院「いや、全く」

    安心院「その代わりに」

    不知火「代わりに?なんですか?」

    安心院「惚れてやってもいいかな、とは思ったかな」

    不知火(こいつはいつになったら素直になるんだろう)


    終わり

    56 :

    乙乙

    57 = 53 :

    なかなかだった

    58 :



    安心院さんちゅっちゅ

    60 :

    むかえちゃんかわいそす

    61 = 23 :

    安心院「あれ、まだ落ちてなかったのかい」

    安心院「案外SSというのも難しいな」


    安心院「言っとくが、これは僕のただの妄想だぜ?
    スキルの一つさ」


    安心院「スキルって便利だよねえ、都合悪いときに『スキル
    を使ったのさ』って言えばいいんだもん」


    安心院「うん、そうだな。もう少しだけスキルを使わせて
    貰おうかな」

    安心院「ひっそりと消えていくこのスキルを」

    62 :

    じゃあひっそりしえんするわ

    63 :

    おう

    64 = 23 :

    善吉「何が妄想だよ、とんだ阿呆な先輩だな」

    安心院「勝手にでてくるんじゃないよ、阿呆な後輩」


    善吉「っ!?アンタが呼んだんだろう!」

    安心院「うん、なんというかやっぱ人吉君が居ると落ち着くね」

    善吉「うん?へっ、そりゃどうも」

    安心院「……本当、楽だね。めだかちゃんは本当に幸せ者だ
    なあ」

    善吉「結局どうしたいんっすか。こんな大層なスキル使って三文芝居まで始めて」

    安心院「鈍吉鈍吉」

    善吉「それは一瞬読み方に困る呼び方ですね」

    65 = 58 :

    危ない危ない寝るとこだったわ

    しえん

    66 = 23 :

    安心院「人吉、人吉、人吉君」

    善吉「なんですか?安心院さん」

    安心院「こんな妄想スキルを使う僕でも、不幸にしないと
    言えるのかい?」


    善吉「はあ?意味分かんないっす。でも安心院さん、その
    質問はマジで意味わからねーよ」

    安心院「何故だい?君は優しいんだろ。妄想じゃなくても
    優しくしてくれるのかい、って聞いてるんだよ僕は」

    善吉「その優しくってのがよく分からねえ。優しくするって
    どういうことなんだよ」

    安心院「……うん、まあそれでいいよ。それがいい。ああ、これ以上僕を困らせないでくれ」

    善吉「んな無茶な。どうすりゃいいんだよ……」

    安心院(余計なものを煩ってしまった)

    67 = 25 :

    あなたの心です

    68 = 23 :

    善吉「しかしまあ変なシナリオを書いたな」

    安心院「そうかい?こういう終わりもありじゃないかと僕は
    思うんだけれど」

    善吉「いや、変だ。俺はこんなに主人公みたいにかっこよく
    ないし優しくない。しかも安心院さんが俺に興味があるみたいなシナリオが変だ」

    安心院「……僕じゃあ釣りあわない、いずれは負かされる敵が好きになるのはおかしいと。ラスボスは主人公を好きになっちゃいけないのか」

    善吉「そんなことないっすけど、俺に安心院さんは勿体無い
    っていうか。何言ってんだってなるかもしれないけど、俺の中ではありえないかな、みたいな」

    安心院「ありえないことっていうのは想像できる時点でありえるかもしれないことになるんだよ」

    善吉「へえ」

    安心院「こいつマジか」

    善吉「え?」

    69 = 58 :

    球磨川くんになってるけど一応

    70 = 62 :

    俺に安心院さんは勿体無いってことは善吉の中ではめだかちゃん<安心院さんか
    脈あるな

    71 = 23 :

    善吉「あ、一つ聞きたい事があるんすけど」

    安心院「なんだい」

    善吉「スキルを失くすスキルって無いんですか?」

    安心院「愚問だな。あるに決まってる。約27兆の中にないとでも思ったのか」

    善吉「いや、あると思ってたよ。さっきも言ってたじゃないですか、安心院さんが」

    安心院「うん?なんだっけか」

    善吉「ありえないと思った時点で、ありえるかもしれないことになるって」

    安心院「ああ、あんなもんただの言葉の揚げ足とりだよ。で、それがどうかしたのかい?」

    善吉「俺に考えがあるんですよね」

    72 = 60 :

