元スレC.C.「そんなに怒るな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
1 :
ルル「……」
C.C.「わざとじゃなかったんだ。許せ」
ルル「……ナナリー」
C.C.「勝手にPCを使ってしまって悪かったと思っているよ」
ルル「……ううっ!」
3 = 1 :
ルル「俺が……必死で集めたのに……」
C.C.「ナナリーの画像や動画など、助け出せば問題ないだろう?」
ルル「もう……もう手に入らない……」
C.C.「睨むなルルーシュ」
ルル「……ナナリーっ……!」
C.C.「……」
ルル「……グスッ!」
4 :
ここ最近のギアスSSスレの多さは何なんだwwwww
しかし支援
6 = 1 :
ルル「……」
C.C.「……ようやく泣き止んだか」
ルル「……」
C.C.「しかし、お前のシスコンぶりには呆れたよ」
ルル「……」
C.C.「たかが画像を消したくr」
ルル「たかが画像だとっ!?」
C.C.「!?」
7 :
エロはどうしたエロは
8 = 1 :
ルル「いいかC.C.、よく聞け!」
C.C.「あ、ああ」
ルル「俺はナナリーが大好きだ! 世界で一番、いや、
比べるもののない程愛している!」
C.C.「そ、そうか」
ルル「本来なら、今の時間は寝ているナナリーの寝顔を見て、
布団をかけなおし、ほっこりしている時間なんだ!」
C.C.「……」
9 = 1 :
ルル「しかし、俺とナナリーは引き離され、
俺は自らの布団をかけなおし、枕を濡らす事しか出来ないでいた……」
C.C.「……それは少し気持ち悪いぞ」
ルル「だが! 俺はその寂しさを紛らわす事の出来る物を手に入れた!」
C.C.「それがナナリーの画像や動画というわけか?」
ルル「そうだ。しかも、総督としての勤めを立派に果たしている、
愛らしくも、兄として誇らしい素晴らしい姿のものだ」
C.C.「……」
ルル「それを! C.C.、お前が消したんだ!」
10 = 1 :
ルル「一つだけ聞いてやろう。
C.C.、お前は俺のPCで何をしようとしたんだ?」
C.C.「……ソリティア」
ルル「そ、そそ、ソリティア!? お前がソリティアをやりたいがために、
俺の癒しが失われたというのか!?」
C.C.「……まあ、気にするな。全てのものは自然と失われるものだ」
ルル「これは人為的な、お前のせいだろうが!」
C.C.「……」
11 = 1 :
C.C.「……大体だな、お前の管理がなっていないのが悪い」
ルル「……な、何?」
C.C.「そんなに大事なものなら、常に持ち歩いておけシスコン」
ルル「逆切れ……だと……!?」
C.C.「私が何か間違った事を言ったか? なあ、ルルーシュ」
ルル「……」
ルル「……今度ばかりは許さんぞ、C.C.」
12 = 7 :
ギシアンマダー?
13 = 1 :
C.C.「許さんだと? お前が私に何か出来るとでも思っているのか?」
ルル「……」
ルル「……その言葉、後悔させてやるぞ」
C.C.「!」ゾクリ
C.C.「な、何をする気だ?」
ルル「……お前は俺の心を攻撃してきた。ならば、
俺も報復としてお前の心を攻撃してやろう」
C.C.「……」
C.C.「私の心を攻撃する、だと?」
14 = 1 :
C.C.「ふふっ! ルルーシュ。私がお前ごときの言葉で揺らぐとでも?」
ルル「……謝るのなら今のうちだぞ。
今ならば、まだ間に合う」
C.C.「ごめんご」
ルル「……」
ルル「……いいだろう! お前の意思、ハッキリと伝わった!」
C.C.「……ふん、いきがるなよボウヤ」
ルル「これはどちらかが泣いて謝罪するまで終わることの無い……」
ルル「……」
ルル「戦争だ!」
15 :
戦争て
どんだけ~
16 = 1 :
翌朝、斑鳩・艦橋
C.C.「ふあぁ……あ」
C.C.(戦争と言っていたがルルーシュめ。何をしてくるつもりだ?)
C.C.(まあ、私にはあいつの策など……)
……ジーッ
C.C.「?」
サッ!
C.C.「……」
C.C.(……なんだ?)
C.C.(今、視線を感じたような気がしたが……)
C.C.(気のせいだろうか?)
17 = 7 :
視姦ktkr
18 = 1 :
斑鳩・廊下
C.C.(艦橋で感じた視線は一体……)
玉城「あっ」
C.C.「……なんだ、玉城か」
玉城「お、おう……ゴクリ」ジーッ
C.C.「おい、どこを見ている?」
玉城「い、いや! 何でもねえよ!? 乳尻ふとももなんか見てねえよ!?」
C.C.「……下衆が」
玉城「あわ、お、じ、じゃあな!」ダッ!
