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    元スレ透華「わたくし達の麻雀部をつくりますわ!!」

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    1 :

    代行ID:VFAIP3/6P

    2 :

    代行ありがとうございました

    3 :

    はよせな

    4 :

    ここに支援の用意有り

    5 :

    もんぶち期待

    6 = 2 :

    コンコン


    透華父「どうぞ」


    ガチャリ


    「失礼します。旦那様、コーヒーのお替りをお持ちしました」

    透華父「ご苦労。君が我が家にきて2週間か、そろそろこちらの生活にも慣れてきたかな?」

    「はい。皆さんが丁寧にご指導してくださいますので」

    透華父「特に衣の相手をするのは、なかなか骨が折れるだろう」

    透華父「間近で見た印象を聞かせてもらえるか?」

    「ボ・・私には及びもつかない大きな力を秘めた方です」

    「ただ、その力の持っていく場を持て余しているようにも思えます」

    透華父「ふむ、それでは衣の側で透華の様子は・・・どうであったかな?」

    7 = 2 :

    「透華お嬢様・・・ですか?いつも通りハツラツとされていましたが」

    「何か気になることがおありでしょうか?」

    透華父「そうか・・・ならば良い」

    透華父「交友関係も含めて衣の面倒を見ると、張り切ってはいるがな」

    透華父「あれも同年代の親しい友人は今まで、それほどいなかったのだ」

    透華父「我が娘ながら、随分と個性的に育ってしまったのでな。周囲が気後れしてしまう」

    透華父「だが最近の透華は実に楽しそうだ。おそらく君のおかげでもあるのだろう」

    透華父「・・・詮ないことを言った。国広君、これからも二人のことをよろしくお願いする」ペッコリン

    「・・・!はい、微力を尽くさせていただきます」

    8 = 2 :

    (・・・とは言ってみたものの・・・)

    「わーい、また衣の勝ちだー」

    「ボ、ボクがカードで負けた・・・」

    (この状況は、流石に受け止め難いー)

    (少しだけ残ってた自信まで丸ごと無くなっちゃいそうだよ!)

    「然にあらず。それ程卑下することはないぞ」

    「トーカ以外で衣とこんなに渡り合った玩具(オモチャ)は初めてだ」

    (オ、玩具って・・・。悪気はないんだろうなあ・・・)

    9 :

    衣は子供

    10 :

    麻雀以外も強いのかころたん

    11 :

    ババ抜きで表情に出そう

    12 = 2 :

    コンコン


    透華「入りますわよ、衣」 ガチャッ

    透華「・・・あらあら、また随分と派手にやられていますわね」

    「ううっ、面目次第もございません・・・」

    透華「では何かまたペナルティを考えなければいけませんわね~」ニヤニヤ

    (これ以上手錠の鎖が短くなったりとかしたら困るなー)

    (普段の仕事に支障が出ないようなものに、なんとかお願いしてみないと・・・)

    透華「コホン。それでは・・・」

    「・・・」ゴクッ

    透華「お父様のいないところでは、敬語禁止!」ビシッ!

    「・・・・・・へ?」


    こうしてボクは、透華付きのメイドになったのだった。

    13 = 2 :

    ―――――

    ――――――――――


    「透華ー、お茶が入ったよ・・・って、さっきからずっとパソコンのモニターを睨んで、何を見てるの?」

    透華「・・・優秀な打ち手が必要ですわ」

    「ああ、前に何度か言ってたことだね。チームを作るって話だっけ?」

    透華「いくらわたくしが天才美少女雀士といえど、一試合でニ人分打つことは不可能」

    透華「高等部に上がって団体戦に出るにはあとニ人」

    透華「普段から四人打ちでやる為に、少なくともあと一人は骨のある人材を早急に見つけたいところです」

    透華「・・・いい加減、三麻だけでは衣も飽きるでしょうしね」ボソッ

    (結局はそれだよねー。相変わらず衣に甘いなあ、まあ気持ちはわかるけど・・・)

