元スレ真「魔法の指輪が無くたって」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
51 = 1 :
千早「ごめんなさい…私が間違えたから…」
春香「千早ちゃんは悪くないよ!私がよく確認せずに渡したから…」
真「うーん…」
P「どうしたんだ、真?」
52 = 1 :
真「この肉じゃが、まだ何とかなるかもしれせんよ?」
亜美「えっ!?」
真美「本当に!?」
春香「いや、流石にここからは…」
53 = 1 :
真「千早、ちょっとかしてみて」
千早「え、えぇ…それはいいんだけれど…」
真「こうなったら…こうして…」カチャカチャ
春香「サルサソースと?」
千早「とろけるチーズで?」
54 = 1 :
真「できた!」
亜美「うあうあー!?洋風肉じゃがだぁ!」
真美「でも肝心の味は…モグモグ…美味ちい!?」
春香「凄い!こんなの私でもできないよ!」モグモグ
55 = 1 :
千早「でもどうして真がこんなことを?」
P「これも指輪の力なのか?」
春香千早「「指輪?」」
真「実はね…」
カクカクシカジカマコマコリンリン
春香「そんなことが…」
56 :
あんたやってただろ
57 = 1 :
千早「にわかには信じがたいけれど…これを見せられると…」
P「信じるしかないな…」
真「へっへーん、これからはこういうキャラでやっていきますからね!」
亜美「うあうあー!だからダメだっばー!」
真美「そうだよぉ!」
58 = 1 :
千早「何であなたたちがそんなに反対するのよ…」
真美「だ、だって、まこちんが変わっちゃうんだよ!?」
亜美「そうだよぉ!まこちんがまこちんでなくなるなんていやだよぉ!」
59 = 1 :
春香「いや、別にスポーツ番組やめて料理番組始めるだけでしょ?」
亜美「だから何でそんなに落ち着いていられるのさ!」
真美「みんな薄情だよぉ!」
P「いや、だからな亜美、真美…」
60 = 1 :
亜美「だいたいはるるんはもっと危機感持たないと!」
春香「へ?私?」
真美「そうだよ!はるるんの第二にホームである料理系にお仕事がまこちんに取られちゃうよ?」
61 = 1 :
春香「え?第一は何なの?」
亜美「そりゃリアクションっしょ?」
春香「私はアイドルですよ!アイドル!!」
真美「えっ!?」
春香「本気で驚かれた!?」
63 = 1 :
亜美「でも真面目な話、こんなにかっこいいまこちんが料理できちゃったらはるるんは…」
真美「もうリボンだけじゃ…」
春香「誰が無個性だ!」
千早「そこまで言ってないわよ…まぁ、ボロクソだけれど…」
64 = 1 :
P「大丈夫だぞ、春香。モコズキッチンが始まってもおしゃべりクッキングはなくならなかっただろ?」
春香「それ全くフォローになってませんよ!?」
65 = 1 :
P「こうして真のキャラ変更は着々と進められた…」
真「ほら、オリーブオイルはこの高さからなりよ?」キャピピピピ-ン
カメラマン「いいよぉ!かっこいいのに可愛いよ、真ちゃん!」カシャァカシャァカシャア
ファン「きゃぁぁぁぁあ!?真様ぁぁぁぁぁあ!」
雪歩「可愛い真ちゃんも良すぎぃ~~~!!!」
P「最初はどうなることかとも思ったが、世間ではこれまで以上に受け入れられたようだ…」
66 = 1 :
真「へっへーん!どうですか!これが僕の実力ですよ!」
P「いや、別に俺は疑ってはいなかったけど…」
亜美真美「「ぐぬぬぬぬ…」」
伊織「あんたたちはまだやってんの?」
67 = 1 :
亜美「だってぇ…」
真美「まこちんがぁ…」
伊織「にしたってしつこいわよ」
68 = 1 :
響「なんだお前たち、今の真は嫌いか?」
亜美「嫌いとかそういうんじゃないけど…」
響「ならいいじゃないか」
真美「でもぉ…うあうあー!なんかよくわかんないけどとにかくダメだよぉ!」
伊織「意味わかんないわね…」
69 = 1 :
P「まぁ2人ともなんやかんやで最年少の子供だからな…頭では理解できても、感情を抑えられないこともあるだろうさ…」
亜美「とにかく!亜美たちは認めないかんね!」プンスカ
真美「そーだ、そーだ!」プンスカ
70 = 1 :
真「それはそうと今日は2人にプリンを作ってきたんだけど…」
亜美「プリン!?」
真美「食べる!」
71 :
真「はい、どうぞ」
亜美「美味ちい!」モグモグ
真美「まこちん大好き!」モグモグ
伊織「理屈でわからなくても味覚でならわかるの?」
P「いや、それは…」
72 = 1 :
真美「いつまでもそのままのまこちんでいてね!」モグモグ
亜美「ありのままが一番だよ!」モグモグ
響「手のひらクルックルだぞ…」
真「へへへ、美味しいなら良かったよ」
73 = 1 :
伊織「それにしてもつけたらお淑やかになる指輪ねぇ…」
P「どうしたんだ伊織?」
伊織「いや、ちょっとね…」
響「それはそうと雪歩遅いな。このままじゃ収録に間に合わないぞ?」
74 = 1 :
P「確かにな。ちょっと探しに…」
prrrr
P「ん?電話か…はい、もしもし?律子か…えっ!?あずささんが!?」
響「間が悪すぎるぞ…」
75 = 1 :
P「いや、探しに行きたいのはやまやまなんだが…」
伊織「いいわよ。雪歩は私たちで探してくるから」
P「そうか?」
