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    元スレハルヒ「ついに等身大キョンフィギュアを注文してしまった……」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - せっくす + - ハルヒ + - ベアバト + - ポケモン + - 化物語 + - 喜緑 + - + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    302 = 238 :

    きたああああああああああ

    303 = 200 :

    キョン「はは…本当に起きちまった…」
    ガンッ!
    キョン「くそ!なんだあれは!つーか今何時だよ!」

    キョン「夢…じゃないな…感触が残ってる…」

    キョン「いつかの閉鎖空間の時と同じ感覚だ」

    キョン「ハルヒ…おまえ一体どうしちまったんだ?」


    国木田「今日も涼宮さん休みみたいだよ?」

    キョン「だろうな」

    国木田「何か知ってるのかい?」

    キョン「ちょっと風邪が長引いてるだけさ」

    谷口「涼宮が風邪って…マジかよ」

    キョン「谷口、ハルヒは言動は過激だが中身はいたって普通の…」

    谷口「どうした?」

    キョン「いや、なんでもない。あいつだって風邪くらいひくさ」

    谷口「そうかい」

    304 = 256 :

    ヒャッハー

    306 = 200 :

    昼休み部室
    キョン「よう、長門と古泉」

    長門「…」

    古泉「こんにちは」

    キョン「俺が何を言おうとしてるかわかるだろ?」

    古泉「なんのことでしょう?」
    ガッ
    キョン「ふざけるな!今日の早朝、閉鎖空間が発生したはずだ!」

    古泉「ま、待ってください!それは本当ですか!」

    キョン「まだとぼける気かこの…ってまただ…すまん古泉」

    古泉「いえ、寝不足のようですが、どうかされたのですか?」

    キョン「いや、ちょっと変な夢を見ただけだ…」

    古泉「長門さん、何かご存知ですか?」

    長門「閉鎖空間は発生していない。それ以上は今の私には分からない」

    キョン「そうか…すまん二人とも」

    古泉「よろしかったら詳しくお話をお聞かせ願います」

    キョン「いや、体調不良に寝不足で頭が回らないだけだ…今日は早退する」

    307 :

    まってましたー!

    308 = 275 :

    待ってました
    ヤンデきたね

    309 :

    キョン「帰ってきたは良いが、本当に頭が回らないぞ…」

    キョン「寝るか…」


    ハルヒ「ご、ごめんね、今はジャージしかないの」

    キョン「…?」

    ハルヒ「出来たらアンタの服を持ってきてあげたいんだけど…」

    ハルヒ「ズボンと下着なんて持ってこれるチャンスなんて無いし…」

    キョン「(何を言ってるんだ…ハルヒは…)」

    ハルヒ「キョンに直接こんなこと言ったら嫌われちゃうよね?」

    キョン「(誰に話しかけてるんだ…)」

    ハルヒ「ねぇ、キョンはどうしたら良いと思う?」



    キョン「うわあぁ!」
    ガバッ
    キョン「またアレか…しかしなんでハルヒが俺に俺の話をしてるんだ?」

    キョン「だいぶ頭は回るようになってきたな…ハルヒに会いに行ってみるか」

    310 = 309 :

    キョン「随分寝たかと思ってたらほんの数十分なんだな」
    キョン「さて、着替えて行くか」


    キョン「またぼーっとしてきたな…あれ…なんでおれ服なんか持ってきてるんだ…」

    キョン「まぁいいか」
    ピンポーン
    キョン「反応無しか…そりゃ昼間だしな」

    『はい』

    キョン「その声は…ハルヒか」

    『キョン?ちょ、ちょっと待ってなさい』
    ガチャ
    ハルヒ「どうしたの?お見舞いなら結構よ」

    キョン「いや、様子を見に…えらい軽装だな」

    ハルヒ「別にあたしの勝手じゃない、ここじゃ何だから入りなさい」

    キョン「良いのか?」

    ハルヒ「アンタは病人に玄関先で長話させる気?」

    312 = 309 :

    キョン「お邪魔します。りょ、両親は?」

    ハルヒ「うち共働きだから、二人とも夜遅くまで帰ってこないわ」

    キョン「そうか…しかし元気そうだなハルヒ」

    ハルヒ「そう?」

    キョン「ああ、病人らしくないな。なにかあったのか?」

    ハルヒ「別に、ただの気まぐれよ。来週からちゃんと行くわよ」

    キョン「そうか、なら安心だ」

    ハルヒ「ところでキョン、アンタのそのバッグなに?」

    キョン「ああ、これか…なんだっけか」

    ハルヒ「キョン大丈夫?顔色悪いわよ?」

    キョン「ああ、今日は体調悪くて早退したんだった…すまん帰るわ」

    ハルヒ「ついて行けないけど気をつけてよ?」

    キョン「大丈夫さ、じゃあ帰るな」

    ハルヒ「うん…」

    313 = 309 :