    14 = 2 :

    透華「そこで!この掲示板ですわ!!」


    ディスプレイに写し出されていたのはアルファベットの羅列。
    どうやら外国の掲示板みたいだ。


    「英語・・・じゃないね。どこの国の言葉?」

    透華「ドイツ、ギーセンにある龍門渕姉妹校の校内掲示板ですわ」

    透華「どうやら近隣の学校と行った女子麻雀対抗戦の話をしているようです」

    透華「でも、こちらを見てくださいな」パチンッ

    透華「ハギヨシっ!もう一度先ほどのページの用意を!」

    ハギヨシ「はっ、透華お嬢様」シュタッ

    (うわっ、あっという間にページが翻訳されてく)

    (本当、この人は何でもありだなあ・・・どれどれ・・・)

    15 = 11 :

    純には幸せな恋をしてほしい

    16 :

    純君は絶対ドイツに現地妻居る

    17 = 2 :

    『対抗戦お疲れ様! 2位なら上々の結果じゃないでしょうか!

    『でも、ジュンが出ていれば絶対勝ってたよねー。

    『彼、日本に帰ってたわけでもないんでしょ?

    『ダメダメ、ジュンは「学校の名誉を賭けて~」みたいなの面倒くさいみたい

    『今ごろまたどこかで自称玄人をコテンパンにしてるんじゃないの(笑)


    「ジュン・・・この人が透華の言っていた骨のある打ち手ってこと?でも、彼って・・・?」

    ハギヨシ「なぜかこの掲示板では”彼”について一貫して男性代名詞が使われているのです」

    ハギヨシ「しかし、学園の生徒名簿を調べましたところ、確かにお嬢様たちと同学年」

    ハギヨシ「15歳の女生徒である、と」

    ハギヨシ「本名は”ジュン・イノウエ”となっております」

    18 = 2 :

    透華「それで?そのジュンの実力の程はどうなっていますの!?」

    ハギヨシ「公式戦への参加歴がなく、牌譜の類(たぐい)は見つけられませんでしたが、別の記録はありました」

    ハギヨシ「これは先月ギーセン行政管区にて非公式で行われた室内ギャンブル競技大会の各種結果です」

    ハギヨシ「当然大人も交えて、と申しますか参加者はほぼ全員大人の大会で」

    ハギヨシ「高名な大学教授やプロのギャンブラーなども、何名か参加していたようです」

    それを受け取りしばらくの間目を落としていた透華の身体が小刻みに震えていく。
    頬もうっすらと赤くなっているみたいだ。そしてその顔に浮かぶのは・・・笑み!


    Poker:first prize-Jun Inoue

    Darts:first prize-Jun Inoue

    Blackjack:first prize-Jun Inoue

    Mahjong:first prize-Jun Inoue


    透華「はじめ!行きますわよ!」

    「行く?行くってまさか・・・」

    透華「ロンオブモチ!ドイツですわ!!」

    19 :

    ロンオブモチワロタ

    支援

    20 :

    ロンオブモチ!

    21 = 2 :

    ~一週間後~


    透華「着きましたわ!」


    ギーセン・・・ドイツ中西部ヘッセン州に属する交通の要所。
    近隣にドイツ経済・金融の中心フランクフルトを抱え、国内でも学生比率の特に高い大学都市。
    ボク達はホテルに着くやいなや街の中心部、マルクト広場にやってきていた。


    「うん、そうだね。まずはどこへ・・・って、ええー!?」

    透華「Sie dort! Es gibt etwas, fur einen Moment nur zu horen?」

    訳:『そこのあなた!少しばかり質問に答えていただけますかしら?』


    視線を向けたときには、既に透華は道行く人へ流暢なドイツ語で次々話しかけている。
    驚いたことに彼女は、ボクがパスポートの発行手続きを終えるまでの1週間で
    ドイツ語を日常会話レベルでは完全にマスターしてしまっていた。

