海未《あなたは最低です！》

穂乃果「……っく、う」

雪穂（お姉ちゃん……）

穂乃果「……全部私のせいだ」

穂乃果「……」

穂乃果「自殺しようかな……」ﾎﾞｿ

雪穂「！？」

雪穂「お姉ちゃん！」ｶﾞﾁｬ

穂乃果「あ……雪穂？」

雪穂「え、えっと！お姉ちゃんになにがあったのか私にはよくわからないけど……元気だしなよ」

穂乃果「……」

雪穂「冷蔵庫に入ってる私のプリンあげるからさ！ね？」

穂乃果「……」

穂乃果「……ほんと？」

雪穂「！？うんうん！なんなら持ってきてあげる！」

穂乃果「……」

穂乃果(あれ？これ使える…？)

雪穂「ほらあーんして」

穂乃果「あー……」

雪穂「お姉ちゃん……良かったらなにがあったか私に話してほしいな」

穂乃果「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

穂乃果「……私がラブライブに夢中なせいでことりちゃんのこと……なにも気づかなかったんだ」

雪穂「ことりさん引っ越しちゃうんだよね……」

穂乃果「馬鹿みたいに意気込んで風邪ひいてみんなに迷惑かけて……結局出場も辞退することになって」

雪穂「私もお姉ちゃんをとめなかったから……」

穂乃果「雪穂のせいじゃないよ……全部私のせい」

穂乃果「……それでね、私スクールアイドルをやめますってみんなに言ったんだ」

雪穂「え……」

穂乃果「そしたら海未ちゃんにはたかれて……うぅ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

穂乃果「うあああ……ああぁぁぁ……」

雪穂「お姉ちゃん……そんなことになってたなんて……」

穂乃果「ありがとう雪穂……っ、話したら少しスッキリした気がする……」ｽﾞﾋﾞ

雪穂「私で良かったらいつでも話ぐらい聞くから……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果「うん……う゛ん……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ほのか(取りに行ってる間に死のう)

だって可能性感じたんだ～

破道の九十「黒乳首」

穂乃果(妹のくせに生意気なんだよなぁ)

雪穂「お姉ちゃんのごはんは部屋の前に置いとくから今日はゆっくり休みな……」

穂乃果「うん……」

雪穂「お母さんにはわけ話しとくから……」ｶﾞﾁｬ

バタン……


穂乃果「……」

穂乃果「……」ﾎﾟﾁ

ﾜﾁｬﾄﾞｳｰ♪ ﾜﾁｬﾄﾞｳｰ♪

穂乃果「……」

穂乃果「……」ｶﾀｶﾀ

［迷惑 かけない 自殺］

［痛くない 自殺］

［天国 行き方］

穂乃果「……」

［検索］ｶﾁ

穂乃果「……あ」

海未「……おはようございます」

穂乃果「おはよう……」

海未「……」ﾃｸﾃｸ

穂乃果「……」ﾃｸﾃｸ

穂乃果「……え、と」

海未「……」

穂乃果「……ぅ」

穂乃果「……」ｳﾂﾌﾞｾ

ヒデコ「穂乃果？また寝てんの？」

穂乃果「うん……」

ヒデコ「お昼、私達と食べる？」

穂乃果「いらない……」

ミカ「ことりちゃんのことがやっぱり……」

穂乃果「……」ﾁﾗ

海未「……」

穂乃果「……」ｸﾞｽ

穂乃果「おばちゃんこんにちは……」

「おやおや穂乃果ちゃんおつかいかい？」

穂乃果「あはは……そんなとこかなぁ？」

穂乃果「えっとおばちゃん練炭ある？」

「練炭ね、サンマでも焼くのかい」

穂乃果「サンマか……」

「はい練炭」

穂乃果「ありがとうおばちゃん……」

「またおいで」

穂乃果「……うん、またくる」

真姫『穂乃果……？どうしたの？』ﾋﾟｯ

穂乃果「真姫ちゃん？あのね、お願いがあるんだけど」

真姫『お願い……？スクールアイドルのことなら……』

穂乃果「お薬がほしいんだ、塩化カリウムっていうやつ」

真姫『そんなのなにに使うのよ……』

穂乃果「えっと……理科の実験かな？あはは」

真姫『嘘をつくならもっとマシな嘘をつきなさいよ』

真姫『で、なににつか……』

ブツ！ ツー…ツー…ツー

真姫「……穂乃果？」

穂乃果(そうだ、死ぬ前に股開いておこう…)

