元スレ紅莉栖「ラボメンが口を聞いてくれない……」岡部「……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
851 = 411 :
と言うかコスプレすんだから多少ずぶ濡れになってもとりあえずはなんとかなるんだよな?
って事は二人っきりになれるように他の連中が空気読んだって事?
852 :
これ"ほむら『交わした約束、忘れないよ』岡部「(´;ω;`)ブワァッ」"じゃないの?
確か全部読ませてもらった記憶があるんだが
853 = 368 :
いや、何が仕方ないというのだろうか?
別に今から配信まではまだ時間がある。ということは余裕があったんではないか?
脱衣所に背中を向けて話しをしているが、
何やら小声でブツブツ呟いているような感じがする……。
紅莉栖「ねえ?そんなことより着替えないの……?」
岡部「着替え……だと?そこに何かないのか??」
紅莉栖「……下着は……あるみたいなんだけど……服がないのよ」
服ねぇ……?
とラボを見渡すとテーブルの上に丁度良いものが乗っかっていた。
名指し付きで。
岡部「あるぞ助手よ……ここに、まゆりの作った、コスプレ衣装がNA!」
紅莉栖「……!?」
まゆりの書いた名指しで―クリスちゃんの☆―置かれている衣装。
広げて見ると白と紫のシンプルなデザインの衣装のようだ。
その他小道具も上に置いてあり、俺はまとめてそれを助手に突き付けた。
854 :
ふう
855 = 368 :
紅莉栖「……着ろと、言うのか?これを?」
岡部「他にもあるが、どれもそれ以上に派手な衣装のようだぞ?
よかったなー地味なデザインで(笑)」
ピンクに青に黄色と赤。どれも派手極まりない色合いだ。
特にピンクのは遠目から見ても目立つ。
いかにも魔法少女っぽいデザインなのがわかる。
岡部「それともぉ?白衣ならあるが、素肌に白衣でも着るかー?」
紅莉栖「……死ね!このHENTAI!」
その言葉を最後に、紅莉栖は衣装を引っ手繰って黙り込んでしまう。
どうやら観念して着ているらしいが、一向に脱衣所から出る気配はなかった。
その間に俺は、紅莉栖の、濡らした、床を拭いたりしながら時間を過ごす。
……何故かふと、ここにダルが居なくて良かったと思う。
しばらくすると脱衣所から紅莉栖が顔を出してきた。
……カチューシャ付けてる……。
紅莉栖「oi ミス おい」
岡部「……何だ?」
紅莉栖「……笑うなよ?」
856 = 625 :
キターーー牧瀬氏のほむほむコスプレ頂きましたーー
再現度もバッティグー、主に胸囲の面で
眠いよう…>>1頑張れ、早く貼っておくれ
858 = 688 :
個人的イメージ
まゆC:ピンク、因果の死にっぷりとか
助手:赤、ツンデレ具合が
萌いく:おっぱいと発狂射殺具合が
おかりん:黒 タイムリープ具合が
青は見なかった事に。
859 = 368 :
紅莉栖「こ、声が上ずってるわよ!?フ、フフフ……、
何だかだんだんどうでもよくなってきたわ!もうどうにでもなぁ~れ!」
そういうと腕を回して魔法を使うポーズをとりだした。
……やっべぇ…こいつやべーわ。マジっべー……何なのこの助手。抱きしめたい。
落ち着け、落ち着け岡部倫太郎……KOOLになれッ!
ここにいるのは<シュタインズゲート>の紅莉栖だ!KOOLになれッ岡部倫太郎!
……紅莉栖はクールダウンしたのか、
顔を真っ赤にしたまま(実際顔は見れなかったから憶測だが)冷蔵庫のドアを開け、
ドクぺを取り出して一気飲みをしている。
ヤバいなー気まずいなーと考えながら、無言で時間が流れるのを待っていると、
不意に携帯に着信が入った。――ダルからだ。
岡部「……もしもし?」
ダル『あ、オカリン?もうPCの電源はついてるかお?そろそろプロジェクターの準備をするお!』
岡部「……ん?ああ……そうだな」
完全に上映会のことを忘れていたのだが、
今の気まずい空気の中、やらなければならない目的ができるのは大歓迎だった。
いつもは空気が読めないくせに、たまにはダルもやるもんだ。
……いや、そもそもこの状況、元はと言えばダルのせいなんだっけ?
