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元スレ櫻子「えっ?生徒会長?」
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ちなつ「…会長さんって無口なんじゃなかったっけ?」
向日葵「それが、櫻子は会長と意思疎通できるみたいなんですの」
あかり「えっ」
あかり「ほんとだ…なんか楽しそうに話してる」
ちなつ「話してる…のかな、あれ」
向日葵「正直、櫻子が一人で喋ってるように見えますわね」
あかり「櫻子ちゃんすごいなぁ」
ちなつ(もしかしてテレパシー?)
向日葵「それが、櫻子は会長と意思疎通できるみたいなんですの」
あかり「えっ」
あかり「ほんとだ…なんか楽しそうに話してる」
ちなつ「話してる…のかな、あれ」
向日葵「正直、櫻子が一人で喋ってるように見えますわね」
あかり「櫻子ちゃんすごいなぁ」
ちなつ(もしかしてテレパシー?)
>>51
つまり櫻子は人ではないと
つまり櫻子は人ではないと
櫻子「ただいまー」
ちなつ「おかえりー」
向日葵「なにかありましたの?」
櫻子「うん、手紙もらった」ジャン
ちなつ「ラブレター?」
向日葵「なっ!?」
あかり「ちょっ!?」
櫻子「えっ!?」
ちなつ「おかえりー」
向日葵「なにかありましたの?」
櫻子「うん、手紙もらった」ジャン
ちなつ「ラブレター?」
向日葵「なっ!?」
あかり「ちょっ!?」
櫻子「えっ!?」
櫻子「ち、違うし!」カアァ
櫻子「ただの手紙だよ…たぶん」
向日葵「会長はなにか言ってましたの?」
櫻子「言いたいことを手紙に書いたから」
櫻子「読んでほしい、って」
ちなつ「ますますラブレターっぽいね」
あかり「はわわわ…」カアァ
ちなつ「櫻子ちゃん、読んでみようよ」
櫻子「ただの手紙だよ…たぶん」
向日葵「会長はなにか言ってましたの?」
櫻子「言いたいことを手紙に書いたから」
櫻子「読んでほしい、って」
ちなつ「ますますラブレターっぽいね」
あかり「はわわわ…」カアァ
ちなつ「櫻子ちゃん、読んでみようよ」
櫻子「ちょ、ちょっと待って!読む!!」ガサガサ
櫻子「…………」ジー
櫻子「…………」ジーー
向日葵「さ、櫻子?」
あかり「はうぅ…」モジモジ
ちなつ(なんで櫻子ちゃんよりあかりちゃんのほうが顔赤くしてるんだろう…)
櫻子「…ふぅ」
櫻子「読んでいいよ」ピラッ
向日葵「いいんですの?」
櫻子「…………」ジー
櫻子「…………」ジーー
向日葵「さ、櫻子?」
あかり「はうぅ…」モジモジ
ちなつ(なんで櫻子ちゃんよりあかりちゃんのほうが顔赤くしてるんだろう…)
櫻子「…ふぅ」
櫻子「読んでいいよ」ピラッ
向日葵「いいんですの?」
ちなつ「どれどれ…」
あかり「あかり、なんだか恥ずかしくて見れないよぉ」
向日葵「会長、字綺麗ですわね…」
ちなあかひま「……」ジー
あかり(えーと)
向日葵(なんていうか…)
ちなつ(授業中にまわってくるような)
櫻子「すっごい普通だよね」
あかり「うん…」
あかり「あかり、なんだか恥ずかしくて見れないよぉ」
向日葵「会長、字綺麗ですわね…」
ちなあかひま「……」ジー
あかり(えーと)
向日葵(なんていうか…)
ちなつ(授業中にまわってくるような)
櫻子「すっごい普通だよね」
あかり「うん…」
ちなつ「なんていうか…わざわざ手紙書く程じゃないよね」
向日葵「他の方ならいざ知らず…」
あかり「櫻子ちゃん、会長さんとお喋りできるのにね?」
櫻子「うーん…?なんなんだろう…?」
櫻子「そうだ、先生に聞いてみよう」パチン
ちなつ「先生?」
向日葵「この学校にはもう一人、会長と意思疎通できる方がいますのよ」
櫻子「ちょっと行ってくるー」ダッシュ
向日葵「廊下は走らない!!」
向日葵「他の方ならいざ知らず…」
あかり「櫻子ちゃん、会長さんとお喋りできるのにね?」
櫻子「うーん…?なんなんだろう…?」
櫻子「そうだ、先生に聞いてみよう」パチン
ちなつ「先生?」
向日葵「この学校にはもう一人、会長と意思疎通できる方がいますのよ」
櫻子「ちょっと行ってくるー」ダッシュ
向日葵「廊下は走らない!!」
理科室
先生「それで私のところに来たのか?」
