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    元スレチノ「ココアさん。私、不良になりたいんです」

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    1 :

    ココア「突然どうしたの? チノちゃん」

    チノ「世の中が嫌になりました。私、不良になります」

    ココア「ええっ! 何かあったの?」

    チノ「別に何もありません。しいて言うなら、私の内面の問題です」

    ココア「そっかぁ……」

    チノ「お願いします。私を立派な不良にしてください」

    ココア「うーん……」

    3 :

    支援体制

    4 :

    続けて

    5 :

    続けて、どうぞ

    6 = 1 :

    ココア「分かったよ。でも、ひとつだけ条件があるの」

    チノ「なんでしょう」

    ココア「私のことは”姐さん”って呼んでね」

    チノ「ねえさん?」

    ココア「そう! 不良は、目上の人のことを姐さんって呼ぶの」

    チノ「そうなんですか」

    ココア「チノちゃんは、私の弟子になって、教えを乞うわけだから。ね?」

    チノ「分かりました。姐さん」

    ココア「……っ!!!」ブルブル

    7 :

    ココア「計画通り」

    8 :

    チノちゃんわるいこだね
    これはチノニーするしかないね

    9 :

    きたい

    10 :

    ねえさん?あねさん?

    11 = 1 :

    チノ「ところで。姐さんは、不良に精通しているんですか」

    ココア「そりゃ当然でしょ。チノちゃんくらいの歳には素手で人を殺してるわ」

    チノ「ええっ! すごいです」

    ココア「まぁね。最強だったから(嘘だけど)」

    チノ「では、まず私は何をしたらいいんでしょう」

    ココア「そうね……。とりあえず見た目は大事よ」

    チノ「見た目?」

    ココア「そう、見た目。髪を奇抜な色に染めるとか」

    チノ「なるほど。でも私もう奇抜な色してますよ」

    ココア「確かに」

    12 = 2 :

    確かに

    13 = 3 :

    可愛い

    14 = 10 :

    確かに

    15 = 1 :

    ココア「じゃあ見た目はそのままでいいよ。次はメンチの切り方ね」

    チノ「メンチ? お肉屋さんで売ってるやつですか」

    ココア「違うよぉ。睨み付けるってこと」

    チノ「睨み付ける」

    ココア「うん。ちょっと私にメンチ切ってみて」

    チノ「…………」ムゥ

    ココア「そんなんじゃダメだよ。もっと、この世の全てを憎んで睨み付けるの」

    チノ「…………」ムゥ

    ココア「そんなかわいい顔じゃ、頭撫でられておしまいだよ」

    チノ「……すいません。姐さんのこと好きだから、睨み付けられません」

    ココア「……っ!!!」ビクンビクン

    16 :

    /nox/remoteimages/18/2e/94f4e7965a33ec98dbf71babdecb.jpeg

    17 :

    続けて

    18 = 1 :

    ココア「メンチは合格だよ」

    チノ「えっ。あれでいいんですか」

    ココア「うん。恐怖のあまりパンツが少し湿っちゃったわ」

    チノ「私、不良に近づけたでしょうか」

    ココア「もう少しだね。次は不良の基本、カツアゲのやり方だよ」

    チノ「カツアゲ……? おに」

    ココア「お肉屋さんじゃないわ」

    チノ「……そうですか」

    ココア「カツアゲって言うのはね、知らない人からお金を脅し取っちゃうことよ」

    チノ「ええっ」

    19 :

    アニメしか見てないけどココア姐さんこんな口調だっけ
    原作買ってこようかな

    20 = 1 :

    チノ「ダメですよ。そんな悪いことしたら」

    ココア「普通はそうだけど、チノちゃんは不良でしょ?」

    チノ「はい」

    ココア「不良は、悪いことを率先してやらなきゃいけないのよ」

    チノ「なるほど」

    ココア「じゃあ私がお手本を見せるわね」

    チノ「お願いします、姐さん」

    ココア「まずメンチを切るわ」ムムッ

    チノ「……こっちをすごい睨んでますね」

    21 :

    シャロからカツアゲ

    22 = 3 :

    やめたまえ

    23 = 1 :

    ココア「……」ムムッ

    チノ「……」ムゥ

    ココア「何見てるのよ!」

    チノ「わっ!」

    ココア「誰に向かってメンチ切ってるの!」

    チノ「……ごめんなさい」

    ココア「謝ってもすまないよ! お金出して!」

    チノ「……分かりました、姐さん」

    ココア「ストップ! そんな素直に出しちゃダメだよ」

    チノ「えっ」

    24 = 10 :

    >>21
    それだけはご勘弁を~!!

    /nox/remoteimages/b7/3f/fad356308d5c261de71a331b5e37.jpeg

    25 :

    ロリ体型の不良か

    26 = 16 :

    27 = 10 :

    心ぴょんぴょんぽっぴんジャンプしてった

    28 = 1 :

    ココア「一回断らないと。知らない人っていう設定なんだから」

    チノ「なるほど。不良の道は厳しいですね」

    ココア「じゃあやり直すよ? ……お金出して!」

    チノ「嫌です。お金ありませんので」

    ココア「じゃあちょっとぴょんぴょん飛んでみてよ。うさぎみたいにね」

    チノ「……こうですか? ぴょんぴょん」ピョンピョン

    ココア「別に手でお耳を表現しなくていいから。もう一回飛んで」

    チノ「ぴょんぴょん」チャリンチャリン

    ココア「そっちのポケットに、お金が入っているわね!」

    チノ「!?」

    29 = 1 :

