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    元スレ一方通行「待ちな、ジャッジメントだァ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 魔王 + - とある魔術の禁書目録 + - ルイズ + - 一方通行 + - 初春 + - 垣根 + - + - 最強一方 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    不良A「風紀委員だとぉ!?」

    不良B「待て!ヤツは…例の白髪で紅眼の風紀委員!?」

    不良A「何!?あの最強の…?適う相手じゃねえ!逃げるぞ!」スタコラサッサ

    一方通行「……たく、俺も何でこうなっちまったかねェ」ポリポリ

    鋼盾「た、助かりました…」ハァハァハァ

    一方通行「るっせーデブ!またテメェかァ!?風紀委員だから仕方なく助けてやったンだ!勘違いすンなよォ!?」

    鋼盾「あ、ありがとうございます!」
    (何だこの人…)

    一方通行「チッ…」スタスタ

    ちっくしょォォォォ!それもこれも全部アイツのせいだァ!

    2 = 1 :

    ―――数日前

    一方通行「あ゛―――……何もやる気起きねェ…っつーかやる事がねェ…」ダラーン

    打ち止め「ちょっとちょっと!その歳でもうそんな事言ってるの!?ってミサカはミサカはアナタの将来を心配してみたり!」

    一方通行「るっせーぞクソガキ!頭に響くだろォがァ!」

    黄泉川「私もその子と同意見じゃん」

    一方通行「黄泉川ァ?テメェ学校はどうし…へぶゥ!?」ガキィッ!

    打ち止め「わぁ!黄泉川渾身の右ストレート!ってミサカはミサカは思わず実況してみたり!」

    一方通行「な、何しやがンだ!?能力使ってたらテメェ死ンで…」

    黄泉川「う る さ い」ゲシッ

    一方通行「……」
    (こ、このババァいつかコロス…)

    3 = 1 :

    黄泉川「とにかく!いつまでもこんな腐った生活続けるなら家から放り出すよ!もっと若者らしくねぇ…」ウンタラカンタラ

    一方通行「それだけは勘弁してください」

    打ち止め「ここは大人しく話聞いた方がいいんじゃない?」ボソボソ

    一方通行「チッ…ンんな事言ってもよォ…俺に何しろってンだ?結局LV6の計画もオジャンだ、今更学校に行ったって…」

    黄泉川「アンタの力使って何か人の役に立つ事しなよ!」

    一方通行「人の役に立つだァ?ンなガラにもねー事できるわけ…えぶっ!?」メキッ

    黄泉川「そういうのはやってから言いな!!」

    一方通行(こ、このアマ…!)ボタボタボタ

    4 = 1 :

    黄泉川「そうだねぇ…風紀委員になってみるってのはどう?じゃん」

    打ち止め「えっ!?一方通行が風紀委員!?面白そう!ってミサカはミサカはワクワクを隠せないでいたり!」ピョコッ

    一方通行「風紀委員だァ?」

    黄泉川「学園都市最強のアンタが風紀委員になれば、それだけで犯罪や不良の抑止力になるんじゃないか?私はそう思う」

    一方通行「学校行ってねェ俺が風紀委員なンかになれンのかねェ」
    (まぁ…クズ共を合法的にボコボコにできるってのは良いよなァ)

    黄泉川「それくらい何とかなる!…それに私のコネもある」ニヤリ

    黄泉川「それに風紀委員の訓練で鍛えられればそのヒョロ腕もたくましくなるじゃん?」

    一方通行(確かに以前あの三下に負けちまった…喧嘩の技術を取得すれば俺はまさに無敵…!)

    一方通行「ま、暇つぶしになンならやってやってもいいかなァ」

    黄泉川「…よし、決まりだな」ニヤリ

    一方通行(チッ…結局テメェの思惑通りってわけか…)

    打ち止め「わぁ!一方通行ホントにやるんだ!ってミサカはミサカは意外な結果に驚いてみたり!」

    5 :

    前に書いてた人か?

    6 = 1 :

    ―――第一七七支部

    黄泉川「―――というわけで!」ニコニコ

    一方通行「……」

    黄泉川「今日から一七七支部に配属されることになった一方通行だ!仲良くしてやって欲しいじゃん!…ホラ、挨拶しな!」

    一方通行「チッ…一方通行(アクセラレータ)でェ~す」


    固法「は、はぁ…」
    (やる気ねぇ…)

    黒子「よろしくですの、殿方さん」
    (目つき悪っ!)