    まさか…

    73 = 23 :

    善吉「スキル全部棄てませんか?」

    安心院「……は?」

    善吉「スキルなんてもん持ってたら不幸になっちまうじゃねーか。安心院さんやめだかちゃん、それに他のアブノーマルも失くしちゃった方がいいんですよ」

    安心院「それは、僕に、死ねと言ってるようなもんだろ」

    善吉「なんでですか」

    安心院「価値がないからだよ、単純に。スキルも何もないただの女の子がラスボス?ふざけてるぜそんな漫画。それこそ
    破綻してる」

    善吉「むしろ、ラスボスなんて要らないだろ。なんでわざわざ漫画にオチなんかつける必要がある。どっかのエロしかやってないハーレム宇宙人漫画でいいじゃないですか」

    安心院「toloveるしかないなその言い方」

    善吉「ばれてましたか」

    74 = 23 :

    善吉「もっと楽に生きたい。それが俺の願いです。皆と
    真面目に学校のこと考えて生徒会やってもいい。皆とわ
    ざわざいがみあう必要なんかない。戦う必要なんか無い。
    そんな生き方が俺はしてえ」


    善吉「スキルは便利で素晴らしいものだとは思う。――だけどそれ以上に人を不幸にし過ぎる。めだかちゃんなら正し過ぎる、安心院さんなら追求をする、球磨川なら自由思想。
    どれも余計過ぎる。そんなもん、要らん。その点俺は幸せです」

    安心院「確かに君はスキルこそ持ってないが才能は持ってる。僕達みたいにスキルに依存してしまっているスキルジャンキーにとってそれは羨ましいものだね」

    善吉「だから、捨てましょう」

    安心院「だから、それをしたら僕の存在が――」

    善吉「なくなんねーよ、んなもん」

    75 = 23 :

    安心院「大層なものいいをさっきからしているけど、何の
    根拠があるというんだよ」

    善吉「……俺にも一つだけスキルがあるんですよ。それが根拠になるんです」

    安心院「才能とスキルは違うぜ」

    善吉「……そうだな、スキルや才能とはまた違うかもしれない。体質です」

    安心院「まさか……」

    善吉「はい、主人公体質です。これを使えば安心院さんは
    わざわざ退場しなくて済む」

    安心院「だがそれをしたら君は、」

    善吉「めだかちゃんとは、確実に結ばれないでしょう」

    76 = 23 :

    善吉「俺はどの道ヒロインを選ぶ。それは
    めだかちゃん――のはずでした、が。俺は
    アンタに使ってもいいと思ってます」

    安心院「何が人吉君をそうさせるというんだ。
    僕は所詮散ってく為に生まれた敵役さ。下らない
    同情をされるぐらいなら消える。
    僕のスキルを読んだろう?不知火の言う通り、
    ありがた迷惑だ。僕が不幸になるのは勝手だ」


    善吉「知らん。興味ない。俺はアンタが好きだ。
    それで十分なはずだ」

    安心院「それは残念ながら断るよ、だって僕は
    幸せになることを望んでいないからね」

    善吉「……本当にそうか?」

    安心院「……何が言いたい」

    77 = 23 :

    善吉「じゃあアンタは何の為に登場してきた?
    10巻で終わらせたかったならでなくたって良かった。
    フラスコ計画を破綻させるシナリオを表で書いて裏で
    進行することもできたはずだろ?
    何故俺を主人公にしようとした?
    目的の為?嘘だね。だって俺じゃなくたってできるから。
    めだかちゃんは敵役が居なきゃ主人公でもなんでもない
    チートすぎる女ってだけだ。勝手に自滅する。
    それでもアンタは俺を主人公にした、これは何故だ」

    善吉「単純なはずだ、アンタも加わりたかったんだよ。
    アンタの大っ嫌いなだらだら続くラブコメやバトルに。
    楽しそうじゃねえか。スキル72兆?んなもん役に立つか。
    そんなゴミ棄てちまえ。俺はアンタを一人の好きな女性と
    して見てるんだよ、敵役なんて興味ねえ」

