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    元スレP「“チカラ”に目覚めたアイドルたち」

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    151 = 1 :

    貴音「なっ……!」

    「雪歩、大丈夫!?」ササッ

    雪歩「真……ちゃん……やっぱり、来てくれたぁ……」ミシミシ

    雪歩「えへ、へ……大地を通じて……分かってた、よ……」ミシミシ

    「よいしょ……んぐっ!?」ズシィ

    (重い。ボクでも持ち上げられないほどに……)

    「なんでだよ……貴音……!」

    貴音「菊池真……何故、ここが?」

    「偶然、この森にいたからね。近くで雪歩が弱っていくのを電波で感じて、すぐに駆け付けられたよ」

    貴音「この森は偶然来られるような所ではないと思っていたのですが……これは想定外です」

    「そんなことはどうだっていいだろ。それよりなんでこんな真似を? 返答によっては……話し合う気にもなれない」バチバチ

    貴音「……皆には信じてもらえないであろうと思い、私一人で片付けようと考えたのですが……やむを得ませんね。話しましょう」

    貴音「萩原雪歩。彼女こそが、秋月律子を死に追いやった犯人なのです」

    「……」

    「やっぱり、ね」

    153 = 1 :

    雪歩「え……やっぱり、って…………真……ちゃん……?」ミシミシ

    貴音「おや、貴女も気付いていましたか。では共に彼女に制裁を……」

    「まったく、そんなことだろうと思ったよ。なんでこう、胸のおっきいひとばっかりこんな……」ポリポリ

    貴音「……?」

    「同じなんだよ、貴音……君の目は、さっきのあずささんと同じなんだ。君自身の目じゃない、誰かの悪意に満ちた……そんな目なんだ」

    貴音「随分と、面妖な物言いを致しますね」

    「とにかくこれで確信したよ。律子たちを殺して、貴音やあずささんに何かした『黒幕』がいる、ってね」

    雪歩「えっと……真ちゃん……?」ミシミシ

    「安心して雪歩。ボクは君の味方だ」

    「辛かったろう……大好きな仲間に疑われ、命を狙われるなんて……こんなに辛いことはないよね」

    「大丈夫、黒幕はボクが倒すから! 雪歩も貴音もあずささんも……みんな救ってみせる!」グッ

    雪歩「真……ちゃあん……」ミシミシ

    雪歩「どうでもいいから早くこの重力をなんとかして……うぐぐ」ミシミシ

    雪歩(痛い……耐え切れないぃ……押し潰されて内臓ぶちまけちゃうよぉ……)ミシミシ

    「あっとごめん……それじゃ貴音、ボク不器用だからさ……力づくで止めさせてもらうよ!」

    154 :

    まこいけ

    156 = 17 :

    まっこまっこりーん

    157 :

    貴音「まったく、仕方がありませんね……ならばこちらも貴女を敵とみなし、全力で迎え撃ちましょう」

    「でぇやぁ!」ダッ

    貴音(さて……どうすべきか。まず左手のチカラは自身にかけておかねば雪歩によって穴に落とされるため解除できない)

    貴音(問題は右手のチカラをどう使うか。このまま雪歩に『対象指定』で重力をかけ続ければ、当然真にやられるでしょう)

    貴音(『範囲指定』で二人共々巻き込むという選択は論外。おそらく、土の流動で二人とも逃がす結果になるだけ。ならば答えは……一つ)スッ

    「!」ズシィ

    雪歩(あ、軽くなった。やったぁ)ギュッ

    貴音「菊地真、貴女をこの右手のチカラの対象とします」

    「ぐぅ……動けない」

    雪歩「えっ……真ちゃん!」

    「雪歩! 逃げて! 貴音はボクがなんとかするから!」

    貴音「雪歩、貴女が逃げた場合、左手も合わせ両手のチカラで真を押し潰します」

    雪歩「えっ、えっ? あ、あうぅ
    、そんな、私、どうしたら……」

    貴音「ふふ、真を助けたいのなら、貴女の取るべき行動は一つですよ」

    貴音「自害するのです、雪歩。そうすれば……これ以上真に手は出しません」

    159 = 157 :

