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    元スレまどか「えっ!?458イタリア!?」

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    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ~マミホーム~



    まどか「えっ?えっ、本当なんですかっ?マミさん!?」

    さやか「嘘でしょ!?マミさんっ!」

    杏子「おい、マミ、さすがにそれは冗談キツイぜ…」

    ほむら「……」


    ほむら(本当に何なのよ…この時間軸は…)

    ほむら(どうして皆、さっきから車の話ばかりをしているの?)

    ほむら(私は全くついていけないわ…)

    ほむら(おまけにどうやら、まどかたちは皆、海外製の高級スポーツカーにしか興味がないようね…)

    ほむら(インキュベーターではないけれど…わけがわからないわ…)

    2 :

    ほむら「まどかクンニッ!!!!」

    ほむら「ぺろ・・・・・・」

    ほむら「これで私はもう負けない・・・・・・」


     ほむらが復活!! 次号はほむらの大快進撃!!!



                               次号につづく

    3 = 1 :

    マミ「ふふっ~んっ…」

    マミ「納車は先週だったんだけど、皆を驚かせようと思って…」



    ほむら「ちょ、ちょっといいかしら…」

    みんな「…ん?」

    まどか「どうしたの、ほむらちゃん」

    ほむら「…その…4なんとか、イタリアって…何?」

    みんな「…は?」

    マミ「えっ」

    マミ「ちょっと!暁美さん!大丈夫!?」

    まどか「ど、どうしちゃったの!?ほむらちゃん!」

    杏子「どういうことだ、おい…大丈夫か!?」

    さやか「んも~そういう冗談いいって、ほむら」

    4 :

    まどかにはアヴェンタドールプレゼントしてあげよう

    5 = 1 :

    ほむら「」



    ほむら(何なの、この、知ってるのが当たり前みたいな雰囲気は…!)

    ほむら(どうして知らない私が変な人みたいになってるのよ…!!)

    6 = 1 :

    ほむら「ご、ごめんなさい…最近…ちょっと記憶が…」

    まどか「でも、ダメだよ、458イタリア忘れちゃうなんて、ほむらちゃんっ!」

    杏子「そうだぜ、ほむら」

    さやか「ま、あたしはランボルギーニ派だけどねっ」

    マミ「ふふふっ、持ってもないくせに…美樹さんったら…」

    さやか「ま、乗るのにはSLSくらいで十分ですよ、そこまでハイスペックは…」

    さやか「あたしのSLSなら、458には負けませんけどねえ~」

    マミ「あらあら、いい度胸ね…美樹さん、今度ゼロヨンでもしてみる?」

    さやか「いいでしょう!いいでしょう!」

    さやか「でも、ゼロヨンなんてつまらないから、峠で勝負しませんか!?」

    マミ「峠で私に勝てると思って?」

    7 = 1 :

    杏子「まあまあ、お前ら、落ち着けって」

    杏子「ゼロヨンだろうが、峠だろうが、どうせアタシのMCストラダーレには勝てないって」

    マミさや「はあ?」

    マミ「フェラーリの三下のくせに、よくそんなこと言うわね…」

    マミ「ゼロヨンなら私が負けるはずないわ!いえ峠でもよ!」

    さやか「ふんっ、イタリア車なんて2台とも、私が潰してやりますよ!」

    杏子「走りが全てじゃねーぞ!車は!」

    まどか「うぇひひっ、みんないいなあ…スーパーカー…」


    ほむら「……」

    ほむら(…本当にわけがわからないわ)

    8 :

    マミ「ティロ・フェラーリ!!」

    10 = 1 :

    まどか「私もはやくQBと契約して、スーパーカーほしいなあ…」

    ほむら「!」

    杏子「そうだぜ、まどかも早くなんか決めちまえよ」

    さやか「そうそう、まどか、ドイツ車薦めるよ、あたしは!」

    さやか「壊れにくいし、頑丈だし、カッコいいし!」

    マミ「ドイツ車なんて機能美と壊れにくいだけよ、やめときなさい、鹿目さん」

    マミ「ドライブを優雅かつエレガンスに楽しむなら、やっぱりイタリア車よ!」

    杏子「それにはアタシも同意だな」

    さやか「イタリア車なんてすぐに壊れるから、やめときなって!まどか」

    さやか「日本で乗ると内装すぐにベトベトしてくるし、天井剥げるよ?」

    マミ「天井はドイツ車も同じじゃない!」

    マミ「…失礼ね、壊れやすいからこそ、大事にするの、それもイタリア車の味よ」

    マミ「ドイツ車なんか、内装も地味だし」

    11 = 1 :

