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元スレ舞園「苗木君に手を出したな雌豚」 セレス「」

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203 :

まだかなー?

206 :

夕方と聞いて

208 :

0時くらいまで残ってたらいいなぁ

209 = 189 :

もうすぐ夜やでー

213 = 1 :

 .
舞園「向こうの焼却炉を見てみませんか?」

不二咲「焼却炉を……?」

舞園「はい。やはりトラッシュルームに立ち寄る理由があるとすればあれしかないですよね?」

不二咲「そ、そうかもしれないねぇ……」

舞園「行きましょう」

不二咲「……」

舞園「焼却炉を見てみて」

舞園「……何か気になることはありませんか?」

舞園「不二咲さん」

不二咲「えっと……」

不二咲「……これ。なんだろう?」

舞園「……これは。…………江ノ島さんのネクタイ?」

不二咲「どうしてこんなものがあるんだろぅ」

不二咲「あと、この棒みたいなものは何かなぁ?」

舞園「……」

214 = 132 :

おかえり

215 = 70 :

ほっしゅほっしゅ

216 = 2 :

おかえり

218 = 1 :

 .
舞園(……いい感じですね)

舞園「えぇっと、燃えていてよく分かりませんが……」

舞園「見てみるに棒のようなものが燃やされていたようですね」

不二咲「僕が見たときには、こんなものは無かったんだけど……」

舞園「そうなんですか?」

不二咲「う、うん……」

舞園「……怪しいですね」

不二咲「このピンク色のラメが入っているネクタイはぁ……」

不二咲「僕も、江ノ島さんのものだったと思う……」

舞園「……」

舞園「他に焼却炉を見てきになることはないですか?」

不二咲「そうだねぇ……」

不二咲「んっと……」

.

219 = 1 :

 .
不二咲「……」

舞園「不二咲さん……?」

不二咲「…………」

舞園「どうかしました?」

不二咲「あっ。いや……、何でもないよぉ」

舞園「……なら、いいんですけど」

不二咲「……」

舞園「あの、気になることは?」

不二咲「そ、そうだったね……気になることのお話をしてたんだった」

舞園「ええ」

不二咲「気になることかぁ」

不二咲「いや、特に無いかなぁ」

舞園「……? 本当に何も無いんですか?」

不二咲「ここには、あまり重要な手がかりも無いんじゃないかと思うけど……」

舞園(やっぱり不二咲さんの様子はおかしい……)

220 = 1 :

 .
舞園(間違いなく、何かを隠していると思うんですが……)

舞園(それを聞き出すには、もう時間が――――)

   ――――きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

不二咲「っ!! い、今のッ……!!」

舞園「朝日奈さんのものでした!!」

不二咲「大変だよっ!! 急いで探さなくちゃ……!」


―――
―――――
―――――――


舞園「朝日奈さんッ!」

不二咲「どっ、どうしたのぉ……!?」

朝日奈「みんな……。ごめんね……。ちょっと驚いちゃって……」

大神「落ち着いて訳を話すのだ。朝日奈よ」

朝日奈「さくらちゃん……」

舞園(先ほどの叫び声を聞いて、皆さん集まってきているみたいですね……)

221 = 1 :

 .
舞園(十神君は、来ていないようですが……)

朝日奈「さっき部屋に戻って……」

朝日奈「鼻をかんだティッシュを捨てようとゴミ箱を見たら……」

朝日奈「は、ハンマーが……」

大神「ハンマー、だと……?」

朝日奈「う、うん……」

葉隠「これのことだべ?」

「おい。これ重要な手がかりなんじゃねーのか」

苗木「そんな風に素手で持って大丈夫なの? 葉隠君……」

葉隠「別に指紋とろうって言うんじゃないんだし。気にする必要ねーべ」

「そんな問題かよ……」

.

222 = 1 :

 .
朝日奈「驚いちゃって」

朝日奈「ごめん。つい叫んじゃった……」

大神「気にするな。朝日奈の無事が何よりだ」

朝日奈「さくらちゃん……」

石丸「しかし、このハンマー……どこかで見たような気がするが」

霧切「山田君が持っていたものと同じだわ」

霧切「色が、違うみたいだけれど……」

江ノ島「ああ、ってことはこれってもしかしてセレスを殺した凶器かもしれないってこと?」

葉隠「うわっ!! マジかよ気持ち悪いべっ……!!」

「おいっ! そんな重いもん投げたら危ねーだろ」

腐川「朝日奈、あんたが殺ったんじゃないの……?」

朝日奈「違うよッ!! それにあたしが犯人だったら皆に凶器を見せるような真似する訳ないじゃん!!」

桑田「まぁそりゃそーだわな」

.