    雪歩「……はい?」

    貴音「私は元より貴女を殺しに来たのです。ゆえに自害していただければ、真は解放いたします」

    「なんだよそれ……雪歩!構わず逃げるんだ! ボクは大丈夫だから!」グググ

    雪歩「えと、うあ、あうぅ……」

    貴音「雪歩」

    「雪歩!」

    雪歩「うっ、あっ……ご…………ごめんなさいいいいいいいいいっ!!!」ドドド

    貴音「穴を掘って……まさか本当に逃げるとは」

    「それで良い、それで良いんだ雪歩……」グググ

    貴音「この状況で本当に逃げるとは……何故貴女があんな薄情者を庇うのか……理解できません」

    「貴音なら、理解出来るはずだよ。本当の貴音なら……きっと……」グググ

    貴音「……」スッ

    「んぐっ!?」ズンッ

    貴音「理解する必要も、ありませんね」

    (やば……重力、さっきの数倍なんてもんじゃない。両手使うと、ここまで……)ズズズ

    160 = 17 :

    重力使いはかませの法則

    163 = 157 :

    貴音「貴女のせいで犯罪者を逃がしたのです。然るべき報いは受けるべきでしょう」

    「ぐっ……効ッ……くなぁ、これ……」グググ

    貴音「……」

    貴音「何故、立っていられるのです?」

    「……へへっ」グググ

    貴音「先ほど雪歩にかけていた以上に強い重力、常人なら数秒で圧死するほどの力を受けていながら……何故あなたは、立っていられるのです」

    「さぁね、ただ……一度倒れたら……起き上がれない、気がしてさ」グググ

    「そう考えたら、意地でも立ち続けないと、ね……」グググ

    貴音「……どうやらその力の源は、電流による『どぉぴんぐ』だけによるものではないようですね」

    貴音「並々ならぬ精神力。敵ながら天晴れです」

    「違うよ、敵じゃない。ボクたちは……仲間だ。雪歩だって……君の……765プロの、仲間なん、だ」グググ

    「みんな揃って……トップアイドルに、なるんだ……!」

    「だから……律子や千早みたいに……これ以上、仲間を、失うわけに、は……いかないん、だ……!」グググ

    「貴音……キミは、ボクが止める……!」グググ

    貴音「…………今、千早と?」

    164 = 157 :

    「……そうだよ。ここに来る途中……気付いたんだ……ほんの、一瞬の、出来事だった」グググ

    「事務所にいた……千早の電圧が……消えた……ってね」グググ

    貴音「なん、と……」

    「状況を、考えるんだ……貴音……頭、良いんだろ……!」グググ

    「ボクたちは……こんなところで、争ってる場合じゃ、ないんだ……!!」グググ

    貴音「…………」


    ~病院~

    春香「ついたよ、美希……病院でいいんだよね?」

    美希「うん、やよいに治してもらうのは……多分、ダメなの」

    春香「……あれ、少し回復してる?」

    美希「そーみたい……なんでかな?」

    春香「よかったぁ……」

    美希「……」

    美希「だいぶ楽になったし……話すくらいなら、もう……大丈夫かな」

    美希「ミキの予想ではね、黒幕はやよいなの」

    165 = 161 :

    うわ、マジキモいはwwwww

    166 = 17 :

    かっか

    168 :

    ホモガキたち
    http://twitter.com/uraelo/media

    171 = 161 :

    お前がいちばんきもいけどっうぇっっw

    172 = 157 :

    春香「……そう、なんだ」

    美希「ヘンタイさんとか、記者さんとか……やよいが治した人って、性格変わっちゃうことあったよね?」

    美希「いくら元気にしたからってアレはないの。もしかしたらやよいのチカラって、元気だけじゃなくて……心とか、『気』そのものをどうこうできるんじゃないかなーって思うの」

