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    元スレ京太郎「咲は高校には進学しなかったのか…」咲「家が貧しいから…」

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    851 :

    京豚はせめて速報から出てこないでください

    852 = 851 :

    京太郎「今何してんだ・・・?」

    「龍門渕さんっていうお金持ちさんのお屋敷で住み込みで奉公してるんだ。あ、でも、そこのお嬢様がいい人でね、高校に通わせてくれるって」

    京太郎「そうか。よかったな、咲」

    「うん。それじゃ私、お嬢様に頼まれた雑誌買っていかないといけないからまたね」

    京太郎「おう」

    京太郎(この時の俺は考えもしなかった・・・。咲が金持ちの屋敷でナニをさせられていたのかだなんて・・・)

    853 = 851 :

    「お待たせしました、透華お嬢様」

    透華「家の者がいない場所ではそんな堅苦しい呼び方しなくていいんですわよ」

    「そうそう」

    透華「咲は私より年下なのですから、透華お姉ちゃん、でいいですわ」

    「なっ!?」

    「あはは・・・」

    「で、何買ってきてもらったの?」

    透華「ウィークリー麻雀トゥデイ!ですわ!」

    854 = 851 :

    「あの、お釣り・・・」

    透華「お小遣いに取っておきなさい」ガサガサ

    「えぇ!?こんなにいっぱいいいんですか?」

    「咲は大げさだなあ。たかだか数百円くらいで」

    (えへへ、今度お菓子を買おう・・・)

    透華「また原村和がこんなに大きく取り上げられて・・・。許せませんわ!」

    「ああ、原村和の特集記事組まれてたんだ」

    855 = 851 :

    「原村和さん・・・ですか?」

    透華「ああ、咲は麻雀をしないから知らなかったんですわね」

    「私たち麻雀をしてる同年代の中では有名だよ。全中時代は優勝もしてるしね」

    「へぇ、そうなんですか」

    透華「咲と同学年なら原村和、あとは三年生ですけど宮永照さんや佐々野いちごさんなんかが有名ですわね」

    「うわわ、雑誌でこんなに取り扱われてるなんてアイドルみたいですね」

    「まあね」

    856 = 851 :

    「それにしても随分離れたところまで運んでいくんですね」

    「ええ。麻雀をするときは衣様のところですることが多いからですね」

    「衣様・・・?そういえばたまに聞く名前だけど、もしかして透華お嬢様の姉妹か何かなんですか?」

    「ええ、そんな感じです。あ、着きました。この部屋ですね」

    「うわ・・・何ここ・・・」カタカタ…

    「咲ちゃん・・・?どうかしたんですか?」

    「歩さんは何も感じないの・・・?」ブルブル…

    「ええ、特に何も・・・?もしかして気分悪いの?私が運んでくるから待ってて」

    「すみません・・・」

    857 = 851 :

    (あ、雑誌・・・。透華さん置き忘れたんだ。お姉ちゃん載ってないかな・・・)

    ペラ・・・  ペラペラ・・・・・・

    (この人が原村和さん・・・か・・・。綺麗な人だな・・・。まるでグラビアアイドルみたい・・・)

    「あ、咲さん」

    「歩さん。どうかしたんですか?」

    858 = 851 :

    透華「・・・・・・・・・」

    「・・・・・・・・・」

    「・・・・・・・・・」

    智紀「Zzz・・・」

    「Zzz・・・」

    「Zzz・・・」

    透華(何だか・・・)

    (これはちょっと・・・)

    (違うような気がする・・・)

    そして、二回戦が始まる日を迎えたのであった

    859 :

    無駄に書き込むのやめろ
    スレ潰れる

    860 :

    >>859
    潰そうとしてんだろ

    861 = 851 :

    「ほう、今日の菓子はパンか。人数分全て模様が違うな。歩、ご苦労であった」

    「いえ、当然のことです」

    透華「それにしてもよく人数分のお菓子とカップ等をここまで運んでこられましたわね」

    「うん。いつもならおっことしちゃうのに」

    「ええ、それなら咲ちゃ・・・いえ、咲さんが途中まで運ぶのを手伝ってくれましたので」

    862 = 851 :

    >>860
    そんなことないよ^^

    863 = 849 :

    864 = 837 :

    長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
    ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
    パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
    今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
    皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
    少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
    長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
    またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
    皆さんお疲れ様でした!

