元スレやすな「じゃあソーニャちゃんがうちに遊びに来てよ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
51 = 5 :
ギギギ…
52 = 1 :
と、やすなはそこで黙り込む。
目がきょろきょろと忙しなく回る。
右手をアゴに添えて何やら考え込んでいる顔。
一瞬、目がキラーンと光る。
それから、
やすな「・・・うぇぇゲホォ!ゲホ!」
と背中を丸めて咳き込み始める。
ソーニャ「お、おい。大丈夫か?」(狼狽)
やすな「う~ん。痛いよ~痛いよ~!」(頭を抱えながら)
ソーニャ「保健室いくか?」(無自覚に手を伸ばして背中をさする)
やすな「そ、そこまでじゃないけど・・・」(と、言いつつ顔が徐々に赤くなる)
ソーニャ「無理してないだろうな。なんだったら早退も視野にいれて・・・」(やすなのおでこに手をあてる)
やすな「ソ、ソーニャちゃん・・・」(ぼんっ、と一気に顔が真っ赤)
ソーニャ「おい!本当に大丈夫なのか?やばくないか、これは」(顔色を確かめようと顔を間近まで寄せる)
やすな「・・・や、やっぱりダメかも・・・えいっ」(身体がソーニャのほうへ倒れこんでくる)
ソーニャ「うわ」(いきなり倒れこんできたので驚きながらもやすなの背中に両手を回す)
やすな「うえへへ・・・」(笑う)
ソーニャ「なぜ笑う。とにかく保健室にいくぞ」(やすなを抱えて立ち上がろうとする)
やすな「あ、待って待って!」(慌てた感じでソーニャから離れる)
続きが思いつかなかったのでこれで終わります
53 = 2 :
おい
54 = 47 :
バカやろここからだろ
55 = 49 :
おい
56 :
キルミーベイベーは死んだんだ
57 :
おい
59 = 5 :
悲しみの弔鐘がリーンゴーンて
60 = 29 :
やすながおかしくなった理由だけ書いてけ
61 = 8 :
おいふざけんな
62 :
完結しないことに定評のあるキルミーSS
もう書いてる側が最初から狙ってやってるんじゃないかと疑うレベル
63 :
ちょおおおおおおおおま
64 :
だれか続きはよ
65 = 63 :
っていってもキルミーきちんと見たことないし…
66 :
これだけ地の文が苦にならなかったSSもそうそうないぞ
煽り抜きで文才あるよ
だから続けれ(´・ω・`)
67 :
続き頼むぜ
68 :
↓桜見に行く四コマ
69 :
キマシタワー
70 :
どうせあぎりさんがなんかしたんだろ
71 :
早くしろよ!
72 = 1 :
ソーニャ「何だ?」
やすな「お、お弁当・・・」
と、やすなは自分とソーニャの弁当を手早く回収する。
やすな「い、いいよ。さぁ出発!」
ソーニャ「ああ」
やすな「え」
やすなの身体を丁寧に抱えあげると、早歩きで教室内を横切りドアのほうへ向かう。
クラスメイトがざわめき、二人に視線を送る。
やすなの顔が赤くなる。
ソーニャに小声で言う。
やすな「ソーニャちゃん!やっぱり大丈夫!平気だから下ろして!」
ソーニャ「馬鹿いうな。顔が真っ赤だぞ。大丈夫じゃないだろ。」
などと言い合ってるうちに教室を出て、人通りの多い廊下に出る。
それまで自分たちの会話に夢中になっていた生徒たちが驚いた顔をこっちに向けてくる。
ソーニャはまるで怯まずにずんずんと廊下を進む。
やすなはソーニャの胸元あたりに赤い顔を埋めている。
二人が通った後には、わさわさと噂話の花が咲く。
73 = 63 :
どしたのわさわさwww
76 :
わさわさしてきたwww
77 :
ソーニャがやけに優しいのが気になるけどすごくいい
78 :
わさわさしてきたぜ
79 = 63 :
80 = 1 :
保健室の先生に学年、クラス、氏名、事情を説明し、ベッドの使用許可を得る。
室内の奥まった方にあるベッドに、室内シューズと上着を脱がせたやすなをそっと寝かせる。
白いカーテンをしゃっと閉め、薄い布団を胸元まで掛ける。
上着は弁当と一緒にベッドの側のキャスター付き台の上に置く。
その間、やすなは無言。
ぷいっとソーニャと反対のほうへ顔を向けている。
ソーニャはどこかからパイプ椅子をもってくるとベッドの側に腰掛ける。
それから心配そうにやすなに声をかける。
ソーニャ「大丈夫か?」
やすな「大丈夫じゃないです」
ソーニャ「なに」
やすな「ソーニャちゃんに酷い事をされました・・・」
ソーニャ「な、なんだと」
やすな「嫌だって言ってるのに無理やり・・・」
ソーニャはそこで自分の行動を振り返る。
間違ったことはしていない筈だが・・・?
