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元スレエイラ「宮藤が落ち込んでないか?」バルクホルン「なんだと!?」
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芳佳「なんだか……かさ張りますね……」
エイラ「枕だしな」
美緒「大丈夫か、宮藤? 半分ぐらいならもってやれるが」
芳佳「い、いえ……これは、自分の……買い物ですから……」
美緒「落とすなよ? 私の枕もあるのだからな」
芳佳「は、はい……」
バルクホルン「少佐。車を出してくれ」
エイラ「え? 会計はどうした?」
バルクホルン「全部済ませた。お前たちが余りにも遅いかったからな」
美緒「そうか。すまないな」
芳佳「あ、あの!! バルクホルンさん!! この枕……!! 全部買うんで……!!」ヨロヨロ
バルクホルン「会計は済ませたと言ったはずだ、宮藤」
エイラ「なに……」
芳佳「え? え? いえ、まだ、すんでませんよぉ!!」
美緒「分かった。ほら、宮藤。車に乗れ。ああ、バルクホルン。枕を包むものを貰っておいてくれ」
エイラ「枕だしな」
美緒「大丈夫か、宮藤? 半分ぐらいならもってやれるが」
芳佳「い、いえ……これは、自分の……買い物ですから……」
美緒「落とすなよ? 私の枕もあるのだからな」
芳佳「は、はい……」
バルクホルン「少佐。車を出してくれ」
エイラ「え? 会計はどうした?」
バルクホルン「全部済ませた。お前たちが余りにも遅いかったからな」
美緒「そうか。すまないな」
芳佳「あ、あの!! バルクホルンさん!! この枕……!! 全部買うんで……!!」ヨロヨロ
バルクホルン「会計は済ませたと言ったはずだ、宮藤」
エイラ「なに……」
芳佳「え? え? いえ、まだ、すんでませんよぉ!!」
美緒「分かった。ほら、宮藤。車に乗れ。ああ、バルクホルン。枕を包むものを貰っておいてくれ」
バルクホルンスレかと思いきやエイラスレと思いきやバルクホルンスレだった
車内
美緒「忘れ物はないな?」
エイラ「おー」
芳佳「バルクホルンさん……」
バルクホルン「なんだ?」
芳佳「枕のお金は……?」
バルクホルン「……」
エイラ「まぁまぁ。宮藤、いいじゃないか」
芳佳「よ、よくありません!! これは私が買わないと意味がないんです!!」
バルクホルン「これで貸し借りはなしだ」
芳佳「な、なにをいって……」
バルクホルン「貸したものは返した。それでいいだろ」
芳佳「えぇぇ……?」
美緒「はっはっはっはっは。バルクホルン、宮藤が困っているぞ。以前、助けてもらったお礼だときちんと言え」
バルクホルン「……ふんっ」
美緒「忘れ物はないな?」
エイラ「おー」
芳佳「バルクホルンさん……」
バルクホルン「なんだ?」
芳佳「枕のお金は……?」
バルクホルン「……」
エイラ「まぁまぁ。宮藤、いいじゃないか」
芳佳「よ、よくありません!! これは私が買わないと意味がないんです!!」
バルクホルン「これで貸し借りはなしだ」
芳佳「な、なにをいって……」
バルクホルン「貸したものは返した。それでいいだろ」
芳佳「えぇぇ……?」
美緒「はっはっはっはっは。バルクホルン、宮藤が困っているぞ。以前、助けてもらったお礼だときちんと言え」
バルクホルン「……ふんっ」
基地 食堂
ミーナ「おかえりなさい、美緒。随分と遅かったのね」
美緒「色々とあってな」
芳佳「あの、お金は……」
バルクホルン「いいと言っている。上官の指示には従え」
芳佳「そんなぁ」
エイラ「大尉も意地悪だな。そういえば宮藤は引き下がるしかないのに」
芳佳「でも、この枕……バルクホルンにあげるつもりだったのに。これじゃあ、バルクホルンさん自身が買ったことに」
バルクホルン「そんなことはない。宮藤が選んでくれた枕だ。大事にする」
芳佳「いいんですか?」
バルクホルン「お前が真剣に選んでくれたことが嬉しいからな」
芳佳「……はいっ」
エイラ「素直じゃないんだな」
バルクホルン「うるさい」ペチンッ
エイラ「いてっ」
ミーナ「おかえりなさい、美緒。随分と遅かったのね」
美緒「色々とあってな」
芳佳「あの、お金は……」
バルクホルン「いいと言っている。上官の指示には従え」
芳佳「そんなぁ」
エイラ「大尉も意地悪だな。そういえば宮藤は引き下がるしかないのに」
芳佳「でも、この枕……バルクホルンにあげるつもりだったのに。これじゃあ、バルクホルンさん自身が買ったことに」
バルクホルン「そんなことはない。宮藤が選んでくれた枕だ。大事にする」
芳佳「いいんですか?」
バルクホルン「お前が真剣に選んでくれたことが嬉しいからな」
芳佳「……はいっ」
エイラ「素直じゃないんだな」
バルクホルン「うるさい」ペチンッ
エイラ「いてっ」
バルクホルン「私は素直に気持ちを述べた」
エイラ「本音はあれだろ? 宮藤へのお礼ができて嬉しいとかそういう――」
バルクホルン「ふんっ」バチンッ!!
