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元スレ魔王「良く考えたら、勇者たちと戦う理由ないじゃん?」
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―――ドラゴンの山 頂上
魔王「訳を言え。農作物を荒らすことがどうして人間を守ることに繋がる?」
ドラゴン「ふう……しつこい。去れ」
手下「そうもいきません」
ドラゴン「ちっ……じゃあ、今から町にいって確かめてこい」
魔王「なんだと?」
ドラゴン「あの町は腐ってる。何を栽培しているか調べれば、そのことがよくわかる」
魔王「―――その言い方、まさか」
手下「悪魔の薬草、ですか?」
ドラゴン「ふん……」
魔王「バカな……人間がそんなものに手を出すはずが……!?」
ドラゴン「人間を心から信頼し、愛するアンタは立派だと思う。でもな、人間にも魔物にも死んで同然の奴はいくらでもいるんだ」
手下「悪魔の薬草なら……魔王様」
魔王「その昔、ルビスが唯一人間にも魔族にもその使用及び栽培を禁じた薬草を作っているとなると……」
手下「人間の間で売買が行われている可能性もありますね。急ぎましょう」
魔王「訳を言え。農作物を荒らすことがどうして人間を守ることに繋がる?」
ドラゴン「ふう……しつこい。去れ」
手下「そうもいきません」
ドラゴン「ちっ……じゃあ、今から町にいって確かめてこい」
魔王「なんだと?」
ドラゴン「あの町は腐ってる。何を栽培しているか調べれば、そのことがよくわかる」
魔王「―――その言い方、まさか」
手下「悪魔の薬草、ですか?」
ドラゴン「ふん……」
魔王「バカな……人間がそんなものに手を出すはずが……!?」
ドラゴン「人間を心から信頼し、愛するアンタは立派だと思う。でもな、人間にも魔物にも死んで同然の奴はいくらでもいるんだ」
手下「悪魔の薬草なら……魔王様」
魔王「その昔、ルビスが唯一人間にも魔族にもその使用及び栽培を禁じた薬草を作っているとなると……」
手下「人間の間で売買が行われている可能性もありますね。急ぎましょう」
―――町
勇者「―――ちょっと、休憩する」
戦士「じゃあ、こっちの娘も貰うぜ?」
勇者「好きにしろ」
少女「あ……あ……」
戦士「おら、なにへばってんだ!!」
少女「ぁ……ぅ……もう、やめ……て……」
―――宿屋 屋上
勇者「―――ふぅ。外の空気はうまいな」
長「勇者様……もう娘たちに酷いことは……」
勇者「なんだ、お前。まだいたのか?」
長「どうか、これで勘弁してください」
勇者「なんだ?これは?薬草か?ふざけんな」
長「薬草は薬草でも闇ルートではたった数キロ程度で1億G以上で取引されてる悪魔の薬草ですよ?」
勇者「それって……」
勇者「―――ちょっと、休憩する」
戦士「じゃあ、こっちの娘も貰うぜ?」
勇者「好きにしろ」
少女「あ……あ……」
戦士「おら、なにへばってんだ!!」
少女「ぁ……ぅ……もう、やめ……て……」
―――宿屋 屋上
勇者「―――ふぅ。外の空気はうまいな」
長「勇者様……もう娘たちに酷いことは……」
勇者「なんだ、お前。まだいたのか?」
長「どうか、これで勘弁してください」
勇者「なんだ?これは?薬草か?ふざけんな」
長「薬草は薬草でも闇ルートではたった数キロ程度で1億G以上で取引されてる悪魔の薬草ですよ?」
勇者「それって……」
>>151
一応魔法の熟練度は上がってるんじゃないだろうか((((;´・ω・'))))
一応魔法の熟練度は上がってるんじゃないだろうか((((;´・ω・'))))
―――町
魔王「ここか……」
手下「ドラゴンの話だと、こちらに畑があると」
魔王「よし。まずはそこに行って確かめるぞ」
手下「はは!」
―――宿屋 屋上
勇者「面白い……お前らは魔物以上に落ちぶれてるわけだ!あははははは!!!これは傑作だ!!」
長「生きるためには金がいるのですよ。魔物を町から守るためにもね」
