元スレ【宇宙】小型衛星「深宇宙探査機ユニテック1」の外観部分が完成 来年5月、打ち上げへ/愛知工科大学など
宇宙天文news覧 / PC版 /みんなの評価 :
1 = :
◇小型衛星:深宇宙探査機、外観が完成 来年5月、打ち上げへ /愛知
蒲郡市の愛知工科大学と市内の精密部品加工メーカー・蒲郡製作所などが製作していた
小型衛星「深宇宙探査機ユニテック1」の外観部分が完成し17日、同大で披露された。
探査機は一辺35センチの立方体で重さ約20キロ。
特殊なアルミやジュラルミン、炭素繊維強化プラスチックでできており、打ち上げ時の
激しい衝撃や宇宙空間での過酷な温度差や放射線に耐えられるように作られている。
愛知工科大と北海道大、九州大が連携して開発。
愛知工科大の奥山圭一准教授や学生5人が設計と製作を担当し、
加工技術を持つ蒲郡製作所などが協力した。
探査機には国内の大学が開発した宇宙用コンピューター6台やカメラ、宇宙放射線測定器を搭載。
コンピューターの性能を調べたり宇宙から写真などのデータを送ったりする。
2010年5月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「プラネットC」と一緒に
H2Aロケットで打ち上げられる。
約200日かけて金星に近づき、その後は太陽の回りを周回する。
奥山准教授は「安く衛星を作るのも目的の一つ。通常なら10億円はかかるが、
1000万円弱で作った」と話す。【丸林康樹】
▽記事引用元
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20091218ddlk23040182000c.html
毎日jp(http://mainichi.jp/)
完成した「深宇宙探査機ユニテック1」と製作に携わった人たち
▽関連リンク
UNITEC-1 Site | Fly to Venus !
http://unitec-1.cc.u-tokai.ac.jp/
2 :
深宇宙の探査を行うことが、何か国民の生活に役立つんですか?
予算は全額見直しです。
3 :
>>2
浅いんじゃダメなんですか?
どうして深くないとダメなんですか?
てな感じの台詞も入れて欲しかった。
4 :
>>2携帯とか車って開発当初は無駄でしかなかったんだ
5 = 2 :
>>3
それ、次からいただきます。
6 :
>>5
俺にもくれよぅ
7 :
迷惑一番っての誰か上げてくんないかな
8 :
本体はともかく、アンテナはこのサイズでどうすんだろ
9 :
「あかつき」でリレーすることになっているよ。「あかつき」の本体には、これ用のアンテナを付けてある。
それで、中継する予定にはなっている。
ただし、あかつきは姿勢制御で金星の軌道に入るが、これは軌道制御無しなので、
時々通信が途切れるかも知れない。
10 :
深宇宙探査機と名乗ってる割には、浅い宇宙しか探査しないんだな。
新開発した航法で、1年ぐらいでオールトの雲まで行って探査するのかと思った。
11 = 9 :
>>10
一応、宇宙開発の世界では、それまで到達したことが無い距離にあるターゲットに届かせる探査機を、
「深宇宙探査機」と呼ぶ。
理論やSFの世界では、銀河系外や銀河団外の世界を「深宇宙」と読んだりする。
ふと、思い出した・・・川口さんがTV出演したとき、理論屋さんから同じ事を言われたって・・・言ってたな。
12 :
>>11
俺も「深宇宙探査機なのに木星や土星でなく金星?」と思ったけど、そういう意味なのか。
しかし、オールトの雲でなくとも、日本が火星より外側の惑星へ探査機を飛ばすのは至難の技だろうな
技術的な問題じゃなく、核物質を搭載した探査機を打ち上げるとなれば市民団体なんかが五月蝿そうで。。。
13 = 9 :
>>12
「木星」ぐらいまでなら、「太陽電池」でも行ける時代になりつつあるよ。
今度のIKAROSが上手くいけば、木星と同じ軌道をまわっているトロヤ群の小惑星へ飛ばそうという計画もあるぐらいだ。
さすがに、木星以遠になると・・・無理そうだけどね。
14 :
もっと太陽系外縁天体の調査に金かけろよ
15 :
日本にとって内側の天体への飛行は初めての試みとなる。
地球軌道より外へ向かうのと内へ向かうのとでは異なる技術を要する。
そのため果たして無事観測を始めるまでに辿り着けるかは予断を許さないだろう。
16 = 15 :
>>15訂正
天体→惑星
17 = 15 :
>>15再訂正
内側の天体への飛行→内側の天体の周回を目的とする飛行
18 :
>>15
すいせい だか さきがけ ってハレー彗星行った後に何やったっけ?
