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元スレ京子「あかりに嘘発見器!」
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結衣「京子がそんなことをするはずはない…」
結衣「それなのに、目撃した人はみんな京子がやってたって…」
結衣「そうか!カワール01だ!」
結衣「ということはつまり…あれは、あかりの仕業…」
結衣「そういえば、部室に嘘発見器がある…!」
結衣「あれを巧く使えば…京子の免罪を晴らせる!」
結衣「それなのに、目撃した人はみんな京子がやってたって…」
結衣「そうか!カワール01だ!」
結衣「ということはつまり…あれは、あかりの仕業…」
結衣「そういえば、部室に嘘発見器がある…!」
結衣「あれを巧く使えば…京子の免罪を晴らせる!」
>>96
いらっしゃったのですか
いらっしゃったのですか
結衣(…)プルルルル
結衣「京子?」
京子「結衣…!どうして電話なんて…」
結衣「聞いて。京子、今クラスのみんなから免罪かけられてるよね?」
京子「うん…みんな、信じてくれないけど…私はそんなこと、してないんだ!」
結衣「わかってる。前に、京子の持ってきた嘘発見器があるでしょ?」
京子「…あ!」
結衣「あれを使えば、京子の言ってることが本当だって証明できる!」
京子「そうだ!」
結衣「明日、学校に来て」
結衣「京子?」
京子「結衣…!どうして電話なんて…」
結衣「聞いて。京子、今クラスのみんなから免罪かけられてるよね?」
京子「うん…みんな、信じてくれないけど…私はそんなこと、してないんだ!」
結衣「わかってる。前に、京子の持ってきた嘘発見器があるでしょ?」
京子「…あ!」
結衣「あれを使えば、京子の言ってることが本当だって証明できる!」
京子「そうだ!」
結衣「明日、学校に来て」
櫻子「そういえばさー、最近あかりちゃん学校来てないけどどうしてんだろう?」
ちなつ「うーん…最近は京子先輩も学校に来てないから娯楽部も活動して無いんだよね」
向日葵「なにかあったんですの?」
ちなつ「なんでも、クラスの人にイタズラしたとか…」
向日葵「イタズラ?」
ちなつ「うん…」
ちなつ「うーん…最近は京子先輩も学校に来てないから娯楽部も活動して無いんだよね」
向日葵「なにかあったんですの?」
ちなつ「なんでも、クラスの人にイタズラしたとか…」
向日葵「イタズラ?」
ちなつ「うん…」
翌日
クラスメイトA「おはよう歳納さん。あんなイタズラして…罪を言及されたら休んで…まだ学校に来れるんだ」
クラスメイトB「イタズラした人たちにちゃんと謝ったの?」
京子「…っ」
結衣「みんな待って!今日、京子がここに来たのは…その疑いを晴らすためなんだ」
クラスメイトA「船見さん…?」
結衣「ここに、嘘発見器を用意したんだ。ウソをつくと、機械が反応して音が鳴る」
クラスメイトC「自分もイタズラされたのに…船見さんって、友達思いなんだね」
結衣「そうだね…その通りだよ。どうしてこんなに世話焼いちゃうんだろうな…」
クラスメイトA「おはよう歳納さん。あんなイタズラして…罪を言及されたら休んで…まだ学校に来れるんだ」
クラスメイトB「イタズラした人たちにちゃんと謝ったの?」
京子「…っ」
結衣「みんな待って!今日、京子がここに来たのは…その疑いを晴らすためなんだ」
クラスメイトA「船見さん…?」
結衣「ここに、嘘発見器を用意したんだ。ウソをつくと、機械が反応して音が鳴る」
クラスメイトC「自分もイタズラされたのに…船見さんって、友達思いなんだね」
結衣「そうだね…その通りだよ。どうしてこんなに世話焼いちゃうんだろうな…」
クラスメイトA「で、嘘発見器を使ってどうするの?」
