私的良スレ書庫
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元スレ上条「おい一方通行、帰りにゲーセン寄って行こうぜ!!」
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―上条の部屋―
上条「フンフンフーン♪…ん?」ドサッ
上条「今何かベランダで…」ガララ
禁書「……」
上条「……」
禁書「…ご飯をくれると嬉しいな」
上条「へ?」
―数日後、とある研究所―
芳川「あなたの提案が認められたわ」
一方「早かッたなァ」
芳川「予想外にね。上層部としても『絶対能力進化』実験に期待している、ということかしら」
天井「君の望み通り、プログラムの終了条件には、『標的の殺害』だけでなく『気絶その他行動不能』も含まれることになった」
天井「しかしながら、いくつかそれに付随して条件が変化している。例えばもともと簡易クローンで寿命の短い彼女達の寿命を延長するための処置や、」
天井「それに伴う製造コスト増大、予算や施設的な制限の問題から、実験の規模が少し縮小された」
芳川「あなたの提案が認められたわ」
一方「早かッたなァ」
芳川「予想外にね。上層部としても『絶対能力進化』実験に期待している、ということかしら」
天井「君の望み通り、プログラムの終了条件には、『標的の殺害』だけでなく『気絶その他行動不能』も含まれることになった」
天井「しかしながら、いくつかそれに付随して条件が変化している。例えばもともと簡易クローンで寿命の短い彼女達の寿命を延長するための処置や、」
天井「それに伴う製造コスト増大、予算や施設的な制限の問題から、実験の規模が少し縮小された」
一方「縮小?」
天井「端的に言って、製造される『妹達』が半減することになった。戦闘回数は、同じ個体が2回戦うことで稼ぐことになる」
天井「もし一度目の戦闘で死亡した場合は、不足分を改めて製造する、とのことだ」
芳川「戦闘経験がプログラムに影響を与えることが無いよう、一体あたりの戦闘回数は最大2回、かつ、2度目の戦闘の前にテスタメントにかけて記憶の消去と、MNWとの接続の制限を行うことになるわ」
一方「あァ、俺ァ構わねェぜ」
天井「端的に言って、製造される『妹達』が半減することになった。戦闘回数は、同じ個体が2回戦うことで稼ぐことになる」
天井「もし一度目の戦闘で死亡した場合は、不足分を改めて製造する、とのことだ」
芳川「戦闘経験がプログラムに影響を与えることが無いよう、一体あたりの戦闘回数は最大2回、かつ、2度目の戦闘の前にテスタメントにかけて記憶の消去と、MNWとの接続の制限を行うことになるわ」
一方「あァ、俺ァ構わねェぜ」
天井「ああ、それと…」
一方「あァ?」
天井「(ビクッ)…先日、恐らくこの計画を策定したすぐ後だと思うんだが、原因不明の事故でツリーダイアグラムとの接続が絶たれた」
芳川「つまり、これ以降は計画の変更を検証できない。今回のが最初で最後の変更、あなたへの譲歩ってことよ」
一方「あァ、これ以上はいらねェさ」
一方「あァ?」
天井「(ビクッ)…先日、恐らくこの計画を策定したすぐ後だと思うんだが、原因不明の事故でツリーダイアグラムとの接続が絶たれた」
芳川「つまり、これ以降は計画の変更を検証できない。今回のが最初で最後の変更、あなたへの譲歩ってことよ」
一方「あァ、これ以上はいらねェさ」
―後日、とあるファミレス―
一方「ッてな感じだ。まァ聞いてるだろうがなァ」
00001号「ええ、概要は聞かされました、とミサカは肯定します。あなたとはもう一度戦うことになるようですね、とミサカは改めて確認します…それより」
一方「あァ?」
00001号「サービスのこの…ゲコ太ストラップを獲得するためには、どれを注文すれば良いのでしょうか?とミサカは尋ねます」
一方「それとそれのセットだ…今回はテメェで注文してみろォ」
一方「ッてな感じだ。まァ聞いてるだろうがなァ」
00001号「ええ、概要は聞かされました、とミサカは肯定します。あなたとはもう一度戦うことになるようですね、とミサカは改めて確認します…それより」
一方「あァ?」
00001号「サービスのこの…ゲコ太ストラップを獲得するためには、どれを注文すれば良いのでしょうか?とミサカは尋ねます」
一方「それとそれのセットだ…今回はテメェで注文してみろォ」
―数週間後、第9956-9982次プログラム―
一方「オラァ!」ドカーン!