    マミ「それに、ここ最近のメルセデスなんてコスト削減が酷いわ!何が『最善か無か』よ!」

    マミ「私が唯一認めるメルセデスはW124だけだわ」

    杏子「あ~アタシもそれがあったから、メルセデスやめたんだよなあ」

    さやか「そ、それは…!」

    さやか「……」

    さやか「くう~っ…言い返せないあたしがいる…」

    さやか「でも、SLSだけは別格でしょ?」

    マミ「走りだけは頑張ったほうね…」

    マミ「まあ、F1の名門には敵わないけどね…」

    マミ「ふふふっ、フェラーリに敵うわけないじゃない」

    さやか「くうう~っ!」

    さやか「さやかちゃん怒っちゃいましたからね!」

    さやか「ドイツ車の意地にかけて今度の勝負負けれないからね!」

    まどか「うぇひひっ、私は何に乗ろうかなあ~」

    12 :

    プリウスで充分

    13 = 4 :

    そしてフルボッコにされるフランス車

    14 = 1 :

    ほむら「……」



    ほむら(QBと契約すればスーパーカー?)

    ほむら(どういうことかしら…調べてみる価値がありそうね)

    15 = 1 :

    ~帰り道~


    スタスタ…
    ほむら「QB、いるの?」

    ヒョコッ
    QB「どうしたんだい?暁美ほむら」

    ほむら「魔法少女について説明して」

    QB「いきなりどうしたんだい」

    ほむら「いいから、説明しなさい」

    QB「魔法少女は契約によって生み出され…」

    ほむら「そんなことはわかっているの…!」

    ほむら「契約に何か特典みたいなのは、ついてるのかしら…」

    QB「ああ、そのことかい」

    QB「そうだよ、今僕と契約して魔法少女になると、願いを叶えられることと他にもう一つ」


    QB「スーパーカーがもらえるんだ!」

    16 = 8 :

    ちょっと契約してカウンタック貰ってくる

    17 = 4 :

    オマケでホッチキスもあげよう

    18 = 1 :

    ほむら「…スーパーカー?」

    ほむら「でも、私たちはまだ子どもよ?」

    ほむら「免許なんて持ってないし、というか持てないし、車なんていらないでしょ…」


    QB「何を言っているんだ」

    QB「去年の法改正で、この国の普通自動車第一種運転免許取得の年齢は14歳以上になったじゃないか!」

    QB「それに中学校という義務教育期間中ということで、誕生日の早い順に満14歳になった子たちから」

    QB「授業の一環として、免許の取得が義務付けられているよ」

    ほむら「!」


    ほむら「そ、そんな…!」

    19 = 12 :

    こ、こりゃ~ていへんだぁ

    21 = 1 :

    QB「だからこそ、君たち中学生の間でも、今、何の車に乗ってるかがステータスになっているんだよ」

    QB「それで僕たちはそれに目をつけた」

    QB「そして、契約の特典としてスーパーカーをつけることで、契約が去年の倍に…」

    QB「おっと、これ以上は…」

    …パーン!
    QB「きゅぷっ!」

    グチャッ


    ほむら「……」

    22 :

    ヒュンダイ大人気やろなー

    23 = 1 :

    翌日 
    ~教室~


    ガヤガヤ…
    ワイワイ…
    子A「えーっ!女子Bちゃんってセルシオに乗ってるの?」

    子B「しーっ!静かに!」

    子B「まだみんなには内緒だよ!」

    子A「何リッターのやつ?」


    ワイワイ…
    子A「だからな、ロータリーエンジンってのはだなあ~」

    子B「何言ってんだ、こんな時代だからこそ、キャブ車に乗るんだろ!」

    子C「プリウス?は?お前そんなに乗ってんの!?」

    子D「そんなことより、俺のシトロエンの話をだなあ~」


    ほむら「……」

    25 = 1 :

    ワイワイ…
    中沢「上条、腕はもういいのかよ」

    恭介「ああ、今度のイベントまで時間もあんまりないからね」

    恭介「最近はLSD非搭載車で練習してるんだ…」

    恭介「片腕でもできるかと思ったんだけど、やっぱり逆ハン片手は辛くてね…」

    中沢「相変わらずだな、さすがは中学一のドリキンだよ…お前は」

    中沢「でも、最初は事故で腕動かなかったんだろ?」

    恭介「まあね、でもドリフトだけはやめられないからね…」

    26 = 4 :