C.C.「……」
C.C.(今の玉城の視線……艦橋で感じたものと同じだったな)
19 = 1 :
個室
C.C.「……」
C.C.「……ここに辿りつくまで、
何度あの視線に晒されたかわからんな」
C.C.「……」
C.C.「……正直、疲れる」
パシュン!
ゼロ「……くくく! どうした、疲れているようだなC.C.?」
C.C.「……ルルーシュ」
20 :
GG砂糖スレじゃないんですね
21 :
玉城は何で毎回・・・・・
陛下、支援します。
22 = 1 :
C.C.「何、今日は皆の視線を感じたからな。
人気者は辛いよ」
ルル「……人気者、か」
C.C.「ああ、そうだ。私のこの美貌が視線をひきつけるのは当然だろう?」
ルル「……果たして、本当にそれだけかな?」
C.C.「……何だと?」
ルル「おかしいとは思わないのか?
何故、今日に限って皆の視線を感じるのかを」
C.C.「……」
C.C.「……おい、ルルーシュ。まさかお前の仕業か?」
ルル「察しがいいな。さすが俺の共犯者だ」
23 = 1 :
C.C.「……ルルーシュお前、何をした」
ルル「何、俺は少しばかり話しの種を与えただけだ」
C.C.「話の種、だと?」
ルル「ああ、そうだ。C.C.、戦闘において大きな割合を占めるのは何だ?」
C.C.「……それは……戦力か?」
ルル「違うな。戦闘において重要なのは、情報だよ」
C.C.「……情報、だと?」
24 = 1 :
ルル「C.C.。もし俺がお前に暴言を吐いたとしてもお前には通じんだろう?」
C.C.「まあな」
ルル「それに、殴りかかった所で結果は見えている」
C.C.「そうだな。私が根を上げる前に、
お前の骨が悲鳴をあげるだろうよ」
ルル「……今俺が言ったことが戦力だ」
C.C.「ふむ。ならば、情報とはなんだ?」
ルル「それはなC.C.。お前に関しての事だ」
C.C.「……」
C.C.「私に関して?」
25 = 21 :
ルル、頼むから牛乳を飲んでくれ。
お前が脆いと女の子を押し倒せないじゃないか・・・・・
27 = 1 :
C.C.「ルルーシュ。お前、私に関する事を話したらお前にまで被害がいくぞ?」
ルル「何、大したことは言っていないさ」
C.C.「ならば、お前は私について何を話したんだ?」
ルル「……くくく! 気になるか?」
C.C.「……まあな」
ルル「俺は給湯室で栄養ドリンクを取り、こう言っただけさ……」
C.C.「……」
ルル「……『昨晩もC.C.が寝かせてくれなくて寝不足だ』とな」
C.C.「んなっ!?」
28 = 15 :
ルルーシュ優勢
29 :
このエローシュめ!
30 :
さすが戦略家
31 = 1 :
C.C.「お前、そんなデタラメを……」
ルル「デタラメじゃないさ」
C.C.「お前が言ったことには一切真実が含まれていない」
ルル「いいや。実際、お前がナナリーの画像を消してくれたおかげで、
俺はほとんど眠る事が出来なかった」
C.C.「……」
ルル「これは、お前のせいだろう?」
C.C.「……汚いやり口だな、ルルーシュ」
ルル「……くくっ!」
ルル「……ふはははははは! お褒めに預かり光栄だよ、C.C.!」
32 = 1 :
ルル「人の噂とは尾ヒレがつくものだ。特に、色恋に関してはな」
C.C.「……ルルーシュ。お前の言葉を誰が聞いていた?」
ルル「何、たったの四人さ」
C.C.「……誰だ」
ルル「ディートハルト、あとはオペレーターの三人だ」
C.C.「……」
C.C.「……最悪だ」
34 :
>>1あなたが神か?
35 = 1 :
ルル「ディートハルトは、俺とお前の関係が良好なのをアピールするために、
あえて噂を広めるかもしれん」
ルル「集団の長の女性関係が安定しているという事は、
長、すなわち俺、ゼロの精神が安定していると暗にアピールする事にもなる」
C.C.「……」
ルル「それに、特定の相手がいないオペレーターの三名は、
この話題を喜んでするだろうな」
ルル「閉じられた空間で、女性が暇を潰すのに最適なのが色恋話だ。
……俺はそれをアシュフォードで嫌という程学んだ」
ルル「きっと……いや、ほぼ確実に他の女性団員には知れ渡っているだろうな」
C.C.「……」
C.C.「……なんという事だ」
36 = 1 :
C.C.「……」ガタッ
ルル「どうしたC.C.。どこへ行くつもりだ?」
C.C.「お前が行った情報操作を逆手に取る」
ルル「ほう?」
C.C.「本当は、ゼロが私にせがんでせがんで仕方が無い、
そう噂を流してやろう」
ルル「くくく、そうか。やってみると良い」
C.C.「……随分余裕だな」
ルル「ああ、そうさ」
ルル「……俺は、“ゼロ”だからな」
38 :
わくわく
39 = 1 :
斑鳩・廊下
C.C.「ああ言って部屋を出たはいいものの、まずどう行動すべきか……」
C.C.(……それに、あいつの妙な自信は何だ?)
