元スレ社長「うちでプロデューサをやってくれないかね?」モバP「」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
喫茶店
社長「すまないね オフの日に呼び出したりして」
モバP「いえいえ 社長には昔お世話様になったんで パフェそろそろ持ってきてくださーい!!」
社長「実は君に頼み……というか相談があってね」
モバP「ふぁいふぁい」モシャモシャ
社長「私がアイドル事務所をやっているのは知っていると思うんだが」
モバP「あんまり名前聞きませんけどね」
社長「今までプロデューサー1人でアイドルを20人ぐらい掛け持ちしてもらっていたからね」
モバP「ブラックですね」
社長「そのプロデューサーがアイドルを連れて余所に移籍してしまった」
モバP「自業自得ですどうもありがとうございました パフェまだですかー!?」
3 = 1 :
社長「頼むよきみぃ! 今事務所に事務員1人しかいないんだよぉ!!」
モバP「とりあえず所属アイドルの履歴などがあれば欲しいんですが」
社長「もちろん! 用意してある」サッ
モバP「ふむふむ」ペラペラ
社長「どうかね?」
モバP「この大きな×印があるアイドルは?」
社長「元Pに引き抜かれた子達だ」
モバP「なるほど」フム
4 = 1 :
モバP「このアイドルたちの大半は自宅待機ですか?」
社長「まあそんな感じかな」スッ
モバP「社長?」ギロッ
社長「いやね 元Pくんは優しくて人望だけはあってね その……」
モバP「元Pがいなければアイドルやりたくないって子たちばかりですか はいはい」
社長「なぜこんなことに……」
モバP「身から出た錆ですね パフェー!!」バンバン
5 :
ちひろ「潰れかけの零細プロダクションを乗っ取りましょう!
スタドリ1本買う毎にプロデューサーさんの株保有率が増加していきますよ!」
6 :
元Pクズですやん
7 :
どんだけパフェ食いたいんだよ
8 = 1 :
三船「遅れて申し訳ありませんでした こちらがご注文のパフェです」
モバP「ありがとう 別に怒ってないですよはいはい それで社長」
社長「なんだい?」
モバP「そこの彼女……三船さんね 彼女をアイドルとして売り出すと仮定した場合 どんな売り出し方にしたらいいと思いますか?」
三船「えっ!?」
社長「いきなりだね」
モバP「参考までにです」
社長「ふむ 彼女はスタイルも良い それに美人ときているからグラビア方面から売り出すかな」
三船「えっ!? あのその……///」カァァ
社長「君ならどう売り出すのかね」
モバP「大体社長と一緒です まずは水着を着せます そうですね ボレロなんてどうでしょうか? 似合うと思うんですけど」
三船「」カオマッカ
モバP「その後 有名監督の枕に出しますね」
社長「」
三船「」
10 = 1 :
モバP「もちろん 枕っていうのは肉体関係です」
社長「」
モバP「僕のコネで三船さんのような女性なら5人は確実に釣れます」
三船「」
モバP「まずはそうですね 緊縛趣味の映画監督なんてどうでしょう? 翌日には三船さん主演の映画の製作が発表されます」
モバP「そこからはバラ色の――
バッチーン
モバP「というのは冗談です 茶目っ気です」ヒリヒリ
社長「叩かれてから言われてもねぇ」
モバP「お金がない事務所の案の1つとして出しただけです」
社長「私としては出来るだけそっちの方向は……ねぇ?」
モバP「確かに 弱小事務所が不用意にそんな真似しようものならマスコミ先生に速攻で潰されますよ」
社長「ではどうしたらいいのかね?」
モバP「ここから真面目な話をしてもいいですか?」
社長「私としては最初から真面目に話してもらいたかったんだが」
11 = 1 :
モバP「僕は凡人を地で行ってしまう人なんで3人ぐらいを集中的にプロデュースしますけど問題はありませんね?」
社長「ないよ 流石に枕などは止めるが」
モバP「倒産しない程度にお金を使いますけど」
社長「それも……事務員のちひろくんと相談してなら」
モバP「僕がとってくる仕事とかドン引きレベルでも」
社長「責任は私が……」
モバP「最後に 止めてしまった元Pの名前を聞いてもいいですか?」
社長「赤羽根くんのことかね?」
モバP「じゃあ色々準備などがあるので 一週間後に会いましょう」ガタッ
社長「よろしく頼むよ パッションくん」
12 :
赤羽根かと思ったら赤羽根だった
13 :
このPは禿げてるのか
14 :
なんだ
ハゲか
おっおっ
16 :
んー!!んー!!
