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    元スレ男「今日も授業全部終わった!幼馴染~一緒に帰ろうぜぇ!」

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    1 :

    幼馴染「えー・・・どうしようかな」

    「いいじゃん一緒に帰ろうよ」

    「男かぁ~・・・んー」

    「じゃあ、良いよぉ」

    「お、やった・・・」

    「あ!ギャル男君!」

    ギャル「っつすー、幼!これから遊びいくけどお前行かない?」

    「うん!行く行く!」

    「あれ~ギャル男君かみ切った-?」

    ギャル「あ、わかる?w」

    「・・・」

    3 = 1 :

    「・・・おーい」

    男友「うん?」

    「なぁ、カラオケでも行こうぜ」

    男友「?」

    男友「お前幼ちゃんと一緒に帰るんじゃないの」

    「ん・・・・」

    男友「あ・・?あれは幼ちゃん・・・?」


    「あっはっはギャル男君相変わらずおもしろーい」

    ギャル「でしょ?そんでさー」

    ぎゃははは

    男友「・・・」

    4 = 1 :

    「・・・・」

    男友「・・・」

    男友「カラオケ・・・」

    男友「行くか」

    「・・・うん」



    男友「カラオケ来るのも久しぶりだ」

    「ん、そうなの俺は割ときてる」

    男友「ふーん。幼ちゃんと?」

    「・・・ヒトカラ」

    「飲み物注文しようぜ」

    男友「そうだな」

    6 = 1 :

    「店員遅くない?」

    男友「もうそろそろ来るでしょ」

    店員「お待たせしましたー」

    店員「こちら・・・・」

    男友「おお・・来た来た」

    男友(ずいぶん可愛い子だなぁ)

    「・・・」

    「従妹・・・?」

    店員「・・・」

    店員「兄さん?」

    7 = 1 :

    「どうしたんですか?こんなところで?」

    男友「え?知り合い?お前等」

    「・・・知り合いってか、まぁそうだよ」

    「見りゃ分かるだろ。友達とカラオケ」

    「宿題は終わったんですか?」

    男友「?」

    「・・・」

    「予習は?明日の学校の準備は?受験の傾向と対策は?」

    9 = 1 :

    「別に・・・まだやってないけど」

    「ならさっさと帰って準備してください」

    「というか兄さん。腕時計はしてないんですか?」

    「・・・今日は忘れたんだよ」

    「あーまたですか」

    「だからいつも言ってるでしょう」

    「次の日に使う物はその日のうちに準備しておけと」

    「そういう所をおろそかにすると、大事な所で失敗するんですよ?」

    「よかったら、私が帰って手伝ってあげましょうか?」

    「う、うるせぇなぁ・・・お前バイト中だろ」

    (従妹の奴相変わらずだな・・会いたくなかった・・)

    11 = 1 :

    「バイト中・・・?」

    「関係ありませんね」

    「兄さんが困っているなら、手伝ってあげるのが私の仕事ですし」

    「あーもう!うるさい!さっさとでてってくれ!」

    「あ・・・兄さん!あとコーラとかばっかり飲んだら駄目ですよ!」

    バタン

    「・・・」

    男友「・・・・」

    男友「なぁ」

    「なんかわる・・」

    男友「俺に紹介してくれよ・・今の子・・・」

    「・・・・」

    12 = 1 :

    男宅

    「ただいま・・・」

    「お帰りなさい」ペコリ

    「うわ!びっくりした!」

    「何?何何?どういうこと?」

    「いえ、久々に兄さんに会ったと思ったら」

    「兄さんまた、だらしない駄目男になってるんですから」

    「これはこれは私の出番だと思いまして」

    「遊びに来ました」

    「鍵は・・?」

    「合い鍵がありますよ」

    「ああそう」

    13 = 1 :

    「お前に合い鍵を渡した覚えはないんだけど」

    「ええ。そうですね」

    「もらった覚えもありませんもん」

    「・・・」

    「ささ!さっそく晩ご飯作ってました!」

    「お風呂も準備できてますよ!」

    「それとも・・・」

    「飯で」

    「そうですかそうですか」

    14 :

    ギャル男ってなんじゃい?ギャルソンの格好でもしてんのか?

    15 = 1 :

    「ん・・・」

    (てか飯はいっつも幼が作りに来てるんだけどな・・)

    (今日は来てないのかな?)

