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    元スレキノ「ミニスカートを着用しないと入国できない国、ですか?」

    SS覧 / PC版 /
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    タグ : - キノの旅 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    152 = 143 :

    153 :

    >>1
    そこは書いてくださいじゃなくて描いてくださいだろ?

    154 :

    >>148

    155 :

    書き始めてたのをこっそり貼ってく



    エルメス「ねえキノ」

    キノ「なんだいエルメス」

    エルメス「ふと思ったんだけどさ、いつも同じ格好で飽きない?」

    キノ「どうしたんだい藪から棒に」

    エルメス「ほら、この前の国の人達がすごい衣装持ちだったじゃない」

    キノ「ああ、一時間に一回は着替えてたよね」

    エルメス「まあ、ほとんどみんな駕籠にも試乗って感じだったけどね」

    キノ「……『馬子にも衣装』?」

    エルメス「そうそれ。でさ、キノもあそこまでは行かなくても、たまには違う服着たくならないのかなー、って。
    キノの体型なら結構色々似合いそうだし」

    キノ「んー……ボクはこれでいいよ。エルメスに乗るのも、服に色々仕込むのも、この服が一番都合がいいし――
    旅人には、これが一番だと思ってるよ」

    エルメス「ふーん」

    156 :

    来たか

    157 = 135 :

    よっしゃ

    158 = 91 :

    書きたいがキノ6巻ぐらいまでしか読んでないからキャラ設定がうろ覚え過ぎる…

    159 = 71 :

    よしパンツ脱いだ

    160 = 155 :

    キノ「エルメスだって、その方がオシャレだからって車体に絵とか描かれたくないでしょ?」

    エルメス「うげ、それはたしかに嫌かも――あ、キノ! 見えてきたよ」

    キノ「ほんとだ、この分だと予定よりだいぶ早く着けそうだね」

    エルメス「前の国の人達が着てた服は、殆どあそこで作られてるって話だったけど」

    キノ「らしいね。『本場のファッションを堪能できるなんて』って羨ましがられた」

    エルメス「まあ、アレだけいろんな服を作ってる国なんだから、みんなさぞかしお洒落さんなんだろうね」



    制服の国――Uni-Clothes――

    162 = 49 :

    きたか

    164 :

    キノ「全裸の国、ですか?」

    165 :

    冷静になるため全裸で乾布摩擦してくる

    166 = 1 :

    わっふる!

    167 = 155 :

    【一日目】
    城門
    キノ「ボクはキノ、こちらはエルメス。旅人です。三日間の滞在を希望します」

    エルメス「よろしくー」

    入国管理官「キノさん、エルメスさん、ようこそ我が国へ! 勿論歓迎しますよ!
    いやー、地味な国だからでしょうか、買い付けに来る人は多いんですが、純粋な観光客はなかなか来てくれないんですよ」

    キノ「そうなんですか……」

    管理官「ご存知かもしれませんが、我が国は服飾産業が盛んでして。当たり前ですが、私が今着ているのも自国製品です! 
    自画自賛になりますが、中々いい品でしょう?」

    エルメス「そーだね、似合ってるよおっちゃん(ねえキノ、この人の格好)」

    キノ「(ああ、エルメス。なんというか、これは……)」

    キノ・エルメス「(普通だ……)」

    168 :

    ふぅ…

    169 :

    キノってなんか妙に色気あるよね

    170 = 155 :

    国中心部
    案内人「ようこそ、キノさんエルメスさん! 入国管理局から話は伺っております。
    もしよろしければこの国の案内を致したいのですが、いかがでしょうか?」

    キノ「お心遣いありがとうございます。是非おねがいします」

    エルメス「うん、聞きたいことも結構あるし」

    案内人「はい、ではその前に……この国をご覧になって、どんな印象をお持ちになったかお聞きしたいのですが」

    キノ「驚きました……同じ服の人が多くて。性別や年代で少しずつ違いはありましたが」

    案内人「ほう。さすが旅人さん、目の付け所がいいですね!」

    エルメス「服自体は割と普通ぽいけどねー。おんなじ服の集団に一斉に手を振られたときは、何事かと思ったよ。
    あの服流行ってるの?」

    案内人「ほほう! いい質問ですねぇ! 今からその答えをお見せしましょう。どうぞ、こちらへ」

    171 = 14 :

    キノ懐かしいなー、9巻までしかよんでないからかってこようかなー

    172 = 61 :

    入国審査官って妙に色気あるよね

    173 = 155 :

