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    元スレ【宇宙】火星の磁場消滅 原因は巨大な小惑星の衝突

    宇宙天文news覧 / PC版 /
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    1 = :

    火星の磁場消滅、原因は巨大な小惑星
    Ker Than
    for National Geographic News
    May 12, 2009

    科学者たちの研究により、火星の磁場が消滅したのは巨大な小惑星の衝突が原因だった
    ことが判明した。その小惑星は、かつて地球の恐竜を絶滅させたと考えられている
    天体の数倍の大きさがあったとみられる。

    現存する大規模なクレーターの数から判断して、
    初期の火星は約1億年の間に15個ほどの巨大な天体が衝突していたと考えられている。

    今回新たに作成されたコンピューターモデルから、火星の磁場は、特に規模の大きかった
    4回の天体衝突でしだいに減衰し、5度目の衝突がとどめとなって完全に消滅したことが
    示唆された。

    アメリカのメリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所に在籍し、
    今回の研究にも参加したジェームス・ロバーツ氏は次のように解説する。
    「5度目の衝突で作られたのが、約41億年前の衝突に起源を持つ直径3300キロのユートピア平原
    という大規模なクレーターだ。その前の4回の天体衝突で既に磁場は大幅に脆弱化しており、
    ユートピア平原を作った天体衝突が最後の決定的な一撃となったのだろう」。

    地球にある磁場を作り出しているのは、ひとつには対流している溶融状態の外核と、
    その外側にある比較的温度の低いマントル層の間で行われる熱伝導である。
    この両者の温度差が、天体磁場を長期にわたって安定させる“ダイナモ効果”を生み出すのである。

    記事引用元:NATIONALGEOGRAPHIC(http://www.nationalgeographic.co.jp/index.html)
    http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=42104563&expand

    約41億年前に、小惑星衝突の衝撃で作られたのが直径3300キロのユートピア平原という
    大規模なクレーターである(写真中央の青の濃い円形部分)。 Photograph courtesy NASA
    >>2以降へ続く)

    ※ご依頼いただきました。

    2 = :

    >>1の続き)
    しかし太陽系形成の初期段階には、後期重爆撃期(LHB)と呼ばれる激動の時代があった。
    この時期には、惑星形成時の残骸である大型の小惑星が、若い惑星であった火星、地球、
    金星、水星などにいくつも衝突していた。

    「ユートピア平原が形成され、火星の磁場が消滅したのも同時期であると考えられる」と、
    前出のロバーツ氏は話す。この研究成果は「Journal of Geophysical Research」誌の
    最新号に掲載されている。

    新しいコンピューターモデルによると、ユートピア平原を作った天体衝突の影響で火星の
    マントルに大量の熱が伝わり、ダイナモ効果を生み出す温度差が大幅に縮小したようである。
    「温度が上がり過ぎると、マントルは核を効率的に冷却することができなくなり磁場は
    消滅することになる」と、ロバーツ氏はナショナル ジオグラフィックニュースに語っている。

    磁場を失った火星は太陽風を直接浴びることになった。
    太陽風とは、太陽から継続的に放出されている荷電粒子の流れのことである。
    太陽風の影響で火星の大気はゆっくりと希薄になり、最終的にはガスが周囲にかすかに
    残るだけの状態になった。その後ほどなくして強烈な気候変動が起こり、現在のような
    乾燥した火星ができあがったと推測される。

    「同様の衝突によって地球の磁場が消滅する可能性もある。しかしそれは、火星の磁場に
    とどめを刺した天体よりはるかに巨大な天体が地球に衝突すればの話だ」とロバーツ氏は言う。
    地球のマントルの厚さは火星のマントルの2倍あり、地球の核は火星よりはるかに活発に動いている。
    したがって、もっと大きな衝撃を受けない限り、磁場を作り出すダイナモ効果が停止することはない。

    金星も惑星規模の磁場は存在しないが、それはマントルが比較的乾燥していて硬いため、
    熱が効率的に流れないことが原因だと考えられている。

    カナダ、トロント大学の地球物理学者サビン・スタンレー氏は第三者の視点から、
    「小惑星の衝突で磁場が消滅するという発想自体は別に新しいものではないが、
    綿密なコンピューターモデルが作成され、磁場消滅の原因と考えられるクレーターが
    指摘されたのは今回が初めてのことだ」と述べている。

    (了)

    3 :

    宇宙すげえ!!

