元スレ真姫「賢い! 可愛い! 真姫様!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
凛、花陽「「真姫様っ!」」
クラスメイト「「真姫様!!」」
「「「真姫様ばんざーいっ!!」」
真姫「まったく…貴女たち、今日もこの私を崇めるのに忙しいみたいね」
凛「もちろんだにゃ!」
花陽「真姫様、相変わらずお美しい…」
真姫「ふふ」
私の名前は西木野真姫
一年生ながら、この音ノ木坂学院の最高位に君臨している
一般生徒とは格が違う私だがたまには相手をして讃えることを許してあげていた
優しいでしょ? 私って
2 :
こういうのも面白いな
3 :
真姫ちゃんって大室家の花子様みたいにちやほやすると照れそう
4 :
えりまきかと
5 :
どこぞの似非ロシア人の真似事はよせ
6 = 1 :
真姫「さて…」
凛「ど、どこか行っちゃうの!?」
花陽「ま、真姫様ぁ…! ここにいて私どものお相手を…」
真姫「うるさいわね! 何軽々しく私に意見してるのよ!」
花陽「す、すすすすすみませぇん……!!」
凛「お許しをー」
真姫「……ふんっ」
花陽「あ、あぁ……真姫様が行ってしまわれる……」
凛「せめて香りだけでも残していってー」
真姫「……音楽室」
真姫「音楽室で優雅なる旋律を奏でてくるわ」
7 :
最後は反乱されて素っ裸で全身にゅるれろっちょされてください!!!
8 = 1 :
凛「行っちゃったにゃー」
花陽「うん……でもまたしばらくしたらお戻りになられるから」
凛「凛たち、真姫様と同じクラスになってラッキーだよねー!」
花陽「一生分の運を使いきった感じだよぉ……」
ガラッ…
穂乃果「あのー」
凛「二年生?」
穂乃果「一年生に歌がすっごく上手い子がいると思うんだけど」
花陽「真姫様のファンの方ですか!?」
穂乃果「真姫様……?」
凛「歌が上手いなんか真姫様以外に存在しないにゃー!」
9 = 4 :
1年は1クラスしかないんですが
10 :
真姫ちゃん可愛いよ
11 = 1 :
奏でるピアノの音と歌声が壁を介し、四方から私の耳をくすぐる
何て心地好い感覚……やっぱり私って天才かも
真姫「ふふっ」
ガラッ…
真姫「!?」
穂乃果「すごい! すごい!」
真姫「な、何よ!?」
穂乃果「すっごく歌上手だね! あとピアノも」
真姫「はぁ?」
何を当たり前のことを言ってるの?
私を誰だと思ってるのかしら……
真姫「私を崇めるのより勝手にこの部屋に入ってきた非礼を詫びるのが先じゃないの!?」
12 = 1 :
穂乃果「え? あぁ…ごめんねー」
真姫「……っ!」
私への侮辱と捉えていいのよね?
“ふざけた女”
それが目の前に立っている高坂穂乃果への第一印象だった
穂乃果「貴女すごく可愛いね! アイドルやってみない?」
真姫「……っ」
穂乃果「?」
アイドル? 何を言ってるの? この人
確かに歌うことは好き……歌姫という肩書きは私の為に古来から用意されているようなものよ?
でも、アイドルなんて……
真姫「……帰って」
13 = 1 :
穂乃果「一緒にスクールアイドルやろうよ! 駄目なら曲作って! 二つに一つだよっ!」
真姫「帰ってって言ったのが聞こえなかったのかしら?」
真姫「私が貴女のような愚民と言葉を交わしてあげただけでも幸運だと思いなさい」
穂乃果「私たちのスクールアイドルの曲作ってよー! 作って作って作ってー!!」
話が通じない……?
