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    元スレ沙希「ちょっと」 雪乃「何かしら?」

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    154 :

    155 = 136 :

    小町「なるほどねー 沙希さんらしいね」

    小町「雪乃さんってそんなに近寄りにくいかなー?」

    八幡「そりゃ近寄り難いだろ」

    小町「そーかなー?」

    小町「ん~…」

    八幡「なんだよ」

    小町「”雪乃さんに”じゃなくて、”沙希さんが”なんじゃないかな?」

    小町「そんなに長く話したわけじゃないけど、沙希さんって口下手?みたいなところある感じだし」

    八幡「確かにな…」

    小町「どう接したらいいか距離感がわかんないんじゃない?」

    小町「かーくんがサブレに対して取るような感じみたいな?」

    八幡「…ふむ お前案外するどいな」

    小町「えへ 今の小町的に超ポイント高いっしょ!」

    八幡「あー偉い偉い」ナデナデ

    小町「えへへぇ」

    156 = 136 :

    八幡(かと言ってどうすりゃいいんだ?)

    八幡(由比ヶ浜に手伝ってもらうか?)

    八幡(いや、あいつが誰にも話さず カースト底辺の俺にしか話せなかったことだ よっぽど他に話したくはないんだろう)

    八幡(他に話したくないか… ふむ…)

    157 = 136 :

    結衣「失礼しまーす」ガラ

    平塚「お、来たな」

    結衣「話ってなんですかー?ってヒッキーもいたんだ」

    八幡「うっす」

    平塚「急に呼び立ててすまんな。まぁ座ってくれ」

    平塚「いや、今日はなふたりに奉仕部活動の雪ノ下の態度について少し話をしてもらおうと思ってだな」

    結衣「ゆきのんの?」

    八幡(もちろん、そんなことが目的じゃない)

    八幡(第三者がいると素直になれないのなら第三者を全て排除してしまえばいい)

    八幡(雪ノ下は両親がウニってぐらい刺々しいが、寄って来る者に手当たり次第攻撃をするようなやつじゃない)

    八幡「川崎もそうだ、我関せずみたいな態度ではあるが行動の端々に隙はかなりある)

    八幡(言ってしまえば川崎は恥ずかしがり屋さんなのだろう…)

    八幡(由比ヶ浜は周りの目を来にしすぎてしまい、自分を殺して溶け込んだ優しいやつだ)

    八幡(逆に川崎は周りの目を来にしすぎてしまい、上手く溶け込めない多分だが優しいやつだ)

    八幡(雪ノ下は周りの目を気にせず溶け込まない、優しいが厳しいやつだ)

    158 = 136 :

    雪乃「…」ペラ

    沙希「…」

    雪乃「…」ペラ

    沙希「…由比ヶ浜達は?」

    雪乃「平塚先生に呼び出されてるから少し遅れるのだそうよ」ペラ

    沙希「ふーん…」

    雪乃「…」ペラ

    沙希「…」

    ユーガッタメール ユーガッタメール

    沙希「…」カタカタ

    雪乃「…」ペラ

    159 = 136 :

    FROM 大志       16:34
    TITLE nontitle

    比企谷さんのお兄さんから伝言
    「素直に頑張れ」だってさ
    どういう意味?ねーちゃん何してんの?
    ってかなんで俺間に挟んでるの?アドレス交換したらいいのに


    沙希(あいつ…)カタカタ

    FROM 沙希      16:38
    TITLE Re

    うるさい あんたには関係ないからいいの
    あいつのアドレスなんて聞きたくもない


    伝言ありがとう


    ピッ



    沙希(ふぅ…)

    160 = 133 :

    いいよいいよ

    161 = 154 :

    ほむ

    163 :

    うむ

    164 = 136 :

    雪乃「…」ペラ

    沙希「…あのさ」

    雪乃「なにかしら?」

    沙希「…えっと」

    雪乃「…」

    沙希「この前のバイトの件でさ…」

    雪乃「…」

    沙希「…その」

    雪乃「…」

    沙希「あの時は…その…」

    雪乃「私は何もしてないわ 解決したのは比企谷君」

    沙希「大志に聞いたんだよ 色々ね…」

    沙希「最終的にあいつが案を出したのかもしれないけど… 色々考えてくれたんだろ」

    雪乃「…」

    165 = 154 :

    166 = 136 :

    沙希「…なんていうかさ その あの時はすまなかったね」

    雪乃「あなたが謝ることではないわ」

    雪乃「あの時は私もあなたの事情も知らず物を言ってしまったもの」

    沙希「それでも…私は感謝してるよ ありがとう」

    沙希(はー なんだ 以外に簡単じゃないか)

    雪乃「…そう」ペラ

    沙希「あぁ…」

    沙希「今日は誰も来なさそうだし、私帰るね」

    雪乃「そうね」

    沙希「じゃぁね」

    雪乃「さようなら」

    沙希(またあいつに借りが出来てしまった…)

    沙希「なぁ雪ノ下」

    雪乃「なにかしら」

    167 = 136 :

    沙希「あいつってどんなやつなんだ?」

    雪乃「あいつ?」

    沙希「ヒキタニ」

    雪乃「比企谷君ね そうね一言で言ってしまえば、最低な人よ」

    沙希「相変わらず酷いな」

    雪乃「陰湿で、陰険で、遠慮がなくて、他人が嫌いで、そのくせ自分を傷つける最低な人」

    沙希「…」

    雪乃「でも…人の痛みを知ってる人」

    沙希「そっか…」

    雪乃「ええ」

    168 = 136 :

