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    元スレ自慰ジャンル「自分を中心に半径3m以内の天気を逆転させる女」

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    1 :

    「ったく、今日も暑くてやってらんねーな…」

    「………」

    「お?あれは…おーい、女ー」

    「あ…男くん…おはよ…」

    「何だよ、テンション低いな。あ、そうだ。傘入れてくれねー?」

    「…いいけど…」

    「さんきゅ。これでちょっとは涼しいか?」

    「………」

    「…蒸すな、やっぱり」

    4 = 1 :

    「おや、女ちゃん、おはよう」

    「…おはようございます」

    「あらあら、おはよう、女ちゃん。今日はまた一段と雨ねぇ」

    「周りが快晴ですから…」

    店員「あ、おーい、女ちゃん、こっちにも水撒いてってー」

    「…はい」

    「…大変だな、お前も」

    「打ち水…涼しくなるしね…」

    5 = 1 :

    「学校、ついたよ…」

    「ああ。さっさと中に入ろうぜ。遅刻ギリギリになったからな…」

    「………」

    「ん?入らねぇの?」

    「…グラウンドを横切ると、ぐちゃぐちゃになって運動部の人、困るから…」

    「…あー…じゃあ、どうすんの?」

    「…裏から入る」

    「…そっか。んじゃ、また教室でな」

    「…うん」

    6 :

    3mは広すぎだろ…

    7 = 1 :

    ぴんぽんぱんぽーん

    『2年C組の女さん、2年C組の女さん、屋上が浸水していますので、今すぐ校舎から出てください。繰り返します…』

    「あー…何だ、その…」

    ガタッ

    「…いいよ、気にしないで…」

    教師「気を付けて帰れよー」

    「…はい」

    「あー…今日はピーカンだもんねぇ」

    「頭上は豪雨、かぁ…台風レベル?」

    8 = 1 :

    「…はぁ」

    「どうした?元気無いな」

    「…男くん…授業は…?」

    「早退してきたんだよ。今時物騒だからな」

    「…こんな変な女、誰も襲わないよ…」

    「そうか?」

    「…雨の中じゃ、レイプも何も無いでしょ…」

    「…とりあえず送ってくから」

    「…ありがと、気を使ってくれて」

    9 = 1 :

    「そういえば、家どっちだっけ?」

    「…男くんの家より、ちょっと手前を曲がるんだよ」

    「…へぇ…あれ、俺の家、知ってんの?」

    「…うん。何度か見掛けた事、あるし…」

    「声、かけてくれりゃよかったのに」

    「………」

    「あ、ここ?」

    「…うん」

    10 :

    「あちー」

    「……寒い」

    「溶けそう」

    「…凍りそう」

    「そっち行っていい?」

    「…寒いよ…?」

    「あづいー」

    「……」

    「よいしょっと…さむうううっ!!」

    「だ、だから言ったのに…!早く…離れて…」

    「ううう…で、でもこうすればばばば寒くないいいぞぞぞ」

    ぎゅっ

    「な゙な゙な゙な゙?あっだがいだろ?」ガチガチ

    「………………あったかい…////」


    こうですかわかりません><

    11 = 1 :

    「………」

    「………」

    「何か、家の上だけすげー雨降ってんだけど」

    「…お母さん、雨女だから…。帰ってきてたんだ…」

    「どこか行ってたのか?」

    「………ただいま…」

    「お、おい!…あ、女が通ると晴れるのか…」

    「…送ってくれて、ありがと。じゃあ、また…」

    12 = 1 :

    翌朝

    「…今日は雨か…面倒だな…」

    「おはよー、男くんっ!昨日はごめんねぇ、私、晴れの日はテンション低くてさぁ」

    「お、女。おはよ」

    「あ、こっち寄ってよ。傘さすの、面倒でしょ?」

    「あ、ああ…いいのか?」

    「いいのいいの。雨の日は皆やってることだしね」

    「………」

    13 = 1 :

    「あ、女さーん、ちょっといれてってよ」

    「あ、うん。いいよー」

    「あ、いたいた。私も入れてー」

    「おはよ。いいよー」

    「あ、もしかして満員?残念だなぁ…」

    「…俺、先に行くわ」

    「あ…うん、また学校でね」

    「おう」

    16 = 1 :

    「ふぅ、やっとついたよ」

    「大変だったな」

    「もうぎゅーぎゅーでね、疲れちゃった」

    「女さーん、帰り、一緒に帰ろうよー」

    「あ…うん、いいよー」

    「…なぁ、女…」

    「いいの」

    「………」

    「分かってるよ…皆、私の周りの『晴れ』目当てだって。でも、いいから…」

    17 = 1 :

