私的良スレ書庫
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元スレ男「バカ野郎、死にてえのか!」 女「はい!」
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男「いきなり道に飛び出てくるのが悪いんだ!」
女「はい!」
男「ひき殺すところだったぞ!」
女「はい!」
男「……はい?」
女「はい!」
男「ひき殺すところだったぞ!」
女「はい!」
男「……はい?」
男「死にてえのか?」
女「はい」
男「……まあ、乗れよ」
女「失礼します」ガチャッ
女「はい」
男「……まあ、乗れよ」
女「失礼します」ガチャッ
男「止まってるのもなんだから、走らせるぞ」
女「あー」
男「なんだよ」
女「女子高生を誘拐してるみたいですね」
男「死のうとしてたくせに元気じゃないか」
女「あー」
男「なんだよ」
女「女子高生を誘拐してるみたいですね」
男「死のうとしてたくせに元気じゃないか」
女「おじさんは誰ですか?」
男「死のうと思ってたってのに、俺が誰かなんかどうでもいいじゃねえか」
女「それもそうですけど」
男「死のうと思ってたってのに、俺が誰かなんかどうでもいいじゃねえか」
女「それもそうですけど」
男「それにな」
女「?」
男「まだ20代だ。おじさんじゃない」
女「細かいですね」
女「?」
男「まだ20代だ。おじさんじゃない」
女「細かいですね」
男「それで、本当に死のうと思ってたのか?」
女「はい。飛び込み自殺です」
男「なんで死のうと」
女「あ、蝶々だ」
男「話を逸らすな」
女「はい。飛び込み自殺です」
男「なんで死のうと」
女「あ、蝶々だ」
男「話を逸らすな」
女「私がどうして死のうかなんて、それこそどうでもいいじゃないですか」
男「よくない。目の前で死なれたら困る」
女「じゃあ、あなたの目の届かないところで死にます」
男「そういうわけではない」
男「よくない。目の前で死なれたら困る」
女「じゃあ、あなたの目の届かないところで死にます」
男「そういうわけではない」
男「お前と同じくらいの歳の妹がいてな」
女「そうなんですか」
男「一昨年、自殺したんだよ」
女「……」
男「生きていたら、お前くらいだった」
女「そうなんですか」
男「一昨年、自殺したんだよ」
女「……」
男「生きていたら、お前くらいだった」
女「だから私が自殺するのを止めようと?」
男「ああ。ほっとけないだろ」
女「余計なお世話です」
男「好きなんだ。余計なお世話が」
男「ああ。ほっとけないだろ」
女「余計なお世話です」
男「好きなんだ。余計なお世話が」
女「いじめに耐えられなくなった。よくある話です」
男「俺の妹もそうだった」
女「奇遇ですね」
男「そうだな」
女「こんな風にいじめられて死のうとしてる人がどれくらいいるんでしょう」
男「よくわからないけど、たくさんいるらしい」
男「俺の妹もそうだった」
女「奇遇ですね」
男「そうだな」
女「こんな風にいじめられて死のうとしてる人がどれくらいいるんでしょう」
男「よくわからないけど、たくさんいるらしい」
女「まったく、腐った国ですね」
男「まあな。人間というものは愚かなんだよ」
女「自殺者は増える、戦争はなくならない、環境は破壊する」
男「給料は安い、残業はさせる、上司が部下に責任をとらせる」
女「……」
男「まあな。人間というものは愚かなんだよ」
女「自殺者は増える、戦争はなくならない、環境は破壊する」
男「給料は安い、残業はさせる、上司が部下に責任をとらせる」
女「……」
女「会社ってのはそんなに地獄みたいなところなんですか」
男「いや、そんなことはない」
女「大変なんですね」
男「地獄ってのは、もっとましなところだ」
男「いや、そんなことはない」
女「大変なんですね」
男「地獄ってのは、もっとましなところだ」
またお前かよ
卵白みたいなひねりのない話で面白くねえんだよな
卵白みたいなひねりのない話で面白くねえんだよな
女「サラリーマンは大変ですね」
男「だがもう悩む必要は無いんだ」
女「どういうことですか?」
男「会社はクビになったよ」
男「だがもう悩む必要は無いんだ」
女「どういうことですか?」
男「会社はクビになったよ」
女「リストラですか?」
男「さっき言った通り、上司に責任を押し付けられたのさ」
女「ほう」
男「大きな仕事のミスを一番下っ端の俺のせいにしてな」
女「そんなの言えばいいじゃないですか」
男「そうもいかない」
女「会社って酷いところなんですね」
男「酷いところだよ。とても」
男「さっき言った通り、上司に責任を押し付けられたのさ」
女「ほう」
男「大きな仕事のミスを一番下っ端の俺のせいにしてな」
女「そんなの言えばいいじゃないですか」
男「そうもいかない」
女「会社って酷いところなんですね」
男「酷いところだよ。とても」
男「その上司は元々俺が気にいらなかったみたいで、チャンスだと思ったんだろう」
女「仕事のミスを他人のせいにできて、嫌いな部下を会社から追い出せる」
男「そういうことだ」
女「あはは、なるほど、チャンスですね」
男「なんだお前、笑うなよ」
女「仕事のミスを他人のせいにできて、嫌いな部下を会社から追い出せる」
男「そういうことだ」
女「あはは、なるほど、チャンスですね」
男「なんだお前、笑うなよ」
