元スレ和「せ、生徒会へ行かないと…!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 :
いやいや、俺の嫁も迷惑かけてるようで済まない・・・
102 = 24 :
おい
なんだこれは
103 = 80 :
急展開だ
104 = 25 :
澪「っ!?」
紬「澪ちゃん危ない!はあっ!」ヒュッ
ガンッ!
紬「やった……?」
和「残念ね、効かないわ」
紬「そ、そんな……きゃあっ!?」ドサッ
和「澪も、ね」
澪「うああっ!?」ドサッ
唯「み、みんな……」ガタガタ
和「唯、あとはあなただけよ」スッ
唯「ひいっ!?い、嫌あっ!来ないでえっ!」
和「……」
105 = 32 :
ああああああああああ
律ううううううう
106 = 33 :
これは想定の範囲外
108 = 25 :
――――カクゴ。
和が覚醒した、一般的に『気』と呼ばれる力。
体内に流れる電気を操り、増幅し、様々な現象を引き起こす。
和のカクゴは、身体能力を爆発的に増強する力を持つ。
パワーもスピードも、今や和は人知を超えた領域に到達していた。
和「……」ザッ
唯「あ、ああ……」ガタガタ
一歩一歩、和は唯へと近づく。
大気が、震える。
呼吸をすることすら、ままならない。
その圧倒的な威圧感を前にした唯は、逃げることはおろか……動くことさえ出来なかった。
和「さようなら、唯」
唯へとゆっくり近づいてくる、和の手。
神々しいまでの眩き光を纏ったその手は、一瞬で相手の意識を刈り取ってしまう恐るべき凶器なのだ。
自分の最期を感じ取った唯は、その目をゆっくりと閉じる。
親友のあんな姿を見たくない――そう思ったからだ。
109 = 107 :
ういいいいいいいいいいいいい!!!
110 = 32 :
カク・・・ゴ?
111 :
どういうことなの……
112 = 24 :
ちょっとまて
113 = 80 :
憂ちゃん可愛い
115 = 25 :
唯「……」
和の手が自分に触れるその一瞬を待つ。
死の間際とはこういうものなのだろうか――唯には和が自分に触れるまでの刹那の時間が、ひどく長いものに感じた。
しかし。
唯「……?」
しかし、いくらなんでも長すぎないか?
そう思った唯は、固く閉じた自らの目を開いてみることにした。
するとそこには、
梓「唯、先輩……!」
憂「お姉ちゃんには、手は出させない!」
自分をかばうように和の攻撃を受け止める、愛する後輩と妹の姿があった。
116 = 39 :
わかりやすい超展開だな
117 = 33 :
ああ…>>43が腰を抜かす姿が見える…
118 = 73 :
憂いいいいいいいいいいいいいいいいい!
120 :
萌えじゃなく燃え展開になった件
121 :
正直飽きた
122 = 25 :
唯「ふ、二人とも!?どうして……」
和「邪魔よ」
ゴウッ!
梓「あうっ!?」
唯「あずにゃん!?」
憂「くう……オーラで衝撃波を発生させるなんて……!」ビリビリ
和「やめておきなさい、憂。いくらあなたでも、カクゴを使えない以上私には勝てないわ」
唯「か、カクゴって……何……?」
和「……カクゴは、死の恐怖を幾度も味わってなお、命をかける覚悟がある者のみが使える力」
123 = 24 :
わちゃんがわがまま言ってるままがよかったな
124 :
幼児退行するかと思ったらハイパー化してた
125 = 25 :
憂「隙ありっ!」シュッ
和「……」パシッ
憂「くっ……!」
和「無駄よ。私は歯医者という絶対的な死の恐怖により、カクゴに目覚めた。本物の命をかける覚悟がない者には、絶対に負けないわ」
ドンッ!
憂「ぐううううっ!」
唯「ういいいいっ!?」
憂「お、お姉ちゃ……逃げ、て……」ドサッ
唯「そ、そんな!憂、ういいっ!」
和「……逃がすと、思う?」
唯「の、のどかちゃ……」
126 :
ちょっと目を離した隙になにこれ
127 = 32 :
自分が傷つかないために友を犠牲にしていいのかよぉ!
128 = 124 :
けいおんSSでは最強を誇る憂を一蹴だと…
129 = 25 :
和「今度こそ終わりよ。もう誰も邪魔する者はいないわ」
唯「……」
その時、唯の目に映っていたのは自らを攻撃せんとする和の姿……ではなく。
唯を守ろうとして倒れた梓と憂、そして自分に協力してくれた仲間たちの姿だった。
唯(そうだ。私が、私がやらないと……!)
