元スレ★★ウミガメのスープ★★793杯目 少女土台味
ウミガメ覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
501 = 441 :
男の死体が畑の肥やしになりましたか?
502 = 444 :
男は即身仏になろうと言い出した時、死ぬのを覚悟していましたか?
503 = 445 :
病気になってもうすぐ死ぬからどうせなら即身仏になって崇められちゃうぜ!ますか?
504 = 443 :
>>499
シリカ?
505 = 493 :
やけになったのは体壊して酒だか煙草だかがやれなくなったからですか?
506 = 12 :
彼の死にざまが、あるものと対比されたのでした
>>496 NO 生臭ではありますが、その人間臭いところは周りの人から好かれていました。
>>497 YES! グロくて無残でした。
>>498 NOw 仲は良かったようです
>>499 NO まぁ、即身仏になろうと「軽々しく」思う人は減ったでしょう
507 = 460 :
感謝したとは、寺の生活が楽になったのですか?
508 = 453 :
男は病気でしたか?
509 = 12 :
>>501 NO 即身仏として祀られることはなかったものの、手厚く葬られました
>>502 YES 「どうせ死ぬなら」と思ってました。ただ、なぜそこで「即身仏」なんでしょう?
>>503 YES! 酒で肝臓ガン、煙草で肺ガンになって、ヤケっぱちで…でも、そこでなぜ即身仏?
>>504 シリませんでした… 昔話でありそうだけど
>>505 YES! でも、そこは余談の部分なんですよねー
510 = 447 :
悪い即身仏の例として、つまり、反面教師みたいに扱われた?
511 = 441 :
男が穏やかに息絶えていたら、誰も男に感謝しませんでしたか?
512 = 445 :
仏様の顔が安らかだから楽に死ねるもんだとおもったますか?
513 = 453 :
死ぬ前にお腹いっぱい食べて即身仏になろうとして失敗して腐れましたか?
514 = 12 :
うーん、設定を掘り下げすぎたのがいかんかったか。
男の性格とか、病気は補足的な部分なんです。
重要なのjは「即身仏になろうとして、無残な死に方をした男に、同じ寺の僧が感謝」だけなのです。
その寺は、どういう寺だったでしょうか? そこに、彼が「即身仏になる」と言い出した理由があります
>>510 YES! 近い!!! 反面教師ということは、対比されるのは!?
>>511 NO まぁ、ふつうに感謝されていたでしょう。ほかの即身仏と同じように。
>>512 YESNO 「仏様」をもうちょっと特定してみて!
515 = 443 :
シリと違った…
男の遺体はバラバラますか?
516 = 460 :
>>507 お願いします。
517 = 441 :
その寺では、古い仏典の研究をしていましたか?
518 = 445 :
立派な即身仏が元々寺に祀られてて、男が汚く死んだ事でその即身仏の価値が上がったますか?
519 = 12 :
【 問題 】>>446
>>513 NO ですが、即身仏になる手順を一部省いたので、汚物まみれに…
>>515 NO ですが、恐ろしげな苦悶の表情の断末魔の姿、汚物まみれ、爪は…おっとこのくらいで
>>516 あおう、すみません今日は見逃し多い…
>>507 NO 寺での暮らしぶりは変わりません。 ただ、考え方とかは変わったかもですね。
>>517 NO! 研究より「実践」のほうでした!
520 = 464 :
モドッタ
酒飲んで酔ったから即身仏になるつもりでしたか?
521 = 453 :
景気わりーなー。即身仏でもいりゃーお布施が沢山くるのになーみたいな寺ますか?
522 = 12 :
>>518 YEEEES!!! お見事!! 解説行きます!
523 = 447 :
その寺は即身仏になろうとする坊さんが集まる寺だった?
524 = 443 :
生臭坊主だった奴は即身仏にはなれず、地獄の鬼に食われたのだ…
だからこんな恐ろしい形相で…ますか?