76 = 1 :
亜美「亜美たちも探すー!」
響「そうだな、二手に分かれて探そう」
真美「ラジャー!」
P「すまん、よろしく頼む」
77 = 1 :
亜美「おーい、ゆきぴょーん!」ガサガサ
真美「どこー!?」ゴソゴソ
真「…雪歩がそんなところに居るわけないだろ?」
78 = 1 :
亜美「だってどこ探してもいないんだもん」
真「だからってゴミ箱の中に居るわけないだろ?」
79 = 1 :
真美「あ、いた!」
真「え?どこに?」
亜美「本当だ!あそこに縛られてる!」
真「あぁ、本当だね、あそこに縛られ…って、えぇぇぇ!?」
80 = 1 :
雪歩「う、うぅ…」
亜美「何してんの、ゆきぴょん?」
真美「早く外してあげよー!」
真「ちょっとちょっと!流石に怪しいてば!」
81 = 1 :
雪歩「ま、真ちゃ…」
亜美「どーせ、宿題やってなくてりっちゃんに怒られたとかっしょ?」
真「いや、亜美たちじゃないんだから…」
82 = 1 :
真美「どのみち早く解いてあげなきゃ。時間がなくなっちゃうよ」
亜美「そーだね、ゆきぴょーん!今行くねー!」
雪歩「ダ…メ…」
亜美「ん?」
83 = 1 :
雪歩「来ちゃダメ!」
真美「来ちゃダメって言われても…」
真「真美!危ない!」ガッ
ビュンッ
真美「うわぁ!?」
亜美「何!?なんか飛んできたよ!?」
84 = 1 :
???「へっへっへ、身体能力は落ちても洞察力は落ちてなかったようだな」
亜美「ん?誰?このおっちゃん?」
真「あ、あなたは…指輪をくれた…」
怪しい男「そう、僕だよ」
85 :
差分のなさそうなセリフだな
86 = 1 :
真「あなたが…どうして…」
雪歩「真ちゃん!亜美ちゃん!真美ちゃん逃げて!この人が私を…」
亜美「えっ!?そうなの!?」
87 = 1 :
真美「ゆきぴょんを離せ!」
怪しい男「おーっと、それ以上近づくなよ?雪歩ちゃんの可愛いお顔に傷がつくぜ?」スチャッ
雪歩「うぅ…」
真美「ゆきぴょーん!?」
88 :
喪黒福造的なアレかと思ってた
89 = 1 :
真「なんでこんなことを…目的は何なんだ!」
怪しい男「うへへへへ、そりゃ765プロのアイドルをペロペロするためよ!」
亜美「割と最低なやつだ!?」
90 = 1 :
真美「んっふっふ~。でも、おっちゃんミスったね?ゆきぴょんがこんなことになったらお弟子さんたちが黙ってないよ?」
亜美「あっ!そうだ!おっちゃん!ゆきぴょんを解放しないと穴掘って埋められちゃうよ?」
怪しい男「ふっふっふ…」
真「何がおかしいんだ!」
91 = 1 :
怪しい男「逆だよ、逆」
真「逆?」
怪しい男「萩原雪歩がいるからこそ…大事な大事なお嬢様がいるからこそ、萩原組は手を出せない。言いなりになるしかないんだよ」
亜美「うぐぅぅ…」
92 = 1 :
真美「な、ならいおりんだ!水瀬財閥がなんとかしてくれるよ!」
亜美「そうだ!なんかよくわかんないけど兄ちゃんが『表の水瀬、裏の萩原』って言うくらいだから…」
怪しい男「その水瀬財閥とやらもこうしてお嬢様が捕まってしまえばなんのことはない」グイッ
伊織「きゃあっ!?」ズサッ
響「ぬひゃあ!?」ズサッ
真「伊織!?響!?」
93 = 1 :
伊織「ごめんなさい、捕まっちゃったわ…」
響「自分がついていながら情けないぞ…」
亜美「うぅぅ…兄ちゃんもいないし…」
真美「絶対絶命っしょー!?」
94 = 1 :
怪しい男「まぁ何にせよ、これで『765プロ四大戦力』は封じられた!」
真「765プロ四大戦力だと!?」
95 = 1 :
怪しい男「あぁ、765プロを制圧する上で封じなければならない4つの勢力、『萩原組』『水瀬財閥』『P』…そして君、『菊地真』だよ」
真「だから僕にこの指輪を…」
96 = 1 :
怪しい男「はははは!まさかあんなに簡単にいくとは思っていませんでしたけどねぇ!しかし、これで今やあなたはひ弱な乙女。完全に封じましたよ?」
真「ふん!そんなのこの指輪を外せば…」
伊織「ダメよ!止めなさい!」
97 = 1 :
亜美「いおりん、なんで止めるの?」
伊織「それは魔法の指輪なんかじゃない…それは先月水瀬財閥の研究所から盗み出された『能力変換機』よ!」
真美「のーりょくへんかんき?」
真「何それ?」
98 = 6 :
さすが水瀬財閥
99 = 1 :
伊織「簡単に言えばエネルギー保存の法則よ…そいつは運動能力と引き換えに女子力を上げる機械だって言ってたらしいけど、実際はそんなにチャチなもんじゃないわ…」
真「な、何だって…」
伊織「女子力でも運動能力でも、その能力値を丸々他の能力に上乗せできるの…本来ならどのステータスにも変換できるものだけど、今回は運動能力から女子力に限定してるからそんなに小型にできていたのよ!」
亜美「なるほど…」
伊織「まさかこんなやつの手に渡っていたなんてね…」
100 = 1 :
真美「でも、なんで外しちゃダメなの?」
伊織「運動能力がそのまま女子力になる…でもそれじゃあ運動能力を女子力に変換するエネルギーはどこからくると思う?」
亜美「?」
真美「どっから来るの?」
みんなの評価 : ○
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