    キョン「あれ…なんで俺外に…ダメだ…またクラクラしてきた…」

    キョン「おかしいな…さっきまで…なんとも…なかっ…」
    ドサ


    ハルヒ「うふふふ…この格好、二人きりで市内探索に行った時のだね」

    ハルヒ「まさかキョンから服を持ってきてくれるなんて思わなかったよ」

    ハルヒ「だからね、あたしもその時の服装に着替えちゃった」

    ハルヒ「それにキョンが似合うって言ってくれたポニーテールにもしたんだよ?」

    ハルヒ「このまま後ろから抱きしめて…キョン」
    ぎゅう
    ハルヒ「うふふ…キョンの匂いがする…」

    ブツン

    キョン「うう…」

    「お目覚めになられましたか?」

    キョン「ここは…車…?」

    「道端で倒れたの発見したんですよ。ちょっと焦りました」

    キョン「ありがとうございます…森さん、新川さん」

    314 = 309 :

    修正しつつ書き溜め終了
    今からながら投下にしますん

    315 :


    フリーザ塗りながら待ってるよ

    317 = 309 :

    >>313

    「しかしどうして道端で倒れてたのですか?」

    キョン「急に頭がクラクラして…その前から体調は悪かったんですが」

    新川「病院に向かったほうがよろしいですかな」

    キョン「いえ、そこまで悪くないんで…ちょっと寝不足もあったんでそれが原因かと」

    「なんにせよ、無理をなさらないでください。貴方に何かあったら涼宮さんが悲しみますから」

    キョン「はい…すみません」

    「そういえば涼宮さんのお宅に居たようですが、どうでしたか?」

    キョン「別に変わったところはありませんでしたよ。気まぐれで休んだだけみたいです」

    「そうですか、それを聞いて安心しました」

    新川「着きましたぞ」

    キョン「ありがとうございます」

    「何かあれば古泉に連絡してください」

    キョン「はい、本当に何から何まですみません」

    318 = 309 :


    ハルヒ「今日はちょっと寒いけど、こうするのも悪くないわね」

    キョン「(な…!裸じゃねぇか!)」

    ハルヒ「うふふ…キョン赤くなってる」

    キョン「(いや、お前が言うな。というか恥ずかしくないのか)」

    ハルヒ「もう、恥ずかしいに決まってるでしょ…でもキョンと二人きりだから」

    キョン「(二人きりだとそんな顔するんだな…)」

    ハルヒ「うん、もう少し自分に素直になろうって思って」

    キョン「(ん?俺の声が聞こえてるのか?)」

    ハルヒ「ねぇ…キョン…今日もしよ?」

    キョン「(しよって、一体何を…)」

    ブツン


    キョン「悪夢だ…」

    319 :

    体が勝手に支援

    320 = 309 :

    谷口「よぉキョン、今日もシケたツラしてんな」

    国木田「おはよキョン。昨日は早退したけど大丈夫?」

    キョン「…」

    谷口「おい、マジで大丈夫か?昨日早退したし無理しないほうが良いんじゃねぇのか?」

    キョン「そうだな…帰るわ」

    国木田「うん、気をつけてね」

    谷口「早く治せよ!」

    321 = 309 :

    ♪~♪~
    キョン「古泉か…もしもし?」

    古泉「今どちらに?」

    キョン「家の前だが…」

    古泉「ということは、やはり休まれるのですか」

    キョン「…まるで俺が休む事を予測してたみたいだな」

    古泉「森さんから貴方の事を聞いたので」

    キョン「それで、電話してくるという事は何かあったんだろ?」

    古泉「いえ、放課後にでも寄らせて頂きます。では」

    キョン「やっぱり辛い?」

    キョン「ああ、悪いけど今日も休むよ」


    キョン「…寝たらまたハルヒの所に行くのか?」

    キョン「悪くないな、あんなハルヒなら…」

    325 = 309 :