525 = 443 :
あっ正解出てた イヤン恥ずかしい
526 = 12 :
【解説】 1/4 【 問題 】>>446
「即身仏に、オレはなる!」
男は急に言い出した。
彼は即身仏(ミイラ)を奉っている、とある寺に住む僧だった。
即身仏とは、土中で座したまま入滅してミイラとなること。
こう書くと簡単だが、当然ながらかなりの苦行である。
男は正直、徳が高いとはいえなかった。むしろかなりの俗物で、酒や煙草を嗜む、
いや嗜むどころか酒豪、ヘビースモーカーの類であった。
結果、不摂生が祟り、肝臓ガンと肺ガンで余命数ヶ月と宣告されたのが数日前。
どうせ死ぬなら即身仏になって祀られようじゃないか、と決心したのだった。
普通、土中に入る前に断食する(木の実だけ食す)のだが、すでにガンのせいで
やせ細っていた彼は「断食の期間はいらない、すぐ土中に入る」と言い張った。
「外との連絡用の穴も必要ない。外界から完全に遮断されて、集中したいのだ」
527 = 460 :
その後、その寺で即身仏になりたがる人が現れましたか?
528 = 444 :
男の死体は、究極の荒行の見本みたいな扱いにされましたか?
529 = 12 :
【解説】 2/4
周囲の者は反対したが、男の決意は固かった。
普段いい加減だった男の真剣な眼差しに、「死を前にするとこうも変わるものか」
とみな感じ入り、全て男の望み通りのやり方で手はずを整えた。
そうして男は大きな桶に入り、土中へと埋められたのであった。
…1時間後。 「…うぅ、小便してから入ればよかった…」
…2時間後。 「…び、ビッグ・ベンも…」
…3時間後。 「…この臭い、蒸し暑さ…たまらん」
…6時間後。 「は、吐きそう…あ、でも臭いにはちょっと慣れてきたかも」
…半日後。 「…腹減った…最近食欲なかったが、もう何も食えねぇと思うと急に…」
…1日後。 「はぁはぁ…なんか息苦しい気がする…」
…2日後。 「うぅ、食いモンはいらないから、水、水をくれ…!」
…3日後。 「だれか…だれかいないか…?暗い…狭い…怖い…!」
…4日後。 「いやだ!!こんなところでしにたくない!だして!だしてくれーー!」
…5日後。 「い、いやら…こんらところれ…ひとりれ…ひにたく…なひぃぃぃ…」
530 = 12 :
【解説】 3/4
…そして、2ヶ月後。予定通り、男の入れられた桶が掘り起こされる。
中に入っていた男の姿は…壮絶だった。
その指先は桶の内側を掻きむしったせいで爪が全て剥がれ、桶の中は血だらけだった。
もともとかなりやせ細り、脂肪も筋肉もなかったおかげか、腐らずにミイラ化はしていた。
…だが、そのせいで、男の断末魔の表情が、ありありと読み取れる。
激しい恐怖・絶望・後悔。…そして哀しみ。
男の眼の下に残された血の涙の跡が、彼の無念を物語っていた。
とても、悟りを開いたとは言い難い死に様。
男は、即身仏になろうとしたことで、かえって自分の醜い本性をさらけ出したのだった…。
531 = 12 :
【解説】 4/4 (ラスト)
しかし、彼の周囲の者にとっては、ある程度予想の範囲内ではあった。
「ある意味、この人らしい死に方だよな」
「いや、やはり即身仏になるというのは、かなりの荒行なのだろう」
「うむ、この苦しみよう…死を覚悟して悟りを開くのは、常人では無理であろうな」
「つまり…過去に即身仏になられたお坊様たちは、やはり凄い方々だったと」
「うむ。この人は、そのことをまさに身をもって教えてくれたのだ」
「それにしても無残な…是が非でも止めて、酒でも酌み交わしながら逝ってもらえばよかった…」
男は、手厚く葬られた。
僧としては決して徳の高くない男ではあったが、人徳はあったのだろう。
葬式はしめやかに行われる予定が、村中の人間が集まって、彼の墓に酒や食べ物をお供えした。
中には、墓のそばで酒盛りを始める者もいた。
しかし、それを咎める者はいない。それが、男への一番の供養だと、皆わかっていたから。
532 = 441 :
乙様でした
533 = 12 :
>>520 NOw なんという即物的なw でも、落語でありそうですねぇ
>>521 NO これも落語でありそう。
>>523 まぁYES? 昔から、徳の高いお坊さんが何人も即身仏となり祀られているお寺でした。
>>524 NO もうちょっと男に優しい解釈でした!
