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元スレ魔女「あらあら、こんな所に人間が落ちているわ」
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魔女「……ん」クンクン
男「どうかしたの?…ああ、ケーキの匂いか。そうだ、この前のケーキ、ここで買ったんだよ」
魔女「だから何?」
男「その…美味しかったかな?」
魔女「…………」
男「えっと…あの…?」
魔女「…………」
男「なんだよ、急に黙りこくっちゃって…」
男(気に入ってくれなかったのかな…)
魔女「……寄っていかないの?」
男「ああ、うん。今日はそんなにお金持ってないから…」
魔女「……そう」
男「………?」
男「どうかしたの?…ああ、ケーキの匂いか。そうだ、この前のケーキ、ここで買ったんだよ」
魔女「だから何?」
男「その…美味しかったかな?」
魔女「…………」
男「えっと…あの…?」
魔女「…………」
男「なんだよ、急に黙りこくっちゃって…」
男(気に入ってくれなかったのかな…)
魔女「……寄っていかないの?」
男「ああ、うん。今日はそんなにお金持ってないから…」
魔女「……そう」
男「………?」
男「そういえば、学校とかは行ってないの?」
魔女「ええ、と言っても中学校までは通っていたわ。義務教育だからね」
男「魔女にも義務教育なんてあるんだ」
魔女「あの頃は人間に紛れて暮らしてたの。もっとも、周りの人間は皆薄気味悪がってたけれど」
男「ご、ごめん…俺も最初は……」
魔女「最初は?今は恐怖の対象ではないということ?聞き捨てならないセリフね」
男「…いやいや、あなた様は非常に恐ろしい魔女でございます」
魔女「なにそれ?馬鹿にしているの?」
男「扱いにくい奴だ…」
魔女「ええ、と言っても中学校までは通っていたわ。義務教育だからね」
男「魔女にも義務教育なんてあるんだ」
魔女「あの頃は人間に紛れて暮らしてたの。もっとも、周りの人間は皆薄気味悪がってたけれど」
男「ご、ごめん…俺も最初は……」
魔女「最初は?今は恐怖の対象ではないということ?聞き捨てならないセリフね」
男「…いやいや、あなた様は非常に恐ろしい魔女でございます」
魔女「なにそれ?馬鹿にしているの?」
男「扱いにくい奴だ…」
ちょくちょく寝落ちしちゃってます
このまま本当に寝ちゃったらごめん
このまま本当に寝ちゃったらごめん
男「魔女が使える魔法って、箒と魔法の薬の調合の他に何があるの?」
魔女「新聞やテレビでもやっているんじゃない?私たちがどういうことをしているのか」
男「いや、誇張してることも結構あるんじゃないかなって…」
魔女「まあ、だいたい当たっているわよ。老化や死に至らせる呪い、とか」
男「………」
魔女「まあ、厳密に言うとそれも高度な魔法薬のおかげなのだけどね」
魔女「だから、私たち魔女が使える魔法は、薬作りと箒を飛ばすことだけ」
男「そうなんだ…」
魔女「なによ、改めて私の怖さを思い知ったのかしら?」
男「君もそんな薬を作ってるの…?」
魔女「ふふっ…知りたい?」
男「…今ので作ってないってわかったよ」
魔女「なによそれ。つまんない」
魔女「新聞やテレビでもやっているんじゃない?私たちがどういうことをしているのか」
男「いや、誇張してることも結構あるんじゃないかなって…」
魔女「まあ、だいたい当たっているわよ。老化や死に至らせる呪い、とか」
男「………」
魔女「まあ、厳密に言うとそれも高度な魔法薬のおかげなのだけどね」
魔女「だから、私たち魔女が使える魔法は、薬作りと箒を飛ばすことだけ」
男「そうなんだ…」
魔女「なによ、改めて私の怖さを思い知ったのかしら?」
男「君もそんな薬を作ってるの…?」
魔女「ふふっ…知りたい?」
男「…今ので作ってないってわかったよ」
魔女「なによそれ。つまんない」
男「ん、俺の家ここなんだ」
魔女「そう。やっとお別れできるのね」
男「そういうこと言うなよ…」
魔女「じゃあね。もう二度と顔を見せないでね」
男「はぁ」
魔女「あ、それと」
男「ん…?」
魔女「白と黄色と茶色なら、私は白が好きよ」
男「…?突然なんの話?」
魔女「阿呆」
男「な、なんだよ!あ、行っちゃった…」
男「白と黄色と茶色?なんのことだろう…」
魔女「そう。やっとお別れできるのね」
男「そういうこと言うなよ…」
魔女「じゃあね。もう二度と顔を見せないでね」
男「はぁ」
魔女「あ、それと」
男「ん…?」
魔女「白と黄色と茶色なら、私は白が好きよ」
男「…?突然なんの話?」
魔女「阿呆」
男「な、なんだよ!あ、行っちゃった…」
男「白と黄色と茶色?なんのことだろう…」
なんだ…魔女って言うからてっきりもっと年増なお姉さんな感じかと思ったのに…
「○×国の首相暗殺に使われた毒薬を作ったと思われる魔女を逮捕」
男「魔女だってみんながみんな悪いわけじゃないのに…」
男「だいたい、この事件だって薬を作っただけで他は何も悪いことをしてないじゃないか」
魔女「なによ、そんな辛気臭い顔をして」
