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元スレ銀時「涼宮ハルヒの憂鬱?」
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この>>1って以前に銀時INひぐらしやってた人?
銀時「……宇宙人がアイツを狙ってる…みてーな台本で劇をやるんだとよ」
鶴屋「劇?」
銀時(無理だァァァァ!こんな無理やり過ぎるんじゃ誤魔化せねェェェェ!)
鶴屋「なーんだ!劇の話かいっ、万事納得したよっ!」
銀時「……え?」
鶴屋「そっかぁ!じゃあその劇をやるときは連絡しておくれっ!是非見に行きたいっさ!」
銀時「………」
銀時(し、信じたァァァァ!いい子だ!この子絶対にいい子だ!)
鶴屋「劇?」
銀時(無理だァァァァ!こんな無理やり過ぎるんじゃ誤魔化せねェェェェ!)
鶴屋「なーんだ!劇の話かいっ、万事納得したよっ!」
銀時「……え?」
鶴屋「そっかぁ!じゃあその劇をやるときは連絡しておくれっ!是非見に行きたいっさ!」
銀時「………」
銀時(し、信じたァァァァ!いい子だ!この子絶対にいい子だ!)
鶴屋「そうだっ!せっかくだしウチにおいでよ!ご飯くらいなら出すからさ!」
銀時「いや…いきなり会ったばっかでそこまでしてもらうのも…」
鶴屋「いいっていいって!生徒と交流を深めるのも先生の仕事っさ!」
銀時「…あ、一々先生っていうのも堅苦しいから銀さんでいいわ」
鶴屋「そうかいっ!じゃあ銀さん、ウチはこっちだよっ!」
銀時「………」
銀時(ダメだこの子、いい子過ぎる…神楽に爪の垢を醤油かけて食わせてやりてーわ)
銀時「いや…いきなり会ったばっかでそこまでしてもらうのも…」
鶴屋「いいっていいって!生徒と交流を深めるのも先生の仕事っさ!」
銀時「…あ、一々先生っていうのも堅苦しいから銀さんでいいわ」
鶴屋「そうかいっ!じゃあ銀さん、ウチはこっちだよっ!」
銀時「………」
銀時(ダメだこの子、いい子過ぎる…神楽に爪の垢を醤油かけて食わせてやりてーわ)
---
銀時「………」
鶴屋「ここがあたしの家さっ!遠慮しないで入っとくれ!」
銀時「いやあの…家デカくね?俺が住んでる家の十倍は広いんだけど?」
鶴屋「あっはは、でも家が広いのなんて何の自慢にもならないっさ!」
銀時「………」
銀時(父さん…僕は逆玉の輿を狙っても良いのでしょうか?)
銀時「………」
鶴屋「ここがあたしの家さっ!遠慮しないで入っとくれ!」
銀時「いやあの…家デカくね?俺が住んでる家の十倍は広いんだけど?」
鶴屋「あっはは、でも家が広いのなんて何の自慢にもならないっさ!」
銀時「………」
銀時(父さん…僕は逆玉の輿を狙っても良いのでしょうか?)
---
鶴屋宅、室内
鶴屋「じゃあちょろーんと待っててね、今ご飯持ってくるからさっ」
銀時「ワリーな、任せたわ」
鶴屋「気にしないでくつろいでいいよっ!」
銀時「……さて、と」
銀時(敵味方の両方に宇宙人、未来人、超能力者がいて…狙いは涼宮ハルヒ…)
銀時(で…確かあのキョンとか言うのが色々な意味で重要人物だったか……)
銀時(これ…どうやったらみんな幸せなハッピーエンドになるんだ?)
鶴屋宅、室内
鶴屋「じゃあちょろーんと待っててね、今ご飯持ってくるからさっ」
銀時「ワリーな、任せたわ」
鶴屋「気にしないでくつろいでいいよっ!」
銀時「……さて、と」
銀時(敵味方の両方に宇宙人、未来人、超能力者がいて…狙いは涼宮ハルヒ…)
銀時(で…確かあのキョンとか言うのが色々な意味で重要人物だったか……)
銀時(これ…どうやったらみんな幸せなハッピーエンドになるんだ?)
