元スレ杏子「まどかばっかり可愛くてズルい」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
301 = 22 :
まみまみあんあん!
302 = 274 :
マミさんは相変わらずいいとこ持ってくぜ・・・!
303 = 194 :
杏子「マミ!?」
マミ「私だけじゃないわよ」
まどか「杏子ちゃん!! 大丈夫!?」
杏子「まどか……」
さやか「……」
杏子「……!」
マミ「私は佐倉さんの治療をするわ、お願い出来るかしら?」
まどか「はい!」
さやか「オッケーです」
杏子「お前ら何で……」
マミ「いいからじっとして、傷にさわるわ」
杏子「こ、こんなの自分で治せるっての!」
マミ「はいはい、それだけ吠えれたら十分ね」
杏子(あいつ……)
304 = 194 :
まどか「えいっ!!」
さやか「はぁっ!!」
マミ「皆、あなたをとても心配してたのよ」
杏子「……」
マミ「美樹さんのこと、許してあげてくれないかしら」
杏子「……」
マミ「彼女も心底から笑った訳じゃないのよ、ただ少し……その……」
杏子「あいつの性格なんて解ってるよ」
マミ「だったら」
杏子(だから許さない……!)
まどか「さやかちゃん!」
さやか「うん! 止め!」
スッパーン!
305 = 102 :
あーんこちゃーん!
306 = 194 :
まどか「ふぅ……」
さやか「勝ったー」
マミ「お疲れ様、佐倉さんも大丈夫そうよ」
杏子「……」
さやか「血塗れ……っていうかあんた寝てないの!? 凄い隈だよ!?」
杏子「……」
さやか「あ……こないだは、改めてごめん……」
杏子「……」
さやか「でね、これ、お詫びになるかわかんないけど、あたしの手作り……」ゴソゴソ
バシッ
さやか「あっ」
杏子「顔見せんなって言っただろ」
マミ「佐倉さん!」
307 :
さや・・・さや・・・
308 = 266 :
あんこちゃんキレすぎ
ってあの日か
309 = 22 :
さやさや……
310 = 194 :
さやか「……」
まどか「あ、あぅ」オロオロ
杏子「助けてくれたのは礼を言うよ、でもお前を許した訳じゃない」
マミ「ちょっと」
さやか「い、いいんですマミさん! あたし怒られて当然だし……」
杏子「……」
さやか「よ、良かったら見てくれたらいいから……」
杏子「……」プイ
まどか(ほ、ほむらちゃんまだ?)
さやか「……帰りましょう」
311 = 22 :
さやさや……
312 :
さや…さや…
313 :
がんこちゃん…
314 = 178 :
あんこちゃんはなんでこんなに切れてんだ
315 = 194 :
マミ「でも……」
さやか「いいんです、杏子も無事だったし」
マミ(もう、この二人は……)
杏子「……」
さやか「だけど、覚えておいて」
さやか「あんたが必要とした時……絶対助けに来るから、いつでも呼んで」
杏子「……うるせぇよ」
マミ「はぁ、もう、いつまで」
さやか「行こう」
まどか「い、いいの?」
さやか「うん……この場は帰るしかないよ」
316 = 22 :
あんあん……
317 :
あんっ
318 = 194 :
さやか「約束するから」
マミ「もう! アイス食べて帰るわよ!」
まどか「はーい」
杏子「……」
杏子(何なんだよ、バカにして笑ったり助けに来たり……)
杏子(どうしたら良いのか解んないだろ……!)
