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元スレパワポケ「武美を無視したらどうなるか」
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武美「えへへへへ。ねえねえねえ」
パワポケ「…………」
武美「ふふん、実はあたしさ、ちょっと料理の練習したんだよ」
武美「この前のオムライスは味はともかく見た目いまいちだったからねー、リベンジリベンジ」
パワポケ「…………」
武美「というワケだから、今夜の晩御飯をお楽しみに♪」
パワポケ「…………」スクッ
ガチャッ バタン
武美「…………」
武美(……あっれえ?)
パワポケ「…………」
武美「ふふん、実はあたしさ、ちょっと料理の練習したんだよ」
武美「この前のオムライスは味はともかく見た目いまいちだったからねー、リベンジリベンジ」
パワポケ「…………」
武美「というワケだから、今夜の晩御飯をお楽しみに♪」
パワポケ「…………」スクッ
ガチャッ バタン
武美「…………」
武美(……あっれえ?)
武美(むう……)
武美(ものの見事にスルーされちゃったよ)
武美(もしかしてあたし、何か気に障る様なことしちゃったかな)
武美(だったら謝らなきゃだけど、心当たりがないんじゃねー……)
武美(適当に謝ったら、もっと酷いことになりそうだし)
武美「……うーん」
武美「とりあえず風来坊さん外出て行っちゃったし、あたしも付いていくとしますかー」
武美(ものの見事にスルーされちゃったよ)
武美(もしかしてあたし、何か気に障る様なことしちゃったかな)
武美(だったら謝らなきゃだけど、心当たりがないんじゃねー……)
武美(適当に謝ったら、もっと酷いことになりそうだし)
武美「……うーん」
武美「とりあえず風来坊さん外出て行っちゃったし、あたしも付いていくとしますかー」
カンタ「あ、武美おばちゃんでやんす」
武美「…………」
武美「カンタ君」ズイッ
カンタ「ひっ」
武美「お姉ちゃんだよ?」
カンタ「でも母ちゃんの同級生なら年齢的にはおばちゃんでやん」
ガシッ グイッ
武美「お姉ちゃんだよね?」
カンタ「お姉ちゃん」
武美「よしよし、カンタ君は良い子だねえ」ナデナデ
武美「…………」
武美「カンタ君」ズイッ
カンタ「ひっ」
武美「お姉ちゃんだよ?」
カンタ「でも母ちゃんの同級生なら年齢的にはおばちゃんでやん」
ガシッ グイッ
武美「お姉ちゃんだよね?」
カンタ「お姉ちゃん」
武美「よしよし、カンタ君は良い子だねえ」ナデナデ
カンタ「……良い子だからお菓子買って欲しいでやんす」
武美「良い子だから我慢しようね」
カンタ「うう……」
武美(それにしても……風来坊さんはどこ行ったかなぁ)
武美(あっさり見失っちゃったよ……事情ぐらいは聞きたかったのに)
武美(うー……なんかもやもやする。今日も漢方屋は営業中止だね)
武美「……公園にでも行こうっと」
武美「良い子だから我慢しようね」
カンタ「うう……」
武美(それにしても……風来坊さんはどこ行ったかなぁ)
武美(あっさり見失っちゃったよ……事情ぐらいは聞きたかったのに)
武美(うー……なんかもやもやする。今日も漢方屋は営業中止だね)
武美「……公園にでも行こうっと」
武美「あ……いた」
パワポケ「…………」
武美「おおい、そこのやたら不機嫌な旅ガラスさーん」
パワポケ「…………」プイッ
武美「うう、何で無視するのかぐらい教えてくれたっていいじゃん」
武美「原因が分かりさえすれば、あたしも何かできることあるかもしんないし」
パワポケ「…………」
武美「……ねえ」
パワポケ「……」スタスタ
武美「……ダメ、かぁ」
武美(思い当たる物……何かあったっけ、えーと)
武美(……やっぱり食事にちょっと手加えただけの市販の奴ばっかり出してたのは不味かったのかも)
武美(男の人って女の子の手作り料理にロマンを感じるもんだしね、うん)
武美(その期待をものの見事に裏切っちゃったからか……あちゃー)
パワポケ「…………」
武美「おおい、そこのやたら不機嫌な旅ガラスさーん」
パワポケ「…………」プイッ
武美「うう、何で無視するのかぐらい教えてくれたっていいじゃん」
武美「原因が分かりさえすれば、あたしも何かできることあるかもしんないし」
パワポケ「…………」
武美「……ねえ」
パワポケ「……」スタスタ
武美「……ダメ、かぁ」
武美(思い当たる物……何かあったっけ、えーと)
武美(……やっぱり食事にちょっと手加えただけの市販の奴ばっかり出してたのは不味かったのかも)
武美(男の人って女の子の手作り料理にロマンを感じるもんだしね、うん)
武美(その期待をものの見事に裏切っちゃったからか……あちゃー)
武美(それじゃ、あたしが料理上達して自分で一から作れるようになれば良いのかな?)