    865 :

    866 = 846 :

    みほこーみほこー

    867 = 727 :

    京太郎「えっと、そのだな、だから俺の中でのお前は教室の隅で本を読んでる大人しい女の子のままで・・・。だから、その・・・///」

    「京ちゃん・・・?」

    京太郎「あぁ~~~~~っ、クソッ、誰かの見てる前で告白とかできるかチクショウ!」

    智紀「・・・・・・・・・」フリフリ

    「・・・?(沢村さんが手を振ってる。試合もうすぐなのかな?)」

    京太郎「この試合、頑張ってくれ!応援してるから!それじゃ俺はこれで!」

    「うん。頑張るね」ニコッ

    京太郎「・・・あ、ああ、頑張れよ」

    871 = 727 :

    鶴賀学園先鋒 津山睦月

    千曲東高校先鋒 土屋由理

    龍門渕高校先鋒 宮永咲

    沢村高校 モブ顔の少女B

    実況『各選手が卓に着きました。あと数十秒で決勝戦の第一戦の火蓋が切って落とされます』

    (全国でお姉ちゃんに会うんだ・・・。そして、お世話になっている龍門渕の皆さんの為にもこの試合負けられない!)ゴッ

    藤田『へぇ・・・。顔付きが変わった・・・。これはもしかすると・・・』

    872 = 742 :

    京太郎はとりあえず優希と一緒に純君慰めてやれよ

    873 = 744 :

    先鋒で飛ばしちゃうのか

    874 = 727 :

    睦月(無名の鶴賀が決勝まで来れたのは加治木先輩の采配と蒲原部長のおかげ・・・。私は二年だから知っている・・・。蒲原部長と加治木先輩がどれほどこの舞台を待ち望んでいたか・・・)





    一年前

    蒲原「へぇ、津山睦月っていうのか。じゃあむっきーだな。よろしくな」

    睦月「は、はい」

    加治木「蒲原、少し馴れ馴れしいぞ」

    睦月「いえ、問題ありません」

    蒲原「そうだぞユミちん。あ、ちなみに私が部長だからな」

    加治木「幽霊部員がほとんどで、実質私とお前しかいないこの部でその肩書きに意味はないと思うがな」

    睦月「よろしくお願いします」

    875 = 727 :

    蒲原「ワハハー、今日もむっきーは早いな」

    睦月「はい。一年なので当たり前です」

    蒲原「固いなー、むっきーは」

    加治木「お前がゆるすぎるだけだ、蒲原」

    蒲原「言うねえ、ユミちん」

    睦月「それで、三人しかいませんけど練習はどうするんですか?三麻ですか?」

    加治木「そうだな。今までは蒲原と二人だったから、ネット麻雀とかをしていた。たまに人間を集めて四人で実際に打ったりもしていたが、それは珍しい部類だ」

    睦月「なるほど」

    876 = 727 :

    蒲原「そういうわけで、今日は外に行くぞ」

    加治木「ん?どうしてそうなる」

    蒲原「むっきーの新入生歓迎会さ。いいだろ?」

    加治木「仕方ないなお前は。本当は練習したくないだけなんじゃないか?」

    蒲原「ワハハー、バレたか」

    睦月(部長は真面目で頭の固い私をいつも引っ張ってきてくれた。私が部に馴染めるよう気を使ってくれた・・・)

    877 = 738 :

    はやくから頑張ってんな

    878 = 865 :

    むっきーて2年じゃなかったっけ?

    879 :

    一年前じゃね

    880 = 727 :

    蒲原「この川にスルメを結んだ糸を垂らすとザリガニが釣れるんだ。むっきー、やってみ」

    睦月「はいっ!」タラーッ

    加治木「おっ、釣れたぞ!」

    蒲原「何だかんだいってユミちんもノリノリじゃないか」

    加治木「う、うるさい」

    睦月「ふふっ」

    蒲原「お、今むっきーが笑ったぞ」

    加治木「何?それは本当か!?」

    睦月「え?何でそんなに驚くんですか?」

    蒲原「ユミちんもむっきーを気にかけてたってことさ。ワハハ」

    加治木「む・・・、蒲原の奴・・・///」

    881 = 727 :

    蒲原「この場合はこの牌を捨てる」

    睦月「そうなんですか?」

    蒲原「ワハハ、そうなんだよむっきー」

    加治木「どれどれ・・・。そうだな、蒲原の言う通りだ。まあ、実際に打つと運も絡むから何ともいえないが、この場合この牌を捨てて縺阪k譁・ュを狙いに行くのが上策といえるだろうな」

    睦月「さすが蒲原部長・・・。普段何にも考えてなさそうなのに意外です」

    蒲原「ワハハ、むっきーも言うようになったじゃないか」

    加治木「ふっ、実際そうだからな」

    蒲原「ユミちんも手厳しいな」

    睦月(麻雀も、遊ぶのも、ずっと一緒だった・・・)

    882 = 837 :

    (霞「咲の魅力はキャラクターの多さなの」

    「様々な人が、色々なキャラクターを好きになっているわ」

    「それを欲望のために汚すような行為は、当然反感を買うことになるのよ」

    小蒔「じゃあ、こんなしょうもないSSのために永水女子を使ってファンの感情を汚していいんですか!?」


    初美「ふんふむ」)

    883 = 727 :

    加治木「来年は私たちも三年か・・・」

    蒲原「うん・・・」

    加治木「団体戦すら出れないまま睦月にこの部の全てを託すのは申し訳ない・・・」

    蒲原「まあなー。私たち自身大会に出れるのは最後だってのもある。だけど、私たちがいなくなればむっきーは一人だ・・・」

    加治木「ああ。なんとか部の体裁を整えてから睦月に全てを残してやりたい」

    蒲原「何、今回も新しく部員が入ってくれるさ。いざとなれば私の幼馴染を無理矢理にでも引っ張ってくる」

    加治木「おいおい、強引だな・・・」

    885 = 851 :