エイラ「ナァー!!!」
ルッキーニ「よっしかぁー!! おっかえりー!!」
エーリカ「おかしはぁー!?」
芳佳「ありますよー」
ルッキーニ「やったぁー!!」
エーリカ「ありがとー」
芳佳「あ、あと……これ……」
ルッキーニ「にゃにこれ? おぉぉー!! 虫だぁー!!! かっちょいいー!!」
エーリカ「枕は頼んでないけど?」
芳佳「ひ、日頃、お世話になっているお礼です。受け取ってください!!」
エーリカ「いいの? 貰ったら、返さないけど」
芳佳「は、はい。返されたら、落ち込みます……」
エイラ「本音はあれだろ? 宮藤へのお礼ができて嬉しいとかそういう――」
バルクホルン「ふんっ」バチンッ!!
エイラ「ナァー!!!」
ルッキーニ「よっしかぁー!! おっかえりー!!」
エーリカ「おかしはぁー!?」
芳佳「ありますよー」
ルッキーニ「やったぁー!!」
エーリカ「ありがとー」
芳佳「あ、あと……これ……」
ルッキーニ「にゃにこれ? おぉぉー!! 虫だぁー!!! かっちょいいー!!」
エーリカ「枕は頼んでないけど?」
芳佳「ひ、日頃、お世話になっているお礼です。受け取ってください!!」
エーリカ「いいの? 貰ったら、返さないけど」
芳佳「は、はい。返されたら、落ち込みます……」
エーリカ「ふわふわぁ。手触りもいいし……どこでも眠れそう……すぅ……すぅ……」
バルクホルン「寝るな、エーリカ」
ルッキーニ「よしかぁ!! ありがとう!! 大事にするね!!」
芳佳「うん」
シャーリー「お? なんだ、いい物貰ったなぁ」
ルッキーニ「みてみてー!! かっこいいでしょー!! にひひ」
シャーリー「こんなクッションがあるのか。すげーな」
芳佳「シャ、シャーリーさん」
シャーリー「ん?」
芳佳「ど、どうぞ」
シャーリー「……私にもか」
芳佳「はい」
シャーリー「ありがとう。宝にするよ」
芳佳「こちらこそ、よろこんでくれて嬉しいです。あ、ありがとうございます」
シャーリー「よし。早速今晩使ってみるか。よく眠れそうだ」
バルクホルン「寝るな、エーリカ」
ルッキーニ「よしかぁ!! ありがとう!! 大事にするね!!」
芳佳「うん」
シャーリー「お? なんだ、いい物貰ったなぁ」
ルッキーニ「みてみてー!! かっこいいでしょー!! にひひ」
シャーリー「こんなクッションがあるのか。すげーな」
芳佳「シャ、シャーリーさん」
シャーリー「ん?」
芳佳「ど、どうぞ」
シャーリー「……私にもか」
芳佳「はい」
シャーリー「ありがとう。宝にするよ」
芳佳「こちらこそ、よろこんでくれて嬉しいです。あ、ありがとうございます」
シャーリー「よし。早速今晩使ってみるか。よく眠れそうだ」
ペリーヌ「あら、おかえりなさい。宮藤さん」
芳佳「ペリーヌさん。こちらを」
ペリーヌ「なんですか? 枕……?」
芳佳「はい。是非使ってください」
ペリーヌ「……そうですわね。丁度、買い換えようと思っていた時期ですし。仕方なく使わせていただきますわ」
芳佳「あ、はい……」
ペリーヌ「ふんっ。……ありがとう」
芳佳「ペリーヌさん……。よかった……」
美緒「杞憂だったな、宮藤」
芳佳「え?」