唯(ここで倒れるわけにはいかない。みんなのためにも……覚悟を、決めるんだ)
唯(命をかけて和ちゃんを歯医者に連れて行くと!)
唯「う、ああああああああっ!」
ゴウッ!
和「なっ!?こ、これは……まさか!?」
ドンッ!
和「かはっ……まさか唯が、裏カクゴを、使う……なんて……」
唯「はあ、はあ……」
和「私の、負けよ……」ドサッ
131 = 73 :
なにこの超展開
132 = 32 :
裏カクゴ・・・
133 = 25 :
和「……という展開になるに違いないわ!」
律「長いよっ!」
紬「少年漫画みたいな展開ね~♪」
澪「しかも打ち切り臭がプンプンするな……」
律「カクゴって……。つか、和は最後にやられてんじゃん!」
唯「いつまでもグダグダしてても仕方ないよ、和ちゃん」
和「はっ!?」
律「どうしたんだ?」
134 = 24 :
おい
おい
135 = 88 :
中二発動しただけかよ!
136 = 25 :
和「あはは、変な夢を見てたわ。全く、私が虫歯になるなんてあるわけないわよね~?」
唯「……」
澪「現実逃避が酷くなってきたな……」
律「お~い、そのネタはもう澪がやったぞ~?」
和「うう……」
紬「……ねえ和ちゃん、そんなに嫌?」
和「え?ええ……」
紬「でも、これは必要なことよ。虫歯は放っておいても治らないし、早めに治療を受けないと」
和「分かってる、けど……」
138 = 58 :
なんてオチ
139 = 32 :
なんだ、ただの白昼夢か
140 :
すぎたんの漫画はジャンプ読者層には理解できない
141 = 33 :
くそう…わに一杯食わされた…
142 = 25 :
紬「……」ギュッ
和「あ……」
紬「怖くない。怖くないよ。大丈夫、私たちみんながついてるから……」
和「む、ムギ……?」
紬「歯医者さん、行きましょ?」
和「……うんっ」
唯「……」ブー
澪「はは、全部ムギに持っていかれたな」
律「おい唯、そんなに拗ねるなって」
唯「……拗ねてないもん」プイッ
紬「さあ行きましょうか!」
143 = 25 :
歯医者!
和「うう、うううう……」ガタガタ
澪「お、おい……和は大丈夫なのか?顔が真っ青だぞ」
律「待合室に入ってからどんどん酷くなっていくな……」
紬「和ちゃん……」
和「唯、唯はどこ?目の前が真っ暗で何も見えない……!」ガタガタ
唯「ここだよ、和ちゃん」ギュッ
和「唯ぃ……!」ギュー
紬「あらあら♪」
144 = 32 :
こっちのほうが安定してる
145 = 25 :
律「結局は唯に頼るんだな、和も」
澪「ああ、そうだな」
和「唯、唯……。愛しているわ、キスしましょう?」
唯「それはダメだよ、和ちゃん。大体キスしたら虫歯が伝染するなんて迷信だって言ったでしょ?仲間を増やそうとしちゃダメ」
和「うう……」
律「……まあ、錯乱状態からは脱していないみたいだけどな」
澪「は、はは……」
マナベサーン、ドウゾー
和「!!!」ビクウッ
146 = 78 :
混乱した和ちゃんかわいいよ
147 = 33 :
路線が戻ったら一斉におとなしくなるとかワロスwww
148 = 32 :
確かに静かになったな
149 = 25 :
律「おっ、和の番か」
紬「さすがにこの人数じゃ中には入れないわね……」
唯「うん。私と和ちゃんだけで行って来るよ」
和「ゆいぃ……」ウルウル
澪「しっかりな、二人とも!」
唯「あはは、大げさだよ~。ほら行こう、和ちゃん」
和「う、うん……。手、握っててね?」
唯「もちろん♪」ギュッ
150 = 25 :
律「……」
澪「……」
紬「……」
律「何か、微笑ましいな」
澪「うん……」
紬「いいものが見れたわ~♪」
律「じゃあ和のことは唯に任せて」
澪「私たちは学校に戻るか。梓を待たせっぱなしにしちゃってるし」
紬「そうね、戻りましょうか」
みんなの評価 : ★★
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