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元スレ悪人「落ちたか……この高さでは助かるまい」手下「一応死体を確認しません?」
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悪人「クックック……ここまでだな、ヒーロー!」ジリ…
ヒーロー「おのれっ……!」ジリ…
ヒーロー「あっ!?」グラッ
ヒーロー「あああああああっ……!」
ヒュゥゥゥゥゥ…
悪人「落ちたか……この崖の高さでは助かるまい」
ヒーロー「おのれっ……!」ジリ…
ヒーロー「あっ!?」グラッ
ヒーロー「あああああああっ……!」
ヒュゥゥゥゥゥ…
悪人「落ちたか……この崖の高さでは助かるまい」
普通に考えて必要ない確認は部下にやらせない
いい上司じゃないか
いい上司じゃないか
悪人「さあ、帰るぞ!」
手下「あのー」
悪人「ん?」
手下「一応死体を確認しません?」
悪人「死体? こんな高さから落ちて生きてるわけないだろ」
手下「でも、万が一ってこともありますし……もし生きてたら死ぬ気でリベンジに来ますよ、きっと」
悪人「それはまずいな……」
悪人「よし、ちゃんと死体を確認しよう!」
手下「あのー」
悪人「ん?」
手下「一応死体を確認しません?」
悪人「死体? こんな高さから落ちて生きてるわけないだろ」
手下「でも、万が一ってこともありますし……もし生きてたら死ぬ気でリベンジに来ますよ、きっと」
悪人「それはまずいな……」
悪人「よし、ちゃんと死体を確認しよう!」
悪人「しかし……」
悪人「この高さ……どうやって降りればいいんだ?」
手下「飛び降りるとか?」
悪人「飛び降りたら俺も死ぬだろうが!」
手下「ごもっとも」
悪人「仕方ない、崖の下に降りれるような階段がないか探してこい!」
手下「アイアイサー!」
悪人「この高さ……どうやって降りればいいんだ?」
手下「飛び降りるとか?」
悪人「飛び降りたら俺も死ぬだろうが!」
手下「ごもっとも」
悪人「仕方ない、崖の下に降りれるような階段がないか探してこい!」
手下「アイアイサー!」
だいたい言い出しっぺが生かされるのに(高所的な意味で)勇気のある手下だな
悪人「ってオイイイイイイイイ!!これ絶対生きてるパターンでしょオオオオオオオ!?リベンジマッチで俺負けるパターンでしょオオオオオオオ」
悪人「どうだった?」
手下「ダメですね、階段はありません!」
悪人「くそっ、こうしてる間にもヒーローは息を吹き返してるかもしれんというのに……」
手下「となると、打つ手は一つしかありませんね」
悪人「どんな手だ?」
手下「ロープで降りるんです!」
悪人「マジで?」
手下「マジです」
手下「ダメですね、階段はありません!」
悪人「くそっ、こうしてる間にもヒーローは息を吹き返してるかもしれんというのに……」
手下「となると、打つ手は一つしかありませんね」
悪人「どんな手だ?」
手下「ロープで降りるんです!」
悪人「マジで?」
手下「マジです」
ヒーロー「なんで2回落とされてるんだよ俺…あいつもちょっと考えろよ…あたまおかしいんじゃねぇの?」
仮面ライダーを追い詰めたのに崖から滑って死んだ奴とかいないだろうな
悪人「といっても、ロープなんざ持ってないぞ」
手下「ないなら作るしかありませんね」
手下「さいわい、ここは山ですから、材料となる蔓はたっぷりあります」
悪人「そこまでやんなくていいと思うけど……」
手下「ですが、ちゃんと死体を確認しないと我々は枕を高くして寝れませんよ?」
悪人「それもそうだな……作るか」
手下「ないなら作るしかありませんね」
手下「さいわい、ここは山ですから、材料となる蔓はたっぷりあります」
悪人「そこまでやんなくていいと思うけど……」
手下「ですが、ちゃんと死体を確認しないと我々は枕を高くして寝れませんよ?」
悪人「それもそうだな……作るか」
>>1
なんか脱線してねえか
なんか脱線してねえか