    「………」

    「…晴れたな」

    「…うん」

    「皆、帰ったな…」

    「…うん」

    「今朝の奴等も…」

    「………」

    「…一緒に帰ろうぜ」

    「…うん」

    18 = 1 :

    「あれ…今日は降ってないな、女の家」

    「…そっか、お母さん、行っちゃったんだ…」

    「…?」

    おっさん「ああああっ!ダメ、まだダメだっ!」

    「お父さん…」

    「洗濯物取り入れてないから!まだ、入ってくるなよ!」

    「ちょっとアンタ、おかえりくらい言ったら…」

    「…いいの、大丈夫…」

    「でも…」

    「…あれ」

    「…あぁ、布団干してたのな…」

    19 = 1 :

    「ふぅ、もういいよ。お帰り、女。…と、キミは?」

    「…男くん。…クラスメイト」

    「あー…男です」

    「クラスメイト、ね…」

    「友達です」

    「…!」

    「友達ですから」

    「そうか!女にも友達ができたか…っ!」

    20 = 1 :

    「いやぁ、嬉しいなぁ、嬉しいなぁ…」

    「…お父さん、もういいから…」

    「今日は赤飯だな!男くんも食べて行くかい?」

    「…っ…男くん、きて…」

    「お、おう…じゃあ、お邪魔します…」

    「ゆっくりしていってね!」

    21 :

    はやくかけ

    22 :

    毎回毎回このコテキモいんだけど

    23 :

    しえん

    24 = 1 :

    「…適当に、座って…」

    「あ、あぁ…」

    「…キョロキョロして、どうしたの…?」

    「いや…何か、女の子らしい部屋なんだなぁ、って…」

    「…女の子だもん…」

    「何だか、いい香りも…」

    「…っ!息、止めて…っ」

    「いやいやいや、ごめんなさい、ゴメン。だから息は許してください」

    「…口から吸って…」

    25 = 1 :

    「はぁ…はぁ…」

    「………」

    「ハァ…ハァ…」

    「………」

    「ハァハァハァハァ…」

    「…やっぱり、普通にしてていいから…」

    26 = 6 :

    俺、エロのない擬音は好きだぜ

    27 = 1 :

    「…ん?これ、何だ?」

    「…っ、そ、それはダメ…!」

    「横向きと、逆さになったてるてるぼうず…?」

    「…っ、返して…っ」

    ばっ

    「お、おう…すまん…」

    「…帰って…」

    「…わかった」

    「…ゴメンなさい…」

    28 = 1 :

    今回は一旦の終わりまでエロ無しです。
    あしからずご了承ください。



    「…今日も雨、か…あ、おはよ、女」

    「あ、男くん。おはよう。昨日はゴメンねぇ」

    「いや、こっちこそすまん。ただ…あれの意味を、教えてくれないか」

    「………」

    「あ、いや…ダメなら、いい…から」

    「…私、雨だとこうして明るくなれる」

    「…?」

    「くもりでも…くもりでも、まだ普通でいられるの。でも…晴れだと、暗くなっちゃうから…。だから、アレを吊るして…雨か、曇りになるように、お願いするの」

    29 :

    これはいい

    30 = 1 :

    「晴れると私の周り、雨だから…小学校とか中学校、凄く虐められたから…その名残」

    「………」

    「私の周りだけ雨だから、いつも私は仲間外れ。体育は見学どころじゃないの。いつも教室で本、読んでた。図書館に行ってた」

    「そのうち、図書館も晴れの日は立ち入り禁止になったの。湿気が本をダメにするから」

    「プールの頃は、ひどかった。水辺に行くこともできなかった。仕方なく教室にいた」

    「熱中症で倒れても、誰も助けてくれないの。私がいると、晴れでも雨が降るから。いないほうが良いって言うの」

    31 = 1 :

    「…だから私は、雨が好き」

    「女…」

    「雨なら、皆…私の周りに来るんだよ。少しだけだけど、人気者なんだ」

    「そんな…!」

    「男くんには、分からないよ…。修学旅行も、キャンプも、体育祭も文化祭も!私、休まなきゃダメなんだよ…雨が降るから…」

    「………」

    「…私は、皆に迷惑かけるんだ。雨女のお母さんと一緒だもん。…私、お父さんみたいな晴れ女になりたかった…」

    32 = 1 :