銀時「………」
鶴屋「わっ!」
銀時「ほわあああぁっ!?」
鶴屋「あはは!びっくりしたかい?はい、ご飯持ってきたよっ!」
銀時「お、おお…ワリーな」
鶴屋「それ食べ終わったらでいいからさ、ちょいとあたしについて来てよ」
銀時「ん?」
鶴屋「その…内緒の話があるからさ」
銀時「………」
銀時(こ…これは…まさか…このフラグは…い、いやないね…うん)
鶴屋「わっ!」
銀時「ほわあああぁっ!?」
鶴屋「あはは!びっくりしたかい?はい、ご飯持ってきたよっ!」
銀時「お、おお…ワリーな」
鶴屋「それ食べ終わったらでいいからさ、ちょいとあたしについて来てよ」
銀時「ん?」
鶴屋「その…内緒の話があるからさ」
銀時「………」
銀時(こ…これは…まさか…このフラグは…い、いやないね…うん)
銀時「…で、話ってのは?」
鶴屋「ちょいとついて来ておくれっ!見せたいものがあるんだっ」
銀時(見せたいものがあるんだ…大きな五時半の夕焼け?……大丈夫だよな?)
---
離れ
銀時「…何ここ?」
鶴屋「あたしがたまーに瞑想に使う部屋だねっ、人も来ないし静かで良い所さっ!」
銀時「………」
銀時(人の来ない部屋に二人……これもう明らかにヤバいんじゃねーかァァァァ!?)
鶴屋「ちょいとついて来ておくれっ!見せたいものがあるんだっ」
銀時(見せたいものがあるんだ…大きな五時半の夕焼け?……大丈夫だよな?)
---
離れ
銀時「…何ここ?」
鶴屋「あたしがたまーに瞑想に使う部屋だねっ、人も来ないし静かで良い所さっ!」
銀時「………」
銀時(人の来ない部屋に二人……これもう明らかにヤバいんじゃねーかァァァァ!?)
鶴屋「ねえ銀さん」
銀時「いいか…止めとけ、お前にゃそういうのはまだ早過ぎる…第一相手を間違えてるぞ」
鶴屋「そんなことないよっ、大事なものを見せる相手を間違えるはずがないっさ!」
銀時(大事なものってェェェェ!?女の子の大事なものってそれはだめェェェェ!)
鶴屋「見せたいものは…これさっ!」
銀時「!」バッ
鶴屋「あの…銀さん?何故に手で目隠ししてるのかな?」
銀時「いいか…止めとけ、お前にゃそういうのはまだ早過ぎる…第一相手を間違えてるぞ」
鶴屋「そんなことないよっ、大事なものを見せる相手を間違えるはずがないっさ!」
銀時(大事なものってェェェェ!?女の子の大事なものってそれはだめェェェェ!)
鶴屋「見せたいものは…これさっ!」
銀時「!」バッ
鶴屋「あの…銀さん?何故に手で目隠ししてるのかな?」
銀時「見てねえ!俺ァ断じて何にも見てないからね!?」
鶴屋「いや…見てくれないと困るんだけどな…?」
銀時「女の子がそういうことを言うんじゃありません!そういうセリフは」
鶴屋「…銀さんはこのオーパーツがそんなに怖いのかい?」
銀時「大事な時まで取って…え?オーパーツ?」
鶴屋「うん、何か心当たりがあるんじゃないかと思ってさ」
銀時「………」
鶴屋「いや…見てくれないと困るんだけどな…?」
銀時「女の子がそういうことを言うんじゃありません!そういうセリフは」
鶴屋「…銀さんはこのオーパーツがそんなに怖いのかい?」
銀時「大事な時まで取って…え?オーパーツ?」
鶴屋「うん、何か心当たりがあるんじゃないかと思ってさ」
銀時「………」
銀時「………」
鶴屋「えーっと……銀さん?」
銀時「…あーはいはい、オーパーツね!ですよねー!いや分かってたよ?うん」
鶴屋「ひょっとして…何かすごい勘違いをしてたとか?」
銀時「え、勘違い?意味分からない、何も勘違いするようなことなかったよね?」
鶴屋「………」
鶴屋「えーっと……銀さん?」
銀時「…あーはいはい、オーパーツね!ですよねー!いや分かってたよ?うん」
鶴屋「ひょっとして…何かすごい勘違いをしてたとか?」
銀時「え、勘違い?意味分からない、何も勘違いするようなことなかったよね?」
鶴屋「………」
鶴屋「そんで…結局どうなのさ?」
銀時「…ぶっちゃけ少年ジャンプに掲載出来ないような展開になるんじゃないかと」
鶴屋「違うってば!このオーパーツに見覚えはなかったかい?」
銀時「いや…分かんねーな、見たことないわ」
鶴屋「そっか…うーん、あたしの勘違いだったのかなぁ?」
銀時「つーかさ、何なのそれ?」
鶴屋「あたしにも分かんないのさっ、本当は誰にも見せないつもりだったんだけど…」
鶴屋「異世界人の銀さんなら何か分かるんじゃないかなーって」
銀時「…ぶっちゃけ少年ジャンプに掲載出来ないような展開になるんじゃないかと」
鶴屋「違うってば!このオーパーツに見覚えはなかったかい?」
銀時「いや…分かんねーな、見たことないわ」
鶴屋「そっか…うーん、あたしの勘違いだったのかなぁ?」
銀時「つーかさ、何なのそれ?」
鶴屋「あたしにも分かんないのさっ、本当は誰にも見せないつもりだったんだけど…」
鶴屋「異世界人の銀さんなら何か分かるんじゃないかなーって」
銀時「あーなるほどね、うんうん、異世界人の俺になら……」
銀時(あれ…?今異世界人とか言われなかったァァァァ!?)