    (ギャル男と遊んでるんだし・・・俺の事は二の次なのは仕方ないか)

    「ああ、そういえば」

    「何かこの家に侵入者が居ましたね」

    「お前のこと?」

    「雌猫でした。それもかなりヒステリックな」

    「ヒステリック?」

    (家に入ってる女って、多分幼の事だよな?)

    16 = 1 :

    「何か料理作ってましたね」

    (あ・・やっぱり)

    「こちらがお帰りいただきますか?と聞いただけなのに」

    「それはもう、ギャンギャン騒いでました」

    「・・・?」

    「男の料理は私がー作るーっと」

    「邪魔なので外にポイしておきましたけど」

    「・・・」

    (幼がそんなこと言うかな)

    17 = 1 :

    「あの女については後で説明してもらうとして」

    「今はお料理を・・どうぞ食べて下さい」

    「兄さんのために丹精こめてつくりました。温かい内に」

    「そうだな・・どうも」

    「あれ・・?」

    (なんだあの生ゴミ袋?)

    「なぁ・・従妹」

    「はいはい。何ですか兄さん」

    「ああ、そのおひたしの味付けですか?それはですねぇ」

    「いや、それよりも・・」

    「それよりもぉ・・・?」ピク

    「あ、ごめん」

    18 :

    こわい

    20 :

    ヤンデレいいぞ

    21 :

    私怨

    22 :

    幼馴染・・・

    23 = 1 :

    「いいですよ。許してあげます」

    「そりゃどうも」

    「あのゴミ袋・・・」

    「何か、料理でもミスしたのか?」

    「ん?ああ」

    「アレですか」

    「あれは侵入者の作ってた料理の作りかけですね」

    「変な物でも入ってたら困るので」

    「・・・」

    24 = 1 :

    「おー」

    「うまいうまい」パクパク

    「やっぱ料理うまいなぁお前は・・」パクパク

    「そうですかそうですか」

    「たんと食べてください」

    「」パクパク

    「あ・・」

    「うまいうまい」パクパク

    「なんです?それ?」

    「?」

    「それです。その箸の持ち方」

    25 = 1 :

    「箸・・・?ああ、これか」

    「なんなんですかそれ?」

    「そんな持ち方するのは猿と兄さんだけなんじゃないですか?」

    「く、癖でさ・・・まぁでもこれくらい結構いるでしょ」

    「ねぇ兄さん」

    「癖だよ・・・っと言って微笑んだところで」

    「許されない物は許されないのです」

    「う」

    「兄さん教えてあげます。さぁこっち来てください」

    27 = 1 :

    「え、ええー」

    「子供じゃないんだしさぁ・・いいよ」

    「子供みたいな事をする自分を呪ってください」

    「さぁさぁ」

    「い、いいって!」

    「何もよくありません。ほらこっち来て」

    「い、いいからいいから」

    「お前はオカンか!」

    「違いますが?」

    「そうか」

    28 = 1 :

    「お風呂もできてますよ兄さん」

    「お、おお・・」

    「・・・」

    「おい」

    「なんでしょう?」

    「いや、服が脱げないんだけど」

    「?」

    「体が麻痺したんですか?」

    「・・・」

    「そうじゃなくてさ」

    29 = 1 :

    「はいはい。わかりましたよ。」

    「兄さんは変なところで照れ屋ですね」

    「変な所って・・・変な所か?」

    「私と兄さんの仲じゃないですか」

    「どんな仲だよ」

    「主人と奴隷でしょ?」

    「それはどっちが」

    「私が主人」

    「・・・」

    「ふふ、ジョークですよ。兄さん」

    「・・・」

    31 = 1 :

    「ん・・・」

    「もうこんな時間か・・眠くなってきたな」

    「そうですかそうですか」

    「その点も抜かりありませんよ」

    「安心してください」

    「寝室の準備も私が全てやっておきましたから」

    「寝室の準備?」

    (寝室の準備って何だよ)

    32 = 1 :

    「うっわ・・」

    「めっちゃシーツがピーンってなってる」

    「ふふ・・驚きましたか?もっと驚嘆しても構いませんよ」

    「・・・」

    「いや・・でもこれは凄ぇ」

    「ええ、お手の物ですね」

    「おー何か知らんが布団もふかふか」

    「ええ、お手の物ですね」

    「そして何か良いにおいもする」

    「もちろんお手の物です」

    「でもなぜか枕が二つある」

    「はい」

    34 = 1 :