17 :
お前らのせいでパッション屋良にしか見えなくなった
18 = 1 :
事務所
ルキトレ「ちひろさん 暇ですねー」
ちひろ「暇ならそこのスタドリとハーフボトルに入れ替える作業をお願いします 1個0,001モバコインです」スッ
ルキトレ「お姉ちゃんたちは仕事一杯なのに 学生の内から内職するなんて」トクトク
ちひろ「私もエサデューサーがいないと収入源が……」
ルキトレ・ちひろ「「はぁ~~~」」
社長「諸君! 元気かね!!」バタン
ちひろ「社長がガチャチケ買ってくれたら」
ルキトレ「私を使ってくれるプロデューサーがいるなら」
社長「そんな君たちに朗報だよ!! 新しいプロデューサーだ!!」
ちひろ「あぁ はいはい この前もそれで3日続かなかったじゃないですかー」
社長「それは君がRしか出ないチケットを押し付けるからじゃあ……」
ちひろ「やよいちゃんは天使です!!」
19 :
枕やって大成する奴はいないだろ。
使い潰すだけならありかもしれないが。
枕しないと仕事もらえない程度なわけだし。
20 = 1 :
ルキトレ「それで新しいプロデューサーって」
社長「暇な君がなぜいるのか聞くのは邪推だね ではモバP改めPPくん 挨拶を――
PP「おはようございます PPです みんなよろしくしてやってください」
社長「彼は元――
ちひろ「社長」
社長「なんだね ちひろくん」
ちひろ「幸薄そうなのでチェンジで」
社長「君はもうちょっと中身でね」
PP「いいですよ社長 取り敢えずアイドルの説得に行きたいんですけど……」スッ
ルキトレ「……?」
PP「女の子の家に男1人っていうのもあれなんで 彼女も連れて行っていいですか?」
ルキトレ「私ですか!?」ビクッ
22 = 1 :
社長「う~ん まあいいんじゃないかな」
ルキトレ「社長さん!?」
PP「じゃあ行きましょうか え~と……」
ルキトレ「ルーキートレーナーです」
PP「ルキトレちゃんね 君車の運転出切る?」
ルキトレ「一応……とったばかりですけど」
PP「それはいい 社長 彼女たちの住所は?」
社長「ちひろくん」
ちひろ「1000モバコインになります♪」
社長「ちひろくん!!」
ちひろ「そこの机の上にありますよー」
PP「じゃあ行ってきます」スタスタ
ルキトレ「いってきます」
社長「いってらっしゃい」ハァ
24 = 1 :
PP「まずは双葉杏です」
ルキトレ「杏ちゃんですか」
PP「北海道から1人で出てきて1人暮らしだとか」
ルキトレ「そうらしいですね 赤羽根さんが熱心に勧誘してきたって聞いてます」
PP「アイドルになりたかった理由が印税で暮らしたいからとか舐めてますね」
ルキトレ「それも夢っていうんじゃないですかね」オズオズ
PP「楽に稼ぎたいなら今頃担当アイドル全員枕に送ってますよ」
ルキトレ「枕……アイドルの抱き枕って儲かるんですか?」
PP「儲かるんじゃないです」
ルキトレ「……あの 1つ聞いてもいいですか?」
PP「なんでしょうか?」
ルキトレ「その頭の被り物は……」
PP「Pヘッド PP仕様 素顔を他人に見られたら死ななくちゃならないので気をつけてください」
ルキトレ「……はい」
25 = 1 :
ピンポーン
ルキトレ「出て来ませんね」
PP「とりあえずドア越しに説得してみましょう ルキトレちゃんお願いします」
ルキトレ「私がですか!?」
PP「気心がしれた仲なら大丈夫です さあ」
ルキトレ「杏ちゃん! 私ですよ みんなのお姉さんるきと――『ドンッ』ひぃっ!?」
PP「ドアドンやられましたね 流石みんなのお姉さん(笑)」
ルキトレ「そんなこと言うならPPさんがやってくださいよぉ!!」
PP「ルキトレちゃんがお姉さん(笑)をやっている間に鍵を見つけておきました 犯人は郵便ポストです」
ルキトレ「それなら最初に探しましょうよ!!」
27 = 1 :
PP「失礼しまーす PPくんとみんなのお姉さんですよー」
ルキトレ「杏ちゃんいるー」
