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    元スレ俺「妹が完璧すぎて生きるのが辛い」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - オタク ×2+ - 黒猫 + - + - 俺の妹がこんなに可愛いわけがない + - 劣等感 + - + - 安値 + - 未完 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    コンコン

    「お兄ちゃん、朝だよー」

    「・・・」

    シーン・・・

    「んー・・・まいったなぁ、今日もお寝坊さんか」

    コンコン

    「お兄ちゃん、入るよ」

    ガチャ・・

    2 :

    ぱぁ!出たっ!

    4 :

    >>1
    よろしい、続けたまえ。

    5 = 1 :

    「Zzz・・・・・」

    ピピピピピ・・・

    「またこんなだらしない格好で寝てる・・・パジャマくらい着て寝ろっての」

    「アラームも鳴りっぱなしじゃんか」

    カチッ

    「う・・・うう~ん・・・・・」

    6 = 1 :

    「・・・ん?」

    「おはよ、お兄ちゃん」

    「ふあぁぁ~・・・・おはよう」

    「また夜更かししてたの?」

    「ま、まぁ・・・ちょっとな」

    「朝ごはんつくってあるから、着替えたら下におりてきてね」

    「んん・・・」

    ガチャ バタンッ

    「・・・」

    「着替えるか」

    7 = 1 :

    ~リビング~


    タッタッタ

    「今日はいつもより着替えるの早かったね」

    「夜更かししてたら腹減っちゃってさ」

    「でもちゃんと毎日朝ごはん食べるのはいい事だと思うよ」

    「せっかく妹がつくってくれてるんだ、食べないと申し訳ないからな」

    「あはは・・・そう言ってくれると助かるかもね」

    「そんな事はいいからさ、時間もないしぱぱっと食べちゃってよ」

    「うん、いただきまーす」

    8 = 1 :

    「おいしい?」

    「うん、うまいよ」

    「そう?よかった」

    「・・・あれ?そういやお前、朝練はどうしたんだ?」

    「今日は休みだよ、大会も終わって一段落ついたから」

    「ふーん・・・」

    9 = 1 :

    「お前、一年なのにスタメンなんだってな」

    「えっ?・・・と・・・うん、まぁ・・・そうなるかな」

    「この前の大会、県でベスト4だったんだろ?バスケ部の友達が言ってたよ」

    「ううん、でも私は全然活躍できなかったから・・・先輩たちの人数合わせみたいなもんだよ?」

    「そっか・・・でもまぁ、強豪チームでよくやってるよ、お疲れ様」

    「えへへ・・・ありがと」

    10 :

    続けなさい

    11 :

    なんだこれ

    12 = 1 :

    「なんだかんだ話してたらいい時間になってるな」

    「うん、それじゃ私も着替えてくるね」

    「あ・・・だったら待ってるよ、どうせ行く所も同じなんだしさ」

    「ホント?・・・うん、じゃあ一緒に行こっか」

    「おう。じゃ玄関で待ってる」

    「うん!」

    13 = 1 :

    「お待たせー」

    「よし、じゃあ行きますかね」

    「いってきまーす!」

    「いってきます」

    ・・・

    「なんだか二人で学校行くのって久しぶりだね」

    「だっていつもはお前、朝練でいないじゃんか」

    「それで今日は一緒に行こうって誘ったわけだ?」

    「うん、そうなるね」

    「・・・ってちょっとはごまかせやい!」

    「ははは」

    14 :

    妹ほすぃ~

    15 = 1 :

    ~通学路~

    友1「おはよー!妹!」

    「あ、おはよ!友ちゃん」

    友2「おはよう妹!今日もかわいいね!」

    友3「おいおいお前って奴は・・・朝から暑苦しくて悪いね、妹」

    「あははっ・・・おはよう、友2くん友3くん」

    先輩「よう妹、今日も元気そうだな」

    「あっ先輩!おはようございます!」


    「・・・」トボトボ

    「(やっぱ妹って顔広いんだな・・・)」

    16 = 1 :

    ~下駄箱~


    「結局いろんな人につかまっちゃって一緒に来た意味あんましなかったね・・」

    「いいよいいよ、気にしないで」

    「うん・・・あ、じゃあ私の教室一階だから」

    「おう、授業と部活がんばってな」

    「ありがと!じゃあねっ」

    「ノシ」


    「・・・」トボトボ

    「三階、三階っと・・・」

    17 :

    俺の妹がこんなにうんたらかんたら

    18 = 1 :