杏子「……」ヒョイ
杏子「何だこれ、リボンと……ケーキ?」
さやか『見た目は悪いけど美味しいはずだから、ありがたく食べるように!』
杏子「誰が食うか!」バッ
杏子「……」
杏子「…………食べ物捨てるのはダメだな……くそ」
320 = 194 :
見滝原
ほむら「おかえりなさい」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「杏子の様子はどうだった?」
マミ「元気ではあったけど、聞く耳持たずといった具合ね」
ほむら「そう」
まどか「そう言えばほむらちゃんの用事って何だったの?」
ほむら「そうね、一言で言えば宇宙のゴミを片付けていただけよ」
まどか「へ?」
ほむら(杏子を絶望に叩き落としたかったみたいだけど、上手くいかなかったみたいね)
ほむら「ところでさやかは?」
まどか「先に帰っちゃったー」
321 = 115 :
あんあん
322 = 22 :
ほむほむ
323 = 194 :
夜
杏子「……」ギュルルルル
杏子「腹減り過ぎて寝れない……」
杏子「あいつのケーキ……いやいや、食ってたまるか」
杏子「にしても、こっちのリボンは何の意味があるんだ? ま、何でもいいけど」
杏子「……」グーグー
杏子「……」グギュルルルル
杏子「ちっ!」ムンズ!
杏子「背に腹は何とやら」モグモグ
杏子「…………甘い」
杏子「くそ……甘いなちくしょう……」グスッ
杏子(食ったら……眠く……)ウトウト
325 :
あんこちゃん!
326 :
ほむらどういうこと?
ふざけてんの?あ?
327 = 194 :
チュンチュン
杏子「ん……朝か、何か随分久々に寝た気がするな」
杏子「水でも飲みに……え?」
ウギャー! シネー!
杏子「な、なんだよこれ……街が……」
QB「どうやらここら一帯の魔女が束になったようだね」
杏子「お前!」
QB「やぁ、暁美ほむらのせいで新しい個体になったから、ついでに挨拶に来たよ」
杏子「んなことどうでもいい!! 魔女が束になるとかあんのかよ!?」
QB「さぁねぇ、強い魔女が他の魔女を吸収したのかもしれないし、詳細は知らないよ」
杏子「……」
QB「いずれにせよこれは君一人じゃ収束するのは無理があるね」
杏子「そうみたいだな……悪いけど、逃げさせてもらうか」
QB「懸命だ」
328 :
>>66
うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!でもこんなどっかで見たな…
329 = 194 :
QB「見滝原に行くのかい?」
杏子「いや、これからはフリーの流れ魔法少女としてやっていくかね」
QB「止めはしないけど」
杏子「どうせこんな街、遅かれ早かれ滅びてたよ……いざとなったら向こうからマミ達が来るだろ」
QB「かもしれないね」
杏子「そうだ……こんな街……」
少女「パパー! 行かないでー!」
杏子「!!」
331 = 194 :
パパ「うふふぃはひふひ」
お巡りさん「いいい、一度で良いから拳銃撃ちたかったんだ」バキューン
チャラ男「痛ぅぃーねー!!」
イケメン「おらぁ! ビッチが!」
女「何よヤリチン!」
少女「うわぁぁぁぁぁん!!」
杏子「……」
QB「急がないと結界に呑まれるよ?」
杏子「やっぱ、行かない」
QB「何をする気だい?」
杏子「ここはあたしの街だから、やっぱりあたしが守らなきゃな」
QB「わけがわからないよ」
杏子「さやかに会ったら伝えてくれ、ケーキ美味かった、ごめんなって」
QB「ふむ」
杏子「あと……友達の事、大事にしろよってね」
333 = 194 :
少女「うわぁぁぁん!!」
お巡りさん「ほほほ、本官は本心では撃ちたくないと思っているであります!」チャキ
少女「ひっ」
バキューン
杏子「止まるなバカ!」
少女「お姉ちゃん……誰?」
杏子「泣いてるだけじゃ死ぬよ……お家で待ってな、すぐにパパも帰ってくるよ」
少女「ほ、ほんと?」
杏子「あぁ、約束だ」
杏子「んじゃ、行くよ」キュイーン
少女(変わった……綺麗……カッコ良い……)
杏子「パパの事、ずっと好きでいてやれよ……いくぜ!!」
334 = 325 :
さやかちゃん!
337 = 194 :
―――
杏子「一匹!」
杏子「二匹!」
杏子「三匹!」
魔女「!!」
ボボボボボーン!
