元スレ森夏「私、タイムリープしてる…?」
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601 = 507 :
勇太「……俺はお前を助けたかった…」
勇太「……お前を助けるために……俺は…全ての条件を達成した……」
勇太「昨日……お前に俺から電話があっただろう…」
勇太「あの電話で……すべての条件は揃った……」
勇太「五月七日くみんに関するフラグが全て達成され……」
勇太「……お前の確定的な『死』は消えた……」
勇太「……結果それが…自らの命を落とす運命になるとは知らずにな…」
勇太「お前は2年前の冬の日……本当は事故で死んだ…」
勇太「俺はそんなお前を救いたくて……」
勇太「……未来から来たんだ…遠い先のな……」
勇太「未来ではな……タイムマシンの開発に世界中の国が力を上げている」
勇太「そして……一番最初にタイムマシン……いや、記憶跳躍術の発見をしたのが」
勇太「…………この俺なんだ……」
森夏「そ……そんなことって……」
602 :
なんと
604 :
おいおい、何だか凄い事になっちゃったぞ
605 = 507 :
勇太「……お前にとっては平凡で平坦な日常だったかもしれない…」
勇太「だがな……お前が今を…一分一秒……鼓動を刻んでいる……」
勇太「……そのありふれた日常こそが……俺にとっては……かけがえないのない時間なんだ…」
勇太「……何十年もの間…一度たりともお前を忘れたことはない」
勇太「………生きてくれ……森夏……」
森夏「ちょっと…!ねぇ……待ってよ……!!」
勇太「………これが……ベストエンドなんだ……」
「……あぁ……もう終わった……」
「……そろそろ時間だろう……」
「ひと思いにやってくれ……」
「「「パアァン!!!!」」」
勇太「うぐっ……!!」
「「「パアァン!!!!」」」
勇太「…………」
森夏「…………うそ……うそでしょ……?」
606 :
バタフライエフェクトを思い出した
607 = 510 :
くみんはなんなの
608 = 507 :
???「もしもし」
???「モリサマちゃん?聞こえてる?」
???「ごめんなさい……これが最善の選択なの……」
森夏「あんた……くみん…?」
くみん「そう」
森夏「あんた……よくも……よくも勇太を……」グスッ
くみん「私の話を聞いて!!全てに関わる大事なことなの!!」
森夏「……うぅ……うぅ……」グスグス
くみん「ごめんね……急に大きな声を出して……」
くみん「……それで…聞いた?富樫くんの話」
くみん「……さっきの話なんだけど……1つだけ間違いがあるの…」
くみん「富樫くんはこれがベストエンドって言ったかもしれない…」
くみん「でもこれは違う……ベストエンドじゃない……」
くみん「少なくとも……『私達がいた世界』のベストエンドじゃない……!
609 = 509 :
『私達が“いた”世界』
”いた”
なにがあったんだろうな
610 = 604 :
こーゆー系はあまり見た事無いせいかホントにwkwkする
ロボノとシュタゲ早く見てぇ
611 :
これは是非完結していただきたい
612 :
頼む・・・明日の朝まで残っててくれ・・・
613 = 507 :
森夏「グスッ……どういうこと……なの……?」
くみん「………この世界は……モリサマちゃんや私がいた世界じゃない…」
くみん「私達が今までいたのは『モリサマちゃんのループ世界』で……」
くみん「ここは『富樫くんのループ世界』なの……」
くみん「原因はわからないけど……私とモリサマちゃんが学校で会ったあの日の夜…」
くみん「何かが原因で私たちの意識は『富樫くんの世界』に取り込まれた…」
くみん「あの日の夜……何があったの…?」
森夏「…………あの日……」
森夏「…………あの日…私と勇太は……病院の屋上から……落ちた……」
森夏「……はずだった……」
森夏「気づいたら……季節は冬で…なぜか……小鳥遊さんもアンタもいなくて…」
614 = 508 :
ふむ
615 = 509 :
森夏のループ世界→マビノギオンからリープする世界
富樫のループ世界→死ぬはずだった森夏を助け、付き合った世界
六花のループ世界→アニメ中二病の世界
凸守のループ世界→富樫と映画行った世界
今のところはこんなもんか?