武美(……よし、よしっ、今日からもっと特訓しなきゃ)
武美「となると帰りに料理の本買って来ないと……」
武美「さーって、頑張るかな! 我がままな風来坊さんを満足させなきゃ!」
武美「……って、あ、しまった。今日なっちゃんの店手伝う約束してたんだ」
武美「……急ご」
奈津姫「何だか随分遅かったわね……」
武美「あはは、ごめんごめん」
奈津姫「まあ、良いわ。今日はそこまでお客さんも来てないし」
武美「ありゃ? てっきり人出が足りなくて大変だったんだからー、って怒られるかと」
奈津姫「仕方ないのよ、世の中不景気だから」
武美「だねー」
武美(……よし、よしっ、今日からもっと特訓しなきゃ)
武美「となると帰りに料理の本買って来ないと……」
武美「さーって、頑張るかな! 我がままな風来坊さんを満足させなきゃ!」
武美「……って、あ、しまった。今日なっちゃんの店手伝う約束してたんだ」
武美「……急ご」
奈津姫「何だか随分遅かったわね……」
武美「あはは、ごめんごめん」
奈津姫「まあ、良いわ。今日はそこまでお客さんも来てないし」
武美「ありゃ? てっきり人出が足りなくて大変だったんだからー、って怒られるかと」
奈津姫「仕方ないのよ、世の中不景気だから」
武美「だねー」
カランカラン
奈津姫「あら、いらっしゃい」
パワポケ「あ、どうも、奈津姫さん」
武美「おっ……とと」
パワポケ「…………」
武美「……」
奈津姫「……?」
武美「ふ、風来坊さん。あたしが奢るからさ、カレー食べてけば?」
パワポケ「……すいません、奈津姫さん、水だけ頂けますか?」
奈津姫「はあ……構いませんけど」
武美「……あ、う」
奈津姫「あら、いらっしゃい」
パワポケ「あ、どうも、奈津姫さん」
武美「おっ……とと」
パワポケ「…………」
武美「……」
奈津姫「……?」
武美「ふ、風来坊さん。あたしが奢るからさ、カレー食べてけば?」
パワポケ「……すいません、奈津姫さん、水だけ頂けますか?」
奈津姫「はあ……構いませんけど」
武美「……あ、う」
奈津姫「……ねえ、あの人と何かあったの?」
武美「へ?」
奈津姫「気まずそうだったけど」
武美「あー……昨日ね、あたしが偉い不味いもん晩御飯で出しちゃったから怒ってるんだよ」
武美「あれは我ながら酷かったよー、風来坊さん珍しく吐いてたもん」
奈津姫「……料理、教えてあげようか?」
武美「え、良いの? ラッキー! サンキューなっちゃん!」
武美(……何も悪いことしてないのにあたしのこと無視するんだー、って言いふらすのは簡単だけど)
武美(そんな最低な事やったら、今度こそ本当に口聞いて貰えなくなっちゃう)
武美(ちゃんと理由があるかもしれないんだから、一方的に風来坊さんを悪者にするのは間違ってるよねー)
武美「えへへ、じゃあさじゃあさ、オムライスの作り方お願い!」
武美「一応練習はしたけど、まだまだ不安なんだー」
奈津姫「はいはい」
武美(今日は早めに家帰って、ご飯作って待ってよう)
武美(見た目も味もバッチリのオムライス作って、びっくりさせてやるんだから)
武美「へ?」
奈津姫「気まずそうだったけど」
武美「あー……昨日ね、あたしが偉い不味いもん晩御飯で出しちゃったから怒ってるんだよ」
武美「あれは我ながら酷かったよー、風来坊さん珍しく吐いてたもん」
奈津姫「……料理、教えてあげようか?」
武美「え、良いの? ラッキー! サンキューなっちゃん!」
武美(……何も悪いことしてないのにあたしのこと無視するんだー、って言いふらすのは簡単だけど)
武美(そんな最低な事やったら、今度こそ本当に口聞いて貰えなくなっちゃう)
武美(ちゃんと理由があるかもしれないんだから、一方的に風来坊さんを悪者にするのは間違ってるよねー)
武美「えへへ、じゃあさじゃあさ、オムライスの作り方お願い!」
武美「一応練習はしたけど、まだまだ不安なんだー」
奈津姫「はいはい」
武美(今日は早めに家帰って、ご飯作って待ってよう)
