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    元スレ岡部「犬になってしまった…」

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    201 = 190 :



    ~東京ビッグサイト~

    鈴羽「いやーいい汗かいたねー」

    チワリン「(……)」フーヒーフーヒー

    鈴羽「あはは!君の顔面白いねー!」

    チワリン「ワン…(覚えとれよバイト戦士ぃ……)」フーヒー

    鈴羽「さて、ここからは普通に歩いていこうか」

    チワリン「(ホッ……)」

    202 = 198 :

    秋葉原から有明までMTBの速度とかデスマーチってレベルじゃねーぞ

    203 :

    204 :

    >>203
    ピッタリだな

    205 = 190 :



    鈴羽「知ってる?毎年いつもここでコミマがあってるんだって」

    チワリン「ワンワンワ(知っている。というか大衆の前で何ナチュラルに犬に話しかけてるんだ)」

    鈴羽「昔父さんが行ってた。皆”高くて薄い本”っていうのを求めて、全国から何万、何十万って紳士たちが集まるんだって」

    チワリン「(何を教育してるんだ未来のダルは)」

    鈴羽「父さんと母さんもね、ここで出会ったんだって」

    鈴羽「私は父さんを探すためにこの時代へ来たんだけど、どうしても見つけられない……」

    鈴羽「一目、一目見るだけでもいいのに……どうしてなのかな…」

    チワリン「(……そうか、この世界線の鈴羽は父親との再会まだ果たしていないのだな……)」

    チワリン「(どうにかして励ましてやりたいものだが、いかんせん言葉が通じん…。どうする……?)」

    チワリン「鈴羽!こっちだ、ついてこい!」

    鈴羽「えっ!?ちょっとチワリン、どこに行くのさ!?」

    206 = 200 :

    ついに普通にしゃべりおった

    207 = 189 :

    最近の犬には人語発声など造作もないこと

    208 = 190 :



    ~ラジ館前~

    チワリン「」フゥーーヒィーーフゥーーヒィーー

    鈴羽「はあはあ……ここは、ラジ館?どうしてここに…」

    チワリン「ワン!(こっちだ!)」ダッ

    鈴羽「ちょっ!中に入ったらダメだってばー!」タタタッ


    タイムマシン前

    チワリン「ワン(ここだ)」

    鈴羽「これは…タイムマシン。どうして君が知っているの?」

    チワリン「ワン!ワン!(それはこの俺が!狂気のマッドサイエェンティスト鳳凰院凶真だからである!)」エッヘン

    鈴羽「(うわあ…この犬なんだか岡部倫太郎みたい)」

    209 = 187 :

    え・・と、どの世界線だ?

    210 = 190 :



    鈴羽「これを知ってるってことは多分……君は全て知ってるんだろうね。そう、私は未来から来た」

    鈴羽「SERNのディストピアという未来を破るため、父さんとの約束を果たすため…」

    鈴羽「でもね、父さんは私を置いて先に逝っちゃった……」

    チワリン「(……)」

    鈴羽「だから私は父さんを探しにここまできた、そして……」

    鈴羽「ラボメンと出会えた、初めてバイトした、初めて人の温もりを知った」

    鈴羽「でも父さんは見つけられなかった」

    鈴羽「馬鹿だ、馬鹿だ……!なんでこんな時代にきたの!?これじゃあここを去る時…余計…辛いだけじゃん……!!」グスッ

    鈴羽「……っ、ごめんね!こんな暗い話して…わかるわけ、ないのにね」

    チワリン「(……いいや、俺は確かに聞いている)」

    鈴羽「君ならなんだか全て知ってそうな気がしてさ……ほんの気休めにもならないのに……」

    チワリン「(いいや、俺がお前を労わってやる)」

    211 = 187 :

    もしかして鈴羽√か

    212 = 190 :



    チワリン「(この世界線の鈴羽がもし1975年へ時間跳躍しなければ、IBN5100は俺のもとには戻ってこない……)」

    チワリン「(だから俺がお前を引きとめることはできない…。……すまない…)」

    鈴羽「……」

    チワリン「…ワン(…鈴羽)」

    チワリン「ワンワワワン(忘れないで欲しい、お前は)」

    チワリン「ワンワンワン(たとえどの時代に行ってもお前はお前であり)」

    チワリン「ワンワ(お前との思い出が色褪せることはない)」

    鈴羽「……?なんていってるか、分かんないよ…」

    チワリン「ワンワン(…鈴羽)」

    チワリン「「お前のことは忘れない」」


    213 = 198 :

    !?