結衣「もちろん、京子の疑いを晴らすんだよ」
クラスメイトB「どうやって?」
結衣「『あなたは人の上履きや机にイタズラをしましたか?』って質問して、京子には『いいえ』と答えさせる」
結衣「これで、機械が反応したら…京子はウソをついていることになる。もし反応しなかったら、ウソはついていない…つまり、イタズラなんてしてないってわかる」
クラスメイトA「じゃあ、やってみる?」
結衣「もちろん、京子の疑いを晴らすんだよ」
クラスメイトB「どうやって?」
結衣「『あなたは人の上履きや机にイタズラをしましたか?』って質問して、京子には『いいえ』と答えさせる」
結衣「これで、機械が反応したら…京子はウソをついていることになる。もし反応しなかったら、ウソはついていない…つまり、イタズラなんてしてないってわかる」
クラスメイトA「じゃあ、やってみる?」
結衣「さ、京子。発見器の上に手を置いて」
京子「うん」
結衣「質問です。あなたは、人の上履きや机にイタズラをしましたか?」
京子「いいえ」
シ――――…ン
京子「うん」
結衣「質問です。あなたは、人の上履きや机にイタズラをしましたか?」
京子「いいえ」
シ――――…ン
そこはあかりが改造して鳴るようにする所なのにわかってない>>1
クラスメイトA「それじゃあ…誰が…誰が本当の犯人なの…?」
結衣「西垣先生が、姿を変えられる薬を作ったんだ…」
結衣「その薬に血液を入れてそれを飲むと…血液の持ち主の姿に変身できるんだ」
クラスメイトB「その歳納さんは、誰かが変身した姿だったんだ…」
クラスメイトC「誰なの?その歳納さんに変身した人は…」
結衣「来て、ちなつちゃん!」
結衣「西垣先生が、姿を変えられる薬を作ったんだ…」
結衣「その薬に血液を入れてそれを飲むと…血液の持ち主の姿に変身できるんだ」
クラスメイトB「その歳納さんは、誰かが変身した姿だったんだ…」
クラスメイトC「誰なの?その歳納さんに変身した人は…」
結衣「来て、ちなつちゃん!」
ちなつ「ごめんなさい結衣先輩!」
結衣「あれ…あかりは…?」
ちなつ「あかりちゃん、今日学校に来て無いんです!」
結衣「そんな…!?」
ちなつ「もう一週間も学校に来てなくて…」
結衣「そうか…娯楽部の活動がなかったから…あかりがいないのを知らなくて…」
結衣「電話だ!」
京子「電話…?」
結衣「あかりに電話するんだよ!」
結衣「あれ…あかりは…?」
ちなつ「あかりちゃん、今日学校に来て無いんです!」
結衣「そんな…!?」
ちなつ「もう一週間も学校に来てなくて…」
結衣「そうか…娯楽部の活動がなかったから…あかりがいないのを知らなくて…」
結衣「電話だ!」
京子「電話…?」
結衣「あかりに電話するんだよ!」
結衣「出てくれよ…あかり…」プルルルルル
プルルルルルルル
プルルルルルルル
結衣「もしもし、あかり!?」
あかり「結衣ちゃん…」
結衣「あかり…」
あかり「どうしたの、結衣ちゃん」
結衣「単刀直入に行こう…あかり」
結衣「京子の姿でイタズラをして回ったのは―――お前だな?」
プルルルルルルル
プルルルルルルル
結衣「もしもし、あかり!?」
あかり「結衣ちゃん…」
結衣「あかり…」
あかり「どうしたの、結衣ちゃん」
結衣「単刀直入に行こう…あかり」
結衣「京子の姿でイタズラをして回ったのは―――お前だな?」
あかり「やっぱり、結衣ちゃんにはわかっちゃうかあ…」
あかり「そうだよ。あかりがやったの」
結衣「どうして…どうしてそんなことをしたんだ?」
あかり「そうだよ。あかりがやったの」
結衣「どうして…どうしてそんなことをしたんだ?」
あかり「結衣ちゃんは…京子ちゃんのことが好きだったでしょ…」
結衣「!」
あかり「私はね、結衣ちゃんのことが好きだったの…」
あかり「そしたら、京子ちゃんはジャマでしょ…?」