09956~09982号「きゅううぅ…」グッタリ
一方「ッはァ!数に頼ッてもこンなもンですかァ!?ッて聞いてねェよなァ、気絶してンだしよォ。…ン?」
美琴「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」バチバチバチバチ!!
一方「はッはァ!まだ隠れてやがッたかよ!?いいぜ、もッと楽しませやがれェ!」
一方「オラァ!」ドカーン!
09956~09982号「きゅううぅ…」グッタリ
一方「ッはァ!数に頼ッてもこンなもンですかァ!?ッて聞いてねェよなァ、気絶してンだしよォ。…ン?」
美琴「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」バチバチバチバチ!!
一方「はッはァ!まだ隠れてやがッたかよ!?いいぜ、もッと楽しませやがれェ!」
美琴「きゃあああ!?」ドカッ
一方「はァー、手間ァ取らせやがッて。しかし随分手ごたえあッたなコイツ…?」ジー
美琴「うーん…」
一方「…やべ、これオリジナルだ」
一方「どうすッか…。面倒くせェ、芳川に任すか」
>>160そんなところ
―数日後、街中―
00001号「おや、一方通行ではありませんか、とミサカは知り合いの気安さで呼び止めます」
一方「ン?あァ、オマエか。散歩かァ?」
00001号「ええ、あとこのコースはあなたが時折通るコースなので、会えないかと思って巡回していました、とミサカは狙いが図にはまったことを喜びながら告げます」
―数日後、街中―
00001号「おや、一方通行ではありませんか、とミサカは知り合いの気安さで呼び止めます」
一方「ン?あァ、オマエか。散歩かァ?」
00001号「ええ、あとこのコースはあなたが時折通るコースなので、会えないかと思って巡回していました、とミサカは狙いが図にはまったことを喜びながら告げます」
市営Sネイにrン疑ロszhbSNJLOIKHMNJRPOSGMJ
―とあるファミレス―
00001号「ここであなたと食べるご飯は、研究所で一人で食べるよりずっと美味しい、とミサカは発見しました」モグモグ
一方「美味いものは一人で食ッても美味いンだがよォ、不味いものは不味いもので、何人かで不味い不味い言い合いながら食うと楽しいもンだ。俺も最近知ッたことだがなァ」モソモソ
00001号「でもあなたと一緒だと、特に美味しい気がするのです、とミサカは主観的に過ぎる感想を述べます」
一方「…まァ、オマエにはある意味貸しがあるからなァ。だが、俺がオマエを助けたのはただの自己満足だ。あンまり、恩に着る必要はねェんだぜェ?」
00001号「では、こうしてあなたと会っているのも私の自己満足です、とミサカはキメ顔で述べます」
一方「どこがキメ顔だドヤ顔ッつーンだそれはよォ…フン」
00001号「ここであなたと食べるご飯は、研究所で一人で食べるよりずっと美味しい、とミサカは発見しました」モグモグ
一方「美味いものは一人で食ッても美味いンだがよォ、不味いものは不味いもので、何人かで不味い不味い言い合いながら食うと楽しいもンだ。俺も最近知ッたことだがなァ」モソモソ
00001号「でもあなたと一緒だと、特に美味しい気がするのです、とミサカは主観的に過ぎる感想を述べます」
一方「…まァ、オマエにはある意味貸しがあるからなァ。だが、俺がオマエを助けたのはただの自己満足だ。あンまり、恩に着る必要はねェんだぜェ?」