616 = 507 :
くみん「おそらく…………富樫くんが飛び降りた時に……富樫くんの世界に跳んだんだと思う…」
くみん「これが未来の富樫くんの記憶だったから……知らない未来があったの…」
森夏「だったら……なんで私は…勇太が跳んだ時気づかなかったの……?」
森夏「同じタイムリープなら……気づくはずよね…?」
くみん「それは…………モリサマちゃんが富樫くんの世界にとっての…中心であり」
くみん「富樫くんが………世界を支える存在だったから…」
くみん「富樫くんが……そう望んだから……!」
森夏「……よくわかんないわよ……」
くみん「……それでね……ここからが本題なんだけど……」
くみん「富樫くんという神がいなくなったこの世界は……もうすぐ崩壊する……」
617 = 604 :
な、なんだってー!?
618 = 606 :
お前が殺したんじゃないのか
619 = 510 :
えらいことなってきた
620 = 540 :
わくてか
621 = 507 :
くみん「……だから」
くみん「もう一度……もう一度だけ跳んで……!!」
くみん「戻るの……あの日に……!!」
くみん「思い出して!!モリサマちゃん!!あなたが一番最初に跳んだ日!!」
くみん「そこに答えがかならずあるはず!!」
くみん「もう時間がない!!モリサマちゃん…このままじゃ……あなたも私も……!!」ブツッ
森夏「………」
森夏「そんなこと……急に言われたって……」
森夏「どうすればいいのよっ!!!!」
森夏「私は……もう跳べないのよ……!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
森夏「…!始まったみたいね……」
623 = 507 :
森夏「……思い出す…思い出すの…!あの日のことを……!」
森夏「あの日は確か……中坊がマビノギオンを忘れていって……」
森夏「……帰る途中に思い出して……」
森夏「……一人で…部室に……」
森夏「!……そういえばあの時…!」
森夏「…何か……視線…誰かに見られていたような…」
森夏「ということは……あの時……誰かがあそこにいた……!」
森夏「………その人が誰かわかれば……」
森夏「ベストエンドに……たどり着ける……!!」
624 = 576 :
はいはい自分自身なんだろ?
625 = 507 :
森夏(…………)
森夏(……気持ちを落ち着かせて……)
森夏(……あの日に……あの日に跳ぶの……)
森夏(……いちか……ばちか…………やるしかない……!!)
森夏(……勇太……私に力を貸して……)
森夏(ついてきてよね……私の身体……!!)
森夏(……!!!!!)
森夏(いっっっけええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!)
──────
────
──
……
…………
………………
626 :
そこは
跳べよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおで
627 = 539 :
跳んだあああああああああ
628 = 507 :
森夏「…………」
森夏「………成功……したの…?」
森夏「……今は………2年前のあの日!!」
森夏「……成功……してる……!」
森夏「発作も……ない……」
森夏「よかった……」
629 = 519 :
跳べよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
630 = 507 :
───同日・朝・丹生谷宅───
森夏「行ってきます」
森夏母「あら…今日は随分早いのね?」
森夏「やらなくちゃいけないことが…あるから…」
森夏母「そう……いってらっしゃい」
───朝・電車内───
森夏(くみん……)
森夏(あんたを巻き込んだこと……どう考えても許されることじゃない……)
森夏(そんなことわかってる……だから……)
森夏(ここから先は……私一人で……ケリを付ける……!!)
631 = 510 :
森夏(33)「自分を騙せ!世界を騙せ!」
632 = 508 :
ふむ
633 = 507 :
───朝・部室───
森夏(…………)ガサガサッ
森夏(…!)