男「わっ、びっくりした!また町に来てたんだ」
魔女「ええ。日曜日に家にいるのが退屈で。たまたま通りかかったらあなたがいたから」
男「ってことは、特に用もないんだね」
魔女「まあ、強いて言えばお買い物も兼ねてかしら」
男「そっか。…俺もついていっていい?」
魔女「好きにすれば」
男「魔女だってみんながみんな悪いわけじゃないのに…」
男「だいたい、この事件だって薬を作っただけで他は何も悪いことをしてないじゃないか」
魔女「なによ、そんな辛気臭い顔をして」
男「わっ、びっくりした!また町に来てたんだ」
魔女「ええ。日曜日に家にいるのが退屈で。たまたま通りかかったらあなたがいたから」
男「ってことは、特に用もないんだね」
魔女「まあ、強いて言えばお買い物も兼ねてかしら」
男「そっか。…俺もついていっていい?」
魔女「好きにすれば」
>私たち魔女が使える魔法は、薬作りと箒を飛ばすことだけ
魔女宅を思い出した
魔女宅を思い出した
男「魔女でも普通に市場とか来るんだな…」
魔女「あら、それはひどい偏見よ」
男「ごめん、そんなつもりじゃ」
男「…それより、君の格好ってちょっと目立ちすぎじゃない…?」
魔女「なにが?」
男「黒いワンピースに片手には箒…自分は魔女ですって言ってるようなもんじゃん」
魔女「普通にしている分には傍から見ればただの痛い人でしょう」
男「自覚してるのか…」
魔女「やめるつもりはないけどね。魔女のトレードマークだもの」
魔女「あら、それはひどい偏見よ」
男「ごめん、そんなつもりじゃ」
男「…それより、君の格好ってちょっと目立ちすぎじゃない…?」
魔女「なにが?」
男「黒いワンピースに片手には箒…自分は魔女ですって言ってるようなもんじゃん」
魔女「普通にしている分には傍から見ればただの痛い人でしょう」
男「自覚してるのか…」
魔女「やめるつもりはないけどね。魔女のトレードマークだもの」
魔女「これでもワンピースには拘ってるつもりよ」
男「そうなの?」
魔女「ええ。ほら、これには自分でレースを縫い付けたの」
男「へえ…」
魔女「他にもいろいろあるわ。作業着用によそ行き用、お出かけ用に…」
男(やっぱり年頃の女の子なんだなぁ…)
魔女「そういえばこの前黒いベビードールを買ったのだけれど、これも黒いワンピースに似てるわよね」
男「ぶっ…!い、いきなり何言ってるんだよ!」
魔女「あなたこそ、なにをそんなに動揺しているのよ」
男「だって、あんなエロ下着…」
魔女「なによ。見たい?」
男「え!いや、それは、その…」
魔女「嘘よ。なに顔を赤らめてるのよ、発情ネズミ」
男「そうなの?」
魔女「ええ。ほら、これには自分でレースを縫い付けたの」
男「へえ…」
魔女「他にもいろいろあるわ。作業着用によそ行き用、お出かけ用に…」
男(やっぱり年頃の女の子なんだなぁ…)
魔女「そういえばこの前黒いベビードールを買ったのだけれど、これも黒いワンピースに似てるわよね」
男「ぶっ…!い、いきなり何言ってるんだよ!」
魔女「あなたこそ、なにをそんなに動揺しているのよ」
男「だって、あんなエロ下着…」
魔女「なによ。見たい?」
男「え!いや、それは、その…」
魔女「嘘よ。なに顔を赤らめてるのよ、発情ネズミ」
男「今日は楽しかったよ」
魔女「私は鬱陶しくて仕方なかったわ」
男「それはどうも…」
魔女「最近あなたから恐怖の感情がなくなっているのが気に食わないわ」
男「別にわざわざ怖がらせなくても…」
魔女「魔女たるもの、人間を恐怖のどん底に陥れなければいけないものなのよ」
男「でも俺にはもう効かないよ。路線変えたら?」
魔女「考えてみるわ」
魔女「私は鬱陶しくて仕方なかったわ」
男「それはどうも…」
魔女「最近あなたから恐怖の感情がなくなっているのが気に食わないわ」
男「別にわざわざ怖がらせなくても…」
魔女「魔女たるもの、人間を恐怖のどん底に陥れなければいけないものなのよ」
男「でも俺にはもう効かないよ。路線変えたら?」
魔女「考えてみるわ」
男「それじゃ、俺はここで」
魔女「うん、またね」
男「え……?」
魔女「今度またうちに遊びに来てくれると嬉しいな」
男「え…?あ、あの……」
魔女「…こういう路線はどうかしら」
男「え、演技か…びっくりした……」
魔女「久しぶりにあなたが顔色をぐるぐる変えているところを見れて楽しかったわ」
男「ははっ、そりゃどうも…」
魔女「それじゃあね。白、待ってるから」
男「うん。今度買ってくよ、ショートケーキ」
魔女「うん、またね」
男「え……?」
魔女「今度またうちに遊びに来てくれると嬉しいな」
男「え…?あ、あの……」
魔女「…こういう路線はどうかしら」
男「え、演技か…びっくりした……」
魔女「久しぶりにあなたが顔色をぐるぐる変えているところを見れて楽しかったわ」
男「ははっ、そりゃどうも…」
魔女「それじゃあね。白、待ってるから」
男「うん。今度買ってくよ、ショートケーキ」
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