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    元スレ幼馴染「鶴の恩返しって、誰が悪かったんだと思う?」

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    1 :

    「あぁ、何か面白いこと起きねーかなぁ」

    「例えば?」

    「えーっと、八万円ぐらい拾うとか?」

    「この大俗物が」

    「で、交番に届けて美人の婦警さんに誉められたい。あわよくば頭撫でられたい」

    「お、おう」

    「そんで持って元の持ち主のボインな姉ちゃんにメッチャ感謝されたい」

    「まだ続くのかよ……」

    「『ありがとうございます! これ、御礼ですっ』と、言う彼女。『ふっ。キミの笑顔が見られたらそれで良いさ』と言って立ち去る俺、そして始まるラブストーリー」

    ザワザワ

    「おい、周りの目が痛いんだが」

    「物語は最初からクライマックスだぜ!」

    「計画倒れだよっ! クライマックスどころか永遠に始まらないっつーのバカ」

    2 :

    作者だと思う

    3 :

    さりげなく電王ネタ

    4 = 1 :

    「だが、運命は残酷にも二人の間に恋の障害として立ちはばかる……」

    「お前の妄想はもう良いから」

    「……」

    「ん、誰だ?」

    「……」サッ

    「どうした友、まだ物語は冒頭部分だぞ」

    「お前のくっそくだらないラブストーリーは野良猫にでも聞かせてろ」
    「……さっき教室の扉の所から誰かが見てたんだよ」

    「おいおい、お前そんなくだらないことで俺の話を中断したのかよ」ハァ

    「無駄に長いんだよお前の話。30字以内に纏めたら聞いてやらんこともない」

    「わかった。お前の意を汲んで結果だけ言うと彼女が欲しい」

    「ラブストーリー何処行った!?」

    「……」ニカッ

    (……なんだ、今の悪寒)ゾクッ

    5 :

    罠しかけたやつ

    6 :

    人間に化けて自分で罠から抜けなかった鶴アホだろ

    7 :

    ふむ

    8 = 1 :

    …………

    「よっ、幼馴染」

    幼馴染「あ、男だ」

    「一緒に帰ろうと思ってわざわざお前の教室の前まで来てやった俺の健気さを評価してさ、チューの御褒美とかない?」

    幼馴染「チョップならいくらでもお見舞いしてやるんだけど、チューはないかな」
    「っていうかクラス変わったばっかりのこの時期にそういうジョークは止めてくれない? 私まで変態だと思われそうじゃない」

    「まるで俺が変態であることが前提であるかのような言い回しだな。まぁ当然だけど」

    「……」ジー

    幼馴染「……」
    「あ、でも今日私用事あるから先帰ってて」

    「なんだ、手伝うぞ?」

    幼馴染「ヤボだねぇ男は……邪魔だから捌けてくれって言ってるの。普通の雑用なら最初から骨と皮だけのスネ夫になるまでこき使ってるわよ」

    9 = 1 :

    「えっ……それって」

    幼馴染「まぁ私普通にモテるしね。両の手でギリギリ数えられるぐらい彼氏いるし」
    「わかったらささっと家に帰るんだな。お前にも家族がいるのだろう?」

    「……ぅ」

    幼馴染「ん?」

    「オロロロロ」ゲボォ

    幼馴染「いや、ショックなのはわかるけど吐かなくてもっ!」

    幼馴染「もう帰れっ! さっさと帰れっ!」
    「吐瀉物は私が何とかしておくからっ!!」

    「あぁ……すまん……」フラァ

    幼馴染「いや、こちらこそ何かゴメン……」

    10 :

    男かわいい

    11 :

    オロロロロロ

    12 :

    ショックで吐くとかどこの次女だよ

    13 :

    男に冷たく当たって気を引こうとしてるんですねわかります

    15 = 1 :

    「じゃあ、また明日……」フラフラ

    幼馴染「う、うん。体には気を付けてね、ご飯はよく噛んで食べるんだよ」

    …………

    「ちくしょう……全国全世界のビッチ死んじまえ。言い寄られてすぐその気になる馬鹿な男も死んでしまえ……」ブツブツ

    「あ、でも幼馴染が死ぬとやっぱり寂しいから幼馴染以外のビッチ全員死んでしまえ……」ブツブツ

    「本来の目的見失ってるだろうがそれ」スッ

    「あぁ、友いたんだ。幼馴染とかいうビッチに振られたから一緒に帰ろうぜ」

    「いや、俺部活あるし」

    「俺と部活どっちが大事なんだ!!」

    「部活」

    16 = 1 :