穂乃果「……やっぱり簡単には手に入らないね」

穂乃果「ロープは痛そうだし……やっぱり練炭にしよう」

穂乃果「おかーさん！」

ほのママ「穂乃果？」

穂乃果「車の鍵を貸して！ちょっと前買い物行った時に忘れものしちゃった！」

ほのママ「はいはい……気をつけなさいよ」

穂乃果「うん！」

穂乃果「いそご……」ﾀﾞﾀﾞｯ

雪穂「ただいまー」

穂乃果「あっ雪穂……ちょっとそこ通るね」

雪穂「……お姉ちゃんどこいくの？」

穂乃果「……ちょっとおさんぽ」

雪穂「炭持って？」

穂乃果「近所のおばちゃんがサンマを食べたいんだって！」ﾀﾞﾀﾞｯ

雪穂「……」

いくつの設定だよ

穂乃果「よいしょ……」ﾄﾞｻ

穂乃果「誰も見てないよね……」

穂乃果「……」ｼｭﾎﾞ

パチパチパチ…

穂乃果「ほんとにこんな簡単に死ねるのかな……」

穂乃果「車……汚れちゃう……お母さんごめんね……」

穂乃果「げほ、ごほ！」

穂乃果「……ぅ！？」

穂乃果「がっ！げほげほげほ！」

穂乃果（ああ……これけっこうすごい）

穂乃果（いしきが……）

穂乃果（みんな……わたしのせいでふりまわしちゃってごめんね）

穂乃果「げっ！……がはがは」

穂乃果（おかあさんおとうさんのとこでうまれて……わたし、しあわせだったよ……）

穂乃果「がは……ぐ」

穂乃果（ことりちゃん……きづけなくてごめんね……わたしバカだから……うまれかわったらあたまよくなるね）

穂乃果「ぐが！こは……ごほ」

穂乃果（うみちゃんはまだおこって……る……かな……なかなお……りしたかったけど）

穂乃果（わたしがしんだらきっとよろこんで……くれるよね……めいわくばっかかけて……るし）

穂乃果「ぁ……」

穂乃果（ぅ……）

あ

パリン！

穂乃果「ぶはぁ……はぁはぁ……！！」

穂乃果「あえ……なんで」

雪穂「お姉ちゃん、なにやってるの！」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

穂乃果「ゆいほ……てからちが」

雪穂「そりゃ車のガラスわったんだから」

穂乃果「……どして」

雪穂「こっちのセリフだよ……なに考えてんの？」

穂乃果「さんま……」

雪穂「ふざけないで！練炭で自殺しようとしてたんでしょ！」

穂乃果「げえええ……」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

雪穂「！？ おねえちゃん」

穂乃果「うげええぇ……」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

雪穂「しっかりしてお姉ちゃん……！」

穂乃果「ゆきほ……なんでじゃまするの」

雪穂「やめてよ……しなないでよおねえひゃ……」ｸﾞｽ

雪穂「ぷりんあげたじゃん……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

穂乃果「……」

穂乃果（失敗した……）

雪穂「お母さんにはうまく誤魔化しとくから……バレたら大変だもんね」

穂乃果「ぅ……」ﾖﾛ

雪穂「まだフラフラする？」

穂乃果「大分なおってきた……」

雪穂「一応明日、病院言ってきた方がいいよ」

穂乃果「……びょういん」

雪穂「おねえちゃん……」

穂乃果「……」ｷﾞｭ

雪穂「もうあんなバカなことはやめて……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

穂乃果「……うん」

穂乃果「もうしないよ、だいじょうぶ」

穂乃果「……検索」ｶﾁ

穂乃果（雪穂は優しいな……私なんか生きててもみんなを苦しめるだけで価値もない人間なのに）

穂乃果（う～ん、練炭で自殺はあんがい上手くいけそうだったけどとじきってる場所じゃないとできないしな）

穂乃果（場所は限られるしやろうとしてもまた雪穂にバレちゃうかもしれないし……別の方法を考えないと）

穂乃果（この際、多少の痛みはかんがえなきゃダメかな……練炭がうまくいってさえいればなぁ）

穂乃果（よっし！がんばろう！）

穂乃果（これがみんなのために私ができることだから！）

穂乃果「やるぞ～！」

雪穂（良かった……気付けて本当に）

雪穂（でもあと少し遅れてたらお姉ちゃんは……）ｿﾞｸ

雪穂（やだ……絶対にやだ！やだやだやだ！）

雪穂（どうしたら……）

雪穂（……そうだ！）ﾋﾟｯﾋﾟｯ

海未『……はい、もしもし』

雪穂「海未さん！」

海未『雪穂、どうしました……？』

雪穂「お、お姉ちゃんが自殺しようとしたんです。」

海未『そんな、穂乃果が自殺だなんて…』