櫻子「はいっ」
櫻子「先生なら、会長はこの手紙で何を伝えたいのか分かると思いまして」
先生「……まぁ、分かるが」
先生「っていうか、手紙を書くように言ったのは私だからな」
櫻子「えっ、そうなんですか」
先生「それにしてもお前…聞きにくるの早すぎだろう」
先生「もう少し考えたらどうだ?」
先生「それで私のところに来たのか?」
櫻子「はいっ」
櫻子「先生なら、会長はこの手紙で何を伝えたいのか分かると思いまして」
先生「……まぁ、分かるが」
先生「っていうか、手紙を書くように言ったのは私だからな」
櫻子「えっ、そうなんですか」
先生「それにしてもお前…聞きにくるの早すぎだろう」
先生「もう少し考えたらどうだ?」
櫻子「えー、いじわるしないで教えてくださいよ」
先生「お前、松本が何考えてるか分かるんじゃなかったのか?」
櫻子「あぁ、あれ勘です!!」
先生「えっ!?」ゴホォ
先生「ちょ、お前…コーヒー吹いただろ…」ゴホゴホ
先生「お前すごいな」
櫻子「向日葵にも言われました!」
先生「お前ならあの手紙の意味が分かると思ったんだがな…」
先生「お前、松本が何考えてるか分かるんじゃなかったのか?」
櫻子「あぁ、あれ勘です!!」
先生「えっ!?」ゴホォ
先生「ちょ、お前…コーヒー吹いただろ…」ゴホゴホ
先生「お前すごいな」
櫻子「向日葵にも言われました!」
先生「お前ならあの手紙の意味が分かると思ったんだがな…」
先生「……」
先生「松本には、私が言ったって内緒だぞ?」
櫻子「はい」
先生「昨日、松本から電話があってな…」
先生「『人と話せるようになる道具が欲しい』と言われた」
先生「生憎そういうのは管轄外でな、無理だと言ったんだが…」
先生「どうも、お前と話がしたかったようなんだ」
櫻子「え…」
先生「知っての通り、あいつは無口だ」
先生「松本には、私が言ったって内緒だぞ?」
櫻子「はい」
先生「昨日、松本から電話があってな…」
先生「『人と話せるようになる道具が欲しい』と言われた」
先生「生憎そういうのは管轄外でな、無理だと言ったんだが…」
先生「どうも、お前と話がしたかったようなんだ」
櫻子「え…」
先生「知っての通り、あいつは無口だ」
先生「きっと、友達が出来て嬉しかったんだろう」
先生「なんだかんだ言ってあいつも15歳の女の子だから」
先生「人並に、友達とおしゃべりがしたいんだと思う」
先生「私も、あいつと話はできるが」
先生「…今日クラスでなにがあった、とか」
先生「…帰ったらどこに遊びに行こう、とか」
先生「そういうことを気軽に話す間柄じゃないからなぁ…」
先生「私がもう少し、若ければよかったのにな」
先生「なんだかんだ言ってあいつも15歳の女の子だから」
先生「人並に、友達とおしゃべりがしたいんだと思う」
先生「私も、あいつと話はできるが」
先生「…今日クラスでなにがあった、とか」
先生「…帰ったらどこに遊びに行こう、とか」
先生「そういうことを気軽に話す間柄じゃないからなぁ…」
先生「私がもう少し、若ければよかったのにな」
先生「…話が逸れたな」
先生「ともかく、あいつはお前と自分の言葉でお喋りしたいんだそうだ」
櫻子「お喋りって…」
先生「こっちがあいつの言いたいことをくみ取って、一方的に喋りかける」
先生「そうじゃなくて、言葉のキャッチボールがしたいんだと思う」
先生「だから私は手紙を勧めたんだ」
先生「文字でなら、あいつは自分から思いを伝えられるから」
先生「返事、書いてやってくれ」
先生「ともかく、あいつはお前と自分の言葉でお喋りしたいんだそうだ」
櫻子「お喋りって…」
先生「こっちがあいつの言いたいことをくみ取って、一方的に喋りかける」
先生「そうじゃなくて、言葉のキャッチボールがしたいんだと思う」
先生「だから私は手紙を勧めたんだ」
先生「文字でなら、あいつは自分から思いを伝えられるから」
先生「返事、書いてやってくれ」
櫻子「で、でも…」
櫻子「手紙だったら、私じゃなくてもいいんじゃ…」
先生「にぶいやつだな」
先生「…なんというかあいつは、人が嫌いというのか?」
先生「無口なせいもあってか、人とあまり関わりを持ちたがらない一面がある」
先生「そんな性格の人間がわざわざ手紙を書いたんだ」