あかり「だから、京子ちゃんを消してやろうと思ったの」
結衣「そんな……」
あかり「本当なら…このまま京子ちゃんが自殺するまで追い込むつもりだった…」
あかり「でも…」
あかり「戻れないの…」
結衣「!」
あかり「私はね、結衣ちゃんのことが好きだったの…」
あかり「そしたら、京子ちゃんはジャマでしょ…?」
あかり「だから、京子ちゃんを消してやろうと思ったの」
結衣「そんな……」
あかり「本当なら…このまま京子ちゃんが自殺するまで追い込むつもりだった…」
あかり「でも…」
あかり「戻れないの…」
結衣「戻れない…?」
あかり「最後に薬を飲んでからもう五日も経ったのに…」
あかり「あかりの姿に…元の姿に…戻れないの…」
結衣「元の姿に戻れない…?」
あかり「そう…元の姿に…戻れなくなっちゃったのぉッ!!」
あかり「最後に薬を飲んでからもう五日も経ったのに…」
あかり「あかりの姿に…元の姿に…戻れないの…」
結衣「元の姿に戻れない…?」
あかり「そう…元の姿に…戻れなくなっちゃったのぉッ!!」
あかり「ごめんね、結衣ちゃん…京子ちゃん…」
あかり「もうさよならしなくちゃいけない…この体じゃ、さすがに生きていけないから…」
あかり「許して…京子ちゃん…」
結衣「あかり!」
あかり「今まで、ありがとう。じゃあね…ばいばい―――」
結衣「あかりいいいいいいいいいいいいい!!」
あかり「もうさよならしなくちゃいけない…この体じゃ、さすがに生きていけないから…」
あかり「許して…京子ちゃん…」
結衣「あかり!」
あかり「今まで、ありがとう。じゃあね…ばいばい―――」
結衣「あかりいいいいいいいいいいいいい!!」
京子「結衣、何読んでるの?」
結衣「ジキル博士とハイド氏っていう小説」
京子「面白い?」
結衣「うん…普通かな」
京子「ふーん」
結衣「あかりがいなくなってから…もうどれぐらいだっけ」
京子「一ヶ月くらい…?」
結衣「一ヶ月かあ…」
あかりちゃんが死んでから、もう一ヶ月も経つ。
あかりちゃんがいなくなってしまったのはとても寂しい。
けれど、そんなことも言っていられない。
あかりちゃんが結衣先輩のことが好きだったんだろう、というのは
なんとなく気付いていた。
気付いていたからこそ、こうなってしまったのだけれど。
彼女は、なかなかに可愛い女の子だった。
純粋そうな…優しそうな…。
けれど、人間は綺麗な感情だけを持ち合わせているわけではない。
私だってそう。恋してるときは一途な女の子の心を持っているけれど、
その一途な道のためには手段を厭うつもりも無い。
例え他人を殺してしまうことになっても…。
そう。そういう自分の考え方に気付いたときにいつも思う。
私の中にも、ハイドが居るって。
あかりちゃんが死んでから、もう一ヶ月も経つ。
あとは、京子先輩がいなくなれば良い。
おしまい
あかりちゃんがいなくなってしまったのはとても寂しい。
けれど、そんなことも言っていられない。
あかりちゃんが結衣先輩のことが好きだったんだろう、というのは
なんとなく気付いていた。
気付いていたからこそ、こうなってしまったのだけれど。
彼女は、なかなかに可愛い女の子だった。
純粋そうな…優しそうな…。
けれど、人間は綺麗な感情だけを持ち合わせているわけではない。
私だってそう。恋してるときは一途な女の子の心を持っているけれど、
その一途な道のためには手段を厭うつもりも無い。
例え他人を殺してしまうことになっても…。
そう。そういう自分の考え方に気付いたときにいつも思う。
私の中にも、ハイドが居るって。
あかりちゃんが死んでから、もう一ヶ月も経つ。
あとは、京子先輩がいなくなれば良い。
おしまい
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