私的良スレ書庫
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元スレキョン「俺。未来から来たって言ったら笑う?」
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「頼む!全てを戻してくれ!!コスプレが似合ってお茶が好きな朝比奈さんがいて!余裕のムカつく笑顔を浮かべられる古泉がいて!隅で楽しそうに長門が本を読んでる、そして…そして………」
眩しい…神人の腕が窓に近づくにつれて部室の色は青から白へと変わっていく
「ハルヒが心から笑っていられる!そんな…そんな世界に戻してくれぇ!!!!!!!!!!!!!!」
泣くなよ………ハルヒ…
光に包まれながら俺達はもう一度キスをした
眩しい…神人の腕が窓に近づくにつれて部室の色は青から白へと変わっていく
「ハルヒが心から笑っていられる!そんな…そんな世界に戻してくれぇ!!!!!!!!!!!!!!」
泣くなよ………ハルヒ…
光に包まれながら俺達はもう一度キスをした
>>428
ID全部小文字
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一巻でも
俺は主人公じゃなく振り回される側にいたいとかいって無かったっけ?
俺は主人公じゃなく振り回される側にいたいとかいって無かったっけ?
気がつくと俺は夢で見た世界の真ん中に立っていた。
空は血のように赤く染まり、月は俺が知っている30倍程の大きさで。今にも地球に落ちてきそうだ。あぁ…この世界は本当に滅ぶんだ。自業自得だな…
自然と涙が込み上げる。ハルヒから奪った赤いカチューシャを見つめながら。もうハルヒには会えない。あの部室には行けない朝比奈さんのお茶も古泉とのオセロも、長門がたまに起こす奇行に目を細める事なく、この世界と滅んでいくんだ…
地面から突き出した金属片を見つめる。いつもの俺だ
「――――――――」
空は血のように赤く染まり、月は俺が知っている30倍程の大きさで。今にも地球に落ちてきそうだ。あぁ…この世界は本当に滅ぶんだ。自業自得だな…
自然と涙が込み上げる。ハルヒから奪った赤いカチューシャを見つめながら。もうハルヒには会えない。あの部室には行けない朝比奈さんのお茶も古泉とのオセロも、長門がたまに起こす奇行に目を細める事なく、この世界と滅んでいくんだ…
地面から突き出した金属片を見つめる。いつもの俺だ
「――――――――」
>>512
あんなしょうもないものを比較対照に出すな
あんなしょうもないものを比較対照に出すな
後ろから声がした。あの声が
そうだ…あの女の人にも謝らないとな…
そしてこの世界のみんなにも…
そう心の中で反芻し。俺は意を決して振り返っ…………
「キョン!!!!!!!!」
俺は耳を疑った。いや容疑者なんてレベルじゃない。もう犯人だよコイツは
「ハ……ハル…ヒ?な、なんで?だって…」
「キョン!!絶対行っちゃダメ!お願い!私……私キョンが好きなのよ!だから…だからお願い!戻ってきて!!」
高校生のハルヒは泣いていた。なぜか体中傷だらけ痣だらけでいつかの夢にも勝る勢いで
「――――――――」
突然後ろからまた声がした。夢とは違いハッキリ聞こえる。
振り返るとやはりそこには夢の女性
「―――――――」
「え…」
「――――――――」
「……はい」
「―――――――――――――――…」
「俺の本当の名前…」
「―――――――?」
「はい…好きです。命をかけて守りたい」
そう言った俺に女性はニッコリと笑いかけ最後に一言だけ
「いっておいで」
そういい腕をスッと横に振った…かと思うと次の瞬間俺はハルヒの隣に立っていて
振り返るとやはりそこには夢の女性
「―――――――」
「え…」
「――――――――」
「……はい」
「―――――――――――――――…」
「俺の本当の名前…」
「―――――――?」
「はい…好きです。命をかけて守りたい」
そう言った俺に女性はニッコリと笑いかけ最後に一言だけ
「いっておいで」
そういい腕をスッと横に振った…かと思うと次の瞬間俺はハルヒの隣に立っていて
「うぉ!?…ってかお前なんで…」