杏「なに? 杏になにか用?」ポチポチ
PP「モバプロで新しくプロデューサーをやることになったPPです 今日は挨拶に来たんだけど」
杏「ふ~ん」カチャカチャ
PP「部屋くっさいね ゴキブリ育てて火星に行く準備でもしてるの?」
杏「」カチカチ
PP「無視? 1人でゲームやってて楽しいの?」
杏「」カチカチ
PP「1人の部屋なのにゲーム機にはコントローラーが2つ 彼氏と一緒にやるのかな?」
PP「それとも赤羽根くんと――
杏「……れょ」
PP「声小さくて聞こえませーん」
杏「帰れって言ってんの!!」ガシャン
28 = 1 :
PP「追い出されちゃった」
ルキトレ「説得しに来たのに怒らせてどうするんですか!?」
PP「今日はまだ時間もあるし 次行きましょうか」
ルキトレ「いいんですか! 杏ちゃんはあのままで!!」
PP「だって彼女聞く気0じゃないですか 猿と会話したいんなら動物園にでも言ったらどうです?」
ルキトレ「」プルプル
PP「最初から説得できるなんて思ってませんよ 今日は彼女を見に来ただけです」
ルキトレ「見に来たって」
PP「ぶっちゃけ アイドルとしての適正を見に来ただけです」
ルキトレ「それでどうだったんですか?」
PP「糞ですね 赤羽根くんが連れて行かなかったのがよくわかるアイドルです」
29 :
ところで赤羽根って何?
30 = 1 :
PP「次は村上巴ちゃんのお家ですけど その前に寄ってもらいたいところがあります」
ルキトレ「私に運転させてなにを暢気な」
PP「あっ そこのお店です その隣のアダルトショップじゃなくて」
ルキトレ「わかってますよ!!」
PP「それじゃあ ちょっと買い物に行ってきますが くれぐれもアダルトショップには入らないように」
ルキトレ「早く行って来てください!!」
PP「買い物も終わったんで次行きましょうか」
ルキトレ「随分大きな買い物をしたんですね」
PP「在庫があってよかったです 今は中々ないですから」
31 = 1 :
投下してから気づいたけど 一日で広島は無理があるね
訂正してくるから待って
32 = 1 :
>>30修正
PP「次は村上巴ちゃんのお家ですけど そっちは明日にして寄ってもらいたいところがあります」
ルキトレ「私に運転させてなにを暢気な」
PP「あっ そこのお店です その隣のアダルトショップじゃなくて」
ルキトレ「わかってますよ!!」
PP「それじゃあ ちょっと買い物に行ってきますが くれぐれもアダルトショップには入らないように」
ルキトレ「早く行って来てください!!」
PP「買い物も終わったんで次行きましょうか」
ルキトレ「随分大きな買い物をしたんですね」
PP「在庫があってよかったです 今は中々ないですから」
33 :
④
>>29
アイマスのアニメ版プロデューサー
34 = 1 :
PP「じゃあ今日はこれで終わりで そこで降ろしてください」
ルキトレ「はい」
PP「明日は朝の3時から広島の実家の方に向かうんで 事務所集合時間厳守」
ルキトレ「私が行くのはもう決定事項なんですね」
PP「今日頑張ってくれたルキトレちゃんにさっき買ったものを差し上げましょう」
ルキトレ「いいんですか?」
PP「今日は寝ないつもりで頑張ってください」
トレーナー家
マストレ「珍しいな ルキトレがゲームをやるなんて」
ルキトレ「64 大乱闘だよお姉ちゃん」カチカチ
35 = 1 :
ルキトレ「っていうかお姉ちゃん聞いて!! そして2コンで対戦手伝って!!」
マストレ「まあ出来るからやるが それでなにか嫌なことでもあったのか」
ルキトレ「今日モバプロに新しいプロデューサーが来たの!!」ガチャガチャ
マストレ「そんな乱暴に扱うとスティックは直ぐに壊れるぞ」
マストレ「だがふむ 新しいプロデューサーか」
ルキトレ「その人がいい加減な人で!!」
マストレ「潔癖症は後が辛いぞ 赤羽根も割りといい加減だったしな」ハハハ
ルキトレ「あの人の方がまだマシなの!!」ガチャガチャ