    ~妹のクラス~


    女>1「お、ようやく来た来た」

    「あれ?先に教室ついてたんだ」

    女>1「アンタたちがトロトロ歩いてたからでしょーが・・・」

    「んー・・・そうだっけ?」

    女>1「・・・っと、いまはそんな事はどうでもいいわ。それより・・・さ、アレは一体誰なの?」

    「アレ?」

    女>1「ホラ、さっき途中で会ったときに一緒に歩いてたあの男の人!まさか彼氏とかじゃないよね!?」

    19 = 1 :

    男>1「そうそう!俺も気になってたんだよ!まあ、あんな地味で幸薄そうな男が妹ちゃんの彼氏なわけないよな!」

    「(さ、幸薄そうって・・・)」

    男>2「そんな事言ったら相手の人に失礼だろ・・・・まぁ確かに地味ではあったけどさ・・・・」

    「(お兄ちゃん言われたい放題だね、ドンマイ・・・)」

    女>1「で!結局あの男とはどーゆう関係なのっ!?」

    「え、えーと・・・」

    「私のお兄ちゃん、・・・だよ」

    20 :

    なんで俺にしたんだよ兄にしろよ
    痛々しいだろ辛くなるだろ



    どうぞ続けてください

    21 = 1 :

    女>1「えぇーっ!アンタってお兄ちゃんいたんだ!それも同じ学校に!」

    「う、うん・・・言ってなかったっけ?」

    男>1「・・・にしても妹ちゃんの兄貴があんなに地味だったとはな!!こりゃ妹ちゃんに全部吸い取られちゃったんだな!ハハッwwwお気の毒に!」

    「(・・・)」

    男>2「まぁまぁ・・・妹だってお兄さんのことそんな風に言われたら嫌だろ、な?」

    「あ、う、うん・・・ごめん、私ちょっとトイレ行ってくるね」


    「(お兄ちゃん・・・)」

    「(・・・私のせい、だよね・・・・・)」

    22 :

    いもかわ

    23 :

    それを妹だけじゃなく姉とダブルでやられてみろ

    24 = 1 :

    ~一方、三階教室~


    俺友「うーっす、おはよう俺」

    「おっ、おはよ」

    俺友「なんだなんだ?朝からシケた面してやがるなぁ、何かあったのか?」

    「い、いや・・・べつにそんな事ないよ。ただ久々に妹と一緒に学校来たんだけどさ」

    俺友「ほー!そりゃたいそう羨ましいことで!!」

    「うん・・・」

    俺友「そうでもないよ・・・って顔してるな」

    「・・・」

    25 = 1 :

    俺友「まぁなぁ・・・スポーツ推薦で鳴り物入りの入学、容姿端麗スポーツ万能」

    俺友「おまけに学業優秀でコミュ力も特Aクラスときたもんだ」

    俺友「そんな妹と比べられちゃあ、やってられないよな・・・・・」

    「ははっ、わかってくれるか友よ・・・」

    俺友「普通なら羨ましがると思うけどな、いざ当人となるとそうもいかないってわけか」

    「なんだかなぁ・・・」

    俺友「・・・まぁアレよ、とりあえず授業の準備しようぜ」

    「・・・おう」

    26 = 1 :

    ~とある授業~


    「(やべっ・・・そういや今日は8日だから俺が当てられる日か・・・・)」

    「(はぁ・・・当てられてもどうせわからないんだし適当に流せばいいか・・・)」


    教師「―――であるからして・・・、ここはどうなる?出席番号8番、誰だ?」

    「・・・はい」

    教師「よし俺、答えてみろ」

    「・・・・・」

    「・・・わかりません」

    27 = 1 :

    教師「ったく・・・・・こんな問題もわからんのか?」

    教師「お前の妹はあんなに優秀なのに、少しは見習ったらどうだ?」

    「・・・・・」

    教師「・・・もういい、座れ」


    「(またか・・・・・)」

    28 = 22 :

    いもちゅさるよけ

    29 :

    何が面白いのこのスレ?

    30 = 1 :

    俺友「さっきのは運が悪かったな、ドンマイ」

    「うん・・・もういいよ、慣れてるから」

    俺友「そのわりにはテンションガタ落ちしてるじゃねーか」

    「・・・自分でもわからないんだよな」

    俺友「なにが?」

    「妹のせいじゃない。俺が情けないせいだ。普通ならそう思うだろ?」

    俺友「・・・」

    「俺は、情けない自分自身に苛立ってるはずなのに、なぜか周りの環境に不平を言いたくなる」

    「どうして俺ばっかりこんなに言われなくちゃならないんだ、そうも思う」

    「俺は抜けだせない・・・あいつが妹でいる限り、ずっと負の連鎖から抜けだせる事はないんだ」

    俺友「・・・・・」

    31 = 1 :

