病院ではなかったか

この展開ならいっそ殺しても問題なかろうに
なんで寝たきりなのか
つか寝たきりの理由って何よ

にこ「私たちと、もう一度μ'sをしてほしいの」

花陽「え…」

にこ「穂乃果はいつか必ず目を覚ますわ……けど、その時に私たちがバラバラじゃいけないと思うの」

真姫「きっと、穂乃果ちゃんは悲しむわ」

花陽「…………」

にこ「それだけじゃない、これは私の勝手な想いなの！私は花陽ともう一度ステージに立ちたい！みんなと歌いたい！」

希「そんな冷たいこと言わんといて、にこっち」

希「うちもそうや……うちもみんなと踊りたい……花陽ちゃん、考えてくれへん？」

花陽「…………」

凛「かよちん……」

しえん

気になって寝れない

がんばれ

花陽「やだ」

凛「か、かよちん…！」

にこ「な、なんでよ！」

花陽「さっきにこちゃんは皆でって言ったけど……」

花陽「一緒に歌いたくない人がいるの」

希「海未ちゃんのこと……？」

花陽「ううん、そんな人知らない」

凛「かよちん……｣ｸﾞｽ

花陽「…………もう病院、行ってもいいかな」

かしこい

賢くない人ですか

真姫「待って」

花陽「…………」

真姫「何で病院に行くの？」

花陽「え、何でって……」

真姫「花陽が穂乃果ちゃんに会いにいく理由はなに？」

花陽「…………何言ってるの真姫ちゃん？穂乃果ちゃんは友達なんだから、当たり前だよ」

真姫「そう、友達よね……μ'sのおかげで繋がった、大切な友達だわ」

希「！」

真姫「分からず屋の花陽、あなたも私たちと同じ……」

真姫「きっと、μ'sに戻ってきてくれるわ」

花陽「…………！」

花陽「もう行くから！」


ｶﾞﾁｬﾝ!

これはエリー力に何かしてるな

ほ

成長したな真姫ちゃん…

えりちがまともならもうエンディング寸前だったのに

───────


凛「うっ……ぐすっ…うぇ…！」

にこ「はぁ……」

希「幸先悪し……やね」

真姫「…………｣ｶﾞﾀ

真姫「みんな落ち込みすぎよ、ほら凛、ハンカチ」

凛「あ、ありがと……ずびー！｣ﾁｰﾝ

真姫「鼻水！？」

にこ「まあ確かに真姫の言うとおりだわ……落ち込んでても仕方ないわよね」

希「次はどうするん？」

真姫「そ、そうね……｣ﾍﾞﾄｫ

うみみくんとレズチカと米が今のところ癌になってるのか

真姫ちゃんかっこいいにゃー

エリチカの問題が解消されれば自然と花陽もよくなるかね

真姫「絵里……かしら」

にこ「まあ…うん」

真姫「しっかりした人が入ってくれたら、皆を誘うのも順調になると思うの」

希「そうやね」

凛「……ぐすっ、かよちん怖かったにゃ……」

希「よしよし、きっと花陽ちゃんもいろいろ溜め込んでるだけやん｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「凛は……かよちんを怖いと思った自分が許せないんだにゃ……」