    いろは坂か

    27 = 1 :

    …ガララー

    スタスタ…

    「……」

    「今日はみなさんに大事なお話があります、心して聞くように」

    「スポーツカーとはMTですか?それともセミATですか?」

    「はい、中沢君!」

    中沢「えっ、えっと…そ、そうですね…」

    中沢「確かにスポーツカーとして速いのはクラッチレスの、所謂F1マチックのセミATなんでしょうけど…」

    中沢「クラッチ操作しつつの、ヒールアンドトゥでの走りもたまりませんね…」

    中沢「好みでそれぞれですから、まあ、僕はどっちでもいいんじゃないかと…」

    28 = 1 :

    「その通り!どっちでもよろしい!」


    「たかがトランスミッションの違いで女の魅力が決まると思ったら大間違いですっ!」

    「女子のみなさんはくれぐれも、MT車しかスポーツカーとして認めない、とかぬかす男とは交際しないように!」

    さやか「ダメだったか…」

    まどか「ダメだったんだね…」

    「そして、男子のみなさんは、MT車に乗ってるからっていい気にならないこと!」


    「はい、それでは、朝のHRを始めます」

    29 = 1 :

    ほむら「……」



    ほむら(本当に、この時間軸での中学生は車がステータスになってるの!?)

    ほむら(みんな車のことしか話してないじゃない…!)

    ほむら(何よ、これ…)

    30 :

    車かギャンブルしか話題のない田舎らしいな

    31 = 1 :

    ~休み時間~

    スタタタッ
    まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃんっ!」

    まどか「これ、見てっ」
    ペラッ

    ほむら「…?」

    まどか「ランボルギーニの新型、ウラカンだよっ」

    まどか「かっこいいよねっ!!」

    ほむら「…そ、そうね…」

    さやか「でしょ~!ほら、やっぱりガヤルドよりも見た目いいって!」

    さやか「あたし、ガヤルドも好きだったけどさ、どうしてもあのリアだけは無理だったんだよねっ」

    さやか「な~んか、後ろもっと長かったのを途中で切断しました~みたいなリアだったじゃんっ」

    さやか「アヴェンタドールのリアは超カッコいいのになあ」

    さやか「でも、ウラカンはガヤルドの後継車の割にはカッコ良すぎっ!」

    まどか「ゼロヒャクも3.2秒だって!すごくないっ!?」

    さやか「相変わらず化けもんだよね~ランボルギーニは」

    33 = 1 :

    ほむら「……」

    ほむら(このままじゃ、私は会話にすらついていけない…)

    ほむら(どうにかしないと…)



    まどか「私、QBにウラカン頼もうかなあ~」

    ほむら「!」

    さやか「イタリア車は維持が大変だって~」

    まどか「う~ん、悩むなあ~」


    ほむら「だ、ダメよ…まどか」

    まどか「え?」

    35 = 1 :

    まどか「どうして、ほむらちゃん…ほむらちゃんもイタリア車嫌いなの…?」

    ほむら「そ、そうじゃなくて…魔法少女なんかになってはダメってことよ…」

    まどか「でもスーパーカーだよ~っ、私すごく憧れちゃうよっ」

    さやか「そりゃあね~今は男子が車であたしたちを馬鹿にしてくる時代だからね」

    さやか「女の子だからって、今どき軽なんかに乗ってたら笑いものだよ」

    まどか「さやかちゃんはもうSLS持ってるんだから、笑われないよっ」

    さやか「まあね~」

    ほむら「…そ、そんなことで、魔法少女になんてならないで…!まどか!」

    まどか「そ、そんなことって…大事なことだよ?ほむらちゃん」

    さやか「そうだよ、ほむら、何言ってんの、車は文化だよ」

    ほむら「……」

    36 = 1 :

    さやか「あ、そういえば、あんたも魔法少女なんだし、QBから車もらったんじゃないの?」

    ほむら「!」

    まどか「そう言えばそうだよっ」

    まどか「ほむらちゃんは、何に乗ってるの?」

    ほむら「…わ、私は…」

    ほむら(私が車なんて持ってるはずがない…)

    ほむら(でも、ここで知らないとか、持ってないとか答えたら、また会話から疎外されてしまう…)