    美希「だとしたら……やよいがそう思い込ませたんなら、春香とかデコちゃんが美希を犯人だって思ってても不思議じゃない」

    美希「ミキはすぐに出てったからしてないけど、春香はしたんでしょ? ハイタッチ」

    春香「……うん、した」

    美希「仕組まれたなら、その時。そー考えたらツジツマは合うの」

    春香「でも……まさかあのやよいが、そんな……」

    美希「チカラを手にして変わったとか、自分の意思とは無関係にチカラが発動しちゃってるとか……そういうのだったら、まだいいって思うな。でも……」

    美希「小鳥次第では、一番ヤバいパターンも残ってるかも」

    春香「え……小鳥さん? なんで?」

    美希「……まあ、それは今気にしてもしょうがないの。どの道、早くやよいを止めないと……ごめん、やっぱこんなとこで休んでなんか……」スクッ

    美希「うっ」ズキッ

    春香「わわっ、無理だよ。失明してるし……私のせいで、酷い火傷も、してるし……お、大人しくしなきゃ」

    美希「でも……」

    175 = 157 :

    春香「そんな状態であの律子さんを殺した人をどうこうできると思う?」

    美希「それでも……真実を知ってる、ミキが行かないと……みんな……」

    春香「……」

    春香「生きるんでしょ?」

    美希「……!」

    春香「律子さんの分も生きるんでしょ。だったら無茶したらダメ……よっこらしょ」スクッ

    美希「春香、どこへ……」

    春香「事務所だよ。大丈夫、やよいは私がなんとかするから」スタスタ

    美希「なっ……春香、ダメなの! 殺されるかも……」

    春香「言ったよね、ケジメはつけるって。私は、感情に任せて美希に何度も炎を向けた。生きる資格なんて……とっくにない」

    春香「だからさ、美希はここでしっかり治療してもらってよ。それじゃ私、行ってくるから!」

    美希「春香……っ!」

    春香「……今まで本当に、ごめん。……じゃあね、美希」スタスタ

    美希「……!」

     律子『じゃあね、美希』

    177 = 157 :

    美希(嫌だ……もう、あんなの……)

    美希「……ッ!」

    美希「春香ぁ!!」

    春香「ん……」クルッ


    美希「じゃあねなんて、言わないで!」

    美希「またねって言って!!」

    春香「!」


    美希「美希、もう嫌なの! 仲間がいなくなっちゃうの、もう……嫌なの!」

    美希「春香はアホだけど、今までけっこう楽しかったんだよ? だから、ごめんなんて言わないで……もう終わりみたいに言わないで……」

    美希「またねって言って……ほしい、の……」

    春香「美希……」

    春香(あんなに酷いことしたのに……美希は……私を、受け入れて……)

    春香「…………」


    春香「…………またね!」ザッ

    178 = 17 :

    いっしょにうたーおー

    179 :

    ほほ

    180 = 157 :

    ~事務所~

    社長「なかなか、戻って来ないな……」

    P「ですね……」

    社長「プロデューサー君、流石にもう限界だ。私に見えた未来……アイドルたちの戦い……我々には止める責任がある」

    P「……俺は行きませんよ」

    社長「プロデューサー君! 君はまだそんな……」

    P「行ってどうなるって言うんですか! アイドル達が必死に戦っていたとして、俺たちが行ったところで彼女たちの足枷になるだけでしょう!」

    社長「そっ……そうかも、しれんが……」

    P「そりゃあ、行ってなんとかなるなら俺だって行きたいですよ……アイドル達のためなら、自分がどんな目に合おうが……た、多少なら大丈夫です」

    P「でも無策で特攻して人質にでも取られたら、大変なことになりますよ。彼女たちは良い子だから俺達を見捨てられませんし、きっと犯人の思うがままになります」

    P「そうなるのが一番、怖いんです」

    社長「むう……」

    P「何もしないわけじゃありません。考えるんです。俺たちに出来ることを」

    P「アイドル達がステージで戦っているとき、一歩引いた立場から支えてやるのが俺たちの仕事です。まずは社長、見た未来をもう少し詳しく思い出してください。そこに何かヒントがあるかもしれません」

    社長「そう……だな」

    181 = 17 :

    ピヨォ

    182 = 157 :

    ~森~

    貴音「……」

    「貴……音……」グググ

    貴音「すみません、やはりまだ……信じられません」

    貴音「決断の際最も信じられるのは、やはり自分なのです。この目で見ない限りは、何事も十分には信じられない」

    貴音「私は私の意志を貫き、雪歩を殺します。そこに障害があるなら……壊してでも」

    「くそっ……」グググ

    (もう、倒れちゃいそうだ。誰もボクを信じてくれない……のか……?)

