元スレ姉「家族会議するぞ、集合!!」妹弟「「はーい」」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 99 :
健気な少女…
102 :
そうか…、能力のことを一族以外に知られると、記憶を操作できる者が…
103 = 1 :
弟「手伝ってくれてありがとう。それじゃあ」
少女「あ……」
少女「はぁ……私、嫌われてるのかな……?」
少女(それにしてもさっきの気分は何だったんだろう?)
少女(あの子に無性に触れたくなった……)
少女(もしかして……私って……)
少女「嘘……いやいや……そんなことは……でも……」
――――校門
弟「……はぁ」
弟(悪いことしちゃったなぁ)
弟(殆ど喋ったことないのに……)
弟(今度からは教室に誰がいるか見ておいて、話しかけられてもすぐに顔をあげないようにしないと)
弟(……中学生の間は友達できないなぁ)
105 :
少女ももしかしたら…
106 :
クソっ
出かけなきゃいけないのに…
107 = 1 :
―――自宅
姉「ふぁぁ~」
妹「……」
姉「おし、どら焼きもってこい。ねじ込めるならねじ込んでみろ」
妹「ちょっと!!暇だからって心を読むな!!」
姉「だってさ、弟があそんでくれないもーん」
妹「課題をしてるんでしょ。仕方ないじゃないの」
姉「じゃあ、しりとりでもしよっか?」
妹「だから、どんなゲームもお姉ちゃんには勝てないって」
姉「えー?」
妹「圧勝して楽しいの?」
姉「うん」
妹「……」
姉「ドSって言うな」
妹「ドSじゃん」
108 = 105 :
保守と言う名の支援
109 :
土曜日に相応しいまったり進行で構わん
110 = 1 :
妹「はっくしゅん!!―――ティッシュ……」
フワフワ……
妹「チーン!!―――はふぅ」
姉「その能力、いいわねぇ」
妹「そう?」
姉「いいよ。物を引きよせられるなんて」
妹「でも、高速で引きよせるならまだしも……くしゅん!!」
フワフワ……
妹「こんなにゆっくりじゃあ、意味ないし。――チーン!」
姉「お茶とってくり」
妹「はいはい」
フワフワ……
姉「サンキュ」
妹「私の能力はこういう感じでしか活用できないなぁ……」
姉「ゴクゴク……ぷはぁ。ま、私の足になりなさい」
111 = 48 :
絶対服従の人か
112 :
早起きするもんだ④
113 = 1 :
姉「お!」
妹「どした、奇姉よ」
姉「ふふん……モテ期が来たわ」
妹「もう……弟に心休まるときはないのね」
弟「―――姉ちゃん」
姉「答えは16よ?」
弟「あ、そっか!ありがとう!!」
姉「いえいえ。お礼はあとで私と遊ぶこと、いい?」
弟「わ、わかった」
姉「課題、がんばってね」
妹「いつでも心覗いてるよね。やめなよ」
姉「いやぁ。弟の心は穢れてなくて気持ちいいの」
妹「可哀想な弟……」
姉「あげないよ?」
妹「……いや、お姉ちゃんにあげるぐらいなら私が養う」
114 = 1 :
姉「むふふ~、このままぎゅーって永遠にしときたいわぁ」
弟「……」
姉「暑苦しいぐらいがいいんじゃないの~」
弟「はぁ……助けて」
妹「知らん」
姉「あ」
妹「言ったら殺す」
姉「こわ」
弟「なに?」
姉「いやね、今―――」
姉「お姉ちゃん!!」
姉「はいはい。言わないって」
妹「……もう」
姉「むふふ~♪」
弟「……?」
115 = 99 :
姉可愛い
116 = 1 :
―――翌朝 中学校 教室
担任「はーい。じゃあ、ホームルームはじめるぞー」
「きりーつ、れい」
「「おはようございまーす」」
「ちゃくせきー」
担任「じゃあ、まずはプリントを配るからな」
弟「……」
少女(……今も下向いてる……)
「ちょっと」
少女「え?」
「プリントとって」
少女「あ、ああ。ごめんね」
弟「……」
少女(どうしていつも目を伏せてるんだろう……)
「こら!早くプリント後ろに回せ!!」
117 = 1 :
―――授業中
教師「ここは―――」
少女「……」
弟「……」
少女(流石に今は前を向いてる……)
「ねえねえ」
少女(はぁ……目を見て話してほしいなぁ)
「あ……」
教師「こら」
少女「いた!?―――え?」
教師「後ろが気になるのか?」
少女「あ、す、すいません」
「「あははは」」
少女「うぅ……」
弟「……」
118 = 105 :
俺「うぅ……」
119 :
くそぅ、夜中まで続いててくれ支援
120 = 1 :
―――昼休み
弟「……」
少女(一人で食べてる……寂しくないのかな?)