銀時「………」
鶴屋「……ぷっ、あっはは!ごめんよ!またからかっちゃったねっ!」
銀時「……」
銀時(からかった…?……狙ったかのように異世界人って?)
銀時(……味方みてーだし深く考えることもねーのか)
銀時(あれ…?今異世界人とか言われなかったァァァァ!?)
銀時「………」
鶴屋「……ぷっ、あっはは!ごめんよ!またからかっちゃったねっ!」
銀時「……」
銀時(からかった…?……狙ったかのように異世界人って?)
銀時(……味方みてーだし深く考えることもねーのか)
鶴屋「…ねえ銀さん、このオーパーツ…預かってくれないかなっ?」
銀時「は?何で俺が?」
鶴屋「多分それを使うときが近いうちに来るよ、きっとね!」
銀時「あ…そう」
鶴屋「大切に保管しておくれ!本当はあたしが預かってなきゃいけないんだけど…」
鶴屋「侍みたいに強い銀さんが持ってる方が安心だろうしねっ!」
銀時「………」
銀時「は?何で俺が?」
鶴屋「多分それを使うときが近いうちに来るよ、きっとね!」
銀時「あ…そう」
鶴屋「大切に保管しておくれ!本当はあたしが預かってなきゃいけないんだけど…」
鶴屋「侍みたいに強い銀さんが持ってる方が安心だろうしねっ!」
銀時「………」
鶴屋「っと…話してたら遅くなっちゃったね、今日は泊まっていくかい?」
銀時「いや…今日は帰らせてもらうわ」
鶴屋「そっか!遅くまで付き合わせちゃって本当にごめんよっ!」
銀時「…一個聞かせてくれ」
鶴屋「何だい?」
銀時「お前…何者なんだ?」
鶴屋「うーん…あたしはあたしっ、ただの女子生徒の鶴屋さんさっ!」
銀時「分かった…変なこと聞いて悪かったな、あ…やっぱもう一個」
鶴屋「?」
銀時「ちょっと『助けて黒崎くん!』って言ってくれねーか?」
鶴屋「いや…あはは、そいつは遠慮しとくよ」
銀時「いや…今日は帰らせてもらうわ」
鶴屋「そっか!遅くまで付き合わせちゃって本当にごめんよっ!」
銀時「…一個聞かせてくれ」
鶴屋「何だい?」
銀時「お前…何者なんだ?」
鶴屋「うーん…あたしはあたしっ、ただの女子生徒の鶴屋さんさっ!」
銀時「分かった…変なこと聞いて悪かったな、あ…やっぱもう一個」
鶴屋「?」
銀時「ちょっと『助けて黒崎くん!』って言ってくれねーか?」
鶴屋「いや…あはは、そいつは遠慮しとくよ」
---
夜、帰り道
銀時(オーパーツって言ってもな…こんなもんどうやって使えばいいんだ)
銀時(それよか…さっきの奴は何かしら特別な力があんのか…?)