    初春「よ、よろしくです~」ビクビク
    (こ、怖い…!)

    7 = 1 :

    一方通行(そういえば風紀委員って一人でやるワケじゃねぇンだったな…俺が人付き合いできると思ってンのか黄泉川ァ!?)

    黄泉川「め、目つきもガラも悪いヤツだが…実力は折り紙付きじゃん!風紀委員の適正検査でも体力以外はトップレベルだ!」

    固法「…ん?アクセラレータ…どこかで聞いたことが…」

    初春「そ!そういえば聞いたことあります!アクセラレータといえば学園都市LV5の第一位!最強の超能力者ですぅ!」ワタワタ

    黒子「学園都市最強…そのような方が何故風紀委員へ?」

    一方通行「へっ…ただの暇つぶしだァ」

    黄泉川「固法!」ボソッ

    固法「は、はい!何でしょう?」

    8 = 1 :

    黄泉川「アイツは見ての通り扱いづらいヤツだが…お前なら信用できる!面倒見てやってくれ!」ボソボソ

    固法「はぁ…もちろんそのつもりですが…」

    黄泉川「スマン!お前がいるからこの支部にしたんだ!頼むじゃん!」ボソボソ

    一方通行「オイ、何ヒソヒソしてやがンだァ?」

    黄泉川「な、何でもない!とりあえず今日からお前の仲間になるんだ、仲良くするじゃん?」ニッ

    一方通行「もう辞めますって言っちゃダメか?」

    黄泉川「バカ言え!とりあえずやってみるじゃん!」

    一方通行「チッ…ま、何とかなンだろ」ポリポリ
    (…にしてもこのメンツ…)

    固法「私は固法美偉!よろしくね!」ニコッ

    一方通行(眼鏡に…)

    初春「ううう初春飾利ですぅ!」ワタワタ

    一方通行(お花畑に…)

    黒子「白井黒子ですの、よろしくですわ、最強さん」フンッ

    一方通行(…ババァか)

    9 = 1 :

    黄泉川「よし、自己紹介も済んだな!じゃあ新人に色々教えてやってくれ!じゃ!」シュビ

    バタン

    固法(逃げた…)

    黒子(逃げましたわね…)

    初春(逃げるなんて酷いです!)

    一方通行(逃げやがったな…)

    固法「と、とりあえずココが今日から一通くんの席ね」サッ

    一方通行「あァ!?一通くンだァ!?」

    固法「だって一方通行じゃ呼びにくいから…略して一通!…ダメ?」

    初春「い、良いあだ名じゃないですかぁ!」

    一方通行(いや全然良くねェよ花ヤロー)

    黒子「い、一通くん…」プルプルプル

    一方通行「おいババァ!笑ってンじゃねェぞ!?」

    黒子「バ、ババァ!?レディーに向かってなんて口の利き方ですの!?」

    一方通行「るっせェ!中学生はババァなンだよ!」

    10 = 1 :

    黒子「そ、そう言うアナタはロリコンではありませんの!?」

    一方通行「だ、誰がロリコンだァ!?」

    黒子「アナタの事を言ってますの!このアクセロリータがっ!」

    一方通行「て、テメェェ!!」

    初春「や、やめてくださ~い!」ワタワタ

    パコッ!  パコッ!

    黒子「あたっ!?」

    一方通行「いてっ!?」

    固法「二人ともいい加減にしなさい!」

    黒・一通「だってコイツが」ピッ

    固法「だってじゃないっ!!」カッ!

    黒子「うっ…」

    一方通行(こえェ…)

    11 = 1 :

    固法「郷に入っては郷に従え!学園都市最強の一通くんもここでは新人!私達に従ってもらうわよ!」

    一方通行「チッ…」

    固法「返事はっ!?」

    一方通行「わかったよォ!」

    固法「ん、よろしい!」ニコッ

    一方通行(どうやらここのトップはコイツみてーだなァ)



    一方通行「……で」

    初春「あ~忙しい忙しい」カタカタカタ

    黒子「ホラ!邪魔ですのよ!」

    一方通行「俺は何をすればいいンですかァ!?」

    12 = 1 :

    固法「そうね、まだ事務の仕事は無理そうだから…パトロールね!」

    一方通行「パトロールゥ?」

    固法「そ、事件を未然に防ぐのも大事な仕事よ!」

    一方通行「ンじゃちょっくら行って…」ガタッ


    固法「待ちなさい!」

    一方通行「あァ?」

    固法「先輩同伴に決まってるでしょ!」

    一方通行(せっかく一人になれると思ったのに…)