223 = 1 :

 .
不二咲「ねぇねぇ……舞園さん……」

舞園「……なんですか?」

不二咲「あのハンマーの形なんだけどさ……」

不二咲「さっき焼却炉で見た棒に太さとかが似てないかなぁ……」

舞園「……私も同じことを考えていました……」

葉隠「お前らは何二人でヒソヒソ話してるんだべ」

葉隠「怪しいべッ!!」

舞園「なっ。冗談でもそんなこと言わないで下さいっ!」

腐川「そうよ。アンタはマシなこと言わないんだから黙ってなさいよ……」

「でもよぉ。犯人は凶器を見せたがらないだろうから自分は犯人じゃないってよぉ」

「裏をかいた自作自演って線もあるわな」

「大体、ゴミ箱に突っ込んであったハンマー見ただけで悲鳴とかあげるか? 普通」

桑田「お前みたいなヤンキーと一緒にすんな」

「んだとてめぇ!!」

霧切「……」

227 = 131 :

事件が複雑になってきたな…

228 = 1 :

 .
石丸「だが、もう学級裁判まで時間はほとんど残されていないのだぞ」

石丸「もし仮に。本当に、もし仮にだが。そのハンマーが凶器だった、としてもだ」

石丸「このような騒ぎは起こさずに。犯人としては裁判まで隠し通したほうが確実ではないかね?」

不二咲「ん。……あ、確かにその通りかもねぇ」

江ノ島「なになに。ちょっと難しい」

石丸「隠し通そうとしていたものが見つかったのなら怪しいが……」

十神「そうだ。お前ら馬鹿にしてはまともな事が考えられるじゃないか」

腐川「っ!!!!」

葉隠「と、十神っち……。いつから居たべ?」

十神「さっきだ。事情は大体見ればわかる」

十神「もう裁判まで時間がないから手短に言う」

十神「そのハンマーだが。さらに二本見つかった」

桑田「二本もか……?」

十神「ああ」

.

229 = 224 :

いいよ

231 = 1 :

 .
十神「そのうちの一本だが。驚くべき所に隠されていた」

大神「それは一体……?」

十神「フフッ。詳しい事情は霧切にでも聞いてみるか?」

朝日奈「どうしてその名前が出るの……?」

十神「こいつは山田が持っていたものと同じハンマーを隠していた」

江ノ島「ええっ! なにそれっ!!」

十神「お前ら、全員ついてこい。霧切の部屋に向かうぞ」

十神「直接見るのが一番だからな」

葉隠「こりゃ黙っていられないべ」

腐川「事の次第によればもう決まりよ……!」

朝日奈「行ってみよ。さくらちゃん」

大神「うむ……」

霧切「…………」

十神「どうした。黙り込んで。破滅の未来でも見えたか?」

霧切「…………」

232 = 1 :

 .
舞園(確かに霧切さんのお部屋に、白色のハンマーは隠しましたが)

舞園(隠したとは言っても。それは朝日奈さんと同じくゴミ箱に入れただけなのに……)

舞園(十神君のあの言い様。ただゴミ箱から見つけた、という風には思えません……)

舞園(いったい、どうなっているんでしょうか……)

舞園「皆さんも行きましょう。確認してみなくちゃ」

不二咲「そうだね……」

霧切「……」

舞園「……」

葉隠「……ここが霧切っちの部屋だべか」

石丸「ハンマーなど見当たらないが」

十神「そうだ。だが、お前らベッドの下をよく見ろ」

「ベッドの下ぁ?」

桑田「…………おあっ!? 何だよこれ!!」

大神「これは……」

234 = 1 :

 .
「ハンマー、だな」

腐川「確認するけど、セレスは撲殺されたんだったわよねぇ……」

朝日奈「うん……」

葉隠「山田っちが持ってた奴や、朝日奈っちの部屋から見つかったハンマーとまるっきり同じみたいだべ」

大神「色が、それらとは違うようだが」

十神「ああ。だがそれは大した問題ではない」

霧切「……」

十神「どうして黙っているんだ。何か喋れ霧切」

霧切「面倒、だと思っただけよ」

十神「面倒だと……?」

石丸「しかし、ベッドの下など……。これでは隠したといわれても仕方がないのではないかね」

桑田「まあ、そうだわな」

十神「罠だとのたまうならば今のうちだと俺は思うが?」

霧切「……フッ」

十神「……気に入らないな」

235 :