「う、うるさい!団長の私に断りなく勝手に消えるんじゃないわよっ!あの後大変だったのよ!」
そう言ってハルヒは俺の足を踏んづける。
「いっ!?なにすん」
「うるさい!口答えしない!それより…」
顔がハルヒの指差す方へと誘導される
そこには先程よりいくほどか距離があるが、あの女性がこちらを見て微笑んでいる
「挨拶しないでいいの?……」
心配に。覗き込むようハルヒは俺に問う
「…………いや………いいんだ…うん」
俺の決心を感じとったのかハルヒは、そっか…それだけ言って姿勢を正す。
「う、うるさい!団長の私に断りなく勝手に消えるんじゃないわよっ!あの後大変だったのよ!」
そう言ってハルヒは俺の足を踏んづける。
「いっ!?なにすん」
「うるさい!口答えしない!それより…」
顔がハルヒの指差す方へと誘導される
そこには先程よりいくほどか距離があるが、あの女性がこちらを見て微笑んでいる
「挨拶しないでいいの?……」
心配に。覗き込むようハルヒは俺に問う
「…………いや………いいんだ…うん」
俺の決心を感じとったのかハルヒは、そっか…それだけ言って姿勢を正す。
涙目w
そして鳥肌
だれかこれまとめて
どっかにうpしてくれ
これは神だ
そして鳥肌
だれかこれまとめて
どっかにうpしてくれ
これは神だ
「それじゃあキョン!しっかり捕まってなさいよ!さっき出来たけど二回も出来るかは分からないわ。けど…まぁ頑張るわ!」
おいおい、最後の最後で不安な事言うなよな…
そう思ったのもつかの間。俺とハルヒが金色の光に包まれる
「出来た!」
ニッコリハルヒはこちらを向き直す。さっきまでボロボロ泣いてた癖によ。
遠くで女性が手を振っているのが光の隙間から分かる。
光の動きがだんだんと早くなっていく
俺とハルヒは手を繋ぐ
「それじゃ!はっしーん!」
ハルヒの掛け声と共に視界が真っ白に染まっていく。
これで生まれ故郷ともお別れなのか…
何もかもが急すぎて思考が追いつかないが、あの女性が俺に言った事とハルヒが俺を連れ戻しに来た事を、俺は漠然とだが頭で理解していた。
そうだ…いつだってそうだったじゃないか。本当に欲しい物があったとき。ハルヒがそれを諦める訳はないじゃないか
意識が淡く散るその瞬間。心の中で一言
「ありがとう母さん」
そう呟いた
そして俺とハルヒは1万2千年後の未来とサヨナラを交わしたんだ
おいおい、最後の最後で不安な事言うなよな…
そう思ったのもつかの間。俺とハルヒが金色の光に包まれる
「出来た!」
ニッコリハルヒはこちらを向き直す。さっきまでボロボロ泣いてた癖によ。
遠くで女性が手を振っているのが光の隙間から分かる。
光の動きがだんだんと早くなっていく
俺とハルヒは手を繋ぐ
「それじゃ!はっしーん!」
ハルヒの掛け声と共に視界が真っ白に染まっていく。
これで生まれ故郷ともお別れなのか…
何もかもが急すぎて思考が追いつかないが、あの女性が俺に言った事とハルヒが俺を連れ戻しに来た事を、俺は漠然とだが頭で理解していた。
そうだ…いつだってそうだったじゃないか。本当に欲しい物があったとき。ハルヒがそれを諦める訳はないじゃないか
意識が淡く散るその瞬間。心の中で一言
「ありがとう母さん」
そう呟いた
そして俺とハルヒは1万2千年後の未来とサヨナラを交わしたんだ
真っ白な空間に赤い一本の線
そこを俺達は落ちている
音は何も聞こえない
遥か向こうにあるのはありゃなんだ?
巨大な歯車にも見えるが
次の瞬間ハルヒは赤い線の一点に狙いを定めたかと思うと。俺の手を強く、本当に痛いくらい強く握り直し。そこ目掛けて一気にダイブ開始した。
そして数秒後、ハルヒと俺は赤い線の中へと吸い込まれた。
「うぉあ!?」
そこを俺達は落ちている
音は何も聞こえない
遥か向こうにあるのはありゃなんだ?
巨大な歯車にも見えるが
次の瞬間ハルヒは赤い線の一点に狙いを定めたかと思うと。俺の手を強く、本当に痛いくらい強く握り直し。そこ目掛けて一気にダイブ開始した。
そして数秒後、ハルヒと俺は赤い線の中へと吸い込まれた。
「うぉあ!?」
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