    13 = 1 :

    固法「…ん、ここも異常なし…っと」

    一方通行「あのォ~」

    固法「どうかした?」トコトコ

    一方通行「風紀委員の仕事って何か地味だなァ…って」

    固法「…どんなのを想像してたの?」

    一方通行「そりゃァ調子乗ったボケナス共をぶっ飛ばして更生させるもンだと…」

    固法「…それじゃただの暴力団じゃない…それはあくまで最終手段!恐怖による更生なんて誰も付いてこないわよ?」

    一方通行「まァそりゃ…そうなンすけど…」ポリポリ
    (何かイメージと違ったなァ)

    固法「ま、社会勉強だと思ったらいいじゃない!どうせ暇つぶしでしょ?」

    一方通行「もしかして根に持ってンのかァ?」

    固法「ふふっ 冗談よ、冗談!」

    一方通行(何か調子狂うなァ…)

    14 = 1 :

    固法「…アラ」ピタッ

    一方通行「どうしたンだァ?」

    不良「へへっ、今日の分はこれで許してやんよ!」

    鋼盾「ま、待てよ!それが無くなったら僕の生活が…」

    固法「恐喝現場はっけ~ん♪」キュピーン

    一方通行「あァ、あれが…」
    (初めて見た…)

    固法「じゃ、助けてあげて!一通くん!」ポン

    一方通行「オ、俺がスかァ!?」

    固法「何事も経験よ、経験!」ニコッ

    一方通行「わァったよ…」トコトコ

    固法「まずは話し合いだからねっ!」

    15 = 1 :

    不良「口答えすんのかテメェ?」ドカッ

    鋼盾「うぐっ…!」

    一方通行「待ちな、ジャッジメントだァ」ザッ

    不良「はぁ?」

    鋼盾「た!助けてください!コイツにカツアゲされて…」

    一方通行「…ったく、さっさと返してやンな…テメェも殺されたくねェだろ?」

    不良「はぁ?それが風紀委員の言うセリフかよ!?」ブンッ

    ゴキッ!

    不良「ぐぎゃぁぁぁぁ!骨がぁぁ!!」

    固法「!!! ち、ちょっと!?やりすぎよ!」タタタ

    一方通行「ンなこと言われましてもねェ…」ポリポリ

    16 :

    いままでのやつか

    17 :

    支援するから終わらせろ

    18 = 1 :

    不良「ひ、ひぃぃぃぃ!!」タタタタタ…

    鋼盾「あ、ありがとうございます!」

    一方通行「わァったからさっさと帰ンな…」シッシッ

    固法「ちょっ…!」

    鋼盾「は、はい!」タタタタ…

    固法「んもう!何やってるの!?」

    一方通行「何って…言われた通り助けてやったンだよ」

    固法「そ、そうだけど骨を折るなんて…」

    一方通行「俺の能力は向き(ベクトル)変換、普段は反射に設定してンだ…いきなり殴って来たアイツが悪いンだよ!」

    固法「ハァ…わかったわ、今回はアナタの能力を見極めてなかった私の責任ね」

    一方通行「ち、ちょっと待てよ!」

    固法「今回は仕方ないけど…でもいい?その反射はやめなさい!危険だわ!」

    一方通行「ぐぐ…わ、わァったよォ…」

    固法(強すぎる能力を持つってのも…考えものね)

    一方通行(反射は使えねェ…自分で防ぐしかねェってか?このヒョロッちィ腕で…)

    19 = 1 :

    ガチャ

    固法「ただいま~」

    一方通行「はァ…」

    初春「な、何かお疲れですね…」

    黒子「お二方、お茶をお入れしましたの」コトッ

    固法「ありがと、ちょうど冷たいの飲みたかったのよ!」

    黒子「いえいえ」ニコッ

    一方通行「あっっちィィ!?テ、テメェ俺のだけ!」

    黒子「あらあら!うっかり間違えてしまいましたわ!」ニヤリ

    一方通行「ババァ…覚えてろよ…」プルプルプル
    (先が思いやられンなァ…やってけンのかァ?)

