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元スレ兄「やべっ妹落とした……」
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減った1割ぶん他の成分が混入するとでも思ってくれ
妹10:0他
妹 9:1他
妹 8:2他
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説明不足でごめんよ
妹10:0他
妹 9:1他
妹 8:2他
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説明不足でごめんよ
兄「これ以上妹が減ったら、本当に妹じゃなくなってしまうかもしれない」
兄「今日の首輪は完璧だとおもったんだけどなぁ」
妹「残念ですね。気を落とさず」
兄「あっ、応援ありがとうございます」
兄「しかし、なんでリードが切られていたんだ。結局あのサラリーマンの人に妹を譲るはめになってしまった。ぐむう」
兄「今日の首輪は完璧だとおもったんだけどなぁ」
妹「残念ですね。気を落とさず」
兄「あっ、応援ありがとうございます」
兄「しかし、なんでリードが切られていたんだ。結局あのサラリーマンの人に妹を譲るはめになってしまった。ぐむう」
――翌日
兄「確かめるには行動あるのみ」
妹「また首輪するんですか?」
兄「うむ」
妹「ちょっと恥ずかしいかな、なんて」
兄「申し訳ありませんががまんしてください」
兄「確かめるには行動あるのみ」
妹「また首輪するんですか?」
兄「うむ」
妹「ちょっと恥ずかしいかな、なんて」
兄「申し訳ありませんががまんしてください」
兄「5分後」
兄「やはりいなくなったか。リードもいつの間にか切られてるな」
兄「しかし今回の妹の首輪はGPSを仕込んであるスグレモノ」
兄「これでどこに行ったかはまるわかりだ」
兄「そう遠くないな、早速追いかけるぞ」
兄「やはりいなくなったか。リードもいつの間にか切られてるな」
兄「しかし今回の妹の首輪はGPSを仕込んであるスグレモノ」
兄「これでどこに行ったかはまるわかりだ」
兄「そう遠くないな、早速追いかけるぞ」
兄「あっ」
妹「あっお兄さん」
おじさん「やぁ、奇遇だね」
兄「おっと危ない、すみませんが、この妹はちゃんとぼくが持っています。落としてません」
おじさん「そうかい? もう落とさないように、気をつけるんだよ」
兄「もちろんです。おじさんの妹は見つかりましたか?」
おじさん「いやぁあの後すぐに見つかったはいいんだが、この前また落としちゃってね」
兄「おじさんもまた落としたんですか?」
妹「あっお兄さん」
おじさん「やぁ、奇遇だね」
兄「おっと危ない、すみませんが、この妹はちゃんとぼくが持っています。落としてません」
おじさん「そうかい? もう落とさないように、気をつけるんだよ」
兄「もちろんです。おじさんの妹は見つかりましたか?」
おじさん「いやぁあの後すぐに見つかったはいいんだが、この前また落としちゃってね」
兄「おじさんもまた落としたんですか?」
おじさん「君に偉そうに言えんなぁ。ははは」
兄「ぼくも見つけたら交番に届けますよ」
おじさん「よろしく頼むよ。そうすれば、君からもらった妹1割を返すことができるからね」
兄「そうですね、ぼくが見つければ……うん?」
警官『最近妹を落とした人が多くてね』
兄「あっ」
おじさん「どうしたんだい」
兄「ちくしょう、なんてこったさっさと帰るぞ妹よ」
兄「って、いなくなってるし!」
兄「ぼくも見つけたら交番に届けますよ」
おじさん「よろしく頼むよ。そうすれば、君からもらった妹1割を返すことができるからね」
兄「そうですね、ぼくが見つければ……うん?」
警官『最近妹を落とした人が多くてね』
兄「あっ」
おじさん「どうしたんだい」
兄「ちくしょう、なんてこったさっさと帰るぞ妹よ」
兄「って、いなくなってるし!」
おじさん「君の妹、またいなくなってるね」
兄「そうみたいですね」
おじさん「それじゃ早く探さないと」
兄「いえ、今回は諦めます」