男「不思議だな、境遇が別々の見ず知らずの俺たちがこうして一緒に車に乗って走ってる」
女「確かに、変な感じですね」
男「どうして乗り込んだ」
女「乗れってあなたが言ったんでしょう」
男「それはそうだが」
女「まあ、ノリですね」
女「確かに、変な感じですね」
男「どうして乗り込んだ」
女「乗れってあなたが言ったんでしょう」
男「それはそうだが」
女「まあ、ノリですね」
女「この時間だから会社に向かってる人かと思ったんですが」
男「会社はクビなった」
女「はい。ならどこに向かってるんですか?」
男「俺に責任を押し付けてクビにした上司のところだ」
女「えっ」
男「殺しに行くんだよ」
男「会社はクビなった」
女「はい。ならどこに向かってるんですか?」
男「俺に責任を押し付けてクビにした上司のところだ」
女「えっ」
男「殺しに行くんだよ」
女「えっ、いやいや」
男「言っておくが、本気だぜ」
女「わああ、拳銃だ」
男「本物だからな」
女「ちょっと、こっち向けないでください! 危ないから!」
男「言っておくが、本気だぜ」
女「わああ、拳銃だ」
男「本物だからな」
女「ちょっと、こっち向けないでください! 危ないから!」
女「そんな、クビになったからって殺さなくても」
男「これが原因で彼女と別れるわ、同級生からは見下されるわ、うんざりだ」
女「まだ若いんですから、いろいろこれからでしょう」
男「さっきおじさんって言ったくせに」
男「これが原因で彼女と別れるわ、同級生からは見下されるわ、うんざりだ」
女「まだ若いんですから、いろいろこれからでしょう」
男「さっきおじさんって言ったくせに」
生徒会長と不良さんと子ども達はその後どうなったんだよ?
女「とにかく、殺しは駄目です」
男「なんでだよ」
女「えっと、そんなことをしたら、地獄に堕ちますよ」
男「なんじゃそりゃ」
女「悪いことをると地獄にいくんです」
男「会社よりはマシだ」
男「なんでだよ」
女「えっと、そんなことをしたら、地獄に堕ちますよ」
男「なんじゃそりゃ」
女「悪いことをると地獄にいくんです」
男「会社よりはマシだ」
女「人の命は重いんですよ」
男「自殺少女に言われたくないな」
女「殺しに行くなんてやめてください」
男「絶対に殺す」
男「自殺少女に言われたくないな」
女「殺しに行くなんてやめてください」
男「絶対に殺す」
男「上司は今日休暇で家にいる。この日のために調べたんだ」
女「計画的犯行……!」
男「あと15分もすれば着く」
女「なんとしても殺しに行くつもりですね」
女「計画的犯行……!」
男「あと15分もすれば着く」
女「なんとしても殺しに行くつもりですね」
女「そうはさせません!」バッ
男「おいバカ、やめろ、離れろ」
女「離れません」
男「事故るだろーが! ほんとやめろ死ぬ!」
女「好都合です!」
男「おいバカ、やめろ、離れろ」
女「離れません」
男「事故るだろーが! ほんとやめろ死ぬ!」
女「好都合です!」
キキーッ
男「危ねえ危ねえ」
女「殺しに行くのなんかやめてください」
男「やめない、絶対に殺す。お前こそ自殺なんてやめろ」
女「いいえ、絶対に死にます」
男「聞き分けのないやつだな」
女「お互いに」
男「危ねえ危ねえ」
女「殺しに行くのなんかやめてください」
男「やめない、絶対に殺す。お前こそ自殺なんてやめろ」
女「いいえ、絶対に死にます」
男「聞き分けのないやつだな」
女「お互いに」
女「あなたと別れたら、すぐにでも自殺するんですから」
男「そうはさせない。しばらくついてきてもらうぞ」
女「……いいでしょう。そのかわり私がいるうちは人殺しなんてさせませんよ」
男「ああ、めんどくせえことになったな」
男「そうはさせない。しばらくついてきてもらうぞ」
女「……いいでしょう。そのかわり私がいるうちは人殺しなんてさせませんよ」
男「ああ、めんどくせえことになったな」
男「車はここに置いて行くことにしよう」
女「いいんですか?」
男「事故を起こされたらかなわん」
女「まさかまだ殺しに行くつもりなんですか!」
男「歩いてもいける距離だ」
女「いいんですか?」
男「事故を起こされたらかなわん」
女「まさかまだ殺しに行くつもりなんですか!」
男「歩いてもいける距離だ」
女「待ってください、待ってくださいってば」
男「待たない」
女「そうだ、手をつなぎましょう」
男「バカかお前は」
女「女子に合わせてくださいよ」
男「うるせえな」
男「待たない」
女「そうだ、手をつなぎましょう」
男「バカかお前は」
女「女子に合わせてくださいよ」
男「うるせえな」
女「そんなんだから彼女ができないんですよ!」
男「彼女ならいたっつーの」
女「ああ、そうでしたね」
男「別れたんだわ!!!」
女「あああ……」
男「クソ上司め、絶対殺してやるからな」
男「彼女ならいたっつーの」
女「ああ、そうでしたね」
男「別れたんだわ!!!」
女「あああ……」
男「クソ上司め、絶対殺してやるからな」
男「この橋を渡る」
女「見てくださいよこの川。人を殺そうなんて考えも流される気がしませんか?」
男「流されんな」
女「むー」
女「見てくださいよこの川。人を殺そうなんて考えも流される気がしませんか?」
男「流されんな」
女「むー」
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