    20 = 1 :

    黒子「…先輩、それではそろそろ…」

    固法「そうね、それじゃ行きましょっか!」ガタッ

    初春「はいです!」

    一方通行「オイオイ!行くってどこにだよォ?」

    固法「え?一通くんの歓迎会よ?」

    一方通行「えっ」

    黒子「ま、先輩がやると仰るから仕方なくですの」

    初春「私達今日から仲間なんですから!」

    一方通行「て、テメェら…」プルプル

    固法「あらら、もしかして感激しちゃった?」

    一方通行「ン、ンなわけねェだろォ!?」

    固法「そんな照れなくても…」

    一方通行「照れてねェよ!」

    21 = 1 :

    ―――ジョナサン

    黒子「では私はパスタを…」

    初春「一通さんは何頼みます?」ワクワク

    一方通行「コーヒー ブラックで」

    固法「…え?それだけ?」

    一方通行「何がですかァ!?コーヒー美味いじゃねェか!」

    固法「いや、そこじゃなくて…」

    黒子「そんなのばっか飲んでるからヒョロッちぃんですの!」カッ!

    一方通行「ぐっ…」
    (気にしてる事を…)

    初春「せっかく先輩の奢りなんですから…」

    固法「そうそう!男の子はしっかり食べてたくましくならなきゃ!」

    黒子「ですの」

    22 = 1 :

    一方通行「じ、じゃァ俺もパスタを…」

    初春「からの?」

    一方通行「はァ?」


    初春「か ら の !?」


    一方通行「…とラザニアで…」プルプル
    (こ、この花ヤロー…)

    初春「わっかりましたぁ♪すいませ~ん!」フリフリ


    店員「お待たせしましたー」

    23 = 1 :

    どっちゃり!

    固法「残さずちゃ~んと食べてね!」ニコッ

    初春「いっただっきま~っす!」

    黒子「それでは先輩、ご馳走になりますの」

    一方通行(こンなに食えるわけねェだろ…)


    初春「そういえば一通さん肌も髪も真っ白ですよね~モグモグ」

    一方通行「物食いながら話すンじゃねェ!行儀悪ィだろが!」カッ!

    初春「ごごごごめんなさい!」ピョイッ
    (やっぱ怖いぃ!)

    固法(意外と律儀な事を…)

    24 = 1 :

    黒子「完全にモヤシっ子体系ですわね」フンッ

    一方通行「るっせェなァ…何でもかンでも反射してたらこうなっちまったンだ!」

    固法「…じゃ、これからは反射しちゃダメよ?」

    一方通行「それはいいンだけどよォ…認めたくねェが能力がなかったら俺ァ最弱だぜェ?」

    黒子「能力に頼りきってたアナタの自業自得ですの」ボソッ

    一方通行「…ババァ、何か言ったかァ?」

    黒子「キノセイデスノー」モグモグ

    固法「…で、さぁ」ズズー

    一方通行「何なンですかァ?」

    固法「風紀委員に入った本当の目的はなに?」コトッ

    一方通行「いやだからただの暇つぶ」

    固法「ウソね」ギラッ

    25 = 17 :

    しあ

    26 :

    続きなの?

    27 = 1 :

    一方通行「……」
    (ンだァ?この全てを見透かしてるような眼はァ…)

    黒子「隠すほどの事なのかしら?」

    初春「や、やっぱり気になりますもんね!」ビクビク

    一方通行「チッ…確かに大した事じゃねェンだけどよォ…俺やっぱヒョロいだろ?」

    固法「う、うん」
    (もっとダークな話だと思ってたのに…)

    一方通行「以前よォ最強の俺様がLV0の最弱に負けちまってよォ…それこそババァが言った通り、能力に頼りきってたこの身体のせいだ」

    初春「い、一通さんがLV0相手にですかぁ!?一体相手はどんな…!」

    一方通行「思い出したくもねェ…」チッ

    28 :

    スクリプトで落ちたからとりあえず最初から投下してるんじゃね?
    前スレの1かどうかは知らんけど

    29 :

    最初から貼ってるのか

    30 = 1 :

    黒子「で、風紀委員に入れば自分も強くなれる…そのLV0に勝てる、とお考えですのね?」

    一方通行「まァ今やったら余裕でブチ殺せるンだろうけどよォ…ソイツには能力に頼らずに勝たなきゃ意味ねぇンだ、俺の気が済まねェ」

    黒子「…ガキですわね」フゥ

    一方通行「おいババァ!そろそろ主従関係ハッキリさせとくかァ!?さすがにプッチーンときちまったぜェ?」バンッ!