>>525 ドンマイ! (・∀・)
534 = 445 :
すごく納得の行く問題だったと思います。
設定も細かいし、何より解説に文才を感じる…
即身仏になった人って絶対に後悔する瞬間はあるんでしょうね!
乙でした!!!!
535 = 460 :
なるほど~
皆さん男をよく理解していたんだなあ。
「どうせ助からないんだから、最後まで?もうぜ。」
でも男らしかったかも。
乙さまでした~
536 = 453 :
乙でした(^O^)/
最初 飢えた人たちに食われて即身仏になる国(ねーよw)の話かと思ったw
537 = 466 :
ふーむ、乙でした
538 = 443 :
笑えるようでいてほろ苦いすなあ
やはり天寿を全うするのが一番ですね
乙様でした!明日も出題されるなら楽しみにしてます!
539 = 457 :
途中参加な上にすぐに離脱という体たらくでしたが生臭坊主か聞けただけで満足
乙でした~
540 = 447 :
乙でした
即身仏にならずに死んでいった方が皆幸せだったんじゃないかな、と思ってしまう位に慕われてますね
せめて供養とした酒盛りを喜んでくれるといいですね
541 = 464 :
お疲れさまでしたー
いい話なのか いやな話なのかw
542 = 12 :
>>532 乙さまでした! 52分、内容的には妥当と思いますが、
即身仏までが早かった割には、あとが長引いてしまいました。
思うに、「なぜ即物的な男が即身仏になろうとしたか?」
というのを肉付けしすぎて、不要な部分が増えすぎてしまったんでしょうね。
い、予想がついているかもしれませんが、
「即物的」→「即身仏」のダジャレから構想が始まって、こんな内容に…
>>534
ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!
ただ、上で書いたとおり「ウミガメのスープ」としては、肉付けが多すぎたかも
ただ、解説で書いた大部分は、みなさんに当ててもらったのでそこは良かったのかな
>即身仏になった人って絶対に後悔する瞬間はあるんでしょうね
途中で断念しちゃう人も多いとか。成功?した人は、最後に何を思うんでしょうね。
543 = 444 :
乙でした
全然閃かなかったけど、最初に即身仏に気づいた人は凄いですね
(-人-)ナモナモ
544 = 493 :
乙です
>「それにしても無残な…是が非でも止めて、酒でも酌み交わしながら逝ってもらえばよかった…」
そう言ってくれる人間がいるだけでも少しだけは幸せですよね
545 = 12 :
>>535
なんとなく、スープを煮込む課程で、「俗物的だし、酷い最後だけど、なんとなく憎めない性格だなぁ」
と思って、そこからはラストまでスラスラと。でも、実際、即身仏になるのは本当にすごいことですね。
>>536
おつでした! いや、食われたらミイラになれないw(あ、内臓だけ食えばいいか)
>>537
乙でした! ちょいと中だるみしましたが、納得いただけたでしょうか?
>>538
そう、カリカチュア?面白おかしく、悲劇を描いたような内容になりましたねー。
ちなみに、実際に即身仏になった人も、ほぼ老衰で死にそうな人ばかりだったとか
>>539
まぁ、そういう時もありますw 最後また戻ってきていただけて良かったです!
546 = 12 :
>>543
そう、最初に閃いた方は、どこから閃いたんでしょうね?
タイトルからだとしたら…傾向、読まれてますなw
>>544
はい、そっちのほうが、本当の彼らしい死にかただったでしょう。
でも、ついやる気になっちゃって…周りも、そんな男の意気にほだされちゃったのでした。
※ でなければ、本来、即身仏になる時、逃げ道がないような段取りはあり得ないのでした
それでは、名無しに戻ります!ご参加ありがとうございました! ではまた明日!!
(そして、最近、ほかの出題者さんどうしてるのカナー、と待ちつつ…)
547 = 445 :
どなたか残ってらっしゃいますかね?
喫茶店さんの良問の後で恐縮しますが、軽めのスープいかがでしょうか?
>>喫茶店さん
タイトルでなんか浮かびました
548 = 441 :
ノシ
549 = 444 :
ノシ
550 = 443 :
やったー ノシ
みんなの評価 : ○
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