    それも朝から晩まで、寝る間さえ削っての猛レッスンで。
    何もそこまでしなくても、ハギヨシと呼ばれているあの万能執事さん
    (今回も荷物持ち兼ボディーガードとして帯同している)に
    任せればいいんじゃないかなと思うんだけど・・・。

    22 = 2 :

    透華「相手が誰であろうと、その器を測るには目で見て直接言葉を交わすのが一番ですわ!」

    透華「それが高貴なる者に課せられた義務というもの!」

    透華「わたくしと話したからには、それはもう!どんな情報でもペラペラペ~ラのペラペーラでしてよ!!」


    側に仕えるようになって分かったことだけれど、彼女は天才ではない。
    いや、確かに才能はあるが、それだけではなかった。
    彼女はそれ以上に努力の人なのだ。

    その気になれば何でもしてもらえる環境にありながら、人に任せるのを良しとせず、
    自分はおろか他人の面倒まで見ずにはいられない究極のオカン気質。

    常人の数倍の理解力と記憶力、数十倍の集中力と根気、
    そして何より数百倍の見栄っ張りさが彼女の原動力となっているのだ。


    (まあボクも、あの強引さに救われたようなものだけどね・・・)

    「透華ー、ボクも手伝うよー!まずは学校に行ってみないー?」

    23 = 16 :

    さる食らうぞ

    24 :

    しええ

    25 = 2 :

    ―――――

    ――8時間後


    学園を訪ね、寮で空振りし、市庁舎に乗り込み、
    もう一度戻った広場では騒ぎを大きくしすぎて
    危うく警察沙汰になるところだった。

    大人しく寮で待ってみればという意見も出してみたけれど、
    生来気が短い透華には、その場で状況が動くのをただ待つという
    発想はないらしい。

    向かった学園の生徒・教師陣、街のVIPから
    どう見てもただの観光客まで手当たり次第に声をかけた末
    すっかり日も暮れようという頃、夜によく顔を出すという噂を頼りに
    辿り着いたのは街区の奥まった場所に佇む古いバーだった。

    26 :

    懐かしいなこれ

    27 = 2 :

    透華「ぜい、ぜい・・・。ここにっ、ジュンがおりますのね!」

    「いや、まだそうと決まったわけじゃ・・・」

    透華「いーえ!ここまで来たのです、絶対いるに決まっちゃってますわ!」


    バターン!


    カランカラン


    樫製の扉を開けると、雑多な喧騒がボク達を包む。
    いかにも地方の居酒屋といった風だけど、ざっと見たところ日本人の姿はない。

    ひとまず、マスターにでも話を聞いてみようかと考えた矢先、
    にこやかに近づいてくる茶髪と黒髪の二人組がいた。

    28 = 9 :

    タコス

    29 = 2 :

    茶髪『あんたらジュンに何か用かい?』

    透華『ええ、そうですわ。あなた方、どうしてそのことを?』

    茶髪『いや、表でジュンの名前を口にしているのが聞こえたものでね』

    黒髪『俺たちは、あいつの博打仲間でね』

    黒髪『ちょいとポーカーに付き合ってくれたら、色々教えてあげてもいい。どうだい?』

    (胸元のポケットから真新しいトランプデッキ・・・それに、この人たちの指は・・・)

    透華『いいでしょう!七並べの女王と呼ばれたわたくしの力、見せて差し上げますわ!』

    30 = 2 :