銀時「はぁ…やれやれ」
みくる「…キョン君?」
銀時「ん?何だお前か」
みくる「あっ、銀時先生…暗くて声だけ聞こえたからキョン君と間違えちゃいました…」
銀時「こんな夜に外をうろついて何やってんだ?」
みくる「あなたに…少し詳しく話したいことがあるんです」
銀時「まあ…いいけど」
銀時(次から次へと…休む暇がねーな)
夜、帰り道
銀時(オーパーツって言ってもな…こんなもんどうやって使えばいいんだ)
銀時(それよか…さっきの奴は何かしら特別な力があんのか…?)
銀時「はぁ…やれやれ」
みくる「…キョン君?」
銀時「ん?何だお前か」
みくる「あっ、銀時先生…暗くて声だけ聞こえたからキョン君と間違えちゃいました…」
銀時「こんな夜に外をうろついて何やってんだ?」
みくる「あなたに…少し詳しく話したいことがあるんです」
銀時「まあ…いいけど」
銀時(次から次へと…休む暇がねーな)
みくる「私からお話することは一つだけです、涼宮さんをどうか守ってください」
銀時「いや…そりゃもう分かってるって」
みくる「でもそれは…単純に涼宮さんを守ればいいというわけではないんです」
銀時「…?」
みくる「精神的…つまり心の面でも涼宮さんに被害が及ばないようにしてほしいんです」
銀時「………」
銀時「いや…そりゃもう分かってるって」
みくる「でもそれは…単純に涼宮さんを守ればいいというわけではないんです」
銀時「…?」
みくる「精神的…つまり心の面でも涼宮さんに被害が及ばないようにしてほしいんです」
銀時「………」
銀時「心って…ワリーが俺はそっち方面にゃ詳しくねーからな」
みくる「これは古泉君も賛同すると思いますが…涼宮さんはSOS団を大切に思っています」
みくる「中でもキョン君は彼女にとってのキーパーソン…最重要人物なんです」
銀時「…キョンって奴もまとめて一緒に守れってことか?」
みくる「もちろん私達も守ります…で」
みくる「…キョン君に何かあれば、涼宮さんは力を暴走させてしまうでしょう」
みくる「世界を改変…最悪の場合、世界丸ごとが消滅してしまうかもしれません」
みくる「これは古泉君も賛同すると思いますが…涼宮さんはSOS団を大切に思っています」
みくる「中でもキョン君は彼女にとってのキーパーソン…最重要人物なんです」
銀時「…キョンって奴もまとめて一緒に守れってことか?」
みくる「もちろん私達も守ります…で」
みくる「…キョン君に何かあれば、涼宮さんは力を暴走させてしまうでしょう」
みくる「世界を改変…最悪の場合、世界丸ごとが消滅してしまうかもしれません」
銀時「え?…それってつまりあれ?」
みくる「?」
銀時「涼宮はキョンに惚れてんの?」
みくる「えっ!?い、いや…その…そうとは限りませんけど…なんて言うか…」
銀時「いや…世界を変えてでも一緒にいたいってそれはどう考えても好きなんだろ?」
みくる「そうかも……しれませんけど……」
みくる「?」
銀時「涼宮はキョンに惚れてんの?」
みくる「えっ!?い、いや…その…そうとは限りませんけど…なんて言うか…」
銀時「いや…世界を変えてでも一緒にいたいってそれはどう考えても好きなんだろ?」
みくる「そうかも……しれませんけど……」
銀時「ずいぶん否定的だなオイ、まさかお前もキョンの奴が好きだとか?」
みくる「そ…そんな……私は…違います……そんなこと…」グスッ
銀時「なんてまさかそんな………えっ、何その『グスッ』って?」
銀時(え?ちょ…え?何か泣いてるんだけど?ず…図星だったのかァァァァ!?)
みくる「あれ……私…何で泣いて……?」
銀時「違う!違うよ!?軽い気持ちで言っただけだからね!?」
みくる「いいんです……キョン君は涼宮さんにとって大切な人…」
みくる「私なんかが…想っちゃいけない人…ですから…禁則事項なんです」
みくる「そ…そんな……私は…違います……そんなこと…」グスッ
銀時「なんてまさかそんな………えっ、何その『グスッ』って?」
銀時(え?ちょ…え?何か泣いてるんだけど?ず…図星だったのかァァァァ!?)