    結衣「やっはろー」

    雪乃「遅かったのね 一体なんの話だったの?」

    結衣「う~ん、なんか途中から先生の身の上話になってよくわかんなかった。なんか先生涙ぐんでたよ」

    雪乃「そ、そう…」

    結衣「遅くなったから今日もう帰りなさいって先生が」

    雪乃「そうね 今日は誰も来なかったわ」

    結衣「あれ?さっちゅんは?」

    雪乃「少し前に帰ったわ」

    結衣「そうなんだ ヒッキーも少し行くところあるから先生の話し終わったら帰ったよ」

    雪乃「そう」

    結衣「じゃゆきのん帰ろっ」

    雪乃「ええ」

    169 = 136 :

    八幡「よ」

    沙希「なに?」

    八幡「上手く言えたかどうか一応確認しときたくてね」

    沙希「…おかげさまで」

    八幡「そいつはよかった」

    沙希「一応お礼言っておく。ありがと」

    八幡「ふ…」

    沙希「なに?」

    八幡「ゼミでも同じ事言ってたなと思ってな」

    沙希「…そんなことよく覚えてんね」

    八幡「ぼっちは記憶力いいんだよ 特に人と会話した時はな」

    沙希「自慢にもなりゃしないことだね」

    八幡「確かにな」

    171 :

    ヒッキーかっこいいな
    掘られたいとは思わないが

    172 :

    でもヒッキーなら優しくしてくれそう

    173 = 136 :

    八幡「一応お前の目的は達成されたんだが」

    沙希「…」

    八幡「昨日の今日で辞めるわけにもいかんだろうから、一週間ほどは奉仕部に顔出せってさ先生が」

    沙希「わかった」

    八幡「じゃ、そゆことで」

    沙希「あ…」

    八幡「ん?」

    沙希「さよなら」

    八幡「お、おう さよなら」

    174 = 134 :

    しかしヒッキーに近付くとリセットされるんだよな

    176 :

    >>99
    国語だけって設定じゃなかったか?
    それに得意って言っても結局明治情報なんとか学部に収まるレベルだし

    177 = 136 :

    大志「ねーちゃん」

    沙希「なに?」

    大志「比企谷さんのお兄さんに相談乗って貰ってたんだって?」

    沙希「ぶふっ なんで知ってんのよ」

    大志「小町ちゃんから聞いた」

    沙希「あのおしゃべり兄弟め…」

    大志「それであのよくわからないメールの伝言だったのか」

    沙希「…そうだよ」

    大志「で、上手く行ったの?」

    沙希「…まぁね」

    大志「そっか ならお兄さんにお礼しないとね」

    沙希「ちゃんと言ったよ」

    大志「どうせ、『ありがと』だけなんだろ もっとちゃんとお礼した方がいいと思うよ」

    大志(その方が俺も色々とやりやすいし…)

    沙希「…お礼…ねぇ…」

    178 = 130 :

    179 = 130 :

    180 :

    この毒虫は早めに退治すべき
    サキサキは保護すべき

    181 :

    私怨

    183 = 136 :

    沙希「由比ヶ浜ちょっといいかい?」

    結衣「どうしたのさっちゅん」

    沙希「さっちゅん言うな」

    結衣「えー可愛いのに」

    沙希「可愛くない」

    結衣「むー でどしたの?」

    沙希「ちょっとさ世話になった人にお礼をするとしたらさ あんたならどうする?」

    結衣「お礼?うーん その人が欲しがってるもの渡したり?」

    沙希「…ふーん」

    沙希「じゃぁ欲しいものがわからない場合は?」

    結衣「うーんとねー 一緒にどっか遊びに行って奢る!とかかな?」

    沙希「なるほど…」

    結衣「?」

    沙希「ありがと 参考になったよ」

    結衣「どういたしましてー」

    184 :

    さすが

    185 = 180 :

    八幡とのデートクルー!?

    186 :

    たいしね

    187 = 136 :

    小町「あ、お兄ちゃん 今帰りなんだね」

    八幡「ああ」

    小町「帰りが一緒になるなんてこれはもはや運命だね 今のはちょっとだけ小町的にポイント高い」

    八幡「あーはいはい」

    小町「あれ?あそこに居るのって…」

    沙希「あ」

    小町「沙希さーん」

    沙希「あぁ…」

    八幡「よう」

    小町「何かお買い物ですか?」

    沙希「いや、別に…」

    小町「へーグルメ雑誌ですかー なにか美味しそうなのありました?」

    沙希「いやこれは えっと…」

    八幡「高校生はサイゼにいけよ 色んなもんあるだろ よりどりみどりだ」

    188 = 136 :

    小町「お兄ちゃんのサイゼ好きは異常過ぎるよ」

    八幡「千葉市民はサイゼに始まりサイゼに終わるんだ そうだろ?違うか!? うん違うね」

    沙希「馬鹿じゃないの」

    小町「小町ちょっと恥ずかしい…」

    沙希「えっと…」

    八幡「ん?」

    小町「…?」

    沙希「来週の土曜とか…暇?」

    小町(これは!?)

    八幡「あ?いやその日はちょっとアレだし…」

    沙希「アレってなにさ」

    八幡「いや、妹となんというか な?」

    小町「兄は何もすること無くて一日中開いてますよ」

    八幡「おい 空気読めよ」

    小町「空気読んだからでしょ」

    189 :

    私怨

    192 = 163 :

    うむ

    193 = 189 :

    どうした

    194 :

    はよーはよーアローン


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