にこ「…………じゃあ、希、絵里が今どこにいるか聞いてくれない？」

希「ん、おっけー」

海未とエリチが戦う展開

希「えーと…ん｣ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ

にこ「どう？」

希「どうって｣ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…ｶﾞﾁｬ

希「あ、絵里ち？あ、うちやけど」

にこ「出た！」

真姫「飴ちゃんあげる」

凛「ありがと…」

希「あー……うん、うん？いや、それは分からんけど…うん、その、ちょっと話があって」

希「できれば直接……うん、あ、そっか……分かった…はぁい…うん…じゃ｣ﾋﾟｯ

にこ「どう？」

希「うん」

>>116
花陽ちゃんは癌じゃないんだが？

>>118
解消できるんですかね…

ほ

り

希「会えるって」

にこ「そう、で」

希「病院の前の公園で待ってるって」

にこ「うん…分かった、それじゃあ行きましょうか」

真姫「そうね」

凛「絵里ちゃん……最近全然話してないにゃー」

希「それでやねんけど、ごめん！うちはパスで」

にこ「は！？何でよ」

希「今携帯見たらメール入ってて、やっぱことりちゃん生徒会の仕事大変なんやって……手伝いにいかへんと」

真姫「な、なら私も」

希「ううん、生徒会の仕事が分かるのはうちだけやから……みんなは絵里ちをまかせた！」

希がいないとは不安すぎる

怖い

大丈夫だ、覚醒したまきちゃんがいる

───────


ﾋｭｳｳ…


絵里「……」

絵里「……」

絵里「……そういえば、この公園は気の集まる場所って前に希が言ってたわね」

絵里「良い気も、悪い気も混ざった……スピリチュアルスポットだって」

絵里「確かに風は気持ちいいけど……やっぱりよく分かんないわね」


ﾋｭｳｳ…


ﾎﾟﾝ


にこ「絵里」

絵里「にこ……」

絵里「……｣ｷｮﾛｷｮﾛ

真姫「久しぶりね」

凛「……」

絵里「真姫、凛……そうね」

絵里「希は？」

にこ「急用だって」

絵里「そうなんだ……」

絵里「それで、話って？」

にこ「単刀直入に言うわ」

真姫「待って」

真姫「にこちゃん、もう少しゆっくり話を進めていきましょ」

にこ「え、あ、うん……何で？」

真姫「気になることがあるの」

絵里「……？」

ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

真姫も気づいてんのか

真姫「絵里」

絵里「どうしたの？」

真姫「今日は穂乃果のお見舞いはいいの？」

絵里「……！」

真姫「いつも、この時間なんでしょ？」

絵里「き、今日は……！」

真姫「今日は？」

絵里「あ…………」

絵里「いえ、正直に言うわ……私もう、お見舞いには行けないの」

真姫「行けない？」

絵里「あ、ううん！行かないの」

真姫「…………」

にこ「にこぉ…？」

此の時真姫はさとった!!いずれ起こりうるであろういや、起こるべくして起こる惨劇の一片!僅かな本当に僅かな綻び!総てを呑み込まんとする塵芥よりも小さいであろう悪意の欠片に気がついてしまったのである!!!

やらしい
かわいい
エリーチカ

ほ

やらしいエリチカとか最高じゃねーか

まきちゃん一生ついていくわ

絵里「いろいろあって……もう穂乃果のところには行かないことにしたの」

凛「辛くなっちゃったの……？」

絵里「……うん、そうかもね｣ﾆｺ

凛「絵里ちゃん……」

真姫「あんなに毎日来てたのに……」

絵里「……別に、海未と同じってわけじゃないわ」

真姫「……」

絵里「私は、金輪際会えないってことじゃないもの」

お

真姫「絵里は……その、絵里は穂乃果とまた一緒に歌いたいと思う？」

絵里「え、どういうこと？」

真姫「いつか穂乃果が目を覚ましたときの話」

絵里「あ、ああ……そういうこと……そうね」

絵里「勿論、いつだって私はそう夢見てるわ」

絵里「きっと、あの頃の私たちに戻れるって」

にこ「ぶえーっくしょん！」

凛「わっ！真姫ちゃんハンカチ！」

真姫「ヴェェ！？」

絵里「ぷふっ…！」

エリチカはこのまま正常に戻るのか…

絵里「あはは…っ！か、変わらないわね、あなた達は…！」

真姫「もう、笑い事じゃないわよ」

凛「はい、ちーん」

にこ「ちーん！｣ｽﾞﾋﾞｰ!

凛「真姫ちゃんハンカチありがとー！｣ﾍﾞﾁｬｱ

真姫「あ、あげる……」

絵里「あはははは……っ！はぁー！」

絵里「はあぁ……こんな風に笑ったのなんて……いつぶりかしら」

真姫「絵里……」

絵里「きっと、あの日から……一ヶ月ぶりね、なんだか気が軽くなったわ」

真姫「何もしてないわよ」

ほ

ほ

にこ「なに纏めようとしてんのよ！」

真姫「にこちゃん？」

にこ「まどろっこしいのはもう終わり！単刀直入に言うわよ！絵里！」

絵里「なに？」

にこ「μ'sに入りなさい！絵里！」

凛「凛も、絵里ちゃんに入ってほしいにゃー」

絵里「真姫？」

真姫「えっとね、今私たちμ'sを再結成しようって話になってて皆のところを回っているの」

絵里「皆って言うと……は、花陽？」

真姫「花陽と、ことりね」

にこ「希はもう説得したにこ！」

かよちんは優しいからきっとエリチのこと許してくれるよね

かよちんは優しいんだけど結構根に持ちそうなタイプだと思うわ