    チノ「どうして分かったんですか?」

    ココア「ふっふーん。ぴょんぴょんすると、小銭が音をたてるのです」

    チノ「……なるほど。勉強になりますね」

    ココア「これでもう教えることは何もないわ」

    チノ「じゃあ……!」

    ココア「でもまだ不良じゃないよ」

    チノ「……そうですか」ションボリ

    ココア「実戦を積んで、初めて不良を名乗れるんだよ!」

    チノ「……っ!?」

    30 = 10 :

    チノちゃんにメンチ切ってほしい

    /nox/remoteimages/66/3b/32f1f3a21466609028a5247c1a9e.jpeg

    31 = 1 :

    ココア「知らない人にやると怖いから、まずは知ってる人で試してみよう」

    チノ「はい。じゃあリゼさんにやってみます」

    ココア「……リゼちゃんはダメだよ」

    チノ「なんでですか? リゼさんが一番近しい人ですよ。
       こちらから出向かなくても、お店に来るわけだし」

    ココア「でも、ダメなんだよ。
        だってリゼちゃんは”ホンモノ”だから」

    チノ「本物……?」

    ココア「そう。リゼちゃんが、本気でチノちゃんにメンチを切ったら」

    チノ「切ったら……?」ゴクリ

    ココア「チノちゃん。運が良くて即死だよ」

    チノ「即死……っ!?」

    32 :

    運が悪いとどうなっちまうんだ…

    33 = 2 :

    これはチヤさんが黒幕

    34 = 1 :

    ココア「そう。苦しまずに死ねたら、ラッキーってレベルだね」

    チノ「恐ろしいです」

    ココア「だからシャレの通じそうな千夜ちゃんに試してみよう」

    チノ「分かりました」

    ココア「そうと決まったら善は急げだね。すぐに甘兎庵に行くよ。
        私も入口までは付いていくから」

    チノ「恩に着ます。姐さん」

    ココア「チノちゃん。手順は完璧ね?」

    チノ「完璧です」

    35 = 25 :

    腹パン不可避

    36 :

    詰んだな

    37 = 32 :

    いきなりラスボス行くようなもんじゃねーか

    38 = 1 :

    ~甘兎庵前~

    ココア「じゃあ頑張ってきてね。チノちゃん」

    チノ「頑張ってきます。姐さん」

    ~甘兎庵店内~

    チノ「……」ムゥ

    千夜「いらっしゃ……あら。チノちゃんじゃない。こんにちは」

    チノ「……」ムゥ

    千夜「……? もしかしてご機嫌ななめ?
       ココアちゃんと喧嘩でもした?」

    チノ「……」ブンブン

    千夜「……違うのね」

    39 :

    リゼちゃんよりこわそう

    40 = 19 :

    シャロならカフェインハイテンションで余裕だろ

    41 = 1 :

    千夜「分かった! 睨めっこね。私、結構強いのよ」プゥー

    チノ「ぶふっ!」

    千夜「やったー。勝ったぁ!」

    チノ「ふうふう……。違います」

    千夜「じゃあどうしたの?」

    チノ「……千夜さん。お金ください」

    千夜「あら。お財布忘れちゃったのね?
       それならお代はいつでもいいから。
       好きなもの頼んでいいわよ」

    チノ「そうじゃなくてですね。お金をください」

    千夜「うーん……?」

    42 = 1 :

    千夜「何か欲しいものでもあるの?
       本当はこういうのはよくないんだけど……」ガサゴソ

    チノ「すぐ出さないでください。一回断るものです」

    千夜「そうなの?」

    チノ「そうです。じゃあやり直します。……お金ください」

    千夜「ごめんね。今お金無いのよ」

    チノ「じゃあぴょんぴょん飛んでください。うさぎみたいに」

    千夜「こうかしら? ぴょんぴょん」ピョンピョン

    チノ「手でお耳を表現しなくていいです。もう一回」

    千夜「……? ぴょんぴょん」ピョンピョン

    チノ「お金の音がしない……っ!?」

    43 = 36 :

    /nox/remoteimages/f4/1b/81db20cccaaf2ca9c5aa5530b3e1.jpeg

    44 = 10 :

    ぴょん死にしそう

    45 :

    こりゃいかん、今すぐ抱きしめて更生させないと…

    47 = 1 :

    チノ「千夜さん。本当にお金ないんですか?」

    千夜「あるわよ。……ほら」

    チノ「あ、お札だ」

    千夜「そうね」

    チノ「小銭はないんですか?」

    千夜「着物だと、どうしてもジャラジャラしちゃうから……。
       お財布もかさばるし、持ち歩かないのよ」

    チノ「なるほど」

    千夜「ところでチノちゃんは何の用事で来たの?」

    チノ「いえ、もう済みましたので。失礼します」

    千夜「……? そうなの。また遊びに来てね」

    48 = 2 :

    チノちゃんかわえええええ

    49 = 1 :

    チノ「姐さん。……ダメでした」

    ココア「見てたよ。あれは完敗だね」

    チノ「私、もしかして不良に向いてないんでしょうか」ションボリ

    ココア「そんなことないわ。あれは千夜ちゃんが格上だっただけよ」

    チノ「そうなんですか?」

    ココア「ええ。あの様子だと、千夜ちゃんは確実に人を殺しているわね」

    チノ「物騒ですね」

    ココア「伊達に着物を着てはいないわよ。
        着物って言うのは侍の戦闘服だからね」

    チノ「なるほど。さすがです」

    50 = 10 :

    なるほど


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