    ハルヒ「ふぅ…興奮しすぎちゃった」

    キョン「(下着姿に俺のYシャツだけ…なんて格好してるんだ)」

    ハルヒ「ん?汗で服が濡れちゃったからキョンのシャツ着てるだけよ」

    キョン「やっぱり俺の声が聞こえるのか」

    ハルヒ「何言ってるのよ、聞こえないわけ無いじゃない」

    キョン「えらい扇情的な格好してらっしゃるようだが…」

    ハルヒ「キョンが身体中を触ったりキスしたりするから」

    キョン「なん…だと…」

    ハルヒ「でも嫌じゃないわよ?むしろ…もっとして欲しいというか…なんというか…」
    モジモジ
    キョン「なんだこのハルヒは…可愛い」

    ハルヒ「え?今なんて…」

    キョン「いや、可愛いなって…」

    326 = 309 :

    ハルヒ「そ、そう…」

    キョン「顔が真っ赤になっとる…それより、なんで俺はここに居るんだ?」

    ハルヒ「なんでって、あたしがキョンのことが好きで、キョンがあたしのことを好きだからよ」

    キョン「…?じゃあここはどこだ?」

    ハルヒ「あたしの部屋よ…なんか変よキョン?どうしたの?」

    キョン「変なのはハルヒ、お前の方だ。一体何がどうなってるんだ?俺はさっきまで自分の部屋で寝て…」

    ハルヒ「…の」

    キョン「え?」

    ハルヒ「あたしのこと…嫌いになっちゃったの…嫌よ…そんなの嫌よ!」

    キョン「へ?」

    ハルヒ「どうして?あたしばかり気持ち良くなってるから?そうなの?ねぇ?」

    キョン「お、落ち着けハルヒ…(ダメだ目が死んでる…)」

    ハルヒ「う、上手く出来るかわからないけどキョンも気持ちよくしてあげるね…」
    ジー
    キョン「おお、おい!ハルヒ!」

    ハルヒ「ん…ふぅ…ちゅ…ちゅ…」

    327 = 309 :

    キョン「や、やめろ…ハルヒ!」
    ドンッ
    ハルヒ「あう…はぁはぁ…なんで」

    キョン「なんでって…」

    ハルヒ「キョンがポニーテールにしろって言うならするよ…エッチな事だって…してもいいんだよ」

    ハルヒ「だから…だから嫌いにならないで…ずっと一緒に居て」

    キョン「…(ダメだ…今のハルヒは見ていられない)」

    ハルヒ「あ…髪が短いから…ちゃんとしたポニーテールに出来ないから?」

    キョン「ハル…!」

    ハルヒ「キョン…ほら見て?伸びた…髪…ポニーテールできるよ…」

    ブツン

    328 :

    おお・・・これはいい

    329 = 309 :


    キョン「はぁはぁ…」

    みくる「キョンくんだ、だいじょうぶですかぁ?」

    古泉「かなりうなされてましたがそんなに体調が悪いのですか?」

    キョン「朝比奈さんに古泉…長門まで」

    長門「貴方の体調不良の原因が分かった」

    キョン「ハルヒのせいだろ…」

    長門「そう」

    古泉「あの、僕にも分かるように説明願います」

    長門「涼宮ハルヒの彼に対する感情が彼という有機生命体をもう一人生み出した」

    331 = 309 :

    古泉「つまり彼がもう一人いると?」

    長門「正確には器のみ。生み出された物は精神体の無い抜け殻のようなもの」
    長門「涼宮ハルヒの行動が観察できなかったのは彼女が誰にも知られたくないから無意識に防御フィールドを展開させた」
    長門「そして今の彼女の精神状態は…」

    キョン「もういい止めてくれ」

    長門「ダメ。このままでは貴方は涼宮ハルヒの作った器と完全に同化してしまう」

    キョン「同化したらどうなる?」

    長門「器と同化した貴方は何も変わらない。でも貴方という存在は人間で言う死んだことになる」

    キョン「ははは、ナイスジョークだ長門」

    古泉「笑い事じゃありませんよ!」

    キョン「じゃあどうする?ハルヒの部屋に乗り込んで器とやらを壊すか?」

    古泉「それは…」

    キョン「器を壊したらハルヒは発狂して世界を滅ぼすだろうな」

    みくる「でもこのままじゃキョンくんが…」

    キョン「じゃあどうするんです?俺は死んでも器に移るだけですよ?結局俺任せなのは変わらない」

    長門「貴方はどうしたい?」

    334 :

    寝たい
    でも寝れない
    支援

    335 = 323 :

    続きが気になる!