おじさん「諦めるって、妹を?」
兄「はい、妹の前に探すものができました」
兄「そうみたいですね」
おじさん「それじゃ早く探さないと」
兄「いえ、今回は諦めます」
おじさん「諦めるって、妹を?」
兄「はい、妹の前に探すものができました」
――交番
兄「こんにちは」
警官「やぁ遅かったね。君の妹はもう――」
兄「その前に、こちらを」
他所妹「いえーい」
警官「うん? この妹は?」
兄「拾いました」
警官「なるほどね」
兄「こんにちは」
警官「やぁ遅かったね。君の妹はもう――」
兄「その前に、こちらを」
他所妹「いえーい」
警官「うん? この妹は?」
兄「拾いました」
警官「なるほどね」
警官「減った妹のぶんは、他から補ってもらうしかない、か」
兄「最近妹の落し物、多いみたいですから」
警官「実をいうと君の他にもよく来るよ。そういう考えの人」
兄「そうですか。やっぱり」
警官「なんだかんだ自分の妹が可愛いんだろうね。落とし妹をそのまま持っていかずに交番に届けてくれる人が多いのは喜ばしいことだけど」
兄「ぼくもそう思います」
他所妹「にゃーん」
兄「最近妹の落し物、多いみたいですから」
警官「実をいうと君の他にもよく来るよ。そういう考えの人」
兄「そうですか。やっぱり」
警官「なんだかんだ自分の妹が可愛いんだろうね。落とし妹をそのまま持っていかずに交番に届けてくれる人が多いのは喜ばしいことだけど」
兄「ぼくもそう思います」
他所妹「にゃーん」
兄「ということで今回の妹はプラスマイナス0で帰って来たぞ」
妹「いえーい、です」
母「もっと早く気付くべきだったわね」
兄「まぁ気づいても妹を拾えなきゃできないからね」
妹「いえーい、です」
母「もっと早く気付くべきだったわね」
兄「まぁ気づいても妹を拾えなきゃできないからね」
兄「そう、これじゃプラスマイナス0にしかならないのだ」
兄「プラスを大きくするにはどうするか」
兄「そもそも妹のリードが切られていた理由」
兄「たぶん、いやそうに違いない」
妹「お兄さん、お風呂あがりましたけど」
兄「入ります」
兄「プラスを大きくするにはどうするか」
兄「そもそも妹のリードが切られていた理由」
兄「たぶん、いやそうに違いない」
妹「お兄さん、お風呂あがりましたけど」
兄「入ります」
――そして1週間後
警官「また見つけたのかい?」
兄「はい。お願いします」
他所妹「にっしっし」
警官「これで7妹目か。よく見つけるよ」
兄(あれから3回妹を落としたから、これでもう8割妹だ)
警官「それじゃ確認お願いします
警官「また見つけたのかい?」
兄「はい。お願いします」
他所妹「にっしっし」
警官「これで7妹目か。よく見つけるよ」
兄(あれから3回妹を落としたから、これでもう8割妹だ)
警官「それじゃ確認お願いします
妹「兄さん兄さん」
警官「はい確認終わり」
兄「これ1割ですどうもありがとうございました」
警官「落とさないように気をつけるのも大事だよ」
兄「努力します」
警官「うーんまったく誠意が見えないな」
警官「はい確認終わり」
兄「これ1割ですどうもありがとうございました」
警官「落とさないように気をつけるのも大事だよ」
兄「努力します」
警官「うーんまったく誠意が見えないな」
母「最近調子いいじゃない」
兄「妹が妹に戻って来てるからね」
妹「兄さんや兄さんや」
兄「なんだい妹よ」
妹「最近迎えが遅くないですか」
兄「あー……あとちょっと待ってくれ。もうすぐ全部戻るから」
妹「約束ですよ」
兄「妹が妹に戻って来てるからね」
妹「兄さんや兄さんや」
兄「なんだい妹よ」
妹「最近迎えが遅くないですか」
兄「あー……あとちょっと待ってくれ。もうすぐ全部戻るから」
妹「約束ですよ」
――翌日
兄「こんにちは」
警官「……また妹かい?」
兄「はい、落し者です妹です」
他所妹「まうまう」
兄「それじゃ落とし主が見つかるまでぼくは外に」
警官「待ちなさい」
兄「こんにちは」
警官「……また妹かい?」
兄「はい、落し者です妹です」
他所妹「まうまう」
兄「それじゃ落とし主が見つかるまでぼくは外に」
警官「待ちなさい」
兄「はい?」