    黒子「オホホホホホ!よろしい!では捕まえてみなさいな!」ヒュンヒュンッヒュンヒュンヒュン

    一方通行「逃げてンじゃねェぞてめェェェェェ!!」ガッシャーン

    初春「ひいいぃぃぃ!やめてくださ~い!」

    店員「だ、誰か風紀委員!いや警備員を呼んでくれぇぇ!!」

    固法「ア、アナタ達…いい加減にしなさ―――いっっ!!」

    31 = 1 :

    初春「……結局追い出されちゃいました~」ヘヘヘ

    固法「まったくもう!アナタ達のせいでメチャクチャよっ!」プンプン

    黒子「ふ、深く反省してますの…」シュン

    一方通行「本当に反省してンのかァ?」

    固法「一通くん!アナタもでしょ!」カッ!

    一方通行「うえェ!?俺もスかァ!?」

    黒子「ニヤリ」

    一方通行「チッ…反省してまァ~す」

    固法「うぅ…せっかく一通くんの為に企画したのに…」クスン

    初春「あ~!一通さんが固法先輩泣かしました~!」

    32 = 1 :

    一方通行「ち、ちょっと待ってくださいよォ!」ワタワタ
    (女の涙ってのは苦手なンだよォ…)

    初春「せ、せんぱ~い…」ナデナデ

    一方通行「べ、べろべろぶァあァァ~?」

    黒子「」

    初春「」

    固法「」

    一方通行「ンな…!」

    固法「引っかかった…」ニヤリ

    一方通行「何だ何だなンですかァ!?ウソ泣きですかァ!?」

    33 = 1 :

    固法「あはは!ちょっと困らせようとしただけなのに…い、今の顔!」

    初春「笑わせようとするにしても子供をあやすような事しますかね?」

    黒子「流石はロリコン…といった所でしょうか」

    一方通行「ぐぐゥ…////バ…バカにすんじゃねェェェッ!!」ダッ

    固法「ち、ちょっと!どこ行くのよ!?」

    一方通行「帰るンだよ!テメェらには付き合ってらンねーぜ!」ザッザッザッ

    固法「明日は第二学区の訓練所集合だからね!ちゃんと来るのよっ!」フリフリ

    一方通行「ケッ…」ザッザッザッ

    34 = 1 :

    ―――黄泉川宅

    打ち止め「おかえりー♪お仕事どうだった?ってミサカはミサカはアナタに駆け寄ってみたり!」

    一方通行「何か疲れたァ…寝るわ」ボスッ

    打ち止め「えー…早くもやる気消失?ってミサカはミサカはちょっと不安になってみる!」シュン

    一方通行「やかましゃあァァァァァ!!早く寝やがれェ!ガキはおねンねの時間だァ!」
    (仲間…か、まァ悪い気はしねェよなァ…)


    ―――翌日

    一方通行「…はァー!…はァー!ぜ、前言撤回だクソォ!!」ヨロヨロ

    初春「はひはひ…もう走れません~!」ヨタヨタ

    黄泉川「弱音を吐くな!あと三周頑張りな!」パンパン

    初春「は、はひ~」ヨタヨタ

    35 = 1 :

    一方通行(能力が使えりゃァこンなもン何万周でもお茶の子さいさいで走ってやンのによォ!)

    黄泉川「一方通行!女の子に離されんじゃないよ!負けたらプラス5周じゃん!」ニヤニヤ

    一方通行「ふざけンじゃねェぞ黄泉川ァァ!テメェ絶対楽しンでンだろ!?」

    黄泉川「ホホゥ、上官に反抗的だな…プラス5周!!」

    一方通行「よ…黄泉川さァァァァン!?」

    黄泉川(ま、これもアンタの為じゃん)

    一方通行「ぐぎぎ…ま、待ちやがれ初春さァ~ン!」ハァハァハァ

    初春「ま、待ちません~!><;」ハヒハヒ

    黒子「能力が無ければ最弱というのは本当みたいですわね」

    固法「まぁ彼が望んでた事だし…案外真面目にやってるじゃない」

    36 = 1 :

    黒子「でもまぁ…」

    初春「も、もう無理です~…」ゼェゼェゼェ

    固法「お疲れ様初春さん♪」

    黄泉川「何負けてんだぁ!!一方通行プラス5周!!」

    一方通行「ちっっっくしょォォォォォォ!!」

    黒子「…一体いつ終わるのでしょうね」



    黄泉川「よーし良く頑張った!午後に備えて水分補給しときな!」

    一方通行「けひー…けひー…」ドサッ

    固法「最後まで走れたじゃない一通くん!」

    一方通行「…ヒー…レ…」ボソッ

    初春「…何ですか?」ズイッ

    37 = 1 :