しばし二人は沈黙。
ソーニャ「そういえば、食欲はあるか?」
やすな「え?」
81 :
こ、これがあのキルミーベイベーだというのか・・・
82 = 1 :
キャスターの上の弁当に手を伸ばす。
親のお手製だというやすなの弁当をとり、再び言う。
ソーニャ「食欲あるか?食べられそうか?」
やすな「え、えっと・・・」
やすなはゴロリと半回転すると、横たわったままソーニャに視線を向ける。
髪が少し乱れている。
上目遣いのような感じで自分を見上げている。
ソーニャの動悸が少し速くなる。
ソーニャ「ど、どうなんだ?」
やすな「う、うん。お腹はすいたかな・・・」
ソーニャ「そ、そうか・・・開けるぞ」
ソーニャはやすなの弁当の蓋を開けた。
卵焼きやウィンナーといった定番のおかずが目に楽しい。
プラスチックの箸入れから箸をとりだす。
やすな「ありがと・・・」
と言いながら身を起こし、弁当を受け取ろうと手を伸ばす。
ソーニャが言う。
ソーニャ「それで・・・どれから食べたいんだ?」
84 = 1 :
ソーニャのもつ箸が弁当の上をうろうろする。
視線はもっとうろうろしている。
やすな「ど、どれからって?」
ソーニャ「さっき言っただろ。忘れたのか?」
そこでソーニャの心に羞恥がむらむらと湧いてくる。
自分のしている事、言っている事に耐えられなくなってくる。
ソーニャ「やっぱり自分で食え!」
と、やすなに弁当をぐいっと差し出す。
やすなは思い出す。
やすな「あ・・・。忘れてないよソーニャちゃん!食べさせてくれるんだよね?ね!」
と言われてソーニャはますます恥ずかしい気持ちになる。
ソーニャ「(さっきの私はなんて事を言ってしまったんだ!)」
ソーニャ「い、いや食べさせてやる、なんて言ってない」
やすな「言ったよ!絶対言った!お前は風邪引いてるからとか何とか・・・」
そこでやすなは言葉を切り、ちょっと考えた後に、いきなり「うぅ・・・」と唸る。
86 = 1 :
ソーニャ「どうした!」
やすな「うぅ・・・お箸をもつのも辛いかも・・・」
と、ベッドに深く身体を横たえる。
ソーニャ「大丈夫か・・・?」
やすな「ううん・・・全然ちっともまるで大丈夫じゃない・・・。だからソーニャちゃん、お弁当食べさせてよ」
ソーニャ「なに」
やすな「だめ?」
とやすなは言う。
ソーニャは何故か胸の鼓動が速くなる。
ソーニャは考える。
ソーニャ「(調子が悪いんじゃないのか?そんな時に食事なんかしたらますます気分が悪くなるんじゃないのか?