19 :
>>23
そこで、イオンエンジンとソーラーセイリングですよ!(イオンの変換予測でAEONがある・・・
鬱だ・・・)
はやぶさに積まれてた燃料は、2往復はできると聞いた事があるけど、行ったっきりでも
4倍かぁ。機材の電力消費も考えると、どのくらい行けるものなんだろ?
20 :
深宇宙探査ってヴォイジャーみたいなのを想像してたらちがった
21 :
http://www.unisec.jp/unitec-1/ja/about_unitec-1.html
を見ると宇宙探査というより工学実験機のような
ミッション
この学生衛星プロジェクトにはすでに20近い大学が参加を希望しており、
主に3つミッションを掲げています。
ミッション1Completed!
* 各大学の開発した宇宙用コンピュータを複数台搭載し、
ゴールとなる金星にたどり着くまで深宇宙の環境下で
正常動作を続けられるかの性能を競うコンペティションを実施します。
* 各種半導体部品や機器の宇宙環境下での特性を広く把握し、
今後の宇宙開発につなげます。 打ち上げ1年前から
振動試験、真空試験、熱試験でふるいにかけ、
行き残った大学のコンピュータを打ち上げます。
2009年8月10日~13日において、UNITEC-1に搭載されるOBCの選抜が行われ、
6大学が搭載権を獲得しました!
ミッション2
* 深宇宙からUNITEC-1が送る極めて微弱な電波を受信・解読する
技術開発および実験を行います。
* 世界中のアマチュア無線コミュニティ内で競争的に実施し、
切磋琢磨して通信技術の向上を図ることを目的としています。
ミッション3
* 上記2つのコンペを通して、研究者や研究機関が自らの研究成果を
国民に広く伝える活動を推し進めます
22 :
遊び感覚でアマチュアが参加できるのは良いことだな。
デッドウェイト乗せるよりましな企画には賛成だ。
23 :
中国は月より向こうに物体を飛ばしたことが無いんだな
24 = 9 :
>>23
火星探査も技術的トラブルで延期の予定らしい。次に挑戦するなら、2.2年後だね。
25 :
深宇宙の定義は決まってはいないが概ね200万キロほど
地球の海で言えば波打ち際の水深1mm程度w
26 :
宇宙のスケールと、現在の人類の科学技術からすれば、概ね月軌道より外側は深宇宙だな。
月より遠くの世界は、日米露欧の先進四カ国の独壇場。
電波望遠鏡や、深宇宙通信技術を含めた、高度で広範な宇宙技術の総合力が要求される選ばれた者だけのステージ。
日本も1985年のMS-T5、PLANET-A以来、着実に成果を上げていることが実に誇らしいよ。
27 :
> 1000万円弱
部品レベルどうしてるんだろ・・・
うらやましい限りだ。
28 = 9 :
>>27
部品は、普通に売っているものを使う。
例えば、こんな感じ。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00206/
筐体などは、全て町工場で製作する。
前に、高専が打ち上げた衛星は、筐体も手作り。
29 :
>>24
予定通り打ち上げれていたとしてもロシアのロケットに相乗りなんで、
「中国が打ち上げた」とは言い辛いわな。
30 :
>>29
まあ、いいよ。多少は気にしているけど・・慌てなくても。
「次期火星探査計画」を立案できるときが来れば、日本はESAと共同でやることになるから。
水星探査計画の後、マルコポーロ計画で共同実施予定していて、その後「はやぶさ2」、
月無人着陸計画・・・その後ぐらいに、火星探査計画が出てくるはず。
このあたりは、NASAの予定と歩調を合わせる形で進めることになるからね。
31 :
イカロスあかつきとピギーバックなわけか
32 :
>>12
そもそも原子力電池用のプルトニウムが生産されてないんで、どこの国だろうと今後の
木星以遠探査は困難になるんじゃなかったか
33 :
>>32
発電効率向上のおかげで木星までは太陽電池でも大丈夫
問題は土星以遠
34 :
半田付けの回路は振動に極端に弱い
さらに言えば熱収縮でもはがれやすい
つくりが丁寧というだけで意味が無いのですが
回路自体を新技術で作らない限り意味が無いのだけど?