    「・・・えっと、透華、この勝負ボクがやってもいいかな?」

    「それぐらいなら言葉もなんとなく分かると思うし」

    透華「あら、大丈夫ですかしら。この方たち、なかなか手慣れてそうですわよ」

    透華「危ないと思ったら、すぐさまわたくしを御呼びなさいな」

    「うん、ありがとう。頑張るよ」

    茶髪『話は決まったかい?じゃあルールは一般的なテキサスホールデム』

    茶髪『カードを切るのは、こっちの相棒でいいかな?』

    「ええ、お願いします」

    茶髪『よし決まりだ!チップはお互い100枚で。自信があるなら追加してもらっても構わないけどね』ニヤリ

    茶髪『それじゃあまずは、様子見の一枚から行こうかな』ポイッ

    『コール・・・』スッ

    31 = 16 :

    はじめちゃんイカサマするにしてもどこにカード隠すんだろう

    32 = 5 :

    ワイルドな順くんいいよいいよ~

    33 = 2 :

    ~30分後~


    茶髪チップ:170枚  一チップ:30枚

    「・・・・」

    茶髪『ハハ、今日はあまり調子が良くないのかな?』

    茶髪(ククク、俺達が知り合いと知っていながら黒髪にディーラー任せる時点でズブの素人だ)

    茶髪(あんたの手札も、共通カードに次何が来るかも俺には筒抜け)

    茶髪(ちょいと高い授業料を払ってもらうぜえ)

    透華「はじめ!本当に大丈夫ですの!?もうあまりチップが残っていませんわよ?」

    「大丈夫、大丈夫。ポーカーは一度の勝ちで大きく取り戻せるゲームだからさ」

    「さて・・・と。じゃあ、オール・イン(全賭け)です」

    34 = 2 :

    茶髪『オール・イン?うーん、勝負に出たね・・・』チラッ

    黒髪『・・・・・・』コクリ

    茶髪(おやおや、ワンペアでオール・インとはな・・・)

    茶髪(一か八かで降ろしてファーストベットを稼ごうって腹だろうが、気の毒にこれで終わりだよ)

    茶髪『OK。30枚、コールだ』

    黒髪『それでは、ショーダウンです』

    茶髪『ツーペアだぜ、悪いな嬢ちゃ・・・』

    「Unhoflich(御無礼)スリーカードです・・・なんちゃって」パタパタ

    35 = 5 :

    はじめちゃんカッコいい!

    36 = 19 :

    傀読んでwktkする一ちゃんかわいい支援

    38 = 2 :

    茶髪『なんだとーっ!そんなはずっ・・・』ガタッ

    「どうしたんですか?何か気になることでも?」

    茶髪(ちくしょうっ!あの野郎、ミスりやがったのか!?)キッ!

    黒髪『』ブンブンブンッ!

    「さあ、次の勝負にいきましょう」


    茶髪『・・・ワンペア』

    「ツーペア」

    茶髪『ストレート!』

    「フラッシュです」

    茶髪『ッッッ!フルハウスだ!!!』

    「フォーカードだよ。わー今日はついてるなー」


    茶髪チップ97枚 一チップ103枚

    39 = 2 :

    茶髪(ちくしょうっ!こいつもなんかサマやってやがるのか!?)

    茶髪(それにしたって、何の準備もせずにこの店に来て、俺たち二人を出し抜けたりするもんなのかよ!?)

    透華「オーッホッホッホッ!はじめはやればデキる子、やればデキる子ですわ!」

    (黒髪さんの特技は、ボトムディールかあ)

    (ボクがお父さんに教わって出来るようになったのは、確か6歳くらいだったっけ)

    (・・・ちょっと懐かしいな)

    (まあ鎖がある状態でのこんな単純なパーム(握りこみ)も見破れないようじゃ、まだまだだけどね)

    40 = 2 :

    茶髪(こうなりゃ、なりふり構ってられるか!)

    茶髪(多少強引でも、特大のハンドで一気に決めてやる!!)

    茶髪(調子に乗ってレイズについてきやがれ!泡ふかせてやるぜ!)

    茶髪『レイズ10枚』

    「コール」

    茶髪『レイズ!30枚!!』

    「コール」

    茶髪(よしっ、乗ってきたっ!)