犯人からすると十神って味方と敵どちらに見えるんだろう

236 :

どっちにもじゃない

237 :

>>235
どっちからもかませ眼鏡扱いです

238 = 11 :

裁判では雑魚噛ませだけど捜査パートでの行動力は怖い

239 = 217 :

ドキドキ…

240 = 1 :

 .
霧切「でも。……そうね」

霧切「みんなに聞いて欲しいことがあるの」

腐川「何をいっても既にアンタで決まりよ……っ」

霧切「私を犯人だと思うのは構わないのだけれど」

霧切「もしも間違っていたら、モノクマにおしおきされるのはあなた達なのよ?」

葉隠「お、脅したって効かないべ……」

霧切「時間がないわ。手短にいうけれど……」

霧切「ベッドの下にハンマーを隠したのは私。でもハンマーをこの部屋に持ってきたのは……」

霧切「私ではない」

桑田「……アポ。なんだそれ?」

桑田「どーいうことか全然わかんねーぞ!」

霧切「言葉通りよ。ハンマーは隠したわ。ただしこの部屋にあったハンマーを、ね」

石丸「うーむ。さっきからさっぱり分からないぞ。もっと分かりやすく、詳しく説明してくれないか!」

不二咲「んっと、結局……。霧切さんはハンマーを隠したんだよね?」

霧切「ええ。それは認めましょう」

241 = 217 :

犯人側からみると霧切さん怖いなぁ

242 = 131 :

敵に回したら一番怖いのが霧切さんだからな。次に苗木

243 :

苗木は未だ現れてないのか

245 = 1 :

 .
十神「お前に後ろめたいところがないのなら、隠す必要など無いだろう。……フッ」

霧切「貴方のような面倒な人に見つかったら……、面倒でしょ?」

霧切「まぁ。残念ながら見つかってしまったのだけれど……」

「この部屋にあったハンマーを、って言ったな」

霧切「ええ。ハンマーは朝日奈さんと同じくゴミ箱に入っていたわ」

霧切「とはいっても私が入れた訳ではないから。何者かから入れられていた、という表現が正しいわね」

霧切「朝日奈さんと同じではないかしら?」

朝日奈「私と同じ……」

霧切「自由に出入り可能な私室の、ゴミ箱なんて目立つ位置に、凶器と思われてもおかしくない物を置いておくなんて」

霧切「騒ぎになったら面倒でしょう?」

霧切「現に誰かが騒ぎになってしまった訳だけれど……」

十神「……」

霧切「勘違いしないでほしいのは、私は騒ぎが起きて捜査の邪魔になるのが嫌だっただけよ」

霧切「ハンマーが何者かに、部屋に入れられていたことは裁判で証言するつもりだったわ」

十神「……隠したというのは、どちらにしても感心しないがな」

246 = 131 :

霧切さんと十神の相性の悪さは相変わらずだなw

247 :

苗木が間にいないと会話のドッジボールだからな

249 = 1 :

 .
霧切「これで、疑いは晴れたかしら」

苗木「……まぁ、いいんじゃないかな」

十神「俺は霧切が気に入らないからな、こいつが犯人なら嬉しいが」

十神「もし仮に霧切の言ったことが百歩譲って事実だったとしよう」

不二咲「んっと、そしたらぁ……」

不二咲「誰かが二人を疑わせるためにぃ、本当の犯人が仕組んだ工作ってことになるのかなぁ……?」

十神「あくまで仮定だからな。お前の疑いは晴れていないことを忘れるなよ。霧切」

苗木「裏で手を回してる真犯人がいるってことだね」

葉隠「ややこしくなってきたべ……」

石丸「真犯人、か……」

桑田「思ってみりゃ、本気でやるなら普通凶器を自分の部屋には隠さねーわ」

桑田「だって見つかったら、誰のかなんて一発で分かるからな!」

江ノ島「誰なんだろうねー」

「うっし。それじゃあ聞くが特定に足りうる証拠を持ってる奴はこの中にいるのか?」

苗木「……」

250 :

お前ら葉隠軽視しすぎだろ…年収お前らの何倍だと思ってんだ


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