    78 = 60 :

    みてるぞ

    79 :

    80 = 36 :

    西尾なら言わせそうな台詞だ

    81 = 23 :

    安心院「だ、ふ、だ……ふざけるな……そんな
    わけないだろ……僕が、主人公を取り巻くヒロインとして
    出たかった……?だから、僕は、ただフラスコ計画をうまくいかせる為に、人吉を……善吉を……ああああああああああああああああああああ下らない下らない下らない
    下らない下らない下らな過ぎる――!
    そこらに居るヒロイン共と変わらないじゃないか!
    何が自覚することだよっぶははははは!
    自分が目を背けてるじゃないかっあっはははははっ!
    恥ずかしい……あははあはははぶははは……恥ずかしい、
    悔しい……悔しいよ……うっ……うああああああん!」

    82 :

    安心院さん可愛過ぎwww

    83 :

    赤さん可愛い

    84 = 60 :

    かわゆすw

    85 = 23 :

    善吉「いや、良いと思うぜ。俺も自覚する時はそんなん
    なったし。ああ、恥ずかしくない。ちゃんと自覚して
    泣いて、泣いて、泣いて、考えてくれ」

    安心院「情けなさ過ぎるぜ、僕。魅せる顔がない。
    今の僕には今まで作ってきた雰囲気が皆無だ。
    魅力の無いただの、女だ」

    善吉「そうだ、ただの女の子だ。超可愛いじゃねえか。
    例え誰も今の安心院さんを安心院さんと見ていなくとも
    俺は好きだぜ。デビル可愛い」

    安心院「…………本当?」

    善吉「ああ、大丈夫」

    安心院「じゃあチューしてよ、チュー。できんのかよ、
    おい。童貞主人公」

    善吉「分かった」

    安心院「え?ありゃ、嘘だろ?おい」

    86 = 60 :

    パンツが時空の彼方に消えた

    87 :

    『パンツを履いていたことを』
    『なかったことにした』

    88 = 23 :

    安心院「……いつの間にか僕が下みたいになってる
    じゃないか。いいよ、人吉君。君と付き合おう」

    善吉「ああ、絶対幸せにするから、安心してくれ」


    安心院「一つだけ、約束を」


    善吉「?」


    安心院「デビルなんとかは、ださいからやめて」


    善吉「じゃあ付き合えねえ……チクショウ」

    安心院「……君の基準が分からない」

    89 = 60 :

    デレてる安心院さんを見てみたい

    90 = 36 :

    超ウケル
    ところで改行気にしてんのか?

    91 = 23 :

    ―翌日―

    安心院「善吉♪善吉♪ぜーんーきーちっ♪僕お弁当
    作ってきたんだっ!食べよう!」

    善吉「うおっ!腹減った!とっとと食おうぜ!」

    安心院「はい、あーん♪」

    善吉「お、さんきゅ。うまいなあ」

    安心院「一生懸命作ったから……残さず食べてね?」

    善吉「残すわけ、ないだろ。こんなにおいしいもの」

    安心院「じゃあ、チュー」

    善吉「甘えん坊だなあ、なじむは」

    不知火(……どうしてこうなったっ!デレ過ぎだろうが!黒神めだかは常に乱心モードだぞ……あーあ、知らない)

    善吉はこれから起こる、惨劇の戦いをまだ知る由もなかったのだった……。

    -happy end?-

    92 :

    安心院さんもなかなか可愛いじゃないか、半袖ちゃんの半分くらい可愛かった

    93 = 27 :

    デレすぎワロタ

    94 = 36 :


    しかし伸びなかったな

    95 :

    横ピースしてる安心院さんにオナニー見つめられたい

    96 :

    安心院さんかわええ

    97 = 23 :

    めだか要らないから善吉と安心院さんちゅっちゅさせてくんないかな。
    いやめだかも棄てきれないけども。

    乙、書いてて楽しかった

    98 = 60 :



    さて寝るか

    99 :

    僕は、名瀬夭歌ちゃん!

    100 = 79 :

    おわり


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