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    元スレ結衣「京子…綾乃と幸せにね」

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    1 :

    ~ごらく部~


    シーーーーーーーーーン


    結衣「誰もいないと静かだな…部室」

    結衣「あかりとちなつちゃんは用事で今日は来れないし」

    結衣「京子はさっき生徒会室に呼ばれてたし」

    結衣「うーん、暇だなあ」ゴロゴロ

    2 :

    スレタイで泣きそうだよばかやろう

    3 :

    俺はここに居られないようだ

    4 :

    ヤン結衣か………

    5 = 1 :

    京子「……」ガラガラ

    結衣「あ、京子おかえり」ゴロリ

    結衣「ど、どうしたの真剣な顔して、もしかして…また部室返せって言われたの?」

    京子「あ、いや、そうじゃなかったよ」

    結衣「じゃ、なんだったの、生徒会の用事」ゴローン

    京子「うん、綾乃に告白された」

    結衣「……え」ピタッ

    6 :

    実は俺も千歳に告白されたからちょうど良いじゃん

    7 = 1 :

    結衣「…どういう事?え、冗談とか?」

    京子「いや、冗談じゃなくて、凄く真剣に告白された」

    京子「わ、私の事がずっと好きだったって…///」

    結衣「そ、そうか…」サァー

    京子「ゆ、結衣…私、どうしよう?」

    結衣「え、どうしようって…それは、京子が決める事じゃないの?」プイッ

    8 :

    >>6
    俺も告白されたんだけど・・・

    9 = 1 :

    京子「けど、私、どうしたらいいのか判んないし!」

    結衣「だから、それをどうして私に言うんだよ。関係ないだろ」

    京子「……」

    結衣「……」

    京子「結衣は…私に恋人が出来ることについて、どう思ってるの?」

    結衣「それは…京子の、自由だろ」

    結衣「何でそれを私に聞くの」

    10 = 1 :

    京子「うん、そ、そうだよね。ごめん…」

    京子「じゃあ、ちょっと行って来る」

    結衣「え、何処に?」

    京子「綾乃にOKの返事してくるよ」

    結衣「そ、そう、告白、受け止めるんだ…」

    京子「うん、だって、綾乃の事、嫌いじゃなかったし」

    11 = 4 :

    すでに心が痛い

    12 = 1 :

    京子「あ、今日は遅くなるかもしれないから、先に帰っててね」

    結衣「あ、ああ、判った…」

    結衣「……きょ、京子!」

    京子「…!」ビクッ

    結衣「あ、その…応援してるから、何かあったら…相談して…」

    京子「……うん」

    13 = 1 :

    結衣「………」

    結衣「これで、良かったんだよな…」

    結衣「………」

    結衣「帰ろう……」

    14 = 3 :

    こんなのってないよ…

    15 = 1 :

    ~翌日~

    ~放課後~

    結衣「はあ…京子は綾乃とデートだって言ってたし…」

    結衣「何か…やる気出ないな…」

    結衣「ん?机の中に…手紙が…」

    結衣「…!ひょ、ひょっとして京子から…!?」ガサガサ

    結衣「ち、ちなつちゃんからか…」

    結衣「部室に行く前に体育館裏に来てほしい…か…」

    結衣「……なんだろ、ちなつちゃん、用事なら部室で言えばいいのに…」

    16 = 1 :

    ~廊下~

    結衣「ふぅ…」トボトボ

    結衣「あ、あそこに居るのは…あかり…」

    結衣(あかりとちなつちゃんには、京子達の事は言わないでおこう…)

    結衣(部室でまで話題に出されると…嫌だし…)

    櫻子「おーい!あかりちゃーん!大ニュース!」ドドド

    あか「あ、櫻子ちゃん、どうしたのそんなに急いで?」

    櫻子「綾乃先輩と歳納先輩が、付き合うことになったんだって!」

    結衣(……!)サッ

    17 :

    綾乃うぜええええええ

    18 = 1 :

    あか「え!?綾乃先輩と!?」

    櫻子「私はてっきり歳納先輩は船見先輩とくっつくと思ってたんだけどさ~」

    あか「あははは、私もそう思ってた~」

    櫻子「船見先輩の心境や如何に!って感じだね!」

    あか「まあ、自業自得なんだけどね、結衣ちゃんの場合は」

    結衣(……!?)