いやでも腹は減っているようだし、何か腹に入れたほうがいいのかもしれない。食欲はあるみたいだしな。
でも箸ももてないほどに気分が・・・。いや、だったら私が食べさせてやればいいんじゃないか。
そうだ、それでいいんじゃないか。いいんだ。やすなは食事をしたい、でも箸はもてない、と言っているんだ。
じゃあ私が食べさせてやる。これで一件落着だな。さっき私も食べさせてやろうかと自分で言ったしな。
ふぅ。まったく、やすなにも困ったものだな。面倒なやつめ)」
ソーニャ「わ、わかった。しょうがないから食べさせてやろう。ほら、口を開けろ」
やすな「うん!」
やすなは口を開ける。
87 = 8 :
ほら、これがいいのか?
90 = 85 :
いいですねえ
いいですねえ
91 = 1 :
やすな「いひゃひゃひひゃふ」
多分、いただきます、と言ったのだろう。
開かれた唇。
濃い赤色の舌。
影に覆われて黒っぽく見える歯。
その奥にみえる食道へと続く穴。
ソーニャは卵焼きを箸で摘んでやすなの口へと持っていく。
微かにプルプルと震えている。
口の中に入れようとしたが、狙いが少しずれてしまい、箸の先がやすなの歯に接触する。
カチ、と小さな音が聞こえたような気がする。
冷えた卵焼きがやすなの唇にあたる。
やすなが口を閉じる。
唇が卵焼きを挟む。
ソーニャが箸を引く、卵焼きはやすなの口内へと消えていく。
もぐもぐ、とやすなが咀嚼する。
ごっくん、とやすなが嚥下する。
ソーニャはその様子をただボーっと眺めている。
やすなが言う。
やすな「次はウィンナーが食べたいな」
ソーニャ「あ。ああ、分かった・・・」
ソーニャの箸がウィンナーを摘んでやすなの口へと運ぶ。
箸を引くときに、箸がウィンナーと一緒に唇に挟まれる。
少し力を込めて引き抜く時の、ぬるりとした感触とやすなの唇の柔らかさ。
94 = 1 :
やすな「ごちそうさまでした」
弁当の中身が綺麗に無くなる。
ソーニャは弁当箱を片付けると、パイプ椅子に深く体重を預ける。
ソーニャ「(なんだか・・・疲れた。何故だ・・・)」
ソーニャがぼんやりと考え込んでいるとやすなが言う。
やすな「ソーニャちゃんって上手だね」
ソーニャ「何がだ」
やすな「その・・・食べさせてくれるの」
ソーニャ「そ、そうか?」
やすな「うん・・・ありがとね」
ソーニャ「・・・。別に。気にするな」
なんとなくソーニャはやすなから視線を逸らして天井のほうを向いた。
保健室の天井についた染みを眺める。
だからやすなの視線がキャスターに向けられているのに気づかない。
やすな「だからね、今度は私が食べさせてあげるね」
ソーニャ「は?」
やすながベッドから身を乗り出してキャスターの上に手を伸ばす。
ソーニャの弁当が入った袋をがしっと掴む。
中から惣菜パンを取り出す。
袋を開ける。
言う。
やすな「はい、あーん」
95 :
97 = 1 :
袋の口からパンの先っちょが飛び出し、それがソーニャの口元に接近してくる。
ソーニャは固まっている。
呆けたように口は半ば開けられている。
ソーニャ「(この馬鹿は今なんて言った。『私が食べさせてあげる』だと?それは
どういう意味だ?やすながパンを手に持って私に食べさせるとか、そういう意味なんだろうか。
いや、まさか、でもな。でもそう言ったんだし、事実、やすなは私が今朝コンビニで買ったパンを)」
と、そこまで考えたところでソーニャの口にパンが押し込まれる。
あんまりにもいきなりだったので思わず咽そうになる。
が、ぐっと堪えて、口の中いっぱいのパンをもぐもぐと噛み砕く。
何とかごっくんと飲み込む。
やすな「どう?おいしい?」
苦しくて味は分からないし、返事もできない。
だから取り合えず、相手が風邪の身だという事も忘れてパンチを放つ。
やすな「なんで!?」
パンを持ったまま、やすなはベッドに撃沈する。
98 = 2 :
やるならはよはよ
99 :
久しぶりのキルミーベイベーやったぜ!!!
100 :
ギギギ・・・
みんなの評価 : ○
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