森夏「……あった…!」
森夏「ごめんねさい…でも……あんたにも……幸せになってほしいの……」
森夏「許してね……」
───朝・焼却炉───
森夏(……これで……これで大丈夫なはず……)
森夏(これさえなければ……くみんも……)
森夏(……ありがとう…………さようなら…………)
<『青いまくら』を処分しました。>
634 = 507 :
───同日・夕方・部室───
ピンポンパンポーン
放送「全校生徒は下校の時間になりました~。速やかに帰宅する準備をして……」
勇太「お、もうそんな時間か」
森夏「そうね…そろそろ帰りましょう…」
勇太「ほらっくみん先輩、起きてください」ユサユサ
くみん「ん……う~ん……」
勇太「ほら、帰りますよ」
635 = 510 :
>『青いまくら』を処分しました。>
アドベンチャーゲームしてるみたいだw
636 = 507 :
───夕方・昇降口前───
森夏「そういえば……」
勇太「どうした?」
森夏「マビノギオン忘れてきちゃったから、先に行ってて」
森夏「……それと教室にも寄りたいから…待たなくていいからね?」
勇太「え…?あぁ、わかった」
637 = 510 :
ほ
638 = 507 :
───同刻・部室───
森夏「……」
森夏(ぱっと見…中には誰も居ないわね……)
森夏「……となると」
ガラガラッ
森夏「ふぅ~、危ない危ない。せっかくのチャンスを棒に振るところだったわー(棒)」
森夏「マビノギオン無事回収!っと(棒)」
森夏「……さて」
森夏「…………隠れてるのはわかってるのよ…」
森夏「出て来なさい……」
ガチャッ、キー
森夏(掃除のロッカー…!やっぱり……誰かいる…!)
639 :
面白い
640 = 507 :
???「よ、よう……」
森夏「あ、あんた……!」
一色「べ、別に隠れる気はなかったんだけどよ…」
森夏「…………ただったのね…?」ボソッ
一色「え…?」
森夏「あんただったのね!?……黒幕は!!」
一色「え……ちょ、ちょっと待ってくれよ!!いきなりなんなんだよ!!」
森夏「こっちのセリフよ……」
641 :
やっぱりか一色市ね
642 = 510 :
一色しねええええええええええ
643 = 622 :
一色…………
644 = 507 :
ペラペラペラッ
森夏「……やっぱり…『記憶跳躍術』について書いてある……」
森夏「これを書いたの……あんたね…?」
一色「…………」
森夏「答えなさいよっ!!!!」
一色「……あぁ……そうだ……」
森夏「やっぱり……あんたが……」ジリジリ
一色「うわー!待て待て!わかった!事情を話すよ!だから痛いのはやめてくれ!」
森夏「……なんなのよ……事情って」
646 = 507 :
一色「俺もさ……それ書いたはいいけど……何のことかは全くわかんねぇんだ」
一色「今日の朝なんだけどさ………俺の机の中にラブレターが入ってて…」
一色「……それで中身を見たんだけど」
「昼、机、手紙」
一色「ってだけ書いてあってよ…」
一色「それで昼休みに机の中を見てみたらよ…新しい手紙があったんだ……」
森夏「そこには……なんて書いてあったのよ…」
「下記のものを放課後、秘密結社の部室にある厚手の冊子の1ページに写し書きしろ」
「このことは口外は厳禁」
「誰かに話したり気づかれたりすれば」
「お前の命はない」
647 :
六花が一番空気だな
でもおもしろい
648 = 507 :
一色「っていう文章の下にさっき写し書きした内容と俺の家の写真が入ってたんだ…」
一色「やるしかなかったんだよ……俺は……」
森夏「つまり……あんたは……誰かに頼まれてやってただけってこと?」
一色「そうだ…………だが……まだ俺の任務は終わってはいない…」
森夏「え…?」
一色「最後にこうも書いてあった……」
「もし誰かに知られたり見られた場合、その者を排除しろ」
「そのための道具を鞄の中に入れておいた」
森夏「その包丁……」
一色「……だから…丹生谷……死んでくれ……」ジリジリ
649 = 639 :
動機が弱いような
650 = 519 :
なんだ一色が死ねば解決するやん
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