    20 = 1 :

    櫻子「え、どういう事?」

    あか「結衣ちゃんはさ、ほら、幼馴染の関係に胡坐をかいてる感じだったんだよね」

    あか「だから、ちょっと痛い目見て勉強した方がいいと思う」

    櫻子「あ、あかりちゃん、クール!」

    あか「そんなことないよお、普通だよ!」

    結衣(……)

    21 = 4 :

    黒いあかりか

    22 = 1 :

    ~部室~

    結衣「…あかりが、あんな事を思ってたなんて…」

    結衣「は、ははは…私達は仲良しな幼馴染だと思ってたのに…」

    結衣「私…全然皆の事、判ってなかったんだな…」グスッ


    ドーン


    結衣「!?」

    ちな「はぁ…はぁ…はぁ…結衣先輩、見つけた…」

    23 = 1 :

    結衣「ち、ちなつちゃん、どうしたの、そんなに息切らして」

    ちな「ゆ、結衣先輩…手紙、見てくれなかったんですか…?」ハァ、ハァ

    結衣「手紙…?あ、…ごめん、忘れてた」

    ちな「……!」

    ちな「ゆ、結衣先輩!じ、実は私!今日は大切な話がありまして…!」

    結衣(あ、駄目だ…泣きそう…ちなつちゃんに心配させちゃう…)

    結衣「ご、ごめん、その話、明日でいいかな?」

    結衣「ちょ、ちょっと今日は用事があって…」ササッ

    24 = 17 :

    綾乃まじクズだな

    25 = 1 :

    ちな「結衣先輩!」ガシッ

    結衣「!?」

    ちな「用事って…なんですか、それ聞かないと、ちょっと納得できません…」

    結衣(うう、もう、涙が零れそうなのに…)

    結衣「うん、あれだよ、京子に呼ばれててね、ごめん!急ぐんだ!」ダッ

    ちな「あ!結衣先輩待って!」

    ちな「ゆいせんぱーーーーい!!」

    26 = 1 :

    ~結衣部屋~

    結衣(…ちなつちゃんには…悪い事したな…)

    結衣(明日謝って…ちゃんと話を聞いてあげよう…)

    結衣(もう、信じられるのはちなつちゃんだけだし…)

    結衣「今日は…歯磨いて…もう寝るかな…」

    結衣「……あ、この歯ブラシ…京子の…」

    結衣「良く泊まりに来てたから、私が買ってあげたやつだ…」

    結衣「…」ギュッ

    結衣「うう…ううううう…」グス

    結衣「きょ、きょうこぉぉぉ」ポロポロ

    27 = 8 :

    フヒヒ

    28 = 19 :

    結衣•••

    29 = 4 :

    どっきりだろ?





    どっきりだろ?

    30 = 17 :

    結衣を泣かせる綾乃はゆるゆりに一番必要ないキャラ

    31 = 1 :

    ゚ンポーン


    結衣「……なんだろう、こんな時間に…」ヒック

    結衣「いいや…無視しちゃえ…」


    ピンポンピンポンピンポンピンポン


    結衣「こ、このピンポンラッシュは…もしかして…」

    結衣「京子…?京子なの…?」ダッ

    結衣「京子!?」バン

    32 :

    果たしてこのちなつちゃんは黒いのか

    33 = 1 :

    京子「へへーん、せいかーい!京子ちゃんだよー!」

    結衣「きょ、京子…そ、そんなにずぶ濡れでどうしたの!?」

    京子「あ、うん、途中で雨に振られてね」

    京子「家帰るのもしんどいから、今日も泊めてもらおうかなって」

    京子「いいでしょ?」

    結衣「え、あ、う、うん…取りあえず上がって、タオル出すから、さ」

    京子「おじゃましまーす!」

    34 = 8 :

    結衣のヤツとうとう首吊っちゃったかー(笑)

    35 = 1 :

    結衣(どうしたんだろ、京子…今日は綾乃とデートだったはずなのに…)

    結衣(もしかして…もしかして、綾乃を怒らせて…振られちゃったとか…?)