武美(見た目も味もバッチリのオムライス作って、びっくりさせてやるんだから)
武美「…………」
武美「帰って来ないなぁ」
武美「もう9時か……あはは、冷えちゃった。オムライス」
武美「結構上手く出来たのに」
武美「……あー、泣きたいなぁ」
武美「でも泣けないんだよねぇ、これが。けらけらけら」
武美「……笑うしか……ないや……もう」
武美「あたし、1人で何やってんだろ……」
武美(……明日こそ、風来坊さんに理由を聞き出さないと)
武美(せめて理由だけでも分かんないと……あたし、壊れちゃいそうだよ……)
武美「帰って来ないなぁ」
武美「もう9時か……あはは、冷えちゃった。オムライス」
武美「結構上手く出来たのに」
武美「……あー、泣きたいなぁ」
武美「でも泣けないんだよねぇ、これが。けらけらけら」
武美「……笑うしか……ないや……もう」
武美「あたし、1人で何やってんだろ……」
武美(……明日こそ、風来坊さんに理由を聞き出さないと)
武美(せめて理由だけでも分かんないと……あたし、壊れちゃいそうだよ……)
武美「何かこの喫茶店によく来てるらしいけど」
武美「いるかな……風来坊さん」
カランカラン
武美「あ……」
パワポケ「…………」
維織「…………」
准「いらっしゃいませー!」
武美「…………」
パワポケ「…………」スッ
カランカラン
武美(出て行っちゃった)
維織(お腹空いた)
准(何この空気)
武美「いるかな……風来坊さん」
カランカラン
武美「あ……」
パワポケ「…………」
維織「…………」
准「いらっしゃいませー!」
武美「…………」
パワポケ「…………」スッ
カランカラン
武美(出て行っちゃった)
維織(お腹空いた)
准(何この空気)
>>20
分かる気がする
分かる気がする
武美「あーあ……」
奈津姫「最近溜息ばっかりね」
武美「うーん……そうかも」
奈津姫「悩み事があるなら、誰かに相談した方が良いわよ」
武美「…………」
奈津姫「……じゃあ私、そろそろ出かけるから。店番お願いね」
武美「……うん、任せといてよ、なっちゃん」
武美「……はぁ」
武美「お客さん、来ないなぁ」
武美「正直、来ない方が良いんだけどね……」
武美「……ってこんなことなっちゃんに聞かれたら怒られるかな、けらけらけら」
武美「…………」
奈津姫「最近溜息ばっかりね」
武美「うーん……そうかも」
奈津姫「悩み事があるなら、誰かに相談した方が良いわよ」
武美「…………」
奈津姫「……じゃあ私、そろそろ出かけるから。店番お願いね」
武美「……うん、任せといてよ、なっちゃん」
武美「……はぁ」
武美「お客さん、来ないなぁ」
武美「正直、来ない方が良いんだけどね……」
武美「……ってこんなことなっちゃんに聞かれたら怒られるかな、けらけらけら」
武美「…………」
そもそも無視したらどうなるか系はツンデレヒロイン系にやるべきであり
武美にやっても気分が悪いだけであるので
早く武美を可愛がってあげてくださいお願いします
武美にやっても気分が悪いだけであるので
早く武美を可愛がってあげてくださいお願いします
カランカラン
白瀬「…………」
武美「あ……いらっしゃい」
白瀬「カレー1つ、それだけ」
武美「はーい……」
武美(……出来上がってるルーをご飯にかけるだけだから楽だね)
武美「はいどうぞ」
白瀬「…………」
白瀬「あのね、店員さんってのはもっと愛想よくするもんよ」
武美「あ……ええと、ごめんなさい」
白瀬「何でそんなくらーい顔してんの? お腹でも痛い?」
武美「あは、あはは……そう言う訳じゃないんですけど」
白瀬「……はあ、こういうのガラじゃないんだけどね」
白瀬「ちょっと何があったのか言ってみなさいよ、暇潰しに聞いてあげるから」パクパク
武美「え」
白瀬「…………」
武美「あ……いらっしゃい」
白瀬「カレー1つ、それだけ」
武美「はーい……」
武美(……出来上がってるルーをご飯にかけるだけだから楽だね)
武美「はいどうぞ」
白瀬「…………」