    一方通行「コーヒー…クレ…」

    初春「い、今コーヒーなんて飲んだら身体壊しちゃいますよぅ!」

    一方通行「るっせェェ!俺の身体はコーヒーを求めてン…むぐっ!?」カポッ

    黒子「バカ言う前にそのスポーツドリンクを飲みなさいな!」

    一方通行「ンぐっ…ンぐっ…ンぐっ…!うンめェェェェ!!」チュポッ

    黒子「まったく…午後は更にハードですのよ?昼食も沢山食べてもらいますの!」

    一方通行「午後もあンのかよォ…」グテー

    固法「そ、一通くんがやりたかった戦闘訓練よ!」

    一方通行「っっしゃァァ!メシ行くぞメシィ!」スタスタ

    黒子「どうやら戦闘が彼のカンフル剤になるみたいですわね…」

    38 = 1 :

    一方通行「うめェ!うめェぞォ!?メシがこンなに美味いと感じたのは初めてだァ!」ガツガツガツ

    固法「あらら、早くも効果が出てきたみたいね」クスッ

    初春「あうぅ…気持ち悪くて食べられませ~ん!」

    黒子「初春!食べられなくても食べないといけませんの!」モグモグ

    一方通行「何だなンだ食わねェのか初春さンよォ!なンなら俺様が頂いちまうぜェ!?」

    固法「コラ!手癖が悪い事しないの!」

    初春「た、食べますよぅ…うぅ…」カチャカチャ

    39 = 1 :

    ヒュンッ

    黒子(取った!今度こそ頂きましたの!)ガッ

    固法「甘い甘い!」パシッ

    ズドンッ!

    黒子「かふっ!?」

    黄泉川「よーし、そこまでだ!」ピィーッ

    固法「ふふっ また私の勝ちね!」

    黒子「い…痛い痛い痛い!痛いですのぉぉぉっ!!」ゴロンゴロンゴロンッ

    固法「ホラ、油断しすぎよ!受身が全然取れてない!」

    一方通行「…や、やっぱ強ぇンだな眼鏡先輩は…」

    初春「白井さんでも全然勝てませんからね~」

    黄泉川「ホラ次!一方通行!」ピッ

    40 = 1 :

    一方通行「来たぜ来たぜェ!やっと俺様の出番かァ!」ザッ

    黒子「フ、フン!最強さんの腕前、見せていただこうかしら?」クスン

    一方通行「ハッ!見てろよババァ!眼鏡先輩の次はテメェの番だァ!」

    黄泉川「あ、一方通行!アンタは能力使うんじゃないよ!」

    一方通行「ケッ…いいぜェ?ちょうどいいハンデってなァ!眼鏡先輩よォ…今度は本当に泣かしちまうかもなァ!?」

    固法「ふふっ お手柔らかにね!」ギュンッ…

    黄泉川「それでは始めっ!」ピッ

    一方通行「っしゃァ!これだこれだァ!俺が求めてたのはァ!」ダッ

    固法「……」パシッ

    一方通行「……あ?」

    固法「どうかした?」ニコッ

    一方通行「何で…」ブンッ

    固法「ん?」パシッ

    41 = 1 :

    一方通行「何でただの一発も入りやがらねぇンですかァァ!?」ブンブンブン

    固法「直線的すぎるのよ…アナタの攻撃は」ヒョイ

    黒子「視神経を制御するあの『眼』がある限り先輩には指一本触れませんの」フゥ

    初春「肉弾戦ではほぼ無敵ですからね~」

    一方通行「ちっっくしょォォ!」ブンッ
    (あの時と一緒だァァ!これを克服しない限り進めねェ!)

    黄泉川(話にならんな…)

    固法「まぁ時間一杯相手してあげるから…頑張りなさい?」

    一方通行「チッ…これならどうだァ!?」ジャッッ!
    (ベクトル変換!!)

    42 = 1 :

    固法(!? 消え…いや、後ろ!!)ギュンッ!

    黄泉川「一方通行!アンタ能力を…!」

    一方通行「ひゃはははァァ!もらったぜェ!?」ブオッ!

    パァン!