    「真ちゃ~~ん!!!」

    「!」

    貴音「おや……戻ってきましたか」

    「雪歩……!」

    (……へへっ、そうだよ。ボクにはまだ……信じられる仲間がいる!)

    雪歩「助っ人……連れてきたよ!」

    やよい「うっうー! お助けします!」

    183 = 176 :

    あわわ…

    187 = 157 :

    「やよい……!」グググ

    貴音「ふむ……」

    やよい「あうう、ケンカはダメですよ~!」

    雪歩「あの時ね、ただ逃げたわけじゃないんだよ。あのまま四条さんと戦っても勝てないかもって思って……助けを呼びに行ってたの」

    雪歩「でね、偶然やよいちゃんがいたから、連れてきた。やよいちゃんなら真ちゃんが怪我してても治せるからね」

    「……」グググ

    雪歩「待たせてごめんね真ちゃん。これからは三人で協力して……」

    雪歩「四条さんを、殺そう!」

    「!」

    貴音「……」

    雪歩「私、気付いたんだ。犯人は四条さんだって。だから殺して骨までバラバラにして埋めてあげないとねえへへ」

    「雪歩……」

    貴音「どうやら、犯人がはっきりしたようですね……真」スッ

    「……うん。残念だけど……そういうことらしい」


    やよい「? ……!?」ズシィ

    188 = 17 :

    ボコォ

    189 = 157 :

    貴音「高槻やよい、全てあなたが仕組んだことだったのですね」

    やよい「なっ……え?」グググ

    雪歩「四条さん! 私だけじゃなくてやよいちゃんにまで罪を着せようなんて……酷いですぅ!」

    「雪歩、黙っててくれる?」

    雪歩「えっ?」

    やよい「えっと……なんでそう思ったんですかー?」

    貴音「……雪歩が去った後、真が教えてくれたのです。千早の電圧が消えた時、側にいたのはやよいであったと」

    「ボクはまさかやよいが犯人だなんて考えてもなかったんだけど……話してみるもんだね。そこから貴音が一つの可能性を導き出してくれたんだから」

    貴音「やよいのチカラならば、人の心に干渉することが出来るのかもしれない。真が言うには、私や三浦あずさの目は通常とは異なるものであったようで」

    貴音「もしそう仮定すれば、現状にも辻褄が合う。と、私は考えました」

    貴音「しかし私自身、迷っていました。やはり自分の目でそういった『目の違う者』を見ないことには、十分には信じられませんでした」

    貴音「ですから今ようやく、真を信頼することが出来たのです」

    やよい「はい? 目? え?」

    貴音「雪歩の目は先ほどとは明らかに違う。そしてやよい。貴女は……」

    貴音「誰ですか?」

    190 = 17 :

    さすがお姫ちん

    191 = 157 :

    ~路地~

    亜美「ひびき~ん!」

    真美「いたら出てこ~い! 殺させろ~!!」

    亜美「……どーしよっか。ねぇ真美~、ホント聞こえないの~?」

    真美「まっっったく聞こえないよ。ひびきんの心音、覚えてたんだけどなー」

    亜美「じゃあやっぱ死んだのかな?」

    真美「多分ね。どーやって逃げたのかはわかんないけど、おっ死んでるなら一件落着! 事務所戻ろっか」

    亜美「そだね」


    ~事務所付近~

    春香「はぁ……はぁっ……」タタタッ

    春香「……ん?」

    春香「事務所のビルの屋上から地面に向かって階段が……何あれ? 板でできてる」

    春香(この板……千早ちゃんの?)