みくる「あれ……私…何で泣いて……?」
銀時「違う!違うよ!?軽い気持ちで言っただけだからね!?」
みくる「いいんです……キョン君は涼宮さんにとって大切な人…」
みくる「私なんかが…想っちゃいけない人…ですから…禁則事項なんです」
銀時「………」
銀時(ねえ、これ言えばいいの!?正解が見つからないんだけどォォォ!)
銀時「あー…うん、その何…禁則ってのは?」
みくる「未来から来た人間が現地人を想うことは禁止されています…」
みくる「私はこんな感情を……抱いちゃいけない人間なんです」
銀時「………」
みくる「いつか来る別れの時に辛く感じるなら…こんな想い…無くなっちゃえば…」
銀時(ねえ、これ言えばいいの!?正解が見つからないんだけどォォォ!)
銀時「あー…うん、その何…禁則ってのは?」
みくる「未来から来た人間が現地人を想うことは禁止されています…」
みくる「私はこんな感情を……抱いちゃいけない人間なんです」
銀時「………」
みくる「いつか来る別れの時に辛く感じるなら…こんな想い…無くなっちゃえば…」
銀時「…かぐや姫って昔話を知ってるか?」
みくる「かぐや…姫?」
銀時「月から来た姫君は誰とも恋すること叶わずに月に帰って行った…」
銀時「ぶっちゃけそんな話だな…でだ、お前はかぐや姫でいいのか?」
みくる「でも…私に選択する権利なんかないんです…それに私と違って涼宮さんは……」
みくる「頭も良くて活発で…凄く可愛らしくて…私にないものをたくさん持ってて…」
銀時「……」
みくる「かぐや…姫?」
銀時「月から来た姫君は誰とも恋すること叶わずに月に帰って行った…」
銀時「ぶっちゃけそんな話だな…でだ、お前はかぐや姫でいいのか?」
みくる「でも…私に選択する権利なんかないんです…それに私と違って涼宮さんは……」
みくる「頭も良くて活発で…凄く可愛らしくて…私にないものをたくさん持ってて…」
銀時「……」
みくる「私…涼宮さんに嫉妬してる……そんな自分が……大嫌いなんです…!」
銀時「……結構なことじゃねーか」
みくる「え?」
銀時「テメーらくらい年の奴らは普通に恋愛して嫉妬して…楽しく暮らしてりゃいい」
銀時「それが叶わねえ恋だろうが…戦いで人と斬り合いしてるよか百倍マシだ」
みくる「銀時…先生?」
銀時「……結構なことじゃねーか」
みくる「え?」
銀時「テメーらくらい年の奴らは普通に恋愛して嫉妬して…楽しく暮らしてりゃいい」
銀時「それが叶わねえ恋だろうが…戦いで人と斬り合いしてるよか百倍マシだ」
みくる「銀時…先生?」
銀時「未来人だろうが関係ねーよ…第一お前、そんな精神状態でピーチ姫守れんのか?」
みくる「そ…それは……!」
銀時「…本当はどうしてーのか、もう一度考えてみるんだな」
みくる「………」
銀時「俺も人様に偉ぶって説教出来る立場の人間じゃねえ…俺に言えんのはここまでだ」
銀時「あとはテメー次第……何にしても後悔の残らねー選択をしろよ、じゃあな」
みくる「ま…待ってください!その…ありがとうこざいます…!」
銀時「……もう遅いから気をつけて帰れよ」
みくる「そ…それは……!」
銀時「…本当はどうしてーのか、もう一度考えてみるんだな」
みくる「………」
銀時「俺も人様に偉ぶって説教出来る立場の人間じゃねえ…俺に言えんのはここまでだ」
銀時「あとはテメー次第……何にしても後悔の残らねー選択をしろよ、じゃあな」
みくる「ま…待ってください!その…ありがとうこざいます…!」
銀時「……もう遅いから気をつけて帰れよ」
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翌日、部室
キョン「ハルヒが欠席だと…古泉、これはどうなってる!?」
古泉「あの後…僕は気を失った涼宮さんを彼女の家に運びましたが…」
古泉「調べによると…未だに意識が回復していないようです」
キョン「…朝倉が何かしでかしたせいか!」
長門「朝倉涼子は涼宮ハルヒを微弱な精神攻撃で眠らせたにすぎない」
長門「あの精神攻撃にここまでの持続性はない、通常ならば意識を回復している」
翌日、部室
キョン「ハルヒが欠席だと…古泉、これはどうなってる!?」