白瀬「あのね、店員さんってのはもっと愛想よくするもんよ」
武美「あ……ええと、ごめんなさい」
白瀬「何でそんなくらーい顔してんの? お腹でも痛い?」
武美「あは、あはは……そう言う訳じゃないんですけど」
白瀬「……はあ、こういうのガラじゃないんだけどね」
白瀬「ちょっと何があったのか言ってみなさいよ、暇潰しに聞いてあげるから」パクパク
武美「え」
白瀬「……まあまあ美味しいわね、このカレー」
武美「あたしが作った訳じゃないですけど、ね……」
白瀬「ふーん」パクパク
武美(……どうしよう、言うべきかな)
武美(本音言うと……確かに、誰かに話してスッキリしたい)
武美(けど……だけど……)
白瀬「……言うかどうか迷うようなことなの?」
武美「…………」
白瀬「あー、もう! あたしそういうウジウジしてる顔見せられるの大っ嫌いなのよ」
白瀬「あたしどうせこの商店街には長くいないわ、ちょっとした用事で来ただけだし」
白瀬「という訳で誰かに喋ったりなんてしないから、早く言っちゃいなさいってば」
武美(……そうなんだ。じゃあ、言っても良いかもしれない)
武美(……ああ、やだなあ。自分の弱さが嫌になっちゃうよ……はあ)
武美「あたしが作った訳じゃないですけど、ね……」
白瀬「ふーん」パクパク
武美(……どうしよう、言うべきかな)
武美(本音言うと……確かに、誰かに話してスッキリしたい)
武美(けど……だけど……)
白瀬「……言うかどうか迷うようなことなの?」
武美「…………」
白瀬「あー、もう! あたしそういうウジウジしてる顔見せられるの大っ嫌いなのよ」
白瀬「あたしどうせこの商店街には長くいないわ、ちょっとした用事で来ただけだし」
白瀬「という訳で誰かに喋ったりなんてしないから、早く言っちゃいなさいってば」
武美(……そうなんだ。じゃあ、言っても良いかもしれない)
武美(……ああ、やだなあ。自分の弱さが嫌になっちゃうよ……はあ)
武美「……ちょっと、あたしの家に住んでる旅人さんがいるんです」
白瀬「へえ」
武美「で……なんていうか、前からいきなり無視され始めちゃって」
白瀬「そう」
武美「何か悪いことしちゃったかな……って」
白瀬「はいはい」
武美「……き、聞いてます?」
白瀬「聞いてる聞いてる」パクパク
武美「……で、どうしたらいいんだろうと思って」
白瀬「押し倒せば?」
武美「えっ」
白瀬「へえ」
武美「で……なんていうか、前からいきなり無視され始めちゃって」
白瀬「そう」
武美「何か悪いことしちゃったかな……って」
白瀬「はいはい」
武美「……き、聞いてます?」
白瀬「聞いてる聞いてる」パクパク
武美「……で、どうしたらいいんだろうと思って」
白瀬「押し倒せば?」
武美「えっ」
白瀬「もうさ、ベッドに押し倒しちゃって終わりで良いんじゃないの?」
武美「それはちょっと……」
白瀬「じゃあ別の方法で何とか無理やり振り向かせてやりゃ良いのよ」
白瀬「好きなんでしょどうせ、そいつのこと」
武美「うえっ?」
白瀬「方法までは分かんない。そこら辺はあんたが考えなさい」
白瀬「……カレー美味しかったわ、じゃあね」
カランカラン
武美「振り向かせる……かぁ」
武美「……食器片付けなきゃ」
武美(……そうだよね、弱気になるなんてあたしらしくない)
武美(ああ……愛する男を振り向かせようとする女、これってロマンじゃない?)
武美(そう考えると何か元気出てきた……!)
武美(うっわー、あたしって単純!)
武美「それはちょっと……」
白瀬「じゃあ別の方法で何とか無理やり振り向かせてやりゃ良いのよ」
白瀬「好きなんでしょどうせ、そいつのこと」
武美「うえっ?」
白瀬「方法までは分かんない。そこら辺はあんたが考えなさい」
白瀬「……カレー美味しかったわ、じゃあね」
カランカラン
武美「振り向かせる……かぁ」
武美「……食器片付けなきゃ」
武美(……そうだよね、弱気になるなんてあたしらしくない)
武美(ああ……愛する男を振り向かせようとする女、これってロマンじゃない?)