    「……」ソワソワ

    幼馴染「ようやく尻尾出したわね、ストーカー野郎」ガシッ

    「きゃっ!」

    「あれ? あっちから幼馴染の声が」

    「ねーよ。アイツは今スーパービッチタイムなんだから」グスッ

    「……」
    (今気付いたけどこいつゲロ臭いな、早めに別れるか)

    「じゃあ俺、部室行ってくるわ」ダダダッ

    「どうしたんだアイツ急に? いつもは遅刻がデフォな時間にルーズな男なのに」

    「まぁ、俺も靴取ってさっさと帰るか……あれ、何か入ってるぞ?」ガサゴソ

    18 :

    幼馴染の性別が男という可能性

    19 :

    【放課後屋上で待っています】

    「こ、これって噂のラブレターじゃね?」

    「この丸文字は女だ、間違いない。中学の頃悪質な嫌がらせとして届いたラブレターは、今思えば完全に男の字だったからな」

    「……紙もノートの切れ端だったな。あんなので有頂天になっていた当時の俺は何を考えていたのやら」

    「まぁ何はともあれ、早く行かなくっちゃな」

    「やっべ超緊張する。やっべ」

    21 = 19 :

    幼馴染「なんで男を付き纏ってたのか、洗いざらい吐いてもらうわよ」

    「離せっ! 離せっ!」バタバタ

    幼馴染「にしても見ない顔ね、まずはそのマスク外しなさ……」

    「……」シュンッ

    ガツッ

    幼馴染「いったぁ~」
    「人の顔殴る時、ここまで躊躇わない奴初めて見たわ。歯茎切れたっぽい」ツー

    「……」ダダダッ

    幼馴染「まっ、待ちなさい!」

    22 :

    ちょっと香るメンヘラ臭、たまらん

    23 = 19 :

    幼馴染「私としたことが見失うとは一生の不覚」ゼェゼェ

    幼馴染「にしてもマスク越しとは言え、全く顔に見覚えがない。同学年じゃあないのかな?」

    幼馴染「何で男はあんなのに追い掛けられてるんだか」

    幼馴染「それに私みたいに可憐な乙女の顔を殴るのに全く躊躇いがないとは。ありゃあ相当の悪か、或るいは……」

    幼馴染「とにかく、男の後を追ってさっさと帰りますか。ここまで情報が集まれば、アイツも少しは心当たりがあるでしょう」

    幼馴染「明日までには正体を暴いてやるっ……あの暴力女めっ!」

    24 :

    25 :

    ふむふむ

    26 :

    スレタイ見て天狗のAA貼ろうと思ったら普通にSSスレだった

    27 = 19 :

    「なかなか来ないな。ひょっとして俺はまた同じ徹を踏んだのか? またしばらく渾名が俗物君になってしまうのか?」

    「いや、このラブレターにおかしいところはない」
    「でもそう言えばこんな感じの色が出るペン、友の奴が持ってたな」


    『お前、女みたいな字してるよな』

    『そうかな』

    「野郎、ぶっ殺してやる!」

    「いくら何でもこれは許されないだろうがっ! だからアイツ、逃げるように部活に行ったんだな!」

    「クソッ。アイツの顧問に泣き付いて変な練習を強要してもらおう」タッタッタッ

    ガラッ

    「……」

    「え?」

    28 = 20 :

    31 = 19 :

    「キミは何の用事でここに来たんだい。ひょ……ひょっとして俺を手紙で呼んだ子?」

    「……」コクッ

    (ヤベェ、超可愛いじゃん。あの茶髪触りたい、巻き付きたい)

    「一体何の用事で……」

    「あっ、あなたに一目惚れしましたっ! 付き合ってください!」

    「え、マジで?」

    「……」ジー

    (いっ、いざ本当に告白されたらどうすれば良いかわからないっ!)アタフタ

    「……」ジー

    「こここ……こちらこそヨロシクお願いしますっ!」

    34 = 19 :