警官「その子はどうか知らないが、昨日君が届け出た妹、いたよね」
兄「はい。それがどうか」
警官「彼女の兄は、妹を落としていないらしい」
兄「どういうことですか」
警官「昨日、彼は妹を持って出かけてないそうなんだ」
警官「その子はどうか知らないが、昨日君が届け出た妹、いたよね」
兄「はい。それがどうか」
警官「彼女の兄は、妹を落としていないらしい」
兄「どういうことですか」
警官「昨日、彼は妹を持って出かけてないそうなんだ」
警官「一昨日には妹を持っていたと確認している。証人もいる……」
警官「つまり、妹は『紛失』ではなく『盗難』されたと言ってるんだ」
兄「なるほど、怖い話です」
警官「届け出としても紛失届けではなく盗難届けとして受け取っている」
警官「すまないが、少し話を聞いてもいいかな?」
兄「……」
警官「つまり、妹は『紛失』ではなく『盗難』されたと言ってるんだ」
兄「なるほど、怖い話です」
警官「届け出としても紛失届けではなく盗難届けとして受け取っている」
警官「すまないが、少し話を聞いてもいいかな?」
兄「……」
――
―
警官「どうしてこんなことをしたんだい?」
兄「妹をもとに戻すためです。仕方なくです」
警官「妹さんのせいにするのはよくないよ。君自身も後悔することになる」
兄「……はい」
兄「悔しかったんです」
警官「というと?」
―
警官「どうしてこんなことをしたんだい?」
兄「妹をもとに戻すためです。仕方なくです」
警官「妹さんのせいにするのはよくないよ。君自身も後悔することになる」
兄「……はい」
兄「悔しかったんです」
警官「というと?」
この理論だと最初に落とした人の妹を助けた人は
10割以上妹成分を持ってることにならないか
10割以上妹成分を持ってることにならないか
兄「ぼくの妹は、どんなに落としたくなくても、一瞬の隙をついてどこかに行ってしまう」
兄「最初はどうしてだかわかりませんでした。でも妹についた首輪のリードが切られていたのを見たとき、もしかしてって思いました」
兄「誰かが、僕の妹を盗んでいるんじゃないかって。妹を交番に連れて行って、何食わぬ顔で1割をせびっているんじゃないかって」
警官「考えすぎだとは、思わなかった?」
兄「思いました。けど、ぼくが思いつくことなら、きっと他のみんなも思いつくだろうとも思いました」
兄「最初はどうしてだかわかりませんでした。でも妹についた首輪のリードが切られていたのを見たとき、もしかしてって思いました」
兄「誰かが、僕の妹を盗んでいるんじゃないかって。妹を交番に連れて行って、何食わぬ顔で1割をせびっているんじゃないかって」
警官「考えすぎだとは、思わなかった?」
兄「思いました。けど、ぼくが思いつくことなら、きっと他のみんなも思いつくだろうとも思いました」
じゃあ妹がいない俺が他所妹を拾ったら妹が出来たりするんですかね(震え声)
兄「誰かが思いつくことなら、ぼくがやってもいいじゃないか。どうせそのうち、妹の盗みあいが始まるんだからって、思ったんです」
警官「……なるほど」
兄「うう」
警官「事情はわかった、けど妹盗みは重罪だ。懲役3年は覚悟しておいたほうがいい」
兄「……はい」
――
―
警官「……なるほど」
兄「うう」
警官「事情はわかった、けど妹盗みは重罪だ。懲役3年は覚悟しておいたほうがいい」
兄「……はい」
――
―
――しかしその後、彼には情状酌量の余地があるとされ、そこまで刑は重くならなかった。
――そもそも妹を紛失したのか盗難されたのかの判断は非常に難しい。今回の事件は、法の抜け目を明らかにしたとして、妹社会に波紋を呼んだ。
――罪を逃れることもできただろうが、潔く『自首』した彼に対して、減刑運動も起こり、ひとつの社会問題ともなった。
――そもそも妹を紛失したのか盗難されたのかの判断は非常に難しい。今回の事件は、法の抜け目を明らかにしたとして、妹社会に波紋を呼んだ。
――罪を逃れることもできただろうが、潔く『自首』した彼に対して、減刑運動も起こり、ひとつの社会問題ともなった。
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