「ねえ」
少女「え?!なに?」
「今日、なんか変だよ?なんかあったの?」
少女「な、なにも」
「なんかずっとあの子のこと見てない?」
少女「見てないよ……」
「怪しいなぁ……」
「好きになったの?」
少女「す……!?」
「あー、そうなんだー?」
「あの子なら一発OKじゃないの?告白しちゃえば?」
少女「や、やめてよ!!そんなんじゃないんだって!!」
121 = 19 :
吊り橋効果と少し似ている
122 = 1 :
―――放課後
弟「はぁ……」
弟「今日は頼まれないみたい……帰ろう」
少女「……」
「ほらほら、いきなよ!」
少女「ちょ……違うんだってば!!」
妹「あ、いたいた!!一緒にかえる!?」
弟「あ、うん。いいよ」
少女「え……?」
「あれ?誰だろう?」
「いっこ上の先輩だね」
「なになに~?あの子の彼女!?」
少女「あ……彼女……いるんだ」
妹「……?」
少女(いけない……目が合った……いや、別にいいか……なんでもないし……)
124 :
あ、って言ってからはなすのやめろや
125 = 1 :
―――通学路
弟「でも、どうしたの?」
妹「お姉ちゃんに買い物頼まれててさ。結構な量なんだ」
弟「そうなんだ」
妹「ごめんね。ジュースぐらいなら買ってあげるから」
弟「いや……別にいいけど」
妹「そういえばさ」
弟「なに?」
妹「あんたの教室にいた女の子たちがなんか見つめたけど、なんかあったの?」
弟「え?」
妹「ほら、窓際にいた3人」
弟「あ、ああ……」
妹「心当たりあるの?もしかして苛め?」
弟「う、ううん!!そんなことないよ!!大丈夫!!」
妹「ならいいけど……何かあったらすぐに言ってね?守ってあげるから」
126 :
なにこれ楽しい
最近、ってか前からだと思うんだけど
SSスレ見るだけで勃起してるわ
パブロフの犬ぱねぇ
127 = 1 :
―――自宅
妹「疲れた~」
弟「ほんとだね」
妹「買った物冷蔵庫にいれなきゃ……」
妹「よっこいせ」
弟「物を自在に動かせる能力ならよかったのにね」
妹「ねー?引きよせるだけじゃ、ホント不便」
妹「こうやって、一々入れなきゃいけないし……まったく」
弟「あはは……僕もこんな能力ならいらんかったなぁ」
妹「確かに殆ど使い道ないもんね」
弟「うん……ただ困るだけだよ」
妹「でもさ。好きな女の子に触れられるからいいんじゃないの?」
弟「いや……10分だけだし……それやったら虚しいだけ……」
妹「それもそうか……はい、収納完了!!―――テレビ!!」
弟「ホントにこんな能力……どうしろっていうんだろう?」
128 :
>>126
盛ってんじゃないよこの犬野郎!