    「…ゴメンね、先に行くよ」

    「…わかった」

    「じゃ…」

    「…今日は、サボるか…」

    「…イジメ、か…」

    33 = 1 :

    TV「明日からお子さんが夏休みと言う方も多いのでは無いでしょうか?今年の夏はとってもいい天気です!」

    「…夏休み、か…忘れてたな…」

    「…女、引き込もるのかな…やっぱり…」

    34 :

    良スレだと思ったらコテかよ

    35 = 1 :

    数日後

    TV「連日の快晴、海は大にぎわいです!どちらを見ても人ばかり!」

    TV「ただ、その快晴、良いことばかりでは有りません。今年は梅雨が開けるのが例年より大分早く、しかも雨が降らない空梅雨で…」

    「…あ…そうか…そうだ!」


    ぴんぽーん

    「…はい…」

    「女、明日出掛けるぞ!準備しておけよ!」

    「…え、ちょっと、そんな急に…」

    「明日の朝10時、駅に集合な!あ、携帯の番号教えておいて。…ん、さんきゅ。じゃ、また明日!」

    「…何なの…急に…」

    36 :

    擬音か……あの獣みたいなやつ以来だな…

    37 = 1 :

    翌朝

    「お、来たな。よしよし」

    「…何なの、こんなピーカンの日に…」

    「お前に、見せたい所があってな。ほら、行くぞ!」

    「あ、もう…!」




    『次は、黒部…黒部…黒部ダムへ行かれる方は、ここでお降り下さい』

    「ほら、ここだ」

    「…雨の中、くるところじゃ無いでしょ…」

    38 = 34 :

    さっさと書けカス

    39 = 21 :

    熱中症助けるぐらいなら雨でも別に助けるだろ

    40 = 1 :

    >>38
    コテかよとか言ってたのに見てくれてるのかよw
    ありがとう。



    「いや、見てみろよ。水量」

    「………」

    「今年は空梅雨で雨も少なかったから、まったくたまってないだろ」

    「…うん」

    「…女なら、何とかできそうじゃないか?」

    「っ!?きゅ、急に何?」

    「お前が降らせた雨が、役に立つんだぞ?」

    「…そんなの、夢物語でしょ?…たった半径3mよ?」

    「…それでも、さ。雨が嫌われるだけじゃ無いって、知らせたくてさ…」

    41 = 6 :

    さいごのしえぬ

    はっぴりぃえんどでたのんだ…

    42 = 23 :

    >>40
    これはいい人柱

    43 = 1 :

    「…無理よ、私じゃ」

    「女…」

    サァー…ザァーーッ

    「…っ?急に、雨足が…?」

    「あら、女じゃない。何してるの?彼氏とデート?」

    「お母さん…」

    「それとも、私の仕事、手伝ってくれるの?」

    44 :

    >>31
    「…私は、皆に迷惑かけるんだ。雨女のお母さんと一緒だもん。…私、お父さんみたいな晴れ女になりたかった…」

    45 = 1 :

    >>44
    お父さんみたいな晴れ男…もとい晴れ女に…に脳内変換してください。



    「…仕事?お母さんが、仕事?」

    「そうよ、私の仕事は雨を降らせる事。こうしてダムに水を溜めたりもするし、水不足の畑なんかに行くこともあるし。外国だって行くわよ?」

    「…知らなかった」

    「…は?」

    「…だってお母さん、いつも居ないし…」

    「ま、いいわ。手伝っていきなさいよ」

    46 :

    スレタイしか見てないけどウエザーリポート

    47 = 21 :

    >>45
    だから逆wwwwwwwww

    48 = 34 :

    >>47
    だよなwwww
    ギャグなんかじゃ絶対ないよなwwwwww

    49 = 21 :

    なるほど女がなりたいって言ってるから晴れ女なのな。わかった






    早く書けカス

    50 = 1 :

    よくわからんが、解決してくれたか?



    「…これだけ?こうして座ってるだけ?」

    「そ、これだけ。座ってるだけ。女がいると、ここだけ晴れるから助かるわ」

    「…どれくらい溜まるの?」

    「今は一時間に30センチくらいかしら」

    「………」

    「それを、ダム全域に」

    「…雨、役に立つの?」

    「もちろん。雨がなきゃ野菜も出来ないし、何より生活に困るでしょう」

    「………」

    「若い頃は雨が嫌でも、そのうち分かるわ。雨がなきゃ、プールだって入れないんだからね」


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