    ……次の日……

    「……」ポケー

    「どうしたんだ。頭空っぽって感じの顔しちゃっさ」
    「……いや、よく考えたらお前はいつもそんな顔してたな。悪い、忘れてくれ」

    「実は俺、昨日告白されたんだ。しかもメッチャ可愛い子に」

    「やっと幼馴染さんとくっ付いたのか、良かった良かった。お前の行動に一喜一憂する姿は見ていて可哀想だったからな」ウンウン

    「何言ってんだお前? 俺が告白されたのは全然知らない人だぞ」

    「え?」

    「新一年生らしい。たまたま見かけた俺に一目惚れしたんだとよ」

    「……マジでか」

    37 = 19 :

    「っていうか一年生ってまだ高校入って一週間も経ってないだろ!?」
    「そいつ絶対おかしいって、多分その内お前壺買わさせられるぞ。それもたくさん」

    「あの時は深く考えなかったけど、やっぱりおかしいよな。一つならまだしも何個も部屋に壺置くのは嫌だなぁ」

    「別れとけって、絶対の絶対にヤバい奴だから」

    ガラッ

    幼馴染「男いる?」

    「いらない」

    幼馴染「いやそういう意味じゃなくて、ここに存在するか否か的なニュアンスで」

    「お前から来るとは珍しい。何の用だ?」

    幼馴染「茶髪で猫目でマスクしてて小柄でちょっと危なそうな女の子知らない?」

    「あぁ、知ってる知ってる」

    幼馴染「やっぱりね、どういう関係?」

    「一応恋仲かな」

    40 :

    おそぉい…

    41 = 19 :

    幼馴染「ど、ど田舎?」

    「違う違う。恋仲だって」

    幼馴染「小田舎?」

    「若干近くはなったかな」

    「認めたくないのは分かるけど、事実みたいだよ」

    幼馴染「……で、その茶髪とはいつから付き合ってたの?」

    「昨日からだ。昨日告白されるまでは、話したことも見たこともなかった」

    幼馴染「……」
    (一目惚れってだけで、普通あそこまで付け回すかな?)

    幼馴染(男かあの茶髪のどっちかが、何かを隠してるのかしら?)

    43 = 24 :

    44 = 19 :

    ……昼休み……

    幼馴染「……」

    「どうしたんだい、カーテン何かにくるまって?」

    幼馴染「例の茶髪は男を誘うため必ずこの教室にやってくる。だからカーテンに隠れて奴の思惑を私が破る」

    「余計目立つと思うよ……。いつもの冷酷で冷静な幼馴染さんは何処へ行ったんだい?」

    幼馴染「そう? 教卓下の方が良いかな?」

    「……一回落ち着いた方が良いんじゃないかな?」

    幼馴染「正直、一限の休み時間から動悸機と嗚咽感が止まらない。駄目なんだ、私は肝心なところで何処までも駄目な奴なんだ」ギュッ

    「……今更だけどカーテン皺くちゃたら後で怒られるよ」ハァ

    ブチッ

    「げっ、カーテンが」

    幼馴染「あ……」

    45 :

    幼馴染がビッチな分際で嫉妬心だけは立派とか







    大好物です続けて下さい

    46 = 25 :

    ビッチなのは嘘だし!

    47 = 40 :

    48 = 40 :

    うほっ

    49 = 45 :

    >>46
    それは本当てそこを後悔させるのがいいんじゃねえか

    50 = 19 :

    幼馴染「なんで私、こんなに駄目なんだろう」ポロポロ

    「な、泣くなって」

    幼馴染「うぅっ……」ゴシゴシ

    「カーテンで涙拭くのは止めろ」

    「おっ……男さんいますかっ!」ガラッ

    「あ、ああ! よく来たね女ちゃん」

    「メール通りお弁当持って来ましたよ! 自信作で……す」

    「ん、どうした女ちゃん?」

    「げっ、幼馴染先輩」ボソッ

    「そりゃ座り込んでカーテンで目拭いてる女子高生がいたら嫌でも目に付くよね、うん」

    幼馴染「……」


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