    京太郎「えっと、そのだな、だから俺の中でのお前は教室の隅で本を読んでる大人しい女の子のままで・・・。だから、その・・・///」

    「京ちゃん・・・?」

    京太郎「あぁ~~~~~っ、クソッ、誰かの見てる前で告白とかできるかチクショウ!」

    智紀「・・・・・・・・・」フリフリ

    「・・・?(沢村さんが手を振ってる。試合もうすぐなのかな?)」

    京太郎「この試合、頑張ってくれ!応援してるから!それじゃ俺はこれで!」

    「うん。頑張るね」ニコッ

    京太郎「・・・あ、ああ、頑張れよ」

    886 = 727 :

    蒲原「ん・・・?むっきー、どうしたんだ?そんなとこに立ってたら寒いだろ?早く部室に入れ」

    睦月「はい・・・」

    加治木「まだ寒いんだから部室の前で立ってるバカがいるか」

    睦月「いえ、何か話しているようだったので邪魔になるかと思って・・・」

    蒲原「ワハハ、むっきーが邪魔になるわけないだろ」

    加治木「むしろ蒲原が練習の邪魔をすることが多い」

    睦月「ふふっ・・・。ですね」

    蒲原「むきーっ!」

    睦月(自分達のことよりも私の事を考えて、心配してくれた部長に加治木先輩・・・。二人の為にも、絶対に負けられない・・・。二人の番までまで必ず繋いでみせる・・・!)

    887 = 744 :

    フラグ建ててるな~

    888 :

    回想は…

    889 = 727 :

    「カン」

    睦月(リーチすらしてないのに無策にカンをするなんて、この一年素人なのか・・・?)

    「も一個カン!」

    睦月(えっ・・・?)

    「も一個カン!」

    睦月「なっ・・・!?」

    「嶺上開花・・・数えで32000です」

    土屋由理「はい・・・」ジャラッ

    睦月「なん・・・だと・・・」

    890 = 768 :

    ワハハ…

    891 = 851 :

    「カン」

    睦月(リーチすらしてないのに無策にカンをするなんて、この一年素人なのか・・・?)

    「も一個カン!」

    睦月(えっ・・・?)

    「も一個カン!」

    睦月「なっ・・・!?」

    「嶺上開花・・・数えで32000です」

    土屋由理「はい・・・」ジャラッ

    睦月「なん・・・だと・・・」

    892 = 851 :

    読んでみたら割と面白かった

    893 = 727 :

    その後も咲による蹂躙は続いた

    「ツモです」

    モブ顔の少女B「どうぞ・・・」ジャラッ

    睦月(そんな・・・。あの子は一体何なんだ・・・!?私は部長や加治木先輩に繋ぐことさえできればいいのに、何で邪魔するんだ・・・!)




    透華「咲ったらツイてますわね」

    智紀「相手は何もできずに死ぬ」

    「こらこらこら。でも、今日の咲はすごいね・・・」

    「かっこいいです・・・///」

    「今の咲はもう十分あの頃を超えている。衣たちと打ったあの頃よりもな」

    894 = 727 :

    実況『龍門渕の宮永選手!ここで沢村高校のモブ顔の少女Bを飛ばして試合終了です!』

    「ありがとうございました」

    睦月(そんな・・・。何もできなかった・・・)

    藤田『これはすごいな・・・。龍門渕は天江衣並みの人材を新たに獲得していたとは・・・。しかし、これほどの選手をどこで発掘してきたのやら』

    実況『優勝は龍門渕高校。時点で鶴賀女子、そして千曲東高校と続きます』




    京太郎「咲・・・良かった・・・」

    895 = 738 :

    末原さんが本気だす
    と思ったけどポジション違った

    896 = 727 :

    智紀「お疲れ様」

    「すごかったよ咲。おめでとう」

    「ありがとうございます」

    「咲ちゃんが勝ってよかった・・・」

    透華「全然よくありませんわ!」

    「えっ?」

    897 = 727 :

    透華「これでは私の見せ場がまったくありませんもの」

    「あはは・・・」

    「咲、今の試合なかなかのものであった」

    「ありがとう衣ちゃん」

    「今の咲と衣は打ちたくなった。智紀、一、あとで衣たちに付き合って欲しい」

    「うえぇ・・・まあいいけど、しんどそう・・・」

    智紀「任せて」

    898 = 744 :

    トラウマものだ…

    900 = 727 :

    睦月「すみません・・・蒲原部長・・・加治木先輩・・・」

    蒲原「あんなのが相手じゃ無理もないさ」

    加治木「ああ。むしろよく失点をあそこまで抑えられたものだ」

    睦月「でも、部長たちはこれが最後の大会で決勝だったのに・・・!私は・・・!」ポロポロ…

    「津山さん・・・」

    桃子「悪いのはあの龍門渕っすよ!空気読んで欲しいっすよ、まったく!」

    加治木「うわぁぁぁぁっ・・・・」


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