    336 = 309 :

    キョン「なんだって?」

    長門「貴方はどうしたいのかと聞いている」

    キョン「そうだな、とりあえず一人にしてくれ」

    長門「わかった」

    古泉「長門さん!」

    長門「これ以上は彼が決める事。私達が介入すべき事ではない」

    古泉「貴方を信じていますよ」

    みくる「キョンくん…」
    バタン

    キョン「ははは…俺に対する感情か…」

    キョン「どうして狂っちまうまで我慢するんだろうな…」

    キョン「さて、ハルヒのところに行くか」

    338 = 309 :

    ハルヒ「キョン…キョン…キョン…キョン…キョン…」

    キョン「(目の焦点が合ってない…流石にこれは怖いな)」

    ハルヒ「好きだよキョン…大好き…だから…一緒に居て…」

    キョン「(泣いてるハルヒなんて初めて見るな)」

    ハルヒ「あたしの我侭に付き合ってくれて…本気で怒ってくれて…」
    ハルヒ「嫌味を言いながらもいつもそばに居てくれて…」

    キョン「あーもう、分かったから泣くな」
    ぎゅう
    ハルヒ「ふぇ?」

    キョン「気付かない俺も俺だが、素直じゃないハルヒも悪いんだぞ」

    ハルヒ「キョ…ン?」

    339 = 309 :

    キョン「等身大フィギュアなんて無くたって学校に行けば会えるだろ」
    キョン「土曜は市内探索で会えるし、日曜だって会おうと思えば会えるだろ」

    ハルヒ「…うん」

    キョン「ハルヒが学校休んで、本当に心配したんだぞ」

    ハルヒ「…うん」

    キョン「その…エロイ事は…もう少し互いの事を知った上でだな…」

    ハルヒ「キョン」

    キョン「ん?どうしt」

    ハルヒ「ん…」
    キョン「ん…ふぅ…不意打ちは止めてくれハルヒ」

    ハルヒ「キョン…その…好き」

    キョン「あ、ああ…」

    ハルヒ「キョンは…?」

    キョン「…好きだ」

    ハルヒ「聞こえない」

    キョン「好きだよハルヒ」

    340 = 309 :

    ハルヒ「あれ…眠くなってきちゃった…」

    キョン「あんまり寝てなかったろ、今はゆっくり休め」

    ハルヒ「でも…」

    キョン「また学校で元気な姿を見せてくれよ」

    ハルヒ「うん…約束よ…」

    キョン「ああ、お休み…ハルヒ…」

    ブツン

    341 = 332 :

    よくここで自制ができるもんだ

    342 = 309 :

    キョン「う…おいマジかよ…朝じゃねぇか」


    谷口「よぉキョン、今日はマシなツラしてんな」

    キョン「朝から元気だなお前は」

    国木田「それだけが谷口の取柄みたいなもんだからね」

    谷口「ぐぬぬ…それよりキョン、体調は良くなったのか?」

    キョン「ああ、おかげさまでな」

    国木田「あれ?あそこに居るのって涼宮さんじゃない?」

    谷口「んん?涼宮ってあんな髪長かったか?」

    国木田「何言ってんの、入学式からずっとアレくらいだったじゃないか」

    キョン「悪い、先に行くわ」

    谷口「おうおう、朝から見せ付けてくれるねぇ」

    国木田「谷口、オッサンみたいだよ」

    343 = 332 :

    髪伸ばしたのかw

    344 :

    >>341
    自分の存在の危機に際して発情してたら逆に凄いわw

    345 = 309 :


    キョン「よぉ、おはようハルヒ」

    ハルヒ「…おはよう」

    キョン「なに赤くなってんだ?」

    ハルヒ「別に、まだ体調が完全に良くなってないだけよ!」

    キョン「素直じゃないな」

    ハルヒ「う…うるさいわね…」

    キョン「ポニーテール似合ってるぞ」

    ハルヒ「…!」

    キョン「赤くなりすぎだろ…」

    346 :

    ふぅ・・・

    347 = 328 :

    ほう・・・

    348 = 332 :

    ぬふぅ

    349 = 309 :

    部室
    古泉「おはようございます。体調が回復してなによりです」

    みくる「わあぁ、元気になったんですね涼宮さん!」

    長門「よかった」

    ハルヒ「心配かけてごめんね」


    古泉「いやあ、良いものを見せてもらいましたよ」

    キョン「いつもの倍以上のスマイルで近づくな気持ち悪い」

    古泉「んふ、貴方が素直になってくれたおかげで僕のバイトも減りそうですよ」

    キョン「残念そうだな、なんなら増やしてやっても構わんが?」

    古泉「ははは…それは勘弁してください。これでも心から祝福してるつもりなんですよ」

    キョン「何をだ」

    古泉「僕に対して素直になってくれるのはまだまだ先のようですね…」


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