武美(そう考えると何か元気出てきた……!)
武美(うっわー、あたしって単純!)
武美「えーっと……色々聞き込んで風来坊さんの出没地点を調べてみたけど」
武美「見事に食べ物がある場所に集中してるね……うへえ」
武美「まあ仕方ないんだろうけど。最近うちにも帰ってきてないし」
武美「まずはこのレストラン……あっ」
パワポケ「…………」
ゴソゴソ
夏菜「おっさん……また来たのか」
パワポケ「あ……いや、ごめん。お腹が空いててつい」
夏菜「あのなー……だからってゴミ漁るこたないだろ。お腹壊すぞ?」
パワポケ「だって……」
夏菜「ああ! もう! ちょっと待ってろ! ……それ、食べんなよ!」
パワポケ「ははは……」
武美「…………」
武美「うわぁ」
武美「見事に食べ物がある場所に集中してるね……うへえ」
武美「まあ仕方ないんだろうけど。最近うちにも帰ってきてないし」
武美「まずはこのレストラン……あっ」
パワポケ「…………」
ゴソゴソ
夏菜「おっさん……また来たのか」
パワポケ「あ……いや、ごめん。お腹が空いててつい」
夏菜「あのなー……だからってゴミ漁るこたないだろ。お腹壊すぞ?」
パワポケ「だって……」
夏菜「ああ! もう! ちょっと待ってろ! ……それ、食べんなよ!」
パワポケ「ははは……」
武美「…………」
武美「うわぁ」
武美(なんだろ……うん、なんだろ……)
武美(凄い……すっごい、何とも言えない気持ちになっちゃったんだけど)
夏菜「ほら、まかないの残りだけど、ゴミよかマシだろ!」
パワポケ「ありがとう!」
武美(…………)
武美(……うちに帰ってきたら、あたしが手料理食べさせてあげるのになぁ)
武美(ちょっと話しかけにくい……ここはとりあえず様子見だね)
パワポケ「」パクパクモグモグ
パワポケ「……うん、うまい」
夏菜「食うの早いなおい」
パワポケ「じゃあ、俺はこれで」
夏菜「そっか、そりゃ良かった。どうしようもなくなった時はまた来ればいいよ」
夏菜「……言っとくけど、毎日は来るなよ! 来たら張り倒すからな!」
武美(あ……移動した。尾行尾行)
武美(凄い……すっごい、何とも言えない気持ちになっちゃったんだけど)
夏菜「ほら、まかないの残りだけど、ゴミよかマシだろ!」
パワポケ「ありがとう!」
武美(…………)
武美(……うちに帰ってきたら、あたしが手料理食べさせてあげるのになぁ)
武美(ちょっと話しかけにくい……ここはとりあえず様子見だね)
パワポケ「」パクパクモグモグ
パワポケ「……うん、うまい」
夏菜「食うの早いなおい」
パワポケ「じゃあ、俺はこれで」
夏菜「そっか、そりゃ良かった。どうしようもなくなった時はまた来ればいいよ」
夏菜「……言っとくけど、毎日は来るなよ! 来たら張り倒すからな!」
武美(あ……移動した。尾行尾行)
パワポケ「…………」
武美(っと、そうだった……風来坊さん、野球やってるんだよね)
武美「……練習見て行こうかな」
パワポケ「おいピエロ! フンフン言ってないで集中しろ!」
ピエロ「ヴヒャハ~イ!」
パワポケ「その奇声もやめろ!」
武美(……やっぱりカッコイイよね、野球やってる時は)
武美(さっきのアレを忘れるぐらいにはカッコ良い)
武美(……ふふ♪)
武美(っと、練習終わったら今度こそ話しかけなきゃ……)
武美(でも今は、風来坊さんの姿を目に焼き付けよう……)
武美(っと、そうだった……風来坊さん、野球やってるんだよね)
武美「……練習見て行こうかな」
パワポケ「おいピエロ! フンフン言ってないで集中しろ!」
ピエロ「ヴヒャハ~イ!」
パワポケ「その奇声もやめろ!」
武美(……やっぱりカッコイイよね、野球やってる時は)
武美(さっきのアレを忘れるぐらいにはカッコ良い)
武美(……ふふ♪)
武美(っと、練習終わったら今度こそ話しかけなきゃ……)
武美(でも今は、風来坊さんの姿を目に焼き付けよう……)
パワポケ「ふぅ……さて、晩飯はどうしようかな」
武美「……おーい、風来坊さん」
パワポケ「…………」
武美「もう、まだ無視するの? あたしそろそろ理由が聞きたいなって思ってるんだけど」