エイラ「嫌いな奴から枕なんてもらっても、普通は気持ち悪がるだけだし、ましてやあんなに嬉しそうな顔はしないだろ?」
芳佳「エイラさん……だから、枕を……?」
サーニャ「おかえり、エイラ、芳佳ちゃん」
エイラ「サーニャっ!! サーニャのために買って来たぞ!! まくらぁ!! うれしいか? うれしいよなぁ? サーニャぁ?」
サーニャ「うん。ありがとう。嬉しい」
芳佳「ペリーヌさん。こちらを」
ペリーヌ「なんですか? 枕……?」
芳佳「はい。是非使ってください」
ペリーヌ「……そうですわね。丁度、買い換えようと思っていた時期ですし。仕方なく使わせていただきますわ」
芳佳「あ、はい……」
ペリーヌ「ふんっ。……ありがとう」
芳佳「ペリーヌさん……。よかった……」
美緒「杞憂だったな、宮藤」
芳佳「え?」
エイラ「嫌いな奴から枕なんてもらっても、普通は気持ち悪がるだけだし、ましてやあんなに嬉しそうな顔はしないだろ?」
芳佳「エイラさん……だから、枕を……?」
サーニャ「おかえり、エイラ、芳佳ちゃん」
エイラ「サーニャっ!! サーニャのために買って来たぞ!! まくらぁ!! うれしいか? うれしいよなぁ? サーニャぁ?」
サーニャ「うん。ありがとう。嬉しい」
美緒「ミーナの分もあるみたいだぞ」
ミーナ「そうなの? でも、どうして?」
美緒「まぁ、宮藤の取り越し苦労だっただけの話だ」
ミーナ「よくわからないけど……」
美緒「はっはっはっは。気にするな」
エイラ「サーニャ、私の枕を抱きしめて、涎とかいっぱいつけて……えへへへ……」
サーニャ「芳佳ちゃん……」
芳佳「サーニャちゃん、これ……」
サーニャ「え?」
芳佳「私も選んだの。エイラさんのもあるけど、二つあってもいいかなって……」
サーニャ「芳佳ちゃん。ありがとう。うん、気持ちいい」ギュッ
芳佳「よかった。喜んでもらえて」
サーニャ「芳佳ちゃんからのプレゼントなら、どんなものでも嬉しいよ?」
エイラ「みやふじぃ!!! ごらぁ!!! お前!!! なに私の知らないところでぇぇ!!!!」
芳佳「えぇぇ!? 全員のを買えってエイラさんが言ったから買ったのにぃ……」
ミーナ「そうなの? でも、どうして?」
美緒「まぁ、宮藤の取り越し苦労だっただけの話だ」
ミーナ「よくわからないけど……」
美緒「はっはっはっは。気にするな」
エイラ「サーニャ、私の枕を抱きしめて、涎とかいっぱいつけて……えへへへ……」
サーニャ「芳佳ちゃん……」
芳佳「サーニャちゃん、これ……」
サーニャ「え?」
芳佳「私も選んだの。エイラさんのもあるけど、二つあってもいいかなって……」
サーニャ「芳佳ちゃん。ありがとう。うん、気持ちいい」ギュッ
芳佳「よかった。喜んでもらえて」
サーニャ「芳佳ちゃんからのプレゼントなら、どんなものでも嬉しいよ?」
エイラ「みやふじぃ!!! ごらぁ!!! お前!!! なに私の知らないところでぇぇ!!!!」
芳佳「えぇぇ!? 全員のを買えってエイラさんが言ったから買ったのにぃ……」
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