    214 = 189 :

    最近の犬には人語発声など造作もないこと

    215 = 190 :



    鈴羽「…!?チワリン今、なんて…」

    チワリン「ワン(ど、どういうことだ?)」

    鈴羽「あ、戻ってる……」

    チワリン「(……)」

    鈴羽「でもありがとう、チワリン。ありがとう…」

    チワリン「(鈴羽…)」ポスッ

    鈴羽「えっ……」

    チワリン「(すまない…すまない…)」ツー

    鈴羽「やだ、ちょっと、泣かないでよ…」

    鈴羽「私まで、泣きたくなっちゃうじゃんかよお……」

    鈴羽「うう……ぐすっ、うえええええん……」

    216 :

    橋田さん・・・

    217 = 190 :



    ダル「お、阿万音氏とチワリンおかえりーってか遅かったぬ」

    チワリン「(……)」

    鈴羽「……」

    ダル「……え?なんか二人とも暗くね?どないしたん?」

    鈴羽「…ううん!なんでもないよ!」ニパッ

    ダル「そ、そうかお……でもチワリンは死んだような顔してるし、早くラボに運んであげるお…」

    鈴羽「うん、チワリンによろしくね!」

    鈴羽「(そして…ありがとう、岡部倫太郎)」

    218 = 190 :




    ダル「チワリンお前なんか痩せてね?」

    チワリン「(余計な御世話だ……)」

    ダル「あ、あとまゆ氏がドクペ用意してるっていってたお」

    チワリン「なに!本当か!?」

    ダル「!?」

    チワリン「(!?)」

    220 = 197 :

    突然喋れるようになるのはチワリン的にも、ラボメン的にもびっくりだろうな・・・

    224 = 189 :

    寝落ちなんて許されざるよ

    225 :

    もう月曜なんだ、普通なら忙しいんだろ

    226 :

    しえん

    227 = 197 :

    なかったことにしてはいけない

    228 = 221 :

    229 = 190 :



    ダル「たたた大変大変態変」

    紅莉栖「騒々しいわねHENTAI」

    ダル「チワリンがしゃべった!!!!」

    紅莉栖「え?」ポカン

    まゆり「ほんとお?」パァッ

    ダル「な、何を言ってるのかわかんねーと思うが、僕もよくわかんねーお…」

    紅莉栖「…とりあえず、もっと喋らせてみましょう」

    230 = 190 :



    紅莉栖「じゃあチワリン、何か行ってみて」

    チワリン「ワン(ドクペ)」

    ダル「もう一声」

    チワリン「ワン(東京ビックサイト)」

    まゆり「もっともっとー」

    チワリン「ワン!(タイムマシン!)」

    ダル「うーん、おかしいなあ…」

    紅莉栖「橋田の聞き間違いじゃないの?」

    ダル「そ、そんなはずはないお!確かに聞いたんだお!」

    231 = 190 :



    紅莉栖「チワリンが喋るのにはなんらかの原因があるはず…」

    ダル「どうやって模索するお?」

    紅莉栖「とりあえずいろいろ試してみるしかないわね」

    まゆり「(…あ!もしかして……)」

    まゆり「ね、ねえ、そういえば今日って、オカリンまだ来てないねえ…?」

    チワリン「だから俺はここに――」

    紅莉栖「あ!」

    まゆり「ああーー!!」

    ダル「というか今のってもしかして……」

    232 :

    戻ってきたか

    234 = 190 :

    機関の陰謀でドタバタしてたからとりあえず書き溜め放出した
    今からあいほんで書けるだけ書く

    235 :

    ほっしゅ

    236 = 190 :