手下「蔓同士をこうやってねじり合わせて、頑丈なロープにするんです」ネジネジ
悪人「うまいな、お前」ネジネジ
手下「子供の頃から図工は得意でしたからねえ」ネジネジ
悪人「ったく、やっとヒーローを倒したのに、なんで内職みたいなことするはめに……」ネジネジ
手下「ヒーローが崖から落ちないように追い詰めるべきでしたね」ネジネジ
悪人「難しいこというなよ……」ネジネジ
悪人「うまいな、お前」ネジネジ
手下「子供の頃から図工は得意でしたからねえ」ネジネジ
悪人「ったく、やっとヒーローを倒したのに、なんで内職みたいなことするはめに……」ネジネジ
手下「ヒーローが崖から落ちないように追い詰めるべきでしたね」ネジネジ
悪人「難しいこというなよ……」ネジネジ
>>23
くっさ
くっさ
悪人「できた!」
手下「これだけ長さがあれば大丈夫のはず!」
悪人「だが、強度が足りなきゃ死ぬ……ちょっと二人で引っぱってみるか」
手下「アイアイサー!」
グググッ… グググッ…
悪人「よし、これなら大人二人ぶら下がっても大丈夫だろ」
手下「さっそくロープを木に結んで、崖下に垂らしましょう!」
手下「これだけ長さがあれば大丈夫のはず!」
悪人「だが、強度が足りなきゃ死ぬ……ちょっと二人で引っぱってみるか」
手下「アイアイサー!」
グググッ… グググッ…
悪人「よし、これなら大人二人ぶら下がっても大丈夫だろ」
手下「さっそくロープを木に結んで、崖下に垂らしましょう!」
ヒュゥゥゥゥゥ…
悪人「……こえー」
悪人「なぁ、高さ50メートルはあるんだけど、マジでいくの?」
手下「今さらなに怖気づいてんですか!」
悪人「いや、これならもう100%死んでるって、確認作業いらないって」
手下「そういうところから生き延びるから、奴はヒーローなんですよ」
悪人「そういうもんかなぁ……。いくらヒーローだってこの高さから落ちたら死ぬと思うけど……」
悪人「……こえー」
悪人「なぁ、高さ50メートルはあるんだけど、マジでいくの?」
手下「今さらなに怖気づいてんですか!」
悪人「いや、これならもう100%死んでるって、確認作業いらないって」
手下「そういうところから生き延びるから、奴はヒーローなんですよ」
悪人「そういうもんかなぁ……。いくらヒーローだってこの高さから落ちたら死ぬと思うけど……」
手下「じゃあ、お先にどうぞ」
悪人「え、俺が先!?」
手下「こういうことはやっぱり上司ファーストじゃないと」
悪人「いやいやいや、公平にジャンケンで決めようよ!」
手下「これ以上時間かけてたら、ヒーローが息を吹き返しちゃいますよ!」
悪人「いや、だからお前が先に行けば……」
手下「いいから行けっ!」グイッ
悪人「バカ押すな! 分かった、行くよ! 行きますよ! ちくしょー!」
悪人「え、俺が先!?」
手下「こういうことはやっぱり上司ファーストじゃないと」
悪人「いやいやいや、公平にジャンケンで決めようよ!」
手下「これ以上時間かけてたら、ヒーローが息を吹き返しちゃいますよ!」
悪人「いや、だからお前が先に行けば……」
手下「いいから行けっ!」グイッ
悪人「バカ押すな! 分かった、行くよ! 行きますよ! ちくしょー!」
グイッ… グイッ… グイッ…
悪人「こええええ……!」
悪人「……」チラッ
悪人「ひっ、すごい高さ!」
手下「下見ちゃダメですよ! ロープだけに意識を集中するんです!」
悪人「分かったよぉ……!」
悪人「だけどもし、ヒーローがナイフかなんか投げてきてロープを切ったら――」
手下「余計なこと考えないで下さい!」
悪人「こええええ……!」
悪人「……」チラッ
悪人「ひっ、すごい高さ!」
手下「下見ちゃダメですよ! ロープだけに意識を集中するんです!」
悪人「分かったよぉ……!」
悪人「だけどもし、ヒーローがナイフかなんか投げてきてロープを切ったら――」
手下「余計なこと考えないで下さい!」
大人2人分の体重支えられるロープ的なものを投げナイフで切るのって難しくね
グイッ… グイッ… グイッ…
悪人「やっと半分くらいまで来た……!」