古泉「あの後…僕は気を失った涼宮さんを彼女の家に運びましたが…」
古泉「調べによると…未だに意識が回復していないようです」
キョン「…朝倉が何かしでかしたせいか!」
長門「朝倉涼子は涼宮ハルヒを微弱な精神攻撃で眠らせたにすぎない」
長門「あの精神攻撃にここまでの持続性はない、通常ならば意識を回復している」
みくる「じゃ…じゃあ何で…?」
長門「原因は私にある」
キョン「な、長門…?」
古泉「…涼宮さんは血塗れで倒れる長門さんを見て多大なショックを受けました」
古泉「それと朝倉涼子の精神攻撃が相まって…より深い眠りについてしまったのでしょう」
キョン「くっ…!」
長門「原因は私にある」
キョン「な、長門…?」
古泉「…涼宮さんは血塗れで倒れる長門さんを見て多大なショックを受けました」
古泉「それと朝倉涼子の精神攻撃が相まって…より深い眠りについてしまったのでしょう」
キョン「くっ…!」
銀時「…心配いらねーだろ、命に別状がないんならな」
古泉「彼の言うとおり…涼宮さんは気を失っているだけです、そこは安心して…」
キョン「安心なんかしてられるか!今だってハルヒは狙われてるかもしれんのに!!」
みくる「ひっ…!」
キョン「あっ……すまん、取り乱しすぎた……少しだけ一人にしてくれ」
古泉「分かりました…」
みくる「キョン君…」
銀時「………」
古泉「彼の言うとおり…涼宮さんは気を失っているだけです、そこは安心して…」
キョン「安心なんかしてられるか!今だってハルヒは狙われてるかもしれんのに!!」
みくる「ひっ…!」
キョン「あっ……すまん、取り乱しすぎた……少しだけ一人にしてくれ」
古泉「分かりました…」
みくる「キョン君…」
銀時「………」
---
屋上
キョン「………」
銀時「…はい、じゃあ今から銀八先生のお悩み相談室始めるぞー」
キョン「な……?」
銀時「さて、ペンネーム『モシャス』さん…お悩みをどうぞ」
キョン「………」
銀時「…仲間が心配で気が気じゃねーってか?」
キョン「すまん…これは俺個人の問題だ」
銀時「お前が何を考えてるかは知らねーが…もっと綾波だとか味方を頼って…」
キョン「それがダメなんだ!」
銀時「……?」
屋上
キョン「………」
銀時「…はい、じゃあ今から銀八先生のお悩み相談室始めるぞー」
キョン「な……?」
銀時「さて、ペンネーム『モシャス』さん…お悩みをどうぞ」
キョン「………」
銀時「…仲間が心配で気が気じゃねーってか?」
キョン「すまん…これは俺個人の問題だ」
銀時「お前が何を考えてるかは知らねーが…もっと綾波だとか味方を頼って…」
キョン「それがダメなんだ!」
銀時「……?」
キョン「俺は…俺はいつも仲間に頼ってばかりだった…!」
キョン「朝比奈さんには時間移動の際に世話になったし…古泉にも迷惑をかけている」
キョン「長門に至っては世界を変えちまうくらいおかしくなるまで頼りきりだった…!」
キョン「もう長門を傷つけさせない…頼りすぎないと俺は心に決めていたはずだった」
キョン「なのに…いざ長門が攻撃されたらどうだ?俺には何も出来なかったじゃないか」
キョン「正直……長門には申し訳なくて顔を合わせることすら困難極まりない」
キョン「それに長門だけじゃない…ハルヒの奴まで俺は……」
キョン「今だけは自分の凡庸さを心から憎む…何故俺には何の力もないのだと…」
銀時「………」
キョン「朝比奈さんには時間移動の際に世話になったし…古泉にも迷惑をかけている」
キョン「長門に至っては世界を変えちまうくらいおかしくなるまで頼りきりだった…!」
キョン「もう長門を傷つけさせない…頼りすぎないと俺は心に決めていたはずだった」
キョン「なのに…いざ長門が攻撃されたらどうだ?俺には何も出来なかったじゃないか」
キョン「正直……長門には申し訳なくて顔を合わせることすら困難極まりない」
キョン「それに長門だけじゃない…ハルヒの奴まで俺は……」
キョン「今だけは自分の凡庸さを心から憎む…何故俺には何の力もないのだと…」
銀時「………」
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