パワポケ「…………」
武美「……うん、でも良いんだ。あはは」
武美「バカみたいに理由話せ話せって言われても話したくなんてならないよね」
武美「だから……さ、いつか話したくなる時まで、あたしはついてくよ」
武美「……ごめんね、多分今のあたしって鬱陶しい人間だと思う」
パワポケ「…………」
武美「でも……ああ、こんなとこで言う気はなかったんだけどなぁ」
武美「……いいや、言っちゃお」
パワポケ「…………」
武美「……あたしはあなたのことが好き」
武美「だから振り向いてくれる時まで……あなたの近くにいるよ」
武美「……おーい、風来坊さん」
パワポケ「…………」
武美「もう、まだ無視するの? あたしそろそろ理由が聞きたいなって思ってるんだけど」
パワポケ「…………」
武美「……うん、でも良いんだ。あはは」
武美「バカみたいに理由話せ話せって言われても話したくなんてならないよね」
武美「だから……さ、いつか話したくなる時まで、あたしはついてくよ」
武美「……ごめんね、多分今のあたしって鬱陶しい人間だと思う」
パワポケ「…………」
武美「でも……ああ、こんなとこで言う気はなかったんだけどなぁ」
武美「……いいや、言っちゃお」
パワポケ「…………」
武美「……あたしはあなたのことが好き」
武美「だから振り向いてくれる時まで……あなたの近くにいるよ」
パワポケ「…………」
武美「あなたは嫌かもしれないけど、あたしは諦められない」
武美「あなたも知ってるでしょ」
武美「このまま行けば、あたしは新年迎えた途端にドカン、だって」
パワポケ「…………」
武美「あたしには時間がない。だから、今更新しい恋人を見つけるなんて、できない」
武美「……ううん、多分時間があったとしても、しようとは思わない」
武美「……あたしは、あなたを追い続けるよ。タイムリミットまで、ずっと」
武美「……それだけ知っておいて、ね……」
パワポケ「…………」
武美「……ここで涙でも流せれば、大分ロマンチックになるのかな」
武美「でも……あたしには、無理……なんだ、あはは、ごめんね……」
武美「……じゃあ、また明日」
パワポケ「…………」
武美「あなたは嫌かもしれないけど、あたしは諦められない」
武美「あなたも知ってるでしょ」
武美「このまま行けば、あたしは新年迎えた途端にドカン、だって」
パワポケ「…………」
武美「あたしには時間がない。だから、今更新しい恋人を見つけるなんて、できない」
武美「……ううん、多分時間があったとしても、しようとは思わない」
武美「……あたしは、あなたを追い続けるよ。タイムリミットまで、ずっと」
武美「……それだけ知っておいて、ね……」
パワポケ「…………」
武美「……ここで涙でも流せれば、大分ロマンチックになるのかな」
武美「でも……あたしには、無理……なんだ、あはは、ごめんね……」
武美「……じゃあ、また明日」
パワポケ「…………」
武美「…………」
武美「家に帰ると、凄く静かだなぁ」
武美「TV、は……見る気にもなんないや」
武美「……このまま」
武美「このまま、一言もあの人と喋らないまま」
武美「死ぬのかな、あたし」
武美「…………」
武美「……やだ」
武美「やだ……やだよ……!」
武美「…………」
武美「……大、丈夫、あの人は優しいから」
武美「きっと……振り向いてくれるはず」
武美「……信じなきゃ。パワポケさんを……」
武美「信じないで、振り向いてなんかもらえない……!」
武美「家に帰ると、凄く静かだなぁ」
武美「TV、は……見る気にもなんないや」
武美「……このまま」
武美「このまま、一言もあの人と喋らないまま」
武美「死ぬのかな、あたし」
武美「…………」
武美「……やだ」
武美「やだ……やだよ……!」
武美「…………」
武美「……大、丈夫、あの人は優しいから」
武美「きっと……振り向いてくれるはず」
武美「……信じなきゃ。パワポケさんを……」
武美「信じないで、振り向いてなんかもらえない……!」
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