    「何これ?」

    「ああわかった、」

    「そうですか。わかってしまいましたか」

    「俺が寝返りを打っても」

    「どこにでも枕があるようにするため」

    「優しいなぁ従妹は」

    「違いますね」

    「違うのか」

    「ええ、違います」

    35 = 1 :

    「ずばり」

    「私も一緒に寝るためです」

    「・・・」

    「お前今日泊まるの?」

    「はい泊まりますよ」

    「なに言ってんですかアンタ」

    「・・・」

    「ふーん」

    「なんで?」

    37 = 1 :

    「んなもん決まってます」

    「だるんだるんにだらしなくなった兄さんを」

    「私が引き締めてやるためですよ」

    「・・・」

    「別にいいよ」

    「兄さんの意思は特に関係ないですね」

    「拒否権はないと」

    「拒否権?兄さん権利って元々人間特有の考え方なんですって」

    「俺は人間だよ」

    「?」

    39 = 1 :

    「な、な、何よぉ・・・」

    「誰・・・あの女・・」

    「勝手に男の家に入ってきて」

    「男に晩ご飯作るのは私の・・・私の・・・」

    「私の仕事なのにあーもう!!!!!」

    「・・・」

    「駄目よ・・・あれじゃあ」

    「あれじゃあ、他の奴とわざといちゃついて男の気を引くっていう」

    「私の上級恋愛テクニックが無駄になっちゃうじゃない」

    40 = 22 :

    そういうことか

    41 = 1 :

    「ま、まさかまさか・・・・」

    「あの子、今頃男と・・・」

    「・・・」

    「か、考えすぎよね?」

    「そんなことない・・・大丈夫大丈夫・・・うん」

    「大丈夫よ・・・心配いらない」

    「だってだって」

    「男が好きなのは私だもん・・」

    42 = 1 :

    「ま、まさかまさか・・・・」

    「あの子、今頃男と・・・」

    「・・・」

    「か、考えすぎよね?」

    「そんなことない・・・大丈夫大丈夫・・・うん」

    「大丈夫よ・・・心配いらない」

    「だってだって」

    「男が好きなのは私だもん・・」

    43 = 21 :

    幼かわいい

    44 = 1 :

    「ちょっと・・・狭い・・・」

    「そうですかね?」

    「うーん・・・」モゾモゾ

    「まぁまぁ、このくらいがちょうど良いですよ」

    「ふふ・・・」ニコニコ

    「・・・」

    「・・・」

    「なんですか?その不機嫌そうで怪訝そうな顔は」

    「いや・・・」

    「もしかして寝方の注意までされるんじゃないかなって」

    「あのね」

    46 = 1 :

    「ちょっと兄さん」

    「ん?」

    「さすがに失礼ですよ」

    「私を品行方正の塊とでも思ってるんですか?」

    「そうか」

    「まぁそうだよな」

    「・・・ところで兄さん」

    「ん?」

    「そっちは狭いでしょう。もっとこっちに来てはどうでしょうか」

    「・・・」

    47 :

    いいね

    48 = 1 :

    ~学校~

    「おっはー」

    ザワザワ

    男友「お、おっす・・」

    「・・・」

    (何か変な雰囲気だなクラス)

    「・・・・」

    女友「っち」

    女友「おい!男!」

    「ん?」

    女友「お前さぁ・・・昨日女を家に呼んでたらしいな?」

    「は、はぁ?」

    女友「とぼけてんじゃねぇ」バン

    男友>3「俺は男の味方だぞー」

    49 = 1 :

    女友「お前邪魔」

    男友>3「うわー」

    女友>2「うっわ・・・なにこいつ・・キモ」

    女友「知ってるんだって」

    「し、知ってるって、何の話さ?」

    (何怒ってんだこいつら)

    女友>2「あんた昨日家に女いれてたらしーな」

    「ああ・・いたな」

    女友「はぁ?なに何開き直ってんの?こいつ」

    女友>3「ねぇ?」

    女友>3「あんた幼の気持ち知ってるんでしょ?」

    50 = 1 :

    「気持ち?」

    女友「あんなにわかりやすく態度で表してんのに」

    「・・・・」

    女友>2「ちょ、ちょっと!あーもう!!元気ないじゃん幼ー」

    女友>3「幼、大丈夫ー」ナデナデ

    「ああ・・・あの子は親族だよ」

    「だから変な勘違いすんな・・・・」

    女友「あんた」

    女友>2「ごめん、もうムカつく。私に言わして」

    女友>2「いい加減にしてくんない?」


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