00001号「では、こうしてあなたと会っているのも私の自己満足です、とミサカはキメ顔で述べます」
一方「どこがキメ顔だドヤ顔ッつーンだそれはよォ…フン」
00001号「…今日あなたに会えて良かった、とミサカはひとりごちます」
一方「?」
00001号「お願いがあるのです、とミサカは上目遣いで切り出します」
一方「何だ、言ッてみなァ」
00001号「もうすぐ、私はあなたと2度目のプログラムを行います、ミサカは事実を述べます」
一方「……」
00001号「その際私は、テスタメントを使用した初期化を受けます、とミサカは再び事実を述べます」
一方「まァ、しゃァねェよなァ。こうやって馴れ合ッちまッた後で殺す気で戦え、ッつうのも無茶だからなァ」
一方「?」
00001号「お願いがあるのです、とミサカは上目遣いで切り出します」
一方「何だ、言ッてみなァ」
00001号「もうすぐ、私はあなたと2度目のプログラムを行います、ミサカは事実を述べます」
一方「……」
00001号「その際私は、テスタメントを使用した初期化を受けます、とミサカは再び事実を述べます」
一方「まァ、しゃァねェよなァ。こうやって馴れ合ッちまッた後で殺す気で戦え、ッつうのも無茶だからなァ」
00001号「…どうか、次も私を殺さないで欲しい、とミサカは懇願します」
00001号「こうしてあなたと過ごした記憶を失うのは怖いです、」
00001号「が、記憶を失って、再び何者でもなくなったまま、あなたに殺され忘れ去られるのはもっと恐ろしい、とミサカは…」ポム
一方「……」ナデナデ
00001号「……」
一方「心配すンな、絶対にまた助けてやる」クシャクシャ
00001号「こうしてあなたと過ごした記憶を失うのは怖いです、」
00001号「が、記憶を失って、再び何者でもなくなったまま、あなたに殺され忘れ去られるのはもっと恐ろしい、とミサカは…」ポム
一方「……」ナデナデ
00001号「……」
一方「心配すンな、絶対にまた助けてやる」クシャクシャ
一方「それに、高々一ヶ月分の記憶だろォがよォ。一ヶ月ありゃ取り戻せる。また連れてきてやらァ」グシャグシャ
00001号「…以前あなたの言っていた概念について、少し理解できた気がします、とミサカは頭を撫でられるまま呟きます」
00001号「『頼もしい』というんでしょうね、この感覚は。そうミサカは理解します」
00001号「…以前あなたの言っていた概念について、少し理解できた気がします、とミサカは頭を撫でられるまま呟きます」
00001号「『頼もしい』というんでしょうね、この感覚は。そうミサカは理解します」
―数日後、とある広場―
『妹達』00001号(初期化済み)「絶対能力進化実験、第10001次プログラム開始まで、残り3分です」
一方「……」
00001号「……」
一方「……」
00001号「開始まで1分です」
一方「……」
00001号「第10001次プログラム、開始します」
『妹達』00001号(初期化済み)「絶対能力進化実験、第10001次プログラム開始まで、残り3分です」
一方「……」
00001号「……」
一方「……」
00001号「開始まで1分です」
一方「……」
00001号「第10001次プログラム、開始します」
ドカッ!