マストレ「最近のゆとり という奴か アイドルも弛んでるのが多いからな」
ルキトレ「PPって人なんだけど!!」
マストレ「」
36 = 1 :
マストレ「あぁ 彼か 彼なのか 彼に目を付けられたのか我が妹は」
ルキトレ「お姉ちゃん知ってるの?」
マストレ「知ってるというか ふむ 1番馬鹿だと思う人間を思い浮かべてくれ」
ルキトレ「なにそれ?」
マストレ「その人間より10倍は馬鹿だと思ったほうがいい」
ルキトレ「」
マストレ「言ってることも正しい やってることも正しいがあれはなぁ」
ルキトレ「あの 絡まれた場合の対処法は……」
マストレ「諦めろ」
38 :
シエル
39 = 1 :
PP「広島だね」
ルキトレ「広島ですね」ファー
PP「眠いの?」
ルキトレ「3時からずっと運転してきましたから」
PP「それはどうでもいいんだけど」
ルキトレ「」
PP「巴ちゃんの家大きいですねー」
ルキトレ「建設関係って聞きましたけど」
PP「玄関に監視カメラ張ってる建設関係はないなー」
40 = 1 :
ピンポーン
『どちら様でしょうか?』
ルキトレ「私 モバプロの者なん――
『お帰りください』
ブツッ
PP「切られたね」
ルキトレ「どうしましょう」
PP「開けてください!!」
ドンドンドン!!
ルキトレ「ちょっと ドアを叩くのは迷惑なような……」
男「おぅ なんじゃおのれら うちに何か用けぇ?」
ルキトレ「」
41 :
これは湾に沈められる
42 = 1 :
PP「僕たちモバプロの者なんですけど尋ねに来たら出て来てくれなくて」
PP「せめてパフェの1つでも出してくれないと帰れなくて」
男「おどれらがうちのお嬢になにしたか忘れたんか!?」
PP「それは僕とは関係ありません 村上巴さんを出してください」
男「おんどれは――あひっ!?」バタリ
ルキトレ「ちょっとPPさん!?」
PP「プロデューサーたるもの いつ何時もアイドルを守れないといけません」
PP「スタンガンの1つぐらい持ってても不思議じゃないでしょ?」バチバチ
ルキトレ「そんなプロデューサー聞いたことないです!!」
PP「監視カメラで見てたみたいだし そろそろ入れてくれませんか? スタンガンの電源が切れる前に」ニコリ
44 = 1 :
ルキトレ「あの 家の中に入れたのはいいんですけど ここってもしかして」
PP「ヤの付く人たちが住んでそうだよね ワクワクしてこない?」
ルキトレ「心臓が破裂しそうです」
ドタドタ ガラッ
組長「アンタがモバプロの新しいプロデューサーか?」
PP「そうです」
組長「わしはもうアンタんとこの事務所とは手を切ったけん」
PP「でもお嬢さんをもう一度プロデュースしたくて」
組長「わしはな 巴を目に入れても痛くないと思ってるんや」
PP「きっとアイドルとして大成しますよ」
男「親父! うちこの餓鬼沈めるけん!!」
組長「だまっとれ!!」
PP「あっ! お父さんって呼んでいいですか?」
組長「アンタもや!!」
46 = 1 :
組長「赤羽根って餓鬼は巴を連れて行くとき任せろって言ったんや それを使うだけ使われ捨てられた娘の気持ちがわかるけ?」
組長「あの娘はホンマに赤羽根を慕っとったんじゃ」
PP「つまり けじめが欲しいってことですか? ルキトレちゃん 爪切り持ってない?」
ルキトレ「十徳の爪切りならあるけど」スッ
PP「指は営業の際の体裁が悪いんで爪で勘弁してください」ベリベリ
ルキトレ「ちょっとPPさん なにしてるんですか!?」
PP「今のが赤羽根の後始末です 後はお父さんの分と巴ちゃんの分で2枚で」
組長「もうええ!! やめんか!! 誰かこいつを止めるんじゃ!!」
47 = 12 :
剥がしたのか・・・
48 = 41 :
ひぃっ!
49 :
痛い痛い
50 :
読んでるだけでいたくなってきた
みんなの評価 : ○
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