手下「あと少しです! 頑張りましょう!」
悪人「……」チラッ
悪人「だけど、まだすごい高さ! やっぱり引き返さない?」
手下「なにいってんですか! こんなところから引き返せるわけないでしょう!」
悪人「だって、また下見たら、一気に血の気が引いちゃって……」
手下「下見るなっていったろうが!」
ニャーン…
悪人「ん?」
悪人「やっと半分くらいまで来た……!」
手下「あと少しです! 頑張りましょう!」
悪人「……」チラッ
悪人「だけど、まだすごい高さ! やっぱり引き返さない?」
手下「なにいってんですか! こんなところから引き返せるわけないでしょう!」
悪人「だって、また下見たら、一気に血の気が引いちゃって……」
手下「下見るなっていったろうが!」
ニャーン…
悪人「ん?」
子猫「ニャーン」
悪人「なんで、こんなところに子猫が……!?」
手下「猫は木登りとか得意なんで、この崖に登ったはいいが、降りれなくなったってとこですかね」
悪人「……」
悪人「おい、猫! 肩に乗れ!」
子猫「ニャン」ピョコン
悪人「安心しろ……俺が必ず地上まで降ろしてやるからな」
手下(たまにかっこいいからずるいよなぁ……この人)
悪人「なんで、こんなところに子猫が……!?」
手下「猫は木登りとか得意なんで、この崖に登ったはいいが、降りれなくなったってとこですかね」
悪人「……」
悪人「おい、猫! 肩に乗れ!」
子猫「ニャン」ピョコン
悪人「安心しろ……俺が必ず地上まで降ろしてやるからな」
手下(たまにかっこいいからずるいよなぁ……この人)
ザッ ザッ
悪人「やっと降りれたー!」
手下「やったー!」
子猫「ニャーン」
悪人「いやー、人間やればできるもんだな」
手下「ホントですね! 正直二人とも転落死ってオチになるかと……」
悪人「さ、帰るか!」
手下「いやいやいや、ヒーローの死体を確認しないと!」
悪人「ああ、そういえば、忘れてた」
手下「ったく、目的を忘れないで下さいよ」
悪人「やっと降りれたー!」
手下「やったー!」
子猫「ニャーン」
悪人「いやー、人間やればできるもんだな」
手下「ホントですね! 正直二人とも転落死ってオチになるかと……」
悪人「さ、帰るか!」
手下「いやいやいや、ヒーローの死体を確認しないと!」
悪人「ああ、そういえば、忘れてた」
手下「ったく、目的を忘れないで下さいよ」
悪人「……どうだ?」
手下「ダメです、見つかりません!」
悪人「あの崖から落ちたなら、死体はこの辺になきゃおかしい……」
悪人「ってことはやっぱり、ヒーローは生きてたのか!」
手下「ええ、奇跡的に生き延びて、もう逃げてしまった可能性が高いですね」
悪人「そんなぁ……マジかよぉ……。せっかくこんなに苦労したのに……」
手下「ダメです、見つかりません!」
悪人「あの崖から落ちたなら、死体はこの辺になきゃおかしい……」
悪人「ってことはやっぱり、ヒーローは生きてたのか!」
手下「ええ、奇跡的に生き延びて、もう逃げてしまった可能性が高いですね」
悪人「そんなぁ……マジかよぉ……。せっかくこんなに苦労したのに……」
悪人「あーあ、終わった!」
悪人「きっとヒーローは追い詰められて落ちた恨みで、パワーアップしてくるに違いない!」
手下「でしょうね……」
悪人「ということは、もはや俺たちに勝機はない!」
悪人「手下よ、今日までご苦労だった」
手下「なぜ突然?」
悪人「奴のリベンジを受けるのは、俺だけで十分だ。お前まで巻き込みたくはない……」
手下「悪人さん……」
悪人「きっとヒーローは追い詰められて落ちた恨みで、パワーアップしてくるに違いない!」
手下「でしょうね……」
悪人「ということは、もはや俺たちに勝機はない!」
悪人「手下よ、今日までご苦労だった」
手下「なぜ突然?」
悪人「奴のリベンジを受けるのは、俺だけで十分だ。お前まで巻き込みたくはない……」
手下「悪人さん……」
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