    茶髪『残り57枚!オール・インだ!』

    「オール・イン、コールします」

    41 :

    しえんた

    42 = 2 :

    茶髪(場の共通カードは、スペードA・ダイヤ5・クラブ7・スペードJ・スペードQ・・・)

    茶髪(俺の手札はスペードの10とスペードのK・・・ロイヤルフラッシュだ!)

    茶髪(あいつがどんな手だろうと、必ず勝てる!)

    黒髪『それでは、ショー・ダウンです』パタパタッ

    茶髪『ハッハー、見ろ!スペードの10とスペードのK、ロイヤルフラッシュだ!』

    茶髪『それに比べて、こっちはブ・・タ・・・?・・!?』

    「見てのとおりですよ”こちら”がロイヤルフラッシュ」

    「あなたのハンドはダイヤの3とハートの6。ハイカード・・・ブタです」

    43 = 2 :

    黒髪『そ、そんなバカな!あいつは一度もこっちのカードに触ってもねえのに!』

    「何を言っているかは大体察しがつくけどさ」

    「視線誘導・会話によるブラフ、触れていないように”見せる”技術は色々あるんですよ」

    「種も仕掛けも・・・手品だから実はあるんだけどね。まあその辺は企業秘密ってことにしておいてよ」


    茶髪・黒髪『』ガタガタガタガタ

    (ふう、熱くさせて一気に決める作戦成功。良かった、なんとか勝てた・・・)

    (でも、結局はこの”手”に頼っちゃったなあ)

    (いつか手品に依らない正攻法(まっすぐ)なボクが透華の役に立てる日が来るんだろうか・・・)

    (まあでも、とりあえずは・・・)

    44 = 19 :

    かっこいいしえん

    45 = 5 :

    自動卓じゃなかったらはじめちゃん最強の可能性が微レ存

    46 = 26 :

    出る作品間違えてるね
    天に出ろ

    47 = 2 :

    「ボクの前で手品を披露するのは、10年遅かったですね」

    「じゃあジュンについて、知っていることを洗いざらい教えていただけますか?」

    茶髪&黒髪「「○▲□●・・・!」」


    ボクにはもう聞き取れない早口で捨て台詞を残した二人組はその場を後ずさり
    ぱっと振り向きざま、出口に向かって猛スピードで・・・コケた。


    ???『なんだよお前ら、また来てたのか?・・・懲りねえ奴らだなあ』


    長い脚を伸ばして連中を転ばせた人物は、
    片手で二人を引きずりながらそのままこちらへ歩いてくる。

    スラリとした長身に、ツンツンに立てた髪と
    涼しげな印象を抱かせる端正な顔立ち。

    右手と口一杯にドイツ名物のカレーヴルストを
    確保しているのは気になるけれど、かなりのハンサムさんだった。

    49 = 2 :

    ???『迷惑かけたなアンタら』

    ???『こいつらこの辺りの店で一見の客を見つけてはケチなイカサマで金を巻き上げようとするチンピラだ』

    ???『先月シメたと思ったんだが・・・もう戻ってきてやがったか』

    ???『今度はちょっとやそっとじゃ忘れないよう、深い思い出作ってやんなきゃな』

    オッサンA『ジュン、手加減してやれよ 』

    オッサンA『可愛らしいお嬢ちゃんたちにゃあ、ちょっとばかりきつい光景だろうしよ! 』

    ???『おいおい、だからオレも女だっての』

    オッサンB『ちげえねえ、ただし”可愛い”の代わりに”凛々しい” がつくけどな。ハッハッハッ!』

    (ジュン?今ジュンって言ったの!?)

    ???『ん?お前ら日本人か?』クルッ


    改めてこちらを向いたその胸部には、意外にもしっかりとした膨らみが・・・


    「キミ、ひょっとしてキミの名前は・・・?」

    急な展開の連続に思わず日本語で尋ねると、同じく滑らかな日本語が返ってきた。


        「純。井上純」


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