    紅莉栖・ダル「「岡部!(オカリン!)」」

    チワリン「ワン!(やっと気づきおったか鈍感共め・・・)」

    紅莉栖「嘘でしょ・・・こんな可愛らしい犬が岡部の筈が・・・」

    ダル「んん?てことはもしかして・・・」ガサゴソ

    ダル「この『アニマルチェンジャー』が原因だったのかお!?」

    チワリン「アオーン!(そぉーだ!それだ!昼寝から目覚めたらこうなっていたのだ!)」

    ダル「でもこれ、勝手に誤作動起こすなんてことは有り得ない筈だお・・・どゆこと?」

    まゆり「あ、あの~みんな・・・まゆしぃは言わなくちゃいけないことがあるのです」

    紅莉栖「どういうこと?まゆり」

    まゆり「実はね?・・・・・・」

    239 = 190 :



    紅莉栖・ダル「「まゆり(まゆ氏)の誤作動が原因だったぁ!?」」

    チワリン「(なんてこった・・・・・・)」

    まゆり「ほんとにごめんね?まゆしぃもどうにかしようと頑張ったけどどうにもできなくて」

    まゆり「みんなの楽しそうな様子見てたら言い出せなくて・・・ごめんね・・・」グスッ

    紅莉栖「ううん・・・そんなに思い悩むことないわ、まゆり。私たちはラボメンなんだから、もっと頼っていいのよ?」

    まゆり「うん・・・グスッ、ありがとうクリスちゃん・・・」

    ダル「おうふ、いきなり百合ワールドktkr....」

    紅莉栖「こんなときぐらいHENTAIは自重しろ」

    240 :

    ブレない、さすがダル

    241 = 190 :



    チワリン「(そうか・・・まゆりは今まで俺に心配をかけてくれてたのか)」

    チワリン「(そんなまゆりの苦労にも気づいてやれず俺は・・・くそっ、不甲斐ないったらない)」

    チワリン「ワワン(もう大丈夫だまゆり・・・俺はこんなにもピンピンしているのだからな)」

    まゆり「・・・なんて言ってるのかな?」

    ダル「もしかしたら励ましてくれてるのかも・・・」

    まゆり「うん・・・うん。ありがとう、オカリン・・・」ニコッ

    チワリン「(・・・・・・)」

    242 = 190 :



    ダル「にしても、もうさっきから驚きっぱなしだお・・・まさかチワリンがなあ・・・」

    紅莉栖「・・・でも待って、どうしてチワリン・・・岡部が今になっで急にしゃべり出したの?こんなのおかしいわ」

    ダル「そ、それは・・・もしかしたらまだ『アニマルチェンジャー』がまだ未完成だったのかも・・・」

    チワリン「ワワン!?(なんだと!?俺の発明したガジェットが未完成だっただと!?そんな馬鹿なそんなわけが・・・)」

    ダル「おおオカリン慌てとる慌てとる・・・でもそれしか考えられんお、もう効果が切れかかってる」

    紅莉栖「そ、そんな・・・このまま効果が完全に消えたら・・・」

    ダル「おそらく元のオカリンに戻ると思われ」

    紅莉栖「・・・」

    244 :

    まて、このまま戻ったらオカリンはすっぽんp(ry

    245 :

    >>244
    オカリンの貞操が危ない…!

    246 :

    >>244
    最後の紅莉栖の「…」はそういうことか

    247 = 190 :



    紅莉栖「あの時・・・確かに誓ったのに」

    『 紅莉栖「(大丈夫だよ……あなたは私が守るから)」 』

    紅莉栖「あの時あなたの中に確かに安らぎを感じたのに・・・」

    紅莉栖「この思いがなかったことになるなんて・・・やだよぉ・・・やだよチワリン・・・」ブワッ

    紅莉栖「私を置いて消えないでよお・・・!」ボロボロ

    ダル「ま、牧瀬氏・・・」

    まゆり「クリスちゃん・・・」

    チワリン「(・・・・・・)」

    248 :

    いやいやいやw

    249 = 190 :



    チワリン「」ダッ

    ダル「ちょ、チワリンどこ行くん!?」

    チワリン「」ヒョヒョイッカチャカチャカチャ

    まゆり「あれ?・・・パソコンに何か書いてあるよ?」



    「ぼくはきみとすごしたじかんをわすれない」

    「きみも、どうかぼくがいたことをわすれないで」

    「ぼくはずっときみのそばにいるんだから」

    250 = 192 :

    >>239
    まゆしぃなにもしてないよね


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