海未『それで、今穂乃果は？』

雪穂「部屋にいると思います…」

雪穂 「お姉ちゃん、全部自分で抱え込んじゃってそれで自殺なんて真似を」ｸﾞｽｯ

海未『とにかく、今からそちら・・・』ﾊｯ

雪穂「えっ」

海未（でも、私は穂乃果にあんなことを）

雪穂「もしもし？海未さん？」

海未（穂乃果に会わせる顔がありません・・・）

海未『無理ですよ。私では穂乃果を止めることなんてできま・・』

雪穂「私じゃだめなんです！！」

海未『雪穂・・・』

雪穂「どうか、お姉ちゃんを助けてあげてください！！！！！」

乳首黒そう

穂乃果「うーん」ｶﾁｶﾁｯ

穂乃果（飛び降りとかは痛そうだしなぁ・・・）

穂乃果（出掛けようとすれば雪穂に見つかるだろうし・・・）

ｶﾁｶﾁｯ

穂乃果「こうなると痛そうだけど首吊りかなぁ」

穂乃果（急いでやっちゃえば雪穂に止められることもないだろうし・・・・）

穂乃果（みんなにかけた迷惑に比べたら・・・）

穂乃果(多少の苦しみは仕方ないよねっ！)

穂乃果「やるったらやる、だよねっ・・・」

穂乃果（頑丈なロープなかったかな）ｶﾞｻｺﾞｿ

黒

海未（まずは穂乃果と会って話しましょう）

ｶﾞﾗﾗﾋﾟｼｬｯ　ﾀｯﾀｯﾀｯ

海未（穂乃果がそこまで追い込まれていただなんて）

海未（私、幼馴染失格ですね）

海未（私だってことりが留学してしまうのは嫌です）

海未（穂乃果が死んでしまうのはもっと嫌です）

海未（みんなあなたを信じて頑張ってきたんですよ）

海未（あなたがいなくなったら私たちは何を・・・・）

海未（自殺なんて最低です）

海未（ですが、それに気づけなかった私はもっと・・）

？？「あら？海未じゃない」

真姫「こんな時間にどうしたのよ」

海未「真姫・・・」

真姫「そんな怖い顔して何かあった？」

海未「真姫、落ち着いて聞いてください」

海未「実は、雪穂から穂乃果が自殺しようとしたって連絡が来たんです」

真姫「嘘、何よそれ・・・」

海未「穂乃果は一人で色々背負い込んでいたようで・・・」

真姫「穂乃果に限って自殺だなんて・・・・」

海未「それで、私は今から穂乃果の家へ向かうのですが・・」

真姫「なら私も行くわ！穂乃果を死なせたりなんてさせない！」

海未「真姫が来てくれると心強いです、急ぎましょう」ﾀﾞｯ

真姫（塩化カリウム・・そういうことね・・）

真姫（まだ、間に合うわよね・・穂乃果・・）

家の庭で練炭自殺しようとしたら気付かれる二決まってんだろ

穂乃果（よしっ、準備できたっ！）

穂乃果（あとは雪穂に気づかれないように・・）





穂乃果（今がチャンスかな？）

穂乃果（首に縄をかけてっと・・）

穂乃果（怖いけど、思いっきりやった方がいい・・よね・・）

穂乃果（よーし！３、２、１、Dive！）ｷﾞｯ　ｷﾞｭｳｩ

穂乃果（えっ、何これっ！やっぱ苦しいっ！！）ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果（く・・・・くるひいよぉ・・・・・・）ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果（うぅ・・・もう力・・・・ひゃいらなぃ）

穂乃果（雪穂・・・海未ちゃん・・ことりちゃん・・・・今まで迷惑ばっかかけてごめんね・・）

穂乃果（ビニールシート・・・ひいておけば・・・よかったかな・・・）

穂乃果（迷惑かけるのこれで最後だから・・・許して・・ね）

穂乃果（あれっ・・・何だか頭が・・ボーっとしてきて・・・）

雪穂「ｴｰｯﾄ、ｴｰｯﾄ」

海未「雪穂！！！！」ｾﾞｴｾﾞｴ

雪穂「海未さん！！それに真姫さん！！！」

真姫「いっ今、穂乃果はどこにいるのよ！」ﾊｧﾊｧ

雪穂「自分の部屋だと思いま・・・！？」

ｶﾞﾗﾗｯ

海未「お邪魔します！！！」

真姫「お邪魔します！！！」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ　ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

真姫（お願い！）

海未（どうか！）

海未・真姫（間に合って！！）

ﾊﾞﾝｯ

穂乃果「・・・」

海未「う、うそですよね・・・」ｶﾞｸｯ

真姫「穂乃果ぁ！！！！」

穂乃果「・・・」

真姫「海未！早く下ろすわよ！！海未っ！！！！」

海未「わっ、私のせいです・・・・・・」ﾜﾅﾜﾅ

真姫「海未っ！」

海未「穂乃果ぁ・・・穂乃果ぁ・・・・」ﾜﾅﾜﾅ

海未「私が・・・私が・・・・・・」

真姫「ｷｯ」ﾊﾟｼﾝ!