C.C.(……)
C.C.(……まあいい。これ以上不愉快な視線を向けられるのは疲れるからな)
C.C.「とりあえず、誰から話せば……」
千葉「あっ!」
C.C.「千葉か。良い所に現れてくれた」
40 = 1 :
千葉「わ、私もお前を探していたんだ」
C.C.「ほう? お前が私に用があるとは珍しいな」
千葉「そ、それは……そのだな……。
お、お前も私に用があったんじゃないのか?」
C.C.「いや、私の話は後で良い。今はお前の用とやらに興味がある」
千葉「そ、そうか……」
C.C.「何だ? 話してみろ」
千葉「あ、う……」モジモジ
C.C.「? 何をモジモジしている。愛の告白でもするつもりか?」
千葉「ち、違う!」
42 = 1 :
C.C.「ならば何だ」
千葉「お、お前……は……」
C.C.「私は?」
千葉「ゼロに……そのだな……えっと」
C.C.「ゼロに?」
千葉「……む、むうぅ」
C.C.「ハッキリと言え。だらしがないぞ」
千葉「……」
千葉「!」キリッ!
千葉「C.C.、お前はゼロに、夜の睦み事をどうやってせがんでいるんだ!?」
C.C.「……」
C.C.「はい?」
43 = 1 :
C.C.「ま、待て待て」
千葉「いいや、これ以上待てん! 藤堂さんは朴念仁すぎる!」
C.C.「は、はぁ。そうか」
千葉「ともに死線をくぐり抜けて来た男女の間には、
連帯感以上のものが生まれてもおかしくはない。そうだろう!?」
C.C.「それは……まあ、そうかもしれんな」
千葉「そうなんだ! なのに、私がこんなにも積極的に
なっているというのにあの人ときたら……!」
C.C.「……大変だな」
千葉「大変なんだ! とても!」
44 = 1 :
千葉「どうしたら良いと思う? なあ、なあ!?」
C.C.「落ち着け。落ち着け千葉!」
千葉「私の魅力が足りていないからか!?
それとも藤堂さんは、だ、男色家なのか!?」
C.C.「大丈夫、大丈夫だから落ち着け千葉。
それに、今の言葉を聞いたら藤堂が泣くぞ」
千葉「どうしたら……いいんだ……!」
C.C.「……まあ、藤堂の様な男だったら多分……」
千葉「何か策があるのか!?」
C.C.「策という程の事でも……ええい、落ち着け千葉!」
45 = 21 :
ちばかわゆいな
さあ!もっと可愛いちばを見せてくれ!
46 = 1 :
C.C.「……とまぁ、こんな具合にしてみたらどうだろうか?」
千葉「な、なる程! 確かにそれなら藤堂さんでも……ジュルリ」
C.C.「涎をすするな」
千葉「す、すまないな。……手間を取らせた」
C.C.「ああ、この程度なら構わんさ」
千葉「よし! 早速お前に言われた事を試してみよう!
さすがおねだり上手だな、C.C.!」
C.C.「お、おねだり上手だと?」
千葉「待っていてください藤堂さん! 今すぐ行きますからね!」
ダッ!
C.C.「あ、おい!」
C.C.「……」
C.C.「……もう見えなくなってしまった」
47 = 7 :
いつのまにか千葉の恋愛相談所と化すC.C.
48 :
千葉とかって一期からいた?
49 = 1 :
C.C.「……誰がおねだり上手だ、誰が」
C.C.「……」
C.C.(しかし、ルルーシュの流した噂が四聖剣の千葉にまで広まっているとはな)
C.C.(……くそっ、厄介な事になった)
C.C.(……む、あれは)
C.C.「天子ではないか」
天子「あっ、探していたんですよ」
C.C.「……」
C.C.(また……か)
50 = 1 :
天子「……というわけなの」
C.C.「星刻が結婚の約束をしてくれない、と」
天子「……しんくー、わたしのことがキライなのかしら……」ウルッ
C.C.「ああ、泣くな泣くな!」
天子「でもぉ……!」ウルウルッ!
C.C.「……天子、まずは焦りをなくす事が重要だと思うぞ」
天子「えっ?」
みんなの評価 : ★★★×4
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