勇者「なるほど。良い考えだ。的を射ている」
長「ですから、もう……」
勇者(これは金のなる木を見つけたな……ふふん)
勇者「どこで栽培している?見せろ」
長「え……どうして……?!」
勇者「禁断の果実に手を出した人間に反論の余地はないだろ?」
長「わ、わかりました……ご案内します……」
魔王「ここか……」
手下「ドラゴンの話だと、こちらに畑があると」
魔王「よし。まずはそこに行って確かめるぞ」
手下「はは!」
―――宿屋 屋上
勇者「面白い……お前らは魔物以上に落ちぶれてるわけだ!あははははは!!!これは傑作だ!!」
長「生きるためには金がいるのですよ。魔物を町から守るためにもね」
勇者「なるほど。良い考えだ。的を射ている」
長「ですから、もう……」
勇者(これは金のなる木を見つけたな……ふふん)
勇者「どこで栽培している?見せろ」
長「え……どうして……?!」
勇者「禁断の果実に手を出した人間に反論の余地はないだろ?」
長「わ、わかりました……ご案内します……」
―――麻薬栽培場
魔王「これは……間違いない……」
手下「人間は越えてはならない一線を……」
魔王「これしきのことで惑わされるな」
手下「え?」
魔王「我々と同じく、これは一部の人間がしでかしたことだ。全てが悪ではないことは先日の一件で知れている」
手下「確かに……申し訳ありません」
魔王「だが、今回はドラゴンの味方をせねばならんな」
手下「ですね……どうされますか?」
魔王「まずは長に会う。ここを破壊するだけでは何の意味もない。この薬草が流通しているのであれば、そのルートを根絶やしにせねば」
手下「そうですね。急ぎましょう!」
魔王「うむ」
勇者「―――まて」
魔王「む?」
勇者「誰だ?こんなところで何やってる?」
魔王「これは……間違いない……」
手下「人間は越えてはならない一線を……」
魔王「これしきのことで惑わされるな」
手下「え?」
魔王「我々と同じく、これは一部の人間がしでかしたことだ。全てが悪ではないことは先日の一件で知れている」
手下「確かに……申し訳ありません」
魔王「だが、今回はドラゴンの味方をせねばならんな」
手下「ですね……どうされますか?」
魔王「まずは長に会う。ここを破壊するだけでは何の意味もない。この薬草が流通しているのであれば、そのルートを根絶やしにせねば」
手下「そうですね。急ぎましょう!」
魔王「うむ」
勇者「―――まて」
魔王「む?」
勇者「誰だ?こんなところで何やってる?」
手下「貴様ら何者だ!」
魔王「まて。訊ねられたのは我らだ。―――我は魔族の王、魔王なり!!」
勇者「なんだと?」
長「ひぃぃ!?」
魔王「して、貴様は?」
勇者「勇者だ」
魔王「なんと……!?」
手下「あ、アナタが……これはご無礼を……!!」
勇者「魔王、ここがどこだかわかっているんだろうな?」
魔王「―――無論だ。禁忌の場所と言える」
勇者「じゃあ、どうしてここにいるんだ?―――薬草が目当てか?」
魔王「ふん。我を怒らせない方がよい。こんな悪魔の薬草に手を出すと思うか?」
勇者「なら、どうして?」
魔王「ルビスが魔族にも人間にも禁じた薬草だ。根絶やしにする。それが、我らの務めではないか、勇者よ」
勇者「……」
魔王「まて。訊ねられたのは我らだ。―――我は魔族の王、魔王なり!!」
勇者「なんだと?」
長「ひぃぃ!?」
魔王「して、貴様は?」
勇者「勇者だ」
魔王「なんと……!?」
手下「あ、アナタが……これはご無礼を……!!」
勇者「魔王、ここがどこだかわかっているんだろうな?」
魔王「―――無論だ。禁忌の場所と言える」
勇者「じゃあ、どうしてここにいるんだ?―――薬草が目当てか?」
魔王「ふん。我を怒らせない方がよい。こんな悪魔の薬草に手を出すと思うか?」
勇者「なら、どうして?」
魔王「ルビスが魔族にも人間にも禁じた薬草だ。根絶やしにする。それが、我らの務めではないか、勇者よ」
勇者「……」
>>178 魔王っていうかただの珍カスじゃね?