海未「・・・ま・・き？」

真姫「まだ穂乃果が死んだって決まってない！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海未「すみません、真姫・・・私取り乱して・・・・」

雪穂「あの～真姫さん？海未さん？お姉ちゃんは・・・」

海未「雪穂・・・・」

真姫「雪穂ちゃん・・・救急車をお願い」

雪穂「えっ、お、お姉ちゃん・・！？」

真姫「一刻を争うの！！」

真姫「お願い」

雪穂「は・・・・はい」ｳﾙｳﾙ

真姫「海未は穂乃果を下ろすの手伝って」

真姫「早くしないと助かるものも助からないわ！」

海未「はいっ！」

真姫（幸い、まだ吊ってからまだそんなに時間は経ってない）

真姫（救急車が来るまで私が何とか・・・）

真姫「お願いだから目を覚ましなさいよ！穂乃果ぁ！」

海未「お願いです・・・穂乃果・・・・・起きてください・・・」

あうあうあー

海未（穂乃果・・・、ごめんなさい、私のせいで・・・）

真姫「何ボサっとしてるのよ！！ どきなさいよ！！」

海未「ま、真姫？？」

真姫「心臓マッサージしないと！！」

海未「え、ええ！！」

ﾕｯｻﾕｯｻ

穂乃果「・・・」

海未「穂乃果！！」

ｸﾞｯ､ｸﾞｯ､ｸﾞｯ…


ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…

ほのママ「穂乃果！？？」

海未「お母さん、救急車は？？」

ほのママ「穂乃果っ！！！」

真姫「邪魔しないでよ！！」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…

雪穂「西木野さん！救急車は6分くらいで来るって…。」

真姫「ﾏﾆｱﾜﾅｲﾜﾖ!!」

乳首は黒かった

真姫「ﾀﾞﾒｪ!!　心臓が動かない・・・」

海未「嘘、ですよね・・・・何とかしてやってください、真姫！！」

真姫「どうにもならないわよ！！！」

真姫「元はといえば、海未が冷たく当たったからこんな事になったんでしょう！？」

海未「・・・」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ･･･

雪穂「真姫さん、海未さん！救急の人が来ました！！」

救急隊員Ａ「病院に搬送します。後は我々に任せてください」

真姫「私もついていくわよ！！」

雪穂・海未「私も行きます！！」

ほのママ「私もお願いします！！」

救急隊員Ａ「患者の処置がしづらくなくので、付き添いは３人まででお願いします」

救急隊員Ｂ「家族の方二人と、ご友人の方はどうか一人に・・・」

海未「・・・幼馴染の私が行きます！！」

真姫「ハァ！？誰のせいでこんな事になってると思ってるのよ！！」

真姫「それに、さっきから海未は見ているだけで何もしていないじゃない！！」

海未「う・・・」

真姫「私がついていきます」

救急隊員Ａ「チッ…」

全部乳首が悪い

隊員Ａ「電気ショックを与えます。離れてください」

雪穂「おねえちゃん！！おねえちゃんっ！！」

ほのママ「雪穂、離れなさい！！」

ﾋﾟｰ…

隊員Ｂ「・・・心肺蘇生を再開します」

雪穂「ねえお姉ちゃんは助かるんですか！！？」

隊員Ｂ「・・・」

雪穂「助かるよね、お母さん！！！」

ほのママ「黙りなさい！！」

隊員Ａ「もう一度ショックを与えます」

雪穂「・・・うっ・・・うっ・・・」

真姫（・・・何でこんな事に・・・。）

隊員Ｃ「そろそろ病院に到着します、降車する準備をしてください」

雪穂「うっ・・・あっ・・・あ・・」


隊員Ｃ「後は病院の方々に託します」

ラブライブ本線に出場できる可能性が大なのに留学するとかことりの頭おかしい

真姫ママ「搬送急いで！」

隊員D「患者の意識！依然回復しません！」

穂乃果「……」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

雪穂「お姉ちゃん……私だよ、雪穂だよ」

ほのママ「穂乃果……穂乃果……！」

穂乃果「……」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

雪穂「返事してよぉ！！」

海未「……」

真姫ママ「……っ」

学歴は？