愚かな女だと思っていたけどまさかここまでだったなんて……
これはまともに会話するだけ時間の無駄ね……この真姫様の時間は有限なんだからこんな女に付き合ってあげる暇なんてないわ
真姫「アイドルの曲とか聴かないし」
14 :
真姫ちゃん可愛い
15 :
まきちゃん
16 :
今から挑戦者♪
あの曲大好き
17 :
いいねえ
18 = 1 :
穂乃果「そうなの? 普段どんなの聴いてるの?」
真姫「……クラシック」
穂乃果「へー……アイドルは聴かないんだ?」
真姫「ああいうチャラチャラした、いかにも庶民が歌う曲とか興味ないし」
穂乃果「……ふーん」
真姫「もう私と話すことはないでしょ? 私も貴女なんかと話すことは」
穂乃果「腕立て伏せできる?」
また突拍子もないことを……
私のとりまきがいたら今頃、半死半生になってるわよ
私は、自ら野蛮なことはしたくないから生かしてあげてるけど……
命は大切にすべき、よ
穂乃果「もしかして…できないんだぁ?」
殺す……
この女、絶対に殺す
19 :
穂乃果「もしかして…できないんだぁ?」
この時の穂乃果の顔、簡単に想像できる
20 = 1 :
真姫「……できるわよ!」
穂乃果「あんまり無理はしない方が」
真姫「できるって言ってるでしょ!! この私を誰だと思ってるのよ!?」
穂乃果「えっと……ま、ま……?」
真姫「真姫様よ! ていうか本当に私のこと知らないわけじゃないわよね?」
穂乃果「……? 今知った! 真姫ちゃん!」
真姫「真姫様!」
穂乃果「そういえば一年生の子も真姫様って言ってたような……」
真姫「当然でしょ? 私と貴女たち庶民は対等じゃないんだから」
穂乃果「そんなのおかしいよ、友達はみんな対等なはずだよ?」
真姫「私は特別、てかそもそも貴女とは友達じゃないし」
穂乃果「……腕立て伏せ」
真姫「やるわよっ!」
22 = 1 :
真姫「ふっ…くっ……! んっ…、あぁっ… !」
穂乃果「おぉ…!」
真姫「んっ…しょっ…! こ、これ…くらい…っ!」
穂乃果「ならそのまま笑ってみて?」
真姫「え…?」
本当にこの女……意味わかんない
ムカつく……
私のこと知った時、青ざめるがいいわ
泣いて土下座させてやるんだから!
……あれ?
でも、私のことを知らない人間がこの学校にいるのかしら……?
もしかして、本当は知ってて……
23 = 1 :
穂乃果「どうしたの? できないのぉ?」
真姫「……っ!」
知ってる上でわざと……?
私の寵愛を受けたくて、こんな手の込んだ真似を?
だとしたら滑稽ね…………私が
まぁ明日がこの女の命日になることだし……笑みくらい餞として与えてあげるわ
穂乃果「……? おーい! おーい! 聞こえてますかー?」
真姫「あぁもううるさいわね! これでいいんでしょ!? にっこにっこにー!」
穂乃果「おぉ! すごい! 穂乃果なんて全然駄目だったのに」
真姫「何回も言うようだけど私と貴女では格が違うのよ! 格が!」
24 = 1 :
穂乃果「すごいよ! 真姫ちゃん! 是非穂乃果たちと一緒にスクールアイドルを」
真姫「やらないって言ってるでしょ!! あと真姫様!!」
穂乃果「そっかー残念残念…」
真姫「ふんっ……用が済んだらさっさと」
穂乃果「これ歌詞ね! 穂乃果たち神社で練習してるから完成したら持ってきてよ!」
真姫「曲も作らないっ!!」
穂乃果「あ、恥ずかしいなら別の方法もあると思うんだ! ポストに入れること」
穂乃果「じゃあ穂乃果、練習行くからばいばーい!」
真姫「……」
25 = 2 :
さるよけ
26 = 1 :
━━
真姫「ってことがあったのよ…」
凛「むきーっ! ふざけた女だにゃー!」
花陽(アイドル……?)