    5 :

    簡単に言うとどういうことでしょうか

    6 :

    家電粒子砲

    7 :

    ザ・コアが現実のものに

    8 :

    むむむむ…私は今、頭を抱えている…

    9 :

    微惑星とかじゃなくて、たかだか数個の小惑星の衝突程度でマントル対流が乱されたりするんだね

    10 :

    どっちが北かわからなくなったら困る。

    11 :

    この衝突がなかったら火星には今頃沢山の生物がいたんじゃとか妄想してみる

    12 :

    ククク・・・ようやく気付いたか・・・

    13 :

    火星の磁場を復活させるっていうのは可能なことなの?


    火星に移住する計画があるなら、それは必要なことじゃないの?

    14 :

    http://tokyo.machi.to/bbs/read.cgi/tokyo/1182593042/333

    15 :

    火星の磁場にとどめをさした巨大天体が
    地球におちたとしても
    地球の磁場を崩すほどの力はないということはわかったが…

    それ以前に、地上の生物を絶滅させる力ぐらい
    あるんじゃねーのか?

    16 :

    火星に複数に小惑星が落ちたのに、地球に小惑星が
    落ちないのは天狗の仕業かw

    18 :

    >マントル

    マンショントルコの略
    これ豆知識な

    21 :

    地熱と放射線から巨大電力を得る技術と、火星を覆う程の極太コイル群と
    膨大な金と時間があればできるんじゃね?まあ火星資源開拓後の話だね。
    資源がないなら宇宙ステーションを火星に乗っけたほうが安いはず

    23 :

    マントルとダイナモがあやしい関係になったのか

    25 :

    >ユートピア平原が形成され、火星の磁場が消滅したのも同時期であると考えられる

    火星の岩石を調べたワケでもないのに、何故時期が特定できるんだ?

    26 :

    >>22
    とても解りやすい。

    27 :

    つまり火星では何処に行っても青木ヶ原樹海?

    29 :

    磁場が消滅する前は生命が存在してたのかな

    31 :

    火星を周回してるフォボスとダイモスをうまく利用して磁場の復活を図れないのかな?

    32 :

    うーむ。

    マントルの方が外側にあるんだから、一時的にマントルの温度が
    上昇してもいずれは冷めてもとの状態の温度差が回復すると思うんだけど。
    そうすると磁場も回復しそうなものだけど。

    温度差が乱れると核の運動も変化して二度と元には戻せないとか
    いうことなのかな。

    33 :

    同じく磁場が無い金星のが太陽風に強く晒されるはずだが、あの気圧。
    一方の火星の大気は極めて希薄。

    何が違った?

    34 = 22 :

    >>33
    多分、重力の大きさと火山活動の有無かと

    35 :


    火星の重力って、激しく小さい水星とほぼ同一だったよな。

    36 :

    核をつかって磁場を・・・・

    37 :

    重力が足りなきゃ、μブラックホールでも生成してマントル放流するとかw

    38 :

    >>13
    磁石で同じ方向に何度もこすればいけると思う。

    39 :

    地球は奇跡の星だな。

    40 = 33 :

    >>34
    重力はそうだが、金星の火山活動って活発?

    41 :

    巨大な小惑星=惑星ではないのか?

    42 :

    地球って太陽と木星の引力のおかげで隕石や小惑星の衝突が少ないんだよね
    火星って地球の近くなのにアウトだったってことは地球の位置が絶妙だったんだ

    43 :

    後期重爆撃期ってなんかかっこいい

    44 :

    形成初期段階での大きさの違いもあるだろうが、地球には月というかなり大きめの衛星があった事が幸いしたんだろう。

    45 = 22 :

    >>40
    今から約5億年前までは全球規模の火山活動があったみたい
    実際金星には溶岩地形がたくさんあって、クレーターも少なく8億年以上前より古い地形が見当たらない
    ただ、今の金星の火山活動は地球よりも少ないか、全く無いみたい
    火山ガスに起因するとみられる大気中の硫黄化合物の増減など、間接的な証拠はあるんだけど、まだ噴火の直接観測はできてない

    46 = 33 :

    >>45
    そっか。 昔は活発だったらしいが、今は不活発と。

    硫酸の雲から硫酸の雨が降るが、地上到達までに蒸発だから、土壌浸透等で大気中の硫黄化合物が増減するのはなさげだね。

    47 :

    頻繁に小惑星と衝突していた割には、火星には月のような巨大な衛星は出来ず、
    フォボス・ダイモスみたいな小さな衛星しか出来なかったんだね。

    48 :

    磁場は惑星が自転することによって生じたものじゃないの?
    >>1の理論じゃあ、霞のように惑星のまとわりついてて、吹けば飛ぶような存在になっちゃうじゃん

    49 :

    超磁力兵器で地球はめちゃめちゃにホロンブ!

    50 :

    >>48
    >>1の理論をもう一度よく読んでくれ


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