先生「…分かるだろ」
先生「誰かとじゃない」
先生「お前と、話がしたいから手紙を書いたんだ」
先生「返事、書いてくれ」
櫻子「手紙だったら、私じゃなくてもいいんじゃ…」
先生「にぶいやつだな」
先生「…なんというかあいつは、人が嫌いというのか?」
先生「無口なせいもあってか、人とあまり関わりを持ちたがらない一面がある」
先生「そんな性格の人間がわざわざ手紙を書いたんだ」
先生「…分かるだろ」
先生「誰かとじゃない」
先生「お前と、話がしたいから手紙を書いたんだ」
先生「返事、書いてくれ」
櫻子「…はい」
櫻子「書きます」
先生「…そうしてやってくれ」
先生「…もう授業が始まってるな」
櫻子「あっ」
先生「まぁ始まってしまったものは仕方ない」
先生「コーヒーでも飲んでいくか?」
櫻子「甘いの作ってください!」
先生(…ココアのほうがよさそうだな)コポコポ
櫻子「書きます」
先生「…そうしてやってくれ」
先生「…もう授業が始まってるな」
櫻子「あっ」
先生「まぁ始まってしまったものは仕方ない」
先生「コーヒーでも飲んでいくか?」
櫻子「甘いの作ってください!」
先生(…ココアのほうがよさそうだな)コポコポ
数日後
生徒会室
櫻子「はい会長!お手紙です!」
りせ「………」スッ
綾乃「結構続いてるわね、それ」
向日葵「もうお手紙たくさん溜まったんじゃありません?」
櫻子「そうですねー、もう机の引き出しがいっぱいですよ」
りせ「………」
櫻子「『全部ファイルにとじて保存してるわ』って」
綾乃「そ、それはなんというか…すごい」
生徒会室
櫻子「はい会長!お手紙です!」
りせ「………」スッ
綾乃「結構続いてるわね、それ」
向日葵「もうお手紙たくさん溜まったんじゃありません?」
櫻子「そうですねー、もう机の引き出しがいっぱいですよ」
りせ「………」
櫻子「『全部ファイルにとじて保存してるわ』って」
綾乃「そ、それはなんというか…すごい」
綾乃「じゃあ今日はこれくらいにしましょうか」ガタン
櫻子「会長ー、帰りましょう?」
千歳「最近、大室さんは会長とべったりやなぁ」
先生「まぁ私としては助かってる」
先生「なんせここじゃ研究がはかどらなくてな、やることなすこと時間がかかる」
先生「大室がいれば松本を下校時刻に帰せるからな」
綾乃「お願いですから爆発は止めてくださいよ…?」
向日葵「では失礼いたしますわ」
櫻子「また明日ー」
りせ「…………」
櫻子「会長ー、帰りましょう?」
千歳「最近、大室さんは会長とべったりやなぁ」
先生「まぁ私としては助かってる」
先生「なんせここじゃ研究がはかどらなくてな、やることなすこと時間がかかる」
先生「大室がいれば松本を下校時刻に帰せるからな」
綾乃「お願いですから爆発は止めてくださいよ…?」
向日葵「では失礼いたしますわ」
櫻子「また明日ー」
りせ「…………」
りせ「………」
櫻子「えー?いいですよ?」
向日葵「何ですの?」
櫻子「私、会長のうち寄ってくね」
向日葵「ほんとに仲良しですわね」
櫻子「だろー?」ニヤニヤ
りせ「………」
櫻子「じゃーねー向日葵ー」
向日葵「えぇ、また明日」
向日葵「帰ったら宿題やりなさいよ」
櫻子「はいはい」
りせ「………」
櫻子「えー?いいですよ?」
向日葵「何ですの?」
櫻子「私、会長のうち寄ってくね」
向日葵「ほんとに仲良しですわね」
櫻子「だろー?」ニヤニヤ
りせ「………」
櫻子「じゃーねー向日葵ー」
向日葵「えぇ、また明日」
向日葵「帰ったら宿題やりなさいよ」
櫻子「はいはい」
りせ「………」
りせの家
りせ「………」ゴソッ
櫻子「わっ凄い、ファイル3冊目」
櫻子「私達、いつの間にこんなに手紙交換してたんですね」
りせ「………」コクリ
りせ「………」
櫻子「…え?」
櫻子「なんですか、急に改まって…」
りせ「………」
りせ「………」ゴソッ
櫻子「わっ凄い、ファイル3冊目」
櫻子「私達、いつの間にこんなに手紙交換してたんですね」
りせ「………」コクリ
りせ「………」
櫻子「…え?」
櫻子「なんですか、急に改まって…」
りせ「………」
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