    ~屋上~


    「・・・」

    「(昔は・・・妹のことが好きだった)」

    「(いつも一緒に遊んだり、学校に行ってたりしてた)」

    「(でもあいつは・・・離れていってしまった)」

    「(中学校に入って部活をはじめてからだ。あいつは見る見るうちに上達して、いつの間にか県のトップ選手になってた)」

    「(その頃からだな・・・俺が妹と比べられるようになったのは)」

    33 :

    ここからどうなっていくのか期待

    34 :

    なんかよく似たエロ漫画もってるわ

    35 = 1 :

    「(頭だけはそこそこ良かったからこの高校に入る事はできた)」

    「(でも結局俺は堕落していった)」

    「(妹と比べられ、けなされ、比べられ、けなされ・・・・・その繰り返しで俺はつぶれた)」

    「(今じゃ毎晩毎晩夜更かしして2ch、そんで朝苦労して起こしてくれるのは・・・妹だ)」

    「(感謝すべきなのに・・・あいつのせいじゃないのに・・・・・)」

    「(何も言えない・・・俺の言いたい事は、ずっと言えないまま)」


    「あ、お兄ちゃん」

    「・・・」

    36 = 1 :

    「こんな所で何してるの?」

    「うん?いや・・・ちょっと考え事」

    「そっか、サンドイッチ買ってきたけどお兄ちゃんも食べる?」

    「大丈夫。それよりお前こそなんで?」

    「ああ・・・教室はちょっと騒がしくって。落ち着かなかったからここでご飯食べよっかなって」

    「そうか・・・」

    38 = 1 :

    「騒がしいって、今朝のことだろ?」

    「えっ・・・?」

    「俺とお前が一緒に歩いてたからさ、あの人誰?みたいな話になったんじゃない?違う?」

    「ち、違うよっ・・・お兄ちゃんのことは特に」

    「・・・ははっ、だよな。ごめん・・・何言ってんだろ俺」

    「またあとでな」


    キィィィ バタン


    「・・・」

    「お兄ちゃん・・・」

    39 :

    なんで心が痛くなるんだろうなぁ...

    40 :

    しーえー

    41 = 1 :

    「(あれ以上妹のそばにいたら、嫌みの一つや二つがこぼれてしまいそうだった・・・)」

    「(妹だって努力して努力して、あれだけ立派な妹になったんだ)」

    「(それに、駄目な俺に対してだって、いつも通りに分け隔てなく接してくれる)」

    「(むしろ、俺のことを妹と比べないのは妹だけなのかもしれないな・・・・・)」

    「(そんな妹に向かって嫌みを言うだぁ?俺は馬鹿だ、最低だ)」

    「(妹にだけは、絶対言っちゃいけない・・・・・)」


    「・・・・・」トボトボ

    43 = 1 :

    キーンコーン カーンコーン・・・


    俺友「んん~~っ・・・今日もやっと終わりかーっ!!」

    「ふぃ~・・・」

    俺友「おい、俺ちょっと本屋寄って行きたいんだけどよ、付き合わないか?」

    「あ~・・・悪い、今日は無理な日だ」

    俺友「おっと・・・・そういや金曜日はお前が夕食当番なんだっけか?」

    「そこまで把握しているとは・・・さすがだな、友」

    俺友「この程度たやすいもんだって!んじゃ、途中まで一緒に帰ろうぜ」

    「うん、そうするか」

    44 :

    ヤメテくれ
    読んでて辛いわ
    もっとやれ

    45 = 1 :

    親は離婚して父親は出ていってしまった。
    母は朝早くに出ていって毎晩帰りも遅い。
    俺と妹で食事当番をまかされているのだが、
    朝はたいてい起きれないし、そもそも俺が料理なんてできないから妹がいつもやってくれてる。


    俺友「んじゃ、また明日なー!」

    「おう、またな」


    「晩飯・・・何にしようかな」

    「とりあえずスーパー行くか・・・」

    46 :

    この兄はゴミだな
    うちと真逆だわ

    48 = 1 :

    金曜日は部活でミーティングがあるらしく、妹の帰りも20時を回る事が多い。
    だから、金曜日に限っては俺が夕食当番にあてられているんだ。


    「大見栄切ってスーパーに来てみたけど」

    「買うのはカップ麺かレトルトカレーだけなんだよな・・・」

    「そういえば土日は練習試合があるって言ってたっけ」

    「・・・カツカレーにするか・・・」

    49 :

    良い奴じゃん、兄…
    ただな、カツって実は良くないんだ…キットカットあげとけキットカット

    50 = 44 :

    まじで?油でぐにゅぐちょがいけないのぁ


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