真姫「だからその練習とやらを見に行って嘲笑ってやろうと思うんだけどどうかしら?」
凛「そこで仕返ししてやるにゃー!」
花陽「い、行きましょう…!」
真姫「ならさっさと馬車の準備をしなさい!」
花陽「は、はい…! 真姫様!」
凛「がってんしょーち!」
27 = 1 :
━━
凛「次は~神田明神~」
花陽「つ、着きました! 真姫様」
真姫「ご苦労様って何よ!? この石段は……!!」
真姫「これじゃ馬車で登れないじゃない!!」
凛「まぁ神社って大体こんなものだし…」
真姫「……花陽」
花陽「はいっ! 私の背中でよろしければ」
真姫「途中で落としたら承知しないわよ」
花陽「頑張りますっ!」
凛「凛は先に登って紅茶の準備してるにゃー」
真姫「だ、そうだから冷めない内によろしくね」
花陽「はいっ!!」
28 :
さすが真姫様
29 :
さるよけしえん
真姫ちゃんかわいい
30 :
この真姫ちゃんは「おのれ!許さんぞ貴様ら!」とか「使えない奴らめ!」とか言いそう
31 = 1 :
花陽「ひはぁ……っ! ひはぁぁっ……!!」
真姫「ペース落ちてるわよ!」
花陽「ひゅふっ…! ぜぇ…ぜぇ…っ! はふ…ひはぁっ……!!」
真姫「まったく……情けない」
花陽「ず…ずみ"ま"ぜぇぇ……んっ! げほっ…げほっ…!!」
凛「一番乗りー♪ にゃ?」
海未「ワンツースリーフォー!」
穂乃果「ファイブシックスセブンエイト!」
ことり「はぁ…っ! はぁっ…!」
凛「あいつらが真姫様が言ってた…」
32 = 3 :
かよちんかわいそう
33 = 2 :
かよちん頑張れ
34 = 28 :
りんぱなが真姫様にご奉仕ルートはよ
35 = 1 :
凛「凛は紅茶の用意~♪」
海未「おや? あれは…」
穂乃果「あっ…! 確か一年生の教室にいた…」
海未「なるほど……もしかして私たちのファンなのでは?」
穂乃果「多分そうだよ!」
海未「応援してくれる人がいるというのは嬉しいものですね」
穂乃果「うんっ!」
凛「準備おーけいだにゃー! 真姫様たちまだかなまだかなー?」
海未「では紅茶も淹れてもらったことだし休憩にしましょう!」
穂乃果「ことりちゃーん! 休憩だってー」
ことり「はぁ…はぁ…っ! あ、は~い!」
凛「にゃ…?」
37 :
海未ちゃんいくらなんでも自意識過剰すぎるぞ
38 = 1 :
穂乃果「ことりちゃん! おやつおやつー!」
ことり「今日のおやつは紅茶にぴったりのフィナンシェとダックワーズ! あとギモーヴも作ってきたよ~♪」
穂乃果「ぎもーぶ?」
ことり「マシュマロのこと♪」
穂乃果「おー!」
海未「なかなか良い香りの茶葉ですね……二人ともミルクは入れてよかったですか?」
穂乃果「うん!」
ことり「ことりはあま~いのがいいなぁ!」
海未「わかりました」
凛「……ちょ、ちょっと待つにゃー!!」
39 :
>>37
海未ちゃんってモテるからそう思っちゃうのも仕方がないよ
40 :
かよちんはやく登りきるんだ…
41 = 1 :
海未「どうしました?」
凛「こ、これは真姫様の為に用意した」
ことり「お菓子いっぱい持ってきたから一緒に食べよ?」
凛「お、お菓子……じゅるっ……」
ことり「ね?」
凛「うんっ!」
海未「ではもう一杯淹れますね」
凛「ありがとー! いっただきまーす!」
穂乃果「美味しいっ! やっぱり激しい練習の後の甘いものは格別だよ!」
海未「この後もまだ練習はありますけどね?」
穂乃果「ひぃー!」
ことり「遠慮しないでいっぱい食べてね?」
凛「うん! ありがとー! もぐもぐ…」
42 = 3 :
ちょろ凛かわいい
43 = 1 :
ことり「紅茶のおかわり淹れるね」
穂乃果「穂乃果もー」
凛「凛もー」
海未「海未もー」
ことり「へ? 海未ちゃん……?」
海未「し、失礼しました……つい美味な紅茶と場の雰囲気に流されてしまい……」
凛「もー海未ちゃんったら可愛いにゃー」
穂乃果「えへへ、楽しいねー」
ことり「一人増えるだけでも賑やかになって良いかも♪」
穂乃果「凛ちゃんも一緒にスクールアイドルやってみない?」
凛「スクールアイドル……?」
44 = 4 :
凛ちゃんちょろいな
46 = 1 :
凛「うーん……うーん……」
穂乃果「すごく悩んでる…」
ことり「凛ちゃん可愛いし、絶対良いと思うんだけどなぁ…」
海未「気も利きますし…何ならマネージャーというのも…」
凛「うーん……どうしようかにゃぁぁぁぁぁぁ……」
穂乃果「そ、そんなにすぐ決めなくてもいいんだよ…?」
ことり「ことりたちはいつでも大歓迎だから」
凛「うん…! もうちょっと考えてみるにゃ! ……? 凛、何か忘れてるような……?」
穂乃果「食後の一服かな?」
ことり「凛ちゃんって不良なの!?」
48 :
忘れてることって
花陽のことでしょ
49 = 40 :
完全にへばってるだろこれ
50 = 2 :
かよちんにお菓子届けたい
みんなの評価 : ○
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