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    元スレ妹「働かないで食べるご飯ってどうなの?」兄「…」

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    102 = 20 :

    弟イケメン濡れる

    103 = 1 :

    ~放課後~

    「……」スタスタ

    「ん?」

    ブス「……」

    「なにしてんの?」

    ブス「ひっ!」

    「へぇ、花に水やってんだ」

    ブス「あっ、ごめんなさい。私、急に話し掛けられる時ってあまり得意じゃなくて…」

    「……いつ帰んの?」

    ブス「えっ?あっ、ここの花達に水与え終わったら……だけど」

    「ねぇ、一つ質問していい?」

    ブス「な、なにかな」

    「………」

    「いくら話し掛けても答えてくれない花にさ、水なんかやってなんになんの?アンタがやってることをその花が理解してると思ってんの?なぁ、そんな事して虚しくなんないの?」

    104 = 20 :

    前言撤回弟かわいそうだわさ

    106 = 1 :

    ブス「えっ…」

    「自分のやってる事、自分がした事、無意味って事に気づかないの?」

    「その花だってお前が世話しなくても先生がやってくれるだろ?お前が頑張ったとこでなんになるの?世話されてる花はお前に何も言わないんだぞ?その花はお前という存在自体認知してないかもしれないんだぞ?!なぁ!そんな事して虚しくなんねーのかよ!なぁ?!」

    「あっ…ご、ごめん。あはは、俺ってばなに勝手に熱くなってんだろ」

    ブス「私はそうは思わないから」

    「んだよそれ、意味わかんねーよ」

    ブス「私は私のしてる事が無意味と思った事は一度も無いから」

    ブス「確かにこの花は私に話し掛けてくれるわけでも私の事を理解してくれてるわけでも無いよ……けど」

    ブス「私は自分のしてる行動に見返りなんて求めた事、無いから」

    「……」

    ブス「お節介かもしれない、けど誰かに迷惑を掛けてるわけでも無いから…それに、私は自分のしてる事に誇りを感じてます」

    「強いんだな、アンタ」

    ブス「えっ?」

    「いや、なんでもない…なぁ、俺にも手伝わせてくれないかな?」

    ブス「……う、うん」

    107 = 74 :

    「ブスなのに強いんだな」

    108 = 20 :

    「ブタなのに強いんだな」

    109 :

    ブスといいつつ実は磨けば光る原石なんだろ知ってる

    110 = 1 :

    ~通学路~

    ブス「えぇ?い、いいです!いいですよ!」

    「どうせ帰ってもする事ないんだろ?ご飯の時間になったら帰っても良いからさ。俺の家にきてくれよ」

    ブス「けどっ、私みたいなブスが弟さんの家になんて」

    「あっ!どうせなら家でご飯たべてく?」

    ブス「!?い、いいですいいです!」

    「ブスのお母さん、働いてるの?」

    ブス「きょ、今日は帰るの遅いから私が作るんですけど…」

    「はいなら決まりな」

    ブス「で、でも…」

    「はいはい、じゃあ早くいこうぜ。母さんびっくりするだろうな~」

    111 = 25 :

    ブスのお母さんで噴いたwww

    112 = 86 :

    「弟お帰りなさい、あら、お友だ……ぶっさ!!!」

    113 = 1 :

    ~自宅~

    「ただいまー」

    ブス「お、お邪魔します」

    「あらこんにちは、どうしたの?女の子なんて連れてきちゃって」

    「うーん、まぁ……あっ、母さん、今日はこの子もご飯食べるからさ、よろしくね」

    ブス「す、すみません…」

    「別にいいわよ~。じゃあご飯ができるまで部屋で待っててね」

    「うん、じゃあいこうか」

    ブス「は、はい!(うぅ、異性の人の部屋になんて入った事ないのに…)」

    114 :

    ブスっていうのはもこっちみたいなのか
    それともガチのブスなのか

    115 = 1 :

    ~弟の部屋~

    「みぎぃぃいぃい!!ぉなほぉおぉお!!」

    ブス「……あ、あの」

    「わぁあ!に、兄ちゃんなんでこのタイミングで部屋に居るんだよー!」

    「まだ名前がありまぁああぁあせえぇぇえん!!んぁがぁああぁぁあ!」

    ガチャ

    「……」

    ブス「あっ、は、初めまして(わわっ、綺麗な人、きっと優しい人なんだろうなぁ)」

    ドカッベキッグシャッドボルザァアク

    ブス「……」

    「弟の大切な時間を邪魔するなやおい、こい!」ズルズル

    「んぁああぁぁああぁぁあ!!」

    バタン

    「……あ、あはは。ふ、普段は優しいんだけどね」

    116 :

    え?終わり・・?
    気になって眠れない

    118 :

    推挙

    119 = 1 :

    ~妹の部屋~

    「……」

    「……」

    「頼むから、今日だけは弟の部屋に入らないでね」

    「……」

    「……いきたいの?」

    「!!」

    「お手」

    「?」

    ガチャリ

    「手錠かけたからここで夜が明けるまでまってろよ」バタン

    「~~~っっ!!」

    120 = 25 :

    ブスが帰るまでじゃなく夜明けまで…だと…

    121 :

    まだ続いてんのかよ

    122 :

    ヤンデレ√まだか

    123 :

    てすと

    124 = 1 :