まあ今更どうでもいい事だから、一心不乱に機材の準備をすることにした。
860 = 368 :
ダル『おk。後はそのまま配信されるのを待つお』
岡部「わかった。ありがとなダル」
ダル『は?何が??もしかしてオカリン魔法少女そんな見たかったの?
やっぱ持つべき物は友――ツーツーツー』
よし、これでいい。
後は無心でアニメを見て、見終わったら全てを忘れて眠ろうそうしよう。
設置したスクリーンに映る映像を透かして、俺はどこか遠くの方を見ていた。
そして時計の針は進む――
岡部「そろそろか?」
紅莉栖「ええ、もう準備できてるわよ」
ハ?貴方何もしてないじゃナイデスカー。
と思いきや、テーブルをこっちに運んでいたらしく
上にはお菓子類とドクぺ、あとカップ麺が置かれていた。
……流石この助手、ノリノリである。
紅莉栖「……何よ?」
岡部「いや?別に?」
紅莉栖「……何か言いたそうな目をしてる」
861 = 368 :
岡部「フッ……先ほどから自意識過剰はやめてもらおうか!」
紅莉栖「こ、こいつは~……」
俺は紅莉栖を無視してPCを操作する。
そういえばこれ何時間やるんだ?今更何を考えても仕方ないのだが
アニメがやってる間コスプレイヤーくりす☆ティーナとずっと二人きり?
……余計なことを考えるのを止めよう。
俺は目を閉じ、大きく深呼吸した。
ゆっくりと右手を掲げた。
ピンと人差し指を立てる。
岡部「作戦開始の時はきたッ!」
紅莉栖「ビクッ」
岡部「この俺はあらゆる陰謀に屈せず、己の信念を貫き、ついに魔女の誘惑から戦い抜いたのだ!」
岡部「この勝利のため、我が手足となって戦ってくれた仲間たちに感謝を!」
今はいないラボメンたちが走馬灯のように頭を過る。
岡部「訪れるのは、俺が望んだ世界なり!」
別に望んじゃいなかったのだが、ここはその場のノリで乗り切ろう。
862 = 368 :
岡部「すべては<シュタインズゲート>の選択である!」
岡部「世界は、再構成される――!」
掲げた指を勢いよく振りおろし、
チラリと横目で紅莉栖を見る。
紅莉栖「……」
おい、何か言えよ。
やめろォ!!そんな目で俺を見るなッ!
――かくして、作戦は開始される。
俺と、
紅莉栖と、
『魔法少女まどか☆マギカ』による長い夜の幕が開けるのだった。
お試し完。
『魔法少女 まどか☆マギカ ――交わした約束、忘れないよ――』へ続く。
863 = 625 :
おつ
続きが楽しみだお
865 = 411 :
おつおつ
867 = 409 :
おっつー
868 = 368 :
というのを、実は前にやったわけだけど、
続き読みたかったら>>852参照。
速報のが出来上がり次第、順番とか加筆とか、
再構成したのを、
スレタイも変えもう一度VIPでやろうかなと考えていたり。
それでVIPの指圧師を終わらせようと、考えていたり。
で、丁度いいからここでどんな感じにやれば1スレでまとめられそうか、
試してみたという……。
ここまでかな、この時間までありがとう。
最後に、
毎回思ってるけどAAの人は何者なんだよwwww
869 = 411 :
面白いSSに挿絵感覚+自己満でAAを支援させて貰ってますwww
870 :
SS面白かった!
AAかわいい!
おやすみ!
871 :
872 = 688 :
>>871
何度みても左下ワロス
みんなの評価 : ★★★
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