    結衣(そうだよ、そうでもないと…わざわざ私の所になんかこないもんな)

    結衣(きっと、きっと私に慰めてほしいんだ…///)

    結衣「ほら、京子、タオルだよ~」ワシャワシャ

    京子「おー、ありがと!ついでに拭いてくれ~!」

    結衣「もう、仕方ないな、京子は…」フキフキ

    36 :

    うわああ嫌な予感しかしない

    37 = 1 :

    京子「結衣~お腹すいた~、パスタ食べたい!久しぶりに結衣のパスタ!」

    結衣「もう、仕方ないな、京子は。今日だけ特別だぞ?」

    結衣(よし、ちょっと奮発したパスタ作って京子を驚かせよう…)

    結衣(そのあと、綾乃との話を聞いて…慰めてあげて…)

    結衣(そして、私の気持ちを…伝えよう…)

    結衣「京子~、パスタ出来たよ~」

    京子「ありがと!結衣!うまそー!」

    38 = 1 :

    京子「ぷはー!今までで一番美味しかったよ!結衣!」パンパン

    結衣「もう、褒めても何も出ないぞ///」

    結衣「あ、そういえばさ、京子」

    結衣「今日、確か綾乃とデートとか言ってなかった?」

    結衣「綾乃はどうしたの?」

    京子「うん、もう帰ったよ~」

    結衣「ふうん……どうだった?デート、楽しかった?」

    京子「そ、それがさ…あ、あの…」

    39 = 1 :

    京子「めちゃくちゃ楽しかった…!」

    結衣「 」

    京子「いやー!前から綾乃と私の相性、悪くないと思ってたけど…」

    京子「もう驚くほどピッタリだった!」

    京子「普段の綾乃はちょっと尖がってるけど、今日の綾乃は、もう、柔らかくて丸い印象しかしなかったよ!」

    京子「まずゲームセンターへ行ったんだけど…綾乃って、全然ゲームの事知らないの」

    京子「けど、私が一緒にやりながら教えてあげると、一生懸命さですぐに上達してくれるの!」

    京子「その時に、首筋とかいろいろ見たんだけど…もう、白くていい匂いがして、フラフラしちゃった!」

    京子「そのあとね!」

    結衣「やめて」

    40 = 32 :

    切ないのに見ちゃう不思議

    41 = 4 :

    うわぁ

    42 :

    おいやめろ

    続けて

    43 = 1 :

    京子「へ、どうして?」キョトン

    結衣「あ、うん…あれだよ、今日は宿題出てただろ」

    結衣「あれはやってしまわないといけないからさ…」

    京子「げ、そうだった…うわー、勉強したくねえー」ゴローン

    結衣「…もう、仕方ないなあ、京子は」

    結衣「私が一緒にやってあげるから、がんばろ?」

    京子「ほんと!?」ガバ

    44 :

    綾乃ちゃんかわいい

    45 = 36 :

    怖いもの見たさェ……

    46 = 3 :

    これは…

    47 = 1 :

    結衣「さ、用意して用意して」

    京子「うーん!…よし、プリント用意オッケー!」

    京子「あ、それでね、綾乃とそのあと、ご飯に行ったんだけどさ」

    結衣「 」

    京子「こう、食べる時に…あーんってしてもらったの!もう、綾乃超可愛かった///」

    結衣「きょ、京子…」

    京子「ん?」

    結衣「しゅ、宿題やるから、その話止めてって…」

    京子「いや」

    48 :

    おいやめろ







    続けろ

    49 :

    略奪愛も良いですよね

    50 :

    俺はすべてを受け入れるぞ


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