ディスガイアやってからは魔王=悪と結びつかなくなったな
いや悪っちゃあ悪だが
いや悪っちゃあ悪だが
>>184
まあ魔王の視点からってのはそう数多いもんじゃないしな
まあ魔王の視点からってのはそう数多いもんじゃないしな
長「なんですと……!?」
魔王「これは鬼畜の所業だ。服用した者を内部から破壊する魔の植物。それを栽培するなどと万死に値する」
勇者「―――確かに」
長「な?!勇者様!?」
魔王「勇者ならばそういってくれると信じていたぞ」
勇者「勿論だ。こんなものこの世にあってはならない」
魔王「その通りだ!流石は英雄と謳われるだけのことはある!!」
勇者「俺はこの町でこの麻薬が精製されている情報を掴み、こうしてこの町の長を捕まえて、確認しに来たってわけだ」
魔王「なんと……!!!その炯眼にして聡明さ。勇者と呼ばれるだけのことはあるな」
勇者「魔王……俺はお前を倒そうと思い、旅をしてきた。しかし、お前には戦う意志がなさそうだな」
魔王「勇者と我が戦う理由などない。―――勇者よ、我と共に清き世界を築こうではないか」
勇者「本気か?」
魔王「勿論だ」
勇者「―――ふん。わかった。これから俺たちは同志だ」
勇者(これはとんでもなく馬鹿な魔王だ。ふふ、こいつの権力を利用しないわけにはいくまい……くくく)
魔王「これは鬼畜の所業だ。服用した者を内部から破壊する魔の植物。それを栽培するなどと万死に値する」
勇者「―――確かに」
長「な?!勇者様!?」
魔王「勇者ならばそういってくれると信じていたぞ」
勇者「勿論だ。こんなものこの世にあってはならない」
魔王「その通りだ!流石は英雄と謳われるだけのことはある!!」
勇者「俺はこの町でこの麻薬が精製されている情報を掴み、こうしてこの町の長を捕まえて、確認しに来たってわけだ」
魔王「なんと……!!!その炯眼にして聡明さ。勇者と呼ばれるだけのことはあるな」
勇者「魔王……俺はお前を倒そうと思い、旅をしてきた。しかし、お前には戦う意志がなさそうだな」
魔王「勇者と我が戦う理由などない。―――勇者よ、我と共に清き世界を築こうではないか」
勇者「本気か?」
魔王「勿論だ」
勇者「―――ふん。わかった。これから俺たちは同志だ」
勇者(これはとんでもなく馬鹿な魔王だ。ふふ、こいつの権力を利用しないわけにはいくまい……くくく)
魔王「ふふふ!!今宵は最高だ!!ついに勇者と我が手を取り合ったのだ!!!ふはははははは!!!!」
手下「はい!魔王様!!今日は記念日に致しましょう!!」
勇者「―――では、手初めにここの畑をどうにかしなければな」
魔王「うむ……では我が完膚なきまでに破壊してみせよう」
長「あ……」
勇者「まてまて、魔王。焦ってはいけない」
魔王「ん?どういうことだ?」
勇者「確かにここを残しておくだけで様々な人間に危害が及ぶだろう。だが、ここを破壊し、流通ルートを根絶しても何も変わらない」
魔王「なに?」
勇者「作る技術は既にこうして伝わってる時点で、根絶やしにはできないってことだ」
魔王「では……どうすればいい!?」
勇者「そうだな……ここは俺に任せてくれないか?」
魔王「勇者……いいのか?これは大変、難しい問題だぞ?」
勇者「ふん。俺には頼れる仲間が三人もいる。時間はかかるが、大丈夫だ。信じてくれ」
魔王「そうか……うむ。勇者がそこまでいうのなら任せるとしよう。我はその間に他の凶暴な魔物の討伐を行うことにする」
手下「はい!魔王様!!今日は記念日に致しましょう!!」
勇者「―――では、手初めにここの畑をどうにかしなければな」
魔王「うむ……では我が完膚なきまでに破壊してみせよう」
長「あ……」
勇者「まてまて、魔王。焦ってはいけない」
魔王「ん?どういうことだ?」
勇者「確かにここを残しておくだけで様々な人間に危害が及ぶだろう。だが、ここを破壊し、流通ルートを根絶しても何も変わらない」
魔王「なに?」
勇者「作る技術は既にこうして伝わってる時点で、根絶やしにはできないってことだ」
魔王「では……どうすればいい!?」
勇者「そうだな……ここは俺に任せてくれないか?」
魔王「勇者……いいのか?これは大変、難しい問題だぞ?」
勇者「ふん。俺には頼れる仲間が三人もいる。時間はかかるが、大丈夫だ。信じてくれ」
魔王「そうか……うむ。勇者がそこまでいうのなら任せるとしよう。我はその間に他の凶暴な魔物の討伐を行うことにする」
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