    キノ「ここは……工場ですか?」

    案内人「はい! 国内向け衣料の生産工場です。国外からいらっしゃる方は、多分キノさんたちが初めてではないでしょうか」

    エルメス「へー。ずいぶん立派な施設だね」

    案内人「こちらでは主に中年男性向けの製品を生産していますからね。需要があるんですよ、働く男の戦闘服ってやつは」

    キノ「戦闘服……?」

    エルメス「なになに、アーマーとかついてるの!? それとも全身タイツ?」

    案内人「あはは、見ていただければ分かりますよ。さあ、なかにどうぞ」

    174 = 165 :

    案内人「さあ、膣内にどうぞ」

    キノ「くっ…射精る!」パンパン

    175 = 155 :

    工場内
    キノ「案内人さん、これは……」

    エルメス「おっちゃんが着てるのと同じ服がバンバン作られてるね。あ、管理官のおっちゃんも同じ服だったかな?」

    案内人「ええ、このラインでは『40代男性・デスクワークB』を造っています。見る人に好印象を与えることに重きをおいたタイプですね」

    エルメス「でも、働いている人たちは違う服だね」

    案内人「ああ、従業員が着ているのは『20代男性・作業A』あたりですね。動きやすさと頑丈さがポイントです」

    工場長「やあ、この方たちが例の旅人さんかね」

    案内人「や、これは工場長。わざわざすみません」

    キノ「はじめまして。見学させてもらってますが、すごい工場ですね」

    エルメス「いろんな国を見てきたけど、ここまでのはそうそうないよ」

    176 = 155 :

    工場長「はっはっは。お世辞でも嬉しいよ……ワシも、昔は彼らと同じ『20代男性・作業A』服を着て、ああして働いていた。
    それが『30代男性・作業B』になり、『40代男性・半作業A』になり――」

    キノ「はんさぎょう?」

    案内人「作業タイプの動きやすさとデスクワークタイプの堅さを併せ持った型です。こういう工場などで立場の高い人が着用します」

    工場長「そしていまでは『60代男性・半作業C』……いや、若い頃には働くのが嫌になったこともあった。
    だが、『いつかあの服を着てやる』という思いで、それに耐えてきたんだ」

    エルメス「ふむふむ」

    工場長「ようやくこの『60代男性・半作業C』に袖を通せた時は、嬉しかったよ。
    これを着られるということは、それに見合うだけの人間に慣れたってことの証みたいなものだからね」

    キノ「なるほど」

    従業員「工場長ー! ちょっと来てください!」

    工場長「すぐ行く待ってろ!! ――旅人さん、すまないね。そろそろ戻らにゃならん」

    キノ「わかりました。お話、ありがとうございました」

    エルメス「面白かったよ」

    キノ「あ、最後にひとつだけ……さっきから思ってたんですが、その服、すごくよく似合ってますね」

    工場長「! ……ありがとう。よい旅を!」

    177 = 70 :

    みてるぞ

    178 = 120 :

    全身タイツの国もお願いします

    179 = 155 :

    ホテル
    案内人「では、滞在期間はこちらをご利用ください」

    エルメス「わざわざどうもね。じゃ、あしたもよろしくー」

    キノ「……はあ、思ってたのとだいぶ違う感じだったね、ここ」

    エルメス「いつぞやのクローンの国もすごかったけど、みんな服だけ同じというのも、また違ったテンペストがあるね」

    キノ「……『インパクト』?」

    エルメス「そうそ――ん? 誰か来たみたい」

    客室係「お休みのところ失礼します。案内人の方から、キノさんにこれをお渡しするようにと」

    キノ「これは……」

    エルメス「服だね」

    客室係「『10代女子・通常B』です。可愛いですよねー。わたしの出身地区はAタイプ指定だったから、うらやましいです。
        サイズは目算で選んでますので、もし不都合があったらお取り替えしますね」

    キノ「つまり、これを着ろってことですか? ……まいったな」

    180 = 147 :

    ゆっくりでいいよ
    キノとエルメスの旅路のように

    181 = 165 :

    >>180
    なにそのレス素敵

    182 = 155 :

    エルメス「いーじゃん着ちゃいなよキノ。イメチェンだよイメチェン」

    キノ「うーん、でもなあ……」

    客室係「あの、めったにないお客様ですから、記念に差し上げて着て頂くようお頼みして欲しいと……ご不要でしたら、こちらで回収s」

    キノ「有り難くいただきます」

    エルメス「(びんぼーしょー――いてっ。はたくことないじゃん)」

    キノ「あ、でも、この服スカートですよね。これでエルメスに乗るのはちょっと大変かな」

    客室係「ご心配には及びません! 今ならこちら『10代女子・運動B』もおつけしてます! 
    エルメスさんにお乗りになる際には、通常服の下にこちらを履けば、今の服と同じ感覚で大丈夫ですよ」