00001号「うやぁぁ…」フラフラ バタリ
一方「……」ホッ
一方「…チッ…」
00001号「うやぁぁ…」フラフラ バタリ
一方「……」ホッ
一方「…チッ…」
上条「てめぇぇぇぇぇ!!」
一方「あン?何で―へぶぁ!」バキッ
上条「『絶対能力』だかなんだか知らないが、やって良いことと悪いことがあるだろうが!!」
美琴「大丈夫!?」
00001号「…うーん…」グッタリ
美琴「良かった、まだ生きてる!」
一方「あン?何で―へぶぁ!」バキッ
上条「『絶対能力』だかなんだか知らないが、やって良いことと悪いことがあるだろうが!!」
美琴「大丈夫!?」
00001号「…うーん…」グッタリ
美琴「良かった、まだ生きてる!」
一方「かァァァァァァァみじょォォォォォォォくゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!一体何のつもりですかァこれはァ!?」
上条「てめぇの能力の為に一万人も殺したような野郎に、名を呼ばれる筋合いはねええええええ!!」
一方「あァ!?……いいぜェ、ちょォォォど気が立ッてた所だしよォォォ。オマエの『幻想殺し』と俺の『一方通行』…どッちが強ェか試してやろォじゃねェか…」
一方「泣いて詫び入れても遅ェぞ三下ァ!!」
上条「上・等・だあああ!!」
上条「てめぇの能力の為に一万人も殺したような野郎に、名を呼ばれる筋合いはねええええええ!!」
一方「あァ!?……いいぜェ、ちょォォォど気が立ッてた所だしよォォォ。オマエの『幻想殺し』と俺の『一方通行』…どッちが強ェか試してやろォじゃねェか…」
一方「泣いて詫び入れても遅ェぞ三下ァ!!」
上条「上・等・だあああ!!」
上条「覚悟しろよ最強、俺の最弱(さいきょう)はちっと痛いぜ!?」
バキイィィィィ!!
一方「チッ…やッぱ、強ェなァ、オマエ…」ガクッ
―ちょっと時間経過―
上条「すいませんでしたーー!!」ジャンピング土下座
美琴「ご、ごめんなさい…まさかあなたがそんな…『妹達』を殺さないで済むようにしてるなんて思わなくて」
一方「ッたく、オリジナルの方には説明が足りなかッたのはあるだろォがよォ…」
一方「上条よォ、オマエまで、俺がそンなイカれた計画に乗ると思ッてたのかァ?」
上条「ああ、その、すまん…」
一方「……?」
上条「すいませんでしたーー!!」ジャンピング土下座
美琴「ご、ごめんなさい…まさかあなたがそんな…『妹達』を殺さないで済むようにしてるなんて思わなくて」
一方「ッたく、オリジナルの方には説明が足りなかッたのはあるだろォがよォ…」
一方「上条よォ、オマエまで、俺がそンなイカれた計画に乗ると思ッてたのかァ?」
上条「ああ、その、すまん…」
一方「……?」
―研究所―
天井「…まさか君がLV0相手に不覚をとるとはね…」
一方「…フン」
芳川「これは完全に想定外の事態だわ…。計画自体の信頼性に大きく影響する」
天井「止むを得ないな。しばらく次のプログラムは延期だ。…ツリーダイアグラムの無い今、再開がいつになるかは想像もつかないが」
芳川「『妹達』の寿命を延ばしておいて良かったわね?」
天井「あれは再生産すればいいだけだろう。それより被験者の戦闘経験の時間経過による劣化が心配だ」
一方「昨日勝ッた相手になら、100年経とうが負けやしねェよ。…俺ァもう行くぜ。今日はもう、眠ィ」
芳川「ええ、おやすみなさい。後日詳しいことは報せるわ」
天井「…まさか君がLV0相手に不覚をとるとはね…」
一方「…フン」
芳川「これは完全に想定外の事態だわ…。計画自体の信頼性に大きく影響する」
天井「止むを得ないな。しばらく次のプログラムは延期だ。…ツリーダイアグラムの無い今、再開がいつになるかは想像もつかないが」
芳川「『妹達』の寿命を延ばしておいて良かったわね?」
天井「あれは再生産すればいいだけだろう。それより被験者の戦闘経験の時間経過による劣化が心配だ」
一方「昨日勝ッた相手になら、100年経とうが負けやしねェよ。…俺ァもう行くぜ。今日はもう、眠ィ」
芳川「ええ、おやすみなさい。後日詳しいことは報せるわ」
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