    春香「……」

    春香「行かなきゃ!」ダッ

    192 = 157 :

    ~屋上~

    春香「…………」

    千早「」

    春香「……」スッ

    春香「死んでる……」

    春香「……」

    春香「…………っう」グスッ

    春香「うっ……うう、ひぐ……っ!」

    春香「……」フルフル

    春香「ん!」パンッ

    春香(……ダメだよね、これじゃ。泣くことなら容易いけれど……それじゃ……ダメ、なんだよね)

    春香(事態は一刻を争うんだもの。泣いてる暇があるなら、この恨みも怒りも……悲しみも)

    春香(全部、炎に変えて……)

    春香(私は…………!)キッ


    ボウッ

    193 = 17 :

    くっ

    194 = 157 :

    ~森~

    やよい「私が……誰か、ですか?」

    やよい「高槻やよいですけど」

    貴音「……私には、貴女があのやよいとは思えません」

    「ボクも、同意見だよ。実際に意識して見てみると……誰だお前、って感じだ」

    雪歩「あのぅ、どう見てもやよいちゃんなんですけど」

    「いいや違う。360度違うよ。つまり……真逆だ」キリッ

    貴音「ええ、このような悪しき雰囲気……今までのやよいのものとは正反対です」

    やよい「……」

    「というわけでやよい、教えてくれ。なんで律子や千早を殺した? 皆に何をした? ここに……何しに来た?」

    やよい「……納得いかないかなーって」

    「?」

    やよい「千早さんの方がまだマシでした。なんですか目って。バカにしてるんですか? 理論もクソもない」

    やよい「なのに、それで本人達は確信を持ってるなんて……どうしようもないじゃないですか」

    雪歩「や、やよい……ちゃん?」

    195 = 157 :

    貴音「どうやら……本性が見え始めたようですね」

    やよい「あーあ、バレなかったらもう少し楽しく遊ぶつもりだったのになぁ……不愉快です。そろそろ、頃合いかなーって」

    「やけに諦めが早いなぁ。雪歩はまだそっちを信じてたのに。それで、どうするつもり?」

    やよい「決まってます。私頭良くないから、私の洗脳に欠陥があった以上、他に方法も思いつきませんし……」

    やよい「とりあえず、皆殺しです^^」

    「!!」ゾワァ

    「貴音! やよいに重力を!!」

    貴音「……かけていますよ。先ほどから……全力で」

    「なっ……!」

    雪歩「な、なにがどーなってるの? ついていけないよぅ……」

    (ぐっ……まいったな、ここにきてさっきのツケが…………全然、動けそうにない……!)

    やよい「残念です、みなさん……さようなら」パッ

    「!! 上から、巨大な……板……!?」

    (おいおい、このチカラって……)

    ズウゥゥン!

    197 = 157 :

    ~事務所~

    P「なるほど……ありがとうございます、社長」

    社長「うむ。私に見えた未来、もはや過去のことかもしれんその内容は、大体こんなところだ」

    P「アイドルがアイドルを犯人だと思い込んでる、か。これが色んなところで起きてるとなると……誰かの手によるものだと考えるのが自然ですね」

    社長「その、誰かとは……?」

    P「……社長が思い出してる間に、ネットでチカラについて調べてみたんですが……これを」

    社長「ふむ……むむ?」

    ガチャッ

    亜美「たっだいま~! よろこべ兄ちゃんども! 犯人を、やっつけてきたぞよ!」

    P「!! なっ……もしかして、響を、か?」

    真美「あったりー! ホント言うとやっつけてる途中で見失ったんだけど、心音も聞こえなくなったし……多分殺せたよ!」

    P「な……なんてこった」

    亜美「それよりさー、何? あの屋上行きの長い階段。メッチャ楽しそうだから意味なく上り下りしてきていい?」

    P「お前ら……響はなぁ……ああ…………」

    真美「あ、そうそう、そういえばさっき蒼い鳥見…………!!」ピクン

    198 :

    しえん

    199 = 157 :

    亜美「? 真美、どったの?」

    真美「……行くよ、亜美。まだ……生きてたっぽい」

    亜美「へ?」

    P「……?」


    ~森~

    シュウウウウウウ

    やよい「……手応え、なし」

    「い……いったい、何が……」

    ???「なんとか……間に合ったみたいだな」

    貴音「!!」

    雪歩「あ……え……?」

    やよい「なんで……潰したはずの皆が、板の上にいるんですか……?」


    やよい「響さん……!!」

    「さぁね。自分、いくらやよいでも……悪いやよいの質問には答えないからな!」

    200 = 17 :

    響ちゃん!


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