杏子「楽勝楽勝!!」
使い魔達「ウジャウジャ」
杏子「鬱陶しい!」ザックリ
シュルシュル
杏子「触手? やべ……」
魔女「……」ドスドスドス!
杏子「うぐっ……!! まだまだ!!」
杏子「この街全部! あたしが守ってやんよ!」
339 :
さやさや
340 :
ふむ、触手とな
341 = 325 :
あんさや!あんさや!
342 = 194 :
数時間後
杏子「へへへ……こんなに倒したのって、ひょっとして世界記録じゃね……?」ガクッ
魔女「ウジャウジャ」
使い魔「ウジャウジャ」
杏子「なのになんで増えてんだよ……嫌になる」
杏子「こっちの魔力も考えろっての……!」
杏子(あいつらがいてくれたら……)
杏子「何考えてんだあたしは……バカか」
杏子「あんな態度とっておいて……来てくれるはずないだろ……」
使い魔「……」プイーン
杏子「逃げんな!!」ブンッ!
使い魔「!」ボカーン!
杏子「お前らこの街から一歩も出させねぇよ……ここであたしと遊んどけ」
杏子(つってもヤバいな……目が霞んできた……)
343 = 194 :
見滝原
ザーザー
まどか「すっごい雨だねー」
さやか「うん」
ほむら「天気が悪いと気も滅入るわね」
マミ「そこを魔女につけ込まれたりして」
ほむら「それにしては、今日はずいぶん爽やかな空気ね」
まどか「だね、まるで魔女とか使い魔が全部どこか行っちゃったみたい」
QB「本当にそうかもしれないよ」
マミ「あらキュゥべえ」
ほみら「……チッ」
344 = 339 :
誰だよ
345 = 22 :
ほむむむむ
346 = 106 :
ほみほみ
347 = 194 :
マミ「どこかに行ってしまったってどういうこと?」
QB「そういう可能性もあるというだけさ、現在魔女の餌場に適した場所がすぐ近くにあるからね」
マミ「まさか……」
QB「もう佐倉杏子には会えないかもしれないねぇ」
さやか「……!」ガタッ
まどか「どういうこと!?」
QB「今から行っても間に合わないかもしれないけど、聞きたいかい?」
さやか「回りくどいこと言ってんじゃないわよ!! さっさと話しなさい!!」
348 = 22 :
さやさや
349 = 194 :
杏子「ぜっ、ぜっ……はぁ……」ガクガク
杏子「お、親玉を倒さないと意味ねぇな」
魔女「……」
杏子「あのデカい奴がそうか……あいつさえ、あいつさえやれば……」フラフラ
杏子「ふぅー……よし! 一発勝負といくか!」
杏子「ふん……おりゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダッ!
使い魔「ウジャウジャ」
杏子「邪魔だ!!」スパスパ
杏子「もらったぁーー!!」
魔女「ニヤニヤ」
少女「お姉ちゃーん」
杏子「なっ!?」
みんなの評価 : ★★
類似してるかもしれないスレッド
- 紬「みんなみたいに可愛くなりたい…」 (208) - [59%] - 2010/6/29 7:16 ★
- 兄「妹を思いっきり可愛がってみた」 (278) - [58%] - 2012/10/14 4:15 ★
- 杏子「さやかっていい匂いだなぁ…」 (142) - [58%] - 2012/3/28 2:45 ☆
- 杏子「さやかがたくさん増えたって?」 (647) - [57%] - 2011/3/17 5:15 ★★★×7
- 杏子「くうかい?」ほむら「いただくわ」 (139) - [56%] - 2011/5/23 6:00 ★
- 杏子「そしてあたし達は走りだした」 (182) - [56%] - 2012/2/8 7:30 ★
- 櫻子「ちなつちゃんと仲良くなりたい!」 (168) - [54%] - 2012/12/14 11:15 ☆
- 杏子「巻きますか、巻きませんか」 (413) - [54%] - 2012/6/10 0:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について