    ほむら(ここは…)


    ほむら「あ、あるわよ、とっておきのがね…」

    37 = 1 :

    まどか「ええ!ホントに!?」

    さやか「マジでっ!?」

    まどか「なになに!?何に乗ってるの!?」

    ほむら「…そ、それは…」


    ほむら「秘密よ…」


    まどか「ええ~ひどいよ~ほむらちゃんっ」

    さやか「ここまでもったいぶって、それはないぞ、ほむら!」

    ほむら「…あなたたち、今度の休みに勝負するんでしょ、その…ゼロヨン…?とかなんとか」

    ほむら「そのときに乗ってきてあげるわ…」

    まどか「わあ!ほんとに!ほむらちゃん!」

    さやか「おお~ほむらも参戦ですかなあ、これは楽しみっ!」

    40 = 1 :

    ~帰り道~


    ほむら「…はあ」

    ほむら(あんな嘘をついてしまったわ…どうすれば…)

    ほむら(そうだわ…!どこかから、そのスーパーカーってやつを盗んで、皆の前に現れればいいのよ!)

    ほむら(我ながらに名案ね…!)

    ほむら(でも、どんな車を用意すれば…)


    スタタッ…
    まどか「あっ、ほむらちゃん!」

    ほむら「!」

    ほむら「まどか…」

    まどか「ほむらちゃんも今帰り?」

    ほむら「ええ」

    まどか「一緒に帰ろっ」

    41 = 1 :

    スタスタ…


    ほむら「ねえ…まどか、一つ聞いてもいいかしら」

    まどか「ん?」

    ほむら「あなたは、スーパーカーに乗りたいから、魔法少女になるの?」

    まどか「えっ」

    まどか「う、う~ん…否定はできないかなあ…」

    まどか「魔法少女になるのも怖いし…やめようかなって思ったりもするけれど」

    まどか「それでも、こんな私が何かの役に立てるならっても…思うの」

    まどか「それに…私たちの中で、私だけ免許はあるのに車持ってないから…」

    まどか「せっかくなら、その両方、いっぺんに叶ったら、私はとっても嬉しいなって…」

    ほむら「……」


    ほむら(どれだけ車バカなのよ…この子は…)

    42 :

    マミさんはアルファロメオのイメージだなぁ

    43 :

    ヴィータ
    シグナム
    シャマル
    ザフィーラ
    リインフォース

    44 :

    ほむら「90式戦車よ」ファサ

    45 = 1 :

    ほむら「…じゃ、じゃあ、その…まどかがほしがってる車が手に入れば、魔法少女になるのをやめてくれる…?」

    まどか「えっ…う、うん…ま、まあ…」

    まどか「で、でも…そんなの無理だよっ」

    まどか「ほむらちゃんだって、マミさんやさやかちゃん、杏子ちゃんたちが乗ってる車の値段知ってるでしょ?」

    まどか「そりゃあマミさんたちは契約でQBから車もらってるからいいけど…」

    まどか「普通はあんなの中学生じゃ買えないよ…」

    ほむら「…私がどうにかしてあげる」

    ほむら「だから、魔法少女になるのはやめて…」

    まどか「…う、うん…でも、無理しなくてもいいよ、ほむらちゃん」

    ほむら「別に私は無理なんてしてないわ…」

    ほむら「…それで、まどかはどんな車がほしいの…?」

    まどか「え、そうだなあ~」

    まどか「たっくさん、あるから迷っちゃうなあ~」

    49 = 1 :

    まどか「やっぱり、マミさんのフェラーリもいいけど…」

    まどか「あっ、でも、フェラーリよりもランボルギーニの方が男の子にもバカにされないよねっ」

    ほむら「……」

    ほむら(それでも十分すごそうだけども…)

    ほむら(だいたい、それをバカにする男子って、何に乗ってるのよ…)

    ほむら(車の知識がない私でも知ってるようなすごい車でしょ…)


    まどか「でも、あえて誰も持ってないような車もいいなあ…」

    まどか「アストンとかっ、イギリス車はクラスでも乗ってる人少ないから、いいかもっ」

    ほむら「…アストン…?」

    まどか「アストンマーチンだよ、ボンドカーだよ、ほむらちゃん、知らないの?」

    ほむら「あ、ああ…」


    ほむら(イマイチわからないけど、とりあえず納得しとかないと…)


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