35 :
安いな。100個くらいまとめて打ち上げろ。
38 :
>>15
さきがけも、すいせいも、地球より「内側」を周回する軌道で、ハレー彗星と会合したわけだがw
それに、その「異なる技術」については、元々外惑星である火星より
内惑星の金星へ向かう方が、発電量や凍結防止などの点で工学的に容易だとされていた。
そのためPLANET-Bの目標選定も、最後の最後まで「金星に向かうべき」という根強い反対の声があった。
39 :
>>33
>問題は土星以遠
巨大な酸素タンクと水素タンク、高性能の燃料電池を
搭載して到着まではちびちび発電して、到着したらフル発電
したらいいんじゃないか。打ち上げる時のロケットが
とてつもなく巨大になるだろうが。
40 :
>>39
月でロケット作れよ
地球は重力と大気がありすぎなんだよ
41 :
ほんと深宇宙なんつーから
アイソトープ電源でも乗せてボエジャーおっかけでもやるんかと思ったよ
日本って変な国だね、原子力で出来た電っつかってるくせに、
核電源とか聞くと待ってましたとばかり反対して足引っ張る奴らがいるな
そいえばタイタンに着陸したホイヘンスはバッテリー駆動なんでしょ
燃料電池なのかいな?よく到着する7年間も電力を保ってられたね
42 :
>>41
ホイヘンスは、「リチウムイオン電池」だったりする。カッシーニ本体から、電源供給を受けて充電しておく。
ほれスイカやパスモ、イコカ、キタカのように、非接触充電できるわけ。
原子力電池の場合には、国際的な取り決めがあってね・・IAEAや米国エネルギー省の許可が居るからね。
その上で、日本にはそれの安全基準が無いので・・・当面やめているだけだよ。
43 :
深宇宙じゃないじゃん
あほかと
45 :
宇宙探査分野では月以遠は深宇宙扱いだよね
46 = 41 :
>>42
ホイヘンスって、リチウムイオンなのかー。
失敗の前科?があるから大丈夫か、って心配してたけど
バッテリーも含めて7年間寝かした後に
ちゃんと作動出来てるのは意外にすごいかもです。
そいやハヤブサもリチウムイオンだって、古河電工のおっちゃんが・・・。
木星ソーラセルで探査するときは、予備でもいいからアイソトープ電源を
積んでほしいと思いますです。
47 = 44 :
>>45
太陽の反対側まで行って帰ってくる「はやぶさ」は
立派に深宇宙探査機だと感じる。
しかし、ニュー・ホライズンズの軌道図なんか見ると、
また全然違うレベルで「ディープ・スペース」という感じがするな。
さすがにNASAは格が違う。
48 = 42 :
>>47
そうですね。打ち上げ運用してきた惑星探査機の数で一桁違いますからね。
でも、JPLの人に聞くと・・同じように苦労してきたんだそうです。
ボイジャーも、はやぶさと同じようなトラブルに見舞われている。
その前のマリナーシリーズでも、はたまたエクスプローラーシリーズでも・・・。
はたまた、2ちゃんねるでも良く取り上げていただいている、ロシア宇宙庁の惑星探査機もそうですね。
そうやって経験を積みながら、少しずつ前に進んでいるのですよ。
49 :
ガリレオのハイゲインアンテナがひっかかっちゃった時は、
JPLの人、泣いただろうね。
しかし、ハヤブサのトラブルに比べたら、なんてことないですね。
50 :
涙目のレベルはガリレオの方が上だっただろうけどな。
みんなの評価 :
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