    初春「さ、触れましたぁ!!」ドキドキドキ

    黒子「し、しかし問題はここから…!」ゴクリ

    一方通行(チッ…防がれたか…)

    固法「…何してるの?」パシッ

    黒子「あ」

    一方通行(エ?床が…上に?)グルンッ

    固法「相手は目の前にいるのよ?」

    ズシャァァァ!

    一方通行「グ!?」

    43 = 1 :

    初春「痛ったぁ~!頭から落ちましたよ!?」

    黄泉川「そこまでだ!」ピッ

    一方通行「ぐ…ぐおおォォァァァァ!!」ズキンズキンズキン
    (何だ何だ!?何が起こりやがったンだァ!?)

    黒子「せっかくのチャンスでしたのに…」


    固法「あらら、大丈夫?」ツンツン

    黄泉川「一方通行!アンタ能力使ったろ!?」

    一方通行(ま、まずは俺様の心配をしやがれェェェ!)ズキンズキンズキン

    初春「わ、私氷持ってきますぅ!」ダッ

    44 = 1 :

    一方通行「……で」ヒリヒリ

    初春「大丈夫ですか?」

    黒子「なるほど…あれがベクトル変換、触れたもの全てのベクトルを制御できる最強の能力ですのね」

    黄泉川「危険だから使うなって言ったじゃん」ハァ

    一方通行「反射はしてねェ!移動に使っただけだから良いだろォ!?」

    固法「…てことは触られた時点で私、本当は負けてたのね…」ゾクッ

    一方通行「へへっ、とりあえず学園都市最強の威厳は保たれたみてェだなァ」ヒリヒリ

    黒子「まぁ格闘は素人以下でしたが…」

    一方通行「言ってくれるじゃねェかババァ!今度はテメェの番だァ!」ビッ

    黒子「オホホ、よろしくてよ!」

    46 = 1 :

    固法「ベクトルを攻撃に転じないなら良いんじゃないですか?」

    黄泉川「まぁ…じゃないと弱すぎて訓練にもならんからなぁ」ポリポリ

    黒子「アラ、でしたら私も空間移動(テレポート)なしで構いませんわよ?」

    一方通行「後で後悔すんなよババァ…」ピクピク

    黄泉川「始めっ!」


    メキメキメキメキ


    一方通行「いででででェ!いてェ!いてェよォ!ギブギブ!」バンバンバン!

    黒子「アラ、もう降参ですの?」メキメキメキ

    一方通行「ぎィやァァァ!!折れる折れる!折れちまうよォォォ!」


    初春(何が何でもヘタレすぎます…)

    47 = 1 :

    黒子「うふふ♪これで主従関係はハッキリしましたわね!」ニコニコ

    一方通行「っっざけンなァァ!初春さンよォ!悪いが全力で行かせてもらうぜェ!?」

    初春「えぇ~!?そんなぁ~!」ワタワタ

    一方通行「行くぜェ!ベクトル変換!」ダッ!

    初春「むむむ無理ですぅ~!」

    メキィ!

    初春「…へ?」

    一方通行「…」ズルッ…

    固法「だから直線的すぎるって言ったのに…」フゥ

    一方通行「……」ズルズル…

    黒子「初春のラッキーパンチが顔面にクリーンヒット…」

    一方通行「……」ドサッ

    初春「はわわ!は、初めて勝っちゃいましたぁ!」

    黄泉川(本当にダメだなコイツ…)ハァ

    49 = 1 :

    一方通行「ちくしょォ!納得いかねェぞォ!」バンッ!

    固法「アラ、今の自分の実力を受け止めるのも大事だと思うけど?」

    黒子「まず基礎がなってませんから…」

    黄泉川「そうだね…一方通行!アンタは居残りじゃん!」

    一方通行「あァ?エリートコース一直線だった俺が居残りィ!?」

    黄泉川「私が戦闘の基礎ってモンを身体に叩き込んでやる!じゃん」

    一方通行(マジかよ…)

    黄泉川「強くなりたいんだろ?」ニッ

    一方通行「チッ…わァったよ」

    初春「で、では私達はこれで~」イソイソ

    黄泉川「ちょっと待ちな!」ガシッ

    初春「…え?」

    黄泉川「アンタも居残りじゃん!」ニッコリ

    初春「えええぇぇぇ!?」

    50 :

    昨日途中まで見てたから支援
    早くアンチスキルのとこまでいかないかな


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