129 = 1 :
>>127
弟「あはは……僕もこんな能力ならいらんかったなぁ」
↓
弟「あはは……僕もこんな能力ならいらなかったなぁ」
訂正
休憩
130 = 126 :
>>128
はひぃぃごめんなさぁい
でも興奮しちゃうんですーお嬢様ぁぁあああ!ビクンッビクンッ
131 = 124 :
黙れとっととかけ
132 = 1 :
>>131
すいません
133 :
>>129
訂正する必要ないと思うが
134 = 126 :
このドSっぷり…お姉さま!
136 :
>>129
おまえ関西人だろ
137 = 128 :
>>134
あんたは黙ってな!
138 = 62 :
>>129
おまえおっさんだろ
139 :
>>131
死ね消えろ二度と息するな土に帰れ劣等生物
141 = 1 :
失礼な。おっさんだが関西人だ。バカ野郎
次から再開する
142 = 1 :
姉「ただいまー!!」
弟「おかえり」
妹「おかえりなさい」
姉「―――きいてよぉ!!!」
弟「うわ!?またぁ!?」
姉「うぅ……また、胸揉んだら気持ち良さそうって思われながら告白された~!!」
妹「もうやめなっていってるじゃん。男は告白する時、そういうことが頭に過るもんだって」
姉「でも、心の底から好きだって思いながら告白してくれないとデリカシーがないって!!」
妹「そりゃ、心を読まれているとは思ってないでしょうし」
弟「うん」
姉「よし……じゃあ、弟で実験だ。―――さあ、告白してみて」
弟「なんで!?」
姉「私のことを心から好きだと思いながら告白してみて。弟でもそう思っちゃうのか実験するの」
弟「いやいや」
妹「弟が変なこと考えるわけないでしょーが」
143 = 105 :
待ってました
144 = 1 :
姉「おーし!!じゃあ、ブラウスのみの恰好になるわ。それで何も思わなかったら成功ね」
弟「やめてよ」
妹「……」
姉「あんたもブラコンでしょ!!」
妹「言うな!!」
弟「もう……お茶、淹れるけど飲む?」
姉「うぃ」
妹「お願い」
姉「……?」
妹「なに?」
姉「学校でなんかあったの?」
妹「はぁ?」
姉「いや、私の可愛い弟が同級生の名前を心で呟いたから……しかも女の子の」
妹「……あの子のことかな?」
姉「誰?教えろ」
145 = 1 :
姉「―――なるほど」
妹「まあ、なにも無いっていってたけど」
弟「お茶、いれたよ」
姉「ねえねえ」
弟「なに?」
姉「学校で最近、なにかあった?」
弟「え!?」
姉「……なるほど」
弟「うぅ……なんでそんなこと聞くの?」
姉「普通のことじゃない?」
弟「姉ちゃんから訊ねられるとあったことが全部伝わるから……」
姉「まあ、いいじゃないの。家族に隠し事はなしってことで」
弟「もう」
妹「で、なにがあったの?」
弟「実は……能力が発動しちゃって」
146 :
俺も能力発動するぜ
なぜか俺の周りから人が離れていくんだ
最強じゃね?
147 = 1 :
妹「それ女の子に?」
弟「そう」
姉「で?」
弟「え……いや、一緒に掃除しただけ」
姉「そう……」
妹「お姉ちゃん、どう思う?」
姉「家族会議をするぞ、集合!!」
弟「してるけど」
姉「今日の議題は、弟の貞操を守る方法についてです!!」
妹「……」
姉「賛成ありがとう」
弟「えぇ!?」
姉「あの能力は結構危険なのよね。それ分かってる?」
弟「何回か説明されたよ……相手の気持ちを変化させちゃうんでしょ?」
姉「そうそう。能力の効果は単に『触れたくなる』ってことだけど、尾を引いちゃうからね」
148 = 62 :
俺もよく外歩くと他人の声が聞こえてくるわ
『キモイ』とか『死ね』とか
149 :
もしかして。もしかしてなんだけど
この>>1ってイイヤツなの?
150 = 99 :
>>148
同情するよ
俺も経験ある
みんなの評価 : ★
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