    キノ「それはわざわざどうも……それでは、滞在中はこちらの服を着用させてもらいますね」

    客室係「はいっ、ありがとうございます! 明日、わたしにも見せて下さいね!」

    183 = 49 :

    あげ

    184 = 1 :

    保守

    185 = 155 :

    【二日目】
    ホテル
    キノ「エルメス! 朝だよ、起きて」

    エルメス「んー、まだもう少――キノ! その格好は……」

    キノ「どうかな。少しスカートの丈が短い気がするんだけど。あ、それよりこの靴下少し長すぎじゃない?」

    エルメス「4:2:1.5か……」

    キノ「エルメス?」

    エルメス「いや、いいんじゃない? そういうデザインになってるんだよ、きっと」

    キノ「そう? ならいいんだけど……あ、ついでにもう運動着の方も履いとこう」

    エルメス「えー!! 走るときだけでいいじゃん!」

    キノ「なんだよエルメス、別にいいだろ……よいしょ」

    エルメス「……」

    キノ「うん、伸縮性があって動きやすそうだ……エルメス? どうかした?」

    エルメス「キノってさあ……ほんっっとにセンスの欠片もないよね」

    キノ「なにが?」

    エルメス「……もーいい。行こ。また案内人のおっちゃんと待ち合わせしてるんでしょ」

    188 = 71 :

    謎のキノ冬仕様か

    189 = 155 :

    案内人「おはようございます、キノさんエルメスさん。おや、昨日お渡しした服、着てくださったんですね!」

    キノ「はい、なにぶん着慣れないもので、これでいいのかどうか……」

    エルメス「いいわけないよねー! おっちゃんも一言言ってやってよ」

    案内人「いえ、むしろ馴染んでますよ。
    寒い時期になると、今のキノさんみたいに通常服と運動服の重ね着をする女生徒は少なくありません」

    エルメス「ありゃ、そうなの?」

    案内人「まあ、どんなに寒くても足を晒したままの生徒も多いんですが……今からご案内する場所などでは、特に」

    キノ「今から行く場所、とは?」

    案内人「国立服飾専門学校――この国の未来を支える若者たちが通う学校です」

    190 = 124 :

    スカートと運動服を一緒に着るとかないわ…

    192 :

    そういや★はジャージ好きだったな

    194 = 155 :

    国立服飾専門学校
    案内人「では、あとでまた来ます――皆さん、よろしく頼みますよ」

    生徒たち「はい! ――キノさん、エルメスさん、ようこそわが校へ!!」

    キノ「はじめまして。歓迎、感謝します」

    エルメス「どうもー。あ、その服」

    生徒「『10代女子・通常B』です。いまキノさんが着てるのと一緒ですね」

    生徒「俺たちのは『10代男子・通常B』っす。個人的には、男女ともに通常服の中では一番イケてると思うっす」

    キノ「確かに、皆さん似合ってますね。それに、なんというか、こう……」

    エルメス「オシャレだね、着こなしが」

    生徒「本当ですか? 最近、上着の袖をまくるのがマイブームなんです! 手首だけは細いから、見せていこうと」

    生徒「俺、わざとワンサイズ大きいズボンにしたんス。ちょっと崩れた感じが好みなんで」

    「私はあえてスカート長めなんです。輸入物の雑誌にそういう服が載ってて、可愛かったから」

    「僕はボタンを付け替えたんだ! 先生はいい顔しないけど、この生地には金ボタンのほうが絶対合うと思うんだ!」

    195 = 155 :

    キノ「さすが服飾の学校の生徒さんですね。みんなこだわりがあるんですか」

    エルメス「ほんとセンスいいよねー。キノも少しは見習ったらどうだい」

    生徒「そんなことありませんよ! キノさんが今やってる、通常服の上に運動服の上着を着るのとか、すごく可愛いです!」

    キノ「そうですか? 通常服だけだと寒かったので着ただけなんですが」

    エルメス「下のズボンは脱いどいて正解だったと思うなー……いてっ」

    キノ「ところで、みなさんはここでどのようなことを学ばれてるんですか?」

    生徒「服飾に関わることは何でも。ですが今は主に国外向け衣料関連ですね……みんな、アレ出して!」

    生徒「よっしゃ! ――旅人さん、見てください。これが俺達の作ってる服っす!」

    キノ「わあ……っ」

    エルメス「すごいね、どれもこれも。ファッションショーみたいで……これ、全部手作り?」

    197 :

    ほしゆ

    198 :

    >>55-57
    おwwまっwwうぇwwらwww

    199 :

    脱げ!キノ!

    200 :

    キノは素材がかなりいいと思う


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