    ブス「えっと」

    「まぁ……あれが兄ちゃん、よくDQN達が兄ちゃんを引き合いにして俺をからかうんだけど」

    ブス「確か、交通事故で…」

    「最初はなんとかしようと思った。けど何をしても変わらない兄ちゃんを見てると今迄自分のしてきた事は無意味だったのかなって思い始めてた。だって2年だよ?」

    ブス「……でも」

    「うん。君と向き合って話したらさ、その考えが変わった」

    「俺は自分の意志で兄ちゃんを助けてる。それを無駄だとか意味の無い行為だとは思わない……君に出会えてよかった」

    ブス「わ、私も!私も弟さんと会えてよかった、です…あの時も本当はこわくて…私みたいなブス、行っても意味が無いんじゃないかって」

    「……ありがと」

    ブス「い、いえ…こちらこそありがとうございます」

    「……」

    ブス「……」

    125 :

    ブスって単語だけでこんなにも性格がいいのにこんなにも何も思わない
    やっぱ顔って大切だなー

    126 = 1 :

    ~翌日、公園にて~

    「……」

    ホームレス「あんやぁ?けったぁたまげた。お前さん、確か引きこもりで有名な人やねーの!」

    「……」

    ホームレス「んじゃまっ、俺は寝っから!ガキが俺をからかいに来たら全力で阻止しんなーや!」

    「……?」

    「ぽっぽ」

    「……」

    「……」

    「楽しかったか?この2年間は」

    「…ぽ…」

    129 = 20 :

    ふぁ!?

    130 = 38 :

    ついに戻るのか…

    131 = 1 :

    「俺は楽しかったぜ?なんせあの日の願いが叶ったんだからな」

    「……ぽぽっぽ」

    ~2年前、幼馴染がくる直前~

    「……はぁ」

    「ぽっ?」

    「お前は良いよな。逃げたくなったらその羽で何処へでも行けるんだから…俺は逃げれないよ。この酷い現実からは」

    「前にも話したよな?俺には出来の良い二人の妹弟がいるって話」

    「ぽっぽ!」

    「親からも、周りからも比べられ続け、貶され、批判され…毎日が地獄だよ。おかげで今はこうしてこの公園で黄昏てる……お前と一緒にさ、嫌な現実からここに逃げてきてるんだよ」

    「ぽ…」

    「どうせならお前になってみたいわ。一度で良いから思い切り飛んでみたい、何も考えず空を飛んどきたいよ」

    「ぽっぽ、ぽぽぽっぽ」

    133 :

    ぽぽぽ!?

    134 = 1 :

    「まさか本当にお前になるなんて思いもしなかったがな、楽しかったよ。」

    「ぽ……」

    「?元に戻る方法なんざ無いさ、それに俺はもうやりのこした事は無いんだ。最後にお前の……いや、自分の顔を目に焼き付けておこうと思ってな」

    「……」

    「……こんな事言うのは無責任なのかもしれないけどさ」

    「弟と妹、母さんを頼んだぞ」

    「ぽぽ…ぽっぽ」

    「じゃあな相棒、道路にでも出て終わらせてくるわ」バサバサバサ

    「ぽぽ!」ダッ

    ~道路~

    「まっ、この辺に居れば誰かが引いてくれるだろ…」

    ブロロロロロロ

    「おっ、迎えかきたみたいだな」

    135 :

    ぽってお前…

    137 = 25 :

    鳩からしたら迷惑この上ない話なんじゃ…

    138 :

    妹は鳩相手にやってたんか…

    139 = 1 :

    キキィィイィ!! ガシャァアァアン

    『……あれ?なんだここ、さっきの音的に完全に死んだと思うんだけど』

    (ぽぽっぽっぽ!)

    『えっ?!な、なんでお前がここに居るんだよ鳩!って、ガシャーンて音、まさかお前!』

    (ぽっぽ…ぽぽぽ)

    『え…?この2年間、人間として生活できて楽しかったよ?はは、そうか?人間なんて不自由極まりない生きものだと思うけどな』

    (ぽぽっぽ……ぽぽぽ)

    『気づいた?気づいたって何がだよ』

    (ぽぽぽっ…ぽっぽ)

    『……俺がどれだけ家族に愛されていたか、か…』

    (ぽっぽぽっ)

    『!?お、おい、どこ行くんだよ!おい!どうせなら二人一緒の方がいいだろ?!ま、待ってくれ、いくな!おい!鳩!俺を一人にすんなよ!』

    (ぽぽ……ぽ……あり、がとう…)

    140 :

    兄が戻って妹とエッチする展開はよ

    141 :

    泣いた

    142 = 1 :

    ~病室~

    「おい!いくなっ!」ガバッ

    「!!」

    「お兄ちゃん!?」

    「…zzZ」

    「はぁっ、はぁっはっはぁ…」

    「よ、よかった…よかったぁ」

    「お、お兄ちゃん…?」

    「……!は、鳩は!?おい妹!は、鳩!きっと事故の現場にいた筈だ!なぁ、知らないか!?」

    「あっ……喋ってる」

    「はぁ?!ん、んな事はどうでもいいんだよ!鳩は!い、いつも公園で俺が会ってた鳩だよ!」

    「さ、さぁ…私たちは現場にいった訳じゃないから……って、私たちの事、わかるの?」

    「は、はやくいかないと……ぐっ!?」

    「あぁ、身体ボロボロなんだから動いちゃダメだってば」

    「は、鳩は、鳩は……鳩はどこに」

    143 :

    鳩がパズドラで金使ってたのかwwwww

    144 :

    さすが鳩山だな

    145 :

    うちの兄もボコってくれないかな

    146 :

    耳が痛いです 課金なんざしないが

    147 = 25 :

    >>36見たら絶対鳩とは思えないよな

    148 = 141 :

    >>143
    俺の涙返せwwwww

    149 = 144 :

    鳩の分際で